カテゴリー別アーカイブ: 【☆ 妖性少年の性魔術研究記~身体で覚えるエッチな魔法~】

☆ 知らないお姉さんたちを助けたこと

 僕は天堂 晴陽兎(てんどう はやと)と言います。
 初級魔術学校を卒業し、上級魔術学院に入学する予定です。

 上級魔術学院には幼馴染みのお姉ちゃんがいます。(お姉ちゃん、といっても血は繋がってません)
 神好香(しずか)さんと言う人です。
 神好香お姉ちゃんのことは大好きです。
 でもお姉ちゃんが上級魔術学院に入学して、しばらく会えませんでした。

 僕が上級魔術学院に入学することを伝えると、お姉ちゃんが入学前に学院を案内してくれると連絡をくれました。
 そんなわけでうきうきして学院の寄宿舎まで来たのです。

 お姉ちゃんが待っているはずのエリアは深い森の中を歩いてゆきます。
 一応道はありますが、何か怪物が出ても不思議では無い感じです。
 学院のエリアなのでそんなことは無いでしょうが。

 森の中で女の子の悲鳴を聞いたような気がしました。
 僕はそちらへ走り出します。
 初級魔術学園で学んだのは肉体強化系の魔術です。
 感覚も強化されています。遠い悲鳴も聞き違えることはありません。

 道を外れ森の中を飛ぶように走り、二人のお姉さんを見つけました。
 僕より少し年上のようです。
 制服を着ています。学院の生徒でしょうか。

 二人は触手を持つ怪物に襲われていました。
 怪物の触手は二人を宙吊りにからめとり、身体をまさぐっています。
 スカートがめくり上げられ、下着の隙間から触手が侵入しています。
 淫魔の類いのようです。

 僕を見つけたらしく、触手が飛んできました。
 怪物に向けてジャンプします。
 空中の僕に向けて触手が軌道修正してきます。
 僕は空中でステップを踏み、触手を全て躱して本体に近づきました。
 空中を足場にできるのが、ただの体術ではない魔術の威力のひとつです。

 手のひらを当て、魔法力を放ちます。
 触れられれば生き物だろうと霊的存在であろうとダメージを与えることが可能です。
 気の流れから計った急所は間違っていなかったようです。
 怪物は活動を停止します。

 落ちてゆく二人のお姉さんを空中でキャッチします。
 僕にしがみついてきてくれたので、なんとか落とさずにすみました。

 お姉さんたちを近くの草むらに降ろします。
 少し怪我をしているようです。
「ごめんなさい、治療ですから」
 手のひらを当てて癒しの力を送ります。
 お姉さんたちの肌が心地良くて、いけないことをしている気分です。

「……あ、ありがとう……あんっ……」
「あっ……あ……ああっ……」
 僕に触れられたお姉さんたちが色っぽい声をあげます。
 媚薬か何かを注入されているようです。

「ちょっとごめんなさい」
 お姉さんたちの胸に手を当て、気脈の流れを調整します。
 かなり淫欲を抑えられたはずです。
 しかしおっぱいの感触が僕の淫欲を燃やします。

 お姉さんたちの呼吸が落ち着いてきます。
「ありがとう……キミは、初等部の生徒ね? こんな所に来ては危ないわよ……早く帰りなさい」
「この子の方が大丈夫みたいだけどね。私たちがドジなのよね。本当にありがとう」

 改めて二人をみると、神好香お姉ちゃんと同じくらいの年のようです。
 眼鏡のお姉さんが不意に僕の股間の膨らみに触れてきました。

 僕のオチン×ンはカチカチになっています。
「ごめんね、淫魔にやられたから、我慢できないの」
 そんなことはないはずです。僕はちゃんと癒してあげたはずです。
 淫魔のせいではなく、お姉さんの意思です。

 オチン×ンを触ってくれる眼鏡のお姉さんには悪いのですが、もう一人のお姉さんの方が気になります。
 ちょっと好みでした。
 眼鏡のお姉さんは僕の下着を下ろしてしまいます。
「永晴(とはる)は男の子は苦手だから、我慢してね」
 もう一人のお姉さんは永晴というらしいです。

 眼鏡のお姉さんはオチン×ンをぱっくり咥えてしまいました。
 僕は初めての感触に身もだえします。
 お姉さんの唇が締め付け、舌がオチン×ンを舐め回します。
 そして強い吸引がお口の中をオチン×ンに吸い付けます。

 あっさり果ててしまいました。
 お口の中で射精してしまいます。
 お姉さんはちゅるちゅると全て吸い出すと、お口を離します。

 永晴さんが眼鏡のお姉さんの唇に吸い付きました。
 じゅるじゅると僕の出したものを吸い取っているみたいです。
 二人は奪い合うように吸いあっていましたが、やがて唇を離しました。
 ちゅぽんと音がした気がしました。
 
「ふう、んふ、小さな勇者さん、本当にありがとう。うれしかったよ」
「……ありがとう。男の子のことちょっと見直したわ」
 二人は森の奥に消えてゆきます。
 僕は立ち上がろうとして、腰が抜けていることに気付きました。
 お姉さんのフェラチオは想像以上だったみたいです。

 しばらく回復につとめ、僕はやっと立ち上がりました。
 ふと気付くと、何か落ちています。
 お姉さんの忘れ物のようです。

 それはどう見てもディルドとか張り型と呼ばれるものでした。
 魔法の刻印がされています。
 お姉さんのアソコに入っていたみたいです。なんだか濡れています。
 無視した方がいいのかもしれないとも思いましたが、僕はそれを拾ってしまいました。

☆ さようなら、男の子

 それからしばらくして、僕は神好香お姉ちゃんのいる建物にたどり着きました。
 お姉ちゃんは入り口で待っていてくれました。

「晴陽兎(はやと)ちゃーん、こっちこっち!」
「神好香(しずか)お姉ちゃん!」

 お姉ちゃんに駆け寄って抱きつきます。
 優しく受け止めてくれました。
 お姉ちゃんの制服は森の中で会った二人と同じものでした。

 僕は二人のお姉さんと落とし物のことをお姉ちゃんに話そうかと思いましたが、少し迷って後回しにすることにしました。
 淫魔に襲われていたことはともかく、フェラチオされてしまったこととディルドの落とし物は話さない方が良いような気がしました。

「へえ、この子が晴陽兎君? 可愛い子ね」
 一緒に綺麗なお姉さんがいました。
 お姉ちゃんのお友達みたいです。同じ制服を着ています。

「晴陽兎ちゃん、こっちは友人の魅月貴(みつき)よ。さあ、いらっしゃい」
 お姉ちゃんは僕を部屋に招いてお茶を淹れてくれました。
 魅月貴さんも一緒です。

「晴陽兎ちゃん、大きくなったわね。でもまだ可愛いなあ。ああ、もったいない」
 何がもったいないのでしょうか。

 お茶を飲むと、なんだか身体が熱くなってきました。
「あれ?」
 立ち上がろうとして倒れてしまいました。

「ごめんね、晴陽兎ちゃん、ごめんね」
 なんだかお姉ちゃんが謝ります。
 謝りながら魅月貴さんと二人で僕をベッドに寝かせます。
 お茶に何か身体の自由を奪うものが入っていたみたいです。

 魅月貴さんが僕の上に乗ってきます。
「晴陽兎君、キミは私たちのものになるの。神好香は私との賭けに負けてキミをここに呼ぶことになったの」
「ごめんね、晴陽兎ちゃん、ごめんね」
 僕は声を出そうと思いましたが、できないみたいです。

「キミは上級魔術学院の性魔術クラスに入学してもらうわ。本来なら女の子しか入れないのだけど、入れるようにしてあげる。男の子がいないと、研究にも限界があるの」
 魅月貴さんは僕を裸にしてゆきます。
「負けた方が男の子を調達することになっていたの。だからあなたなの。いっぱい気持ち良くなれると思うし、みんなよくしてくれると思うわ。安心して私たちに任せてね」

 性魔術クラス、というものの存在は知っていましたが、神好香姉ちゃんがそこにいるとは知りませんでした。
 でも女の子しか入れないクラスにどうやって入るのでしょうか。

 魅月貴さんがオチン×ンに触れて呪文を唱えます。
 何か凄いエネルギーが入ってきます。
 いや、これは僕の中から湧き出しています。

 オチン×ンが痛いくらい張り詰めます。
 全身に溢れる何かが出口を求めています。
 それはオチン×ンから出すしかないみたいです。
「これは性魔術の基本だけど、少しアレンジしてあるわ。何回でも射精できるわよ。たっぷり愉しんでね」

 魅月貴さんのオマ×コがオチン×ンに近づいてきます。綺麗なオマ×コです。
 僕のオチン×ンは待ちかねて破裂しそうです。
 つぷっと先端が飲み込まれました。
 ゆっくりと奥まで入ってしまいます。

 初めてがお姉ちゃんじゃなかったことは少しショックでした。
 でも魅月貴さんのオマ×コはそんな感慨に浸らせるほど優しくありませんでした。
 吸い込まれ、めくり上げられるように動く膣肉の中にすぐに射精してしまいます。

「んんっ……んふ、なかなかね。でも私たちのオマ×コの怖さも教えてあげる。軽々しく女の子に手を出さないようにね」
 魅月貴さんのオマ×コの中でオチン×ンがこねくり回されます。
 睾丸も吸い込まれる感触に驚き、恐怖を感じます。
 何が起こっているのでしょうか。

 オチン×ンは奇妙な感触に包まれたままです。
 少しだけ身体が動かせるようになってきました。
 魅月貴さんが腰を浮かせました。
 そして僕はそこにあるはずのオチン×ンが消え失せているのを発見したのです。

「え、ええっ!? あれ? 僕のオチン×ンが……」
 勃起したオチン×ンの感覚は消えていません。
 むしろまだ何かに包まれている感じです。
 でもそこに見えるはずの所に見えません。

 魅月貴さんが僕の頭を持ち上げて良く見せてくれました。
 股間にあったのは魅月貴さんのものに似た、オマ×コにしか見えない割れ目です。

 僕は声も出せませんでした。
 魅月貴さんが僕のオマ×コを広げて中を探ります。
 オマ×コをいじられる感覚は初めてで奇妙で、危険な感じがする快感でした。

 オマ×コの中から見慣れたオチン×ンの先端が顔を出しました。
 魅月貴さんが引っ張り出します。
 陰嚢と睾丸も中に収納されていたようです。
 引っ張り出されるとき少し引っかかって射精しそうになりました。

「んっ……ええーっ!? 何ですかこれは!?」
「膣内にしまっておけばすっかり女の子ね。これで神好香と一緒のクラスになれるわよ。良かったわね」

 オマ×コの中から肉棒が顔を出しているのは奇妙ですが、双頭ディルドを入れているようにも見えます。
「ごめんね、ああ、お姉ちゃんがしっかりお世話するからね」
 神好香お姉ちゃんがオチン×ンに吸い付いてきました。

 オチン×ンを奥まで飲み込まれると、オマ×コに唇が当たります。
 僕は奇妙な快感に悶えました。
 お姉ちゃんのお口は気持ち良すぎます。

 口内に射精しながら僕は泣いていました。
「酷いよ……これじゃもう帰れないよ……」
「神好香がお世話してくれるから安心して。女の子ならここに泊まれるから大丈夫よ。女物の服も用意してあるわ」

 在学データもいつの間にか性別が書き換えられ、僕は性魔術クラスに入学することになりました。

☆ 僕は戻れなくなったみたいです

 女の子として入学することはすんなり受け入れられました。
 性魔術クラスの新入生は二人だけみたいです。

 もう一人の新入生は愛生李(あいり)という女の子でした。
「晴陽兎(はやと)ちゃん、よろしくね」
「う、うん、よろしく」
「性魔術クラスのお姉様たちはみんな仲が良いみたいだし、私たちも仲良くしようね。……性魔術クラスだと、いろいろ必要だと思うし」
 愛生李は身体をすり寄せてきます。
 膣内にしまってあるオチン×ンが反応してしまいます。

 女子の制服を着て女の子としてやってゆくことにはまだまだ違和感があります。
 オマ×コに収納できるように改造されてしまったオチン×ンですが、かえってそのせいで常に勃起しているようになってしまいました。
 魅月貴さんにかけられた精力増大の魔法は効いたままみたいです。

 オマ×コにオチン×ンが入っている状態がいつも自分の中にあります。
 しかも両方の感覚が自分に来るのです。
 激しく動くと射精してしまいそうです。

「新入生諸君、歓迎するわ。一緒に立派な性魔術師を目指しましょう」
 先輩たちの代表として挨拶してくれたのは魅月貴(みつき)さんでした。
 成績は一番みたいです。

 森で会った二人のお姉さんがいました。
 憐香(れんか)さんと永晴(とはる)さんという名前でした。
 二人は僕を見て驚いたようですが、とりあえずは何も言いませんでした。

 他に神好香(しずか)お姉ちゃんと聖螺(せいら)さんというお姉さんがいました。
 聖螺さんは魅月貴さんのライバルみたいです。

 性魔術についてはよく知らなかったのですが、少しは勉強しました。
 性的なエネルギーを使う魔法を研究する分野のようです。
 そのために性感を高める技術も発達したのですが、いつの間にか性感の追求がメインになってしまっているようです。

 現在では性処理用ホムンクルスを創るために研究する人が多いみたいです。
 肉体改造の技術もホムンクルスを改造するためのようです。

 ホムンクルスは他の分野の魔法でも使われています。
 それなりの高級品で、言語を解するものも多いです。
 でも、あくまで扱いは道具であり、せいぜい高級なペットです。
 だから性処理用ホムンクルスもあくまで可愛いお人形さんです。

「新入生たちにプレゼントがあります。お姉さんたちが創ったホムンクルスよ。研究にも召使いとしても便利だから、可愛がってあげてね」

 二人の少女が連れてこられました。
 ホムンクルスの少女たちです。

 とても綺麗でした。
 造られた美貌とスタイルであることは解るのですが、それ故に完璧です。
 僕と愛生李の前に一人づつ来て、お辞儀しました。

 僕は心臓が跳ねる感覚を味わっていました。
 この娘が好きになってしまったみたいです。ホムンクルスなのに。
 人間として一緒になることはできないのに。

 僕は自分は神好香お姉ちゃんか永晴さんが好きなのだと思っていました。
 ホムンクルスの少女に感じる気持ちはそんなあやふやなものではなく、はっきりと彼女を求め、護りたいです。
 でも何か違和感も感じます。
 自分の中の恋情が造られたもののような。

「魅舐恋(みなこ)と愛舐(あな)よ。可愛いでしょ?」
 僕の前にいる少女は魅舐恋と言う名前みたいです。

「魅舐恋は本来、男の子用だから、晴陽兎ちゃんには物足りないかな? 愛舐の方がいいかな?」
 魅月貴さんが僕を観て微笑みます。
 つまり魅舐恋は僕のために調整されているのでしょう。
 この恋しさもそのためなのかもしれません。

「い、いえ、魅舐恋ちゃんで大丈夫です……」
 僕は魅舐恋に気があることを隠そうとします。
「先輩方、ありがとうございます!」
 愛生李は早速愛舐ちゃんを抱きしめています。

 いろいろとクラスや学園について教えられ、少し休憩になりました。
 休憩のとき、憐香さんと永晴さんに別の教室に連れ込まれました。
「キミ、森で助けてくれた子よね?」
「……はい」
 憐香さんがいきなり僕のスカートをめくります。
 下着も降ろされました。

「オチン×ン無くなってる……あのときしっかり私のお口の中にあったのに」
 憐香さんの指が僕のオマ×コをまさぐります。
 膣内の固いものに気がついたようです。

 オマ×コからオチン×ンを引っ張り出されました。
「……これは魅月貴の仕業かな? 魅月貴に気に入られたのかしら……危険ね」

 永晴さんの視線がなんだか熱いです。
 森で助けたときはオチン×ンなんか観たく無さそうだったのですが。

「晴陽兎君、あのときのお礼してなかったよね。女の子みたいになってくれたから、大丈夫みたい……」
 永晴さんにオチン×ンを触られました。
 根元のオマ×コも撫でられます。

「あら、もうつまみ食い? ちょうどいいからみんなにも紹介しようかしら」
 魅月貴さんと神好香お姉ちゃんが入ってきました。
 聖螺さん、愛生李と二人のホムンクルスも入ってきます。

「晴陽兎君って、男の子よね?」
 憐香さんが確認します。
「どうかしら? 以前はそうだったでしょうけど、今は男の子って言えるのかなあ」
 魅月貴さんが答えます。
 愛生李と聖螺さんと愛舐と魅舐恋はオチン×ンをガン観しています。

「私と永晴は晴陽兎君に助けてもらったことがあるの。これは魅月貴と神好香の仕業かな? 晴陽兎君にあまり酷いことをするなら、私は彼を護る方に廻ることになるけど」
「……私も晴陽兎君の意思を尊重したいです。彼が望まないのなら元に戻してあげたいです」
 憐香さんと永晴さんがそう言って魅月貴さんを見返します。

「晴陽兎が男の子に戻っちゃったら永晴は困るんじゃないの? まあでも、晴陽兎が望むなら元に戻してあげてもいいけど、そうなるとここには居られないわよねえ」
 魅月貴さんが戻しても良いなんて言いました。おかしいです。

 僕は何故ホムンクルスの魅舐恋を好きになったか解りました。
 たぶん薬か魔法で好きにさせられているのでしょう。

 今男の子に戻るなら、性魔術クラスには居られなくなります。
 神好香お姉ちゃんや永晴さんなら卒業を待って会いに行くこともできます。

 でも性愛用ホムンクルスの魅舐恋はどこかに売られたりして、もう二度と会えないでしょう。
 そのことに思い至ったとき、僕に選択肢はありませんでした。

「……ここに居たいです。今の身体はちょっとショックだけど、オチン×ンも無くなったわけじゃないし」
「そうね、それに別れたくない人もいるみたいだしね。晴陽兎君はこう言ってるけど、憐香と永晴はどうする?」

「魅月貴、あなたそのうち刺されるわよ……いいわ、私は私なりに彼を慰めてあげることにするわ」
「ごめんね晴陽兎君、私はちょっとほっとしちゃった……あなたにここに居て欲しい。お姉さんにお礼させてね? あなたが望むなら何でもしてあげるから」
 憐香さんと永晴さんは僕を抱きしめてくれました。

「憐香、永晴、助けてもらったからって晴陽兎君を独占する理由にはなりませんわ。それに彼は女の子のふりをしてこのクラスに入り込んだわけですわね」
 聖螺さんが僕のオチン×ンを捕まえました。
「まあ見逃してあげても良いのですけど、口止め料くらいは欲しいですわ。私は利害関係はないみたいですし」

「あ、私も、もちろん秘密にしますけど、もともと晴陽兎とはいっぱいエッチするつもりだったから、コレで口止めして欲しいなあ」
 愛生李もオチン×ンに顔を近づけてきました。

「あ、あの、フェラチオ、してみたいんだけど、ダメかな?」
 愛生李が息を荒くしています。
「ダメなわけないじゃない。いっぱい気持ち良くしてあげて。愛生李ちゃんには良い勉強になると思うわ」
 魅月貴さんが許可を出します。

 愛生李は僕のオチン×ンをぱっくり咥えてしまいました。
 唇でしっかり締め付けながら奥まで飲み込んでじゅぽじゅぽと味わいます。
 そのまま少し息を整えているようです。
 彼女の鼻息がくすぐったくて気持ち良いです。

 一度肉棒から離れると、全体にちゅっちゅとキスしてきます。
 キスマークで埋め尽くそうとするようです。
 オマ×コの部分にもキスされます。

 キスに満足したのか、舌を出して舐め始めました。
 そのとき、二人のホムンクルス少女が割り込んできました。

「愛生李様、お手伝いいたします」
 愛舐ちゃんもオチン×ンに吸い付いてきました。
「晴陽兎様、魅舐恋もお使いください」
 魅舐恋が唇にキスしてきます。

 ホムンクルス少女たちの唇と舌の感触は柔らかく甘く、僕を蕩かします。
 そして驚かされたのは彼女たちの舌の長さです。

 愛舐ちゃんの舌は肉棒の根元に巻き付いてさらにお尻の穴まで届いています。
 魅舐恋の舌は僕の舌に巻き付いてお口の中を隅々まで舐め回し、喉に入り込みます。
 喉奥まで挿入される感触はこんな感じなのでしょうか。

 愛舐ちゃんの舌がお尻の穴に少し入り込みます。
 魅舐恋は僕のお口を隅々まで掃除すると、舌を絡ませながら喉奥をつついてきます。
 愛生李がまたずっぽり咥えて吸い始めました。

 僕は愛生李の口内に射精してしまいました。
「んっふっ、んちゅ、んーっ……こく、ちゅっ……」
 愛生李が飲もうとしますが、魅月貴さんの魔法で強化された射精量は初めてのお口には多かったみたいです。
 溢れた分は愛舐ちゃんが舐めとってくれます。

「美味しそうね、私も口止めしてもらわないとね」
 聖螺さんがオチン×ンに息を吹きかけてキスしようとします。
 憐香さんと永晴さんも顔を近づけてきました。

「二人はお礼したいとか言ってるけど、ただ彼を貪るのと変わらないと思うけど。それとも何かしてあげるのかしら?」
 聖螺さんがそう言ってオチン×ンを咥え込みます。

「晴陽兎君、ここ、解る?」
 憐香さんが僕のオマ×コの中に指を入れ、オチン×ンの根元に指を当てました。
「は、はい、触られてるのは解ります」
「ここに意識を集中して」
 憐香さんの指先から何かが流れ込んできます。
 少しオチン×ンを造り変えられたときの感覚を思い出します。

「今、閉じてるわ。解るかしら?」
「はい!……これって、もしかして」
「ちょっと細工させてもらったわ。そうすれば勝手に射精させられることはないわ。意識せず普通にしていればいつも通り射精できるわよ。少しだけど、あなたが自由に好きなようにする役に立つかもしれないわ」
 僕は意思に反して射精しないようにできるようになったみたいです。

「そんなの……んっ、意味ないわよ……彼だって気持ち良くなれば射精したくなるでしょう」
 聖螺さんのお口がオチン×ンをしごきます。
「そうね、でも我慢して刺激を愉しむのも良いわよ?」
 確かに以前の僕ならとっくに射精していたでしょう。

「わ、私、オチン×ンは専門外だけど、ここなら……」
 永晴さんが僕のオマ×コを指でなぞります。
 魔法の感覚がありました。

 何だかお漏らししてしまった様な感覚に驚いて股間を確認します。
 僕のオマ×コからお汁が溢れてきます。

 僕のオマ×コはそういう形をしているだけで、お汁が出てきたりはしないはずでした。
「永晴、ソレ、淫薬分泌魔法じゃない。彼のオチン×ンは基本的にソコにしまっておくのよ? ずっと淫薬に浸かっていることになるけど……面白そうね。どうなっちゃうのかしら」
「あっ……そうか……でもでも、きっと凄いオチン×ンになるわ、晴陽兎君も気持ち良いと思うから、たぶん大丈夫、よね?」

 聖螺さんがオチン×ンを深く飲み込み、オマ×コから滴る淫薬をすすり始めました。
「晴陽兎君、あんまり射精せずに愉しんでると、ずっと終わらないよ?」
 憐香さんの忠告に従って僕は射精を解放しました。
 お口の中でびゅるびゅる放たれる精液を聖螺さんがこくこく飲み込んでゆきます。

☆ お姉さんたちの歌声が僕を犯す

 聖螺さんがちゅるちゅる最後まで吸い取ってからやっと離れました。

 まだまだオチン×ンはおとなしくなりません。
 魅月貴さんが顔を近づけてきます。舌を出して舐め始めます。

 くまなく味を確かめるように舐め回されます。
 気持ち良いのですが、魔法の感触がして僕は身構えてしまいます。

 最後にちゅっと先端にキスして魅月貴さんが離れました。
 オチン×ンは外見的には変化はないようです。
 しかし僕は不思議な感触を感じていました。

 オチン×ンに温かさとぬめるような感触があります。
 でも今は誰も触れていません。

「魅月貴、それは抜け駆けよね? 私も……」
 聖螺さんもオチン×ンをくまなく舐め回します。

「あっ、んっ……」
 なんだか魅月貴さんが気持ち良さそうです。
 舌が震えています。

 聖螺さんの舌からも魔法の感触が伝わってきます。
 オチン×ンに感じる不思議な感触が二重になりました。

「……ずるいなあ、感覚接続が使えるのはまだ魅月貴と聖螺だけよね」
 神好香お姉ちゃんがうらやましそうです。

「一応教えてあげる。魅月貴と私の舌の感覚と、あなたのオチン×ンの感覚が接続共有されたわ。いつも私たちのお口の中にいる感触を愉しめるわよ。それに、私たちもオチン×ンが気持ち良いと愉しめるしね」
 聖螺さんがけっこうとんでもないことを教えてくれました。

 魅月貴さんが舌を伸ばして神好香お姉ちゃんの唇を舐めました。
 オチン×ンに唇をなぞる感触がします。

 神好香お姉ちゃんが魅月貴さんの舌を受け入れてディープキスを始めました。
 お姉ちゃんのキス、舌の動きが感じられます。
 しゃぶられてる感触とお口をかき回す感触がオチン×ンに伝わってきます。

 聖螺さんは愛生李のオマ×コを舐め始めました。
 舐め廻す感触はオチン×ンでは本来得られないものです。
 柔らかく舐める感触は、オマ×コの温かさとともに僕を溶ろかしてゆきます。

「晴陽兎君、あなたのオチン×ンはコレよ、魅月貴たちの魔法に負けないで。あなたは強い子でしょう」
 憐香さんがオチン×ンを咥えて舐めしゃぶってくれます。
 その感触は確かに僕の身体のもので、僕は少し我に返りました。

「んちゅ……んむう……」
 永晴さんがオチン×ンの根元に舌を這わせてきます。

 僕のオマ×コの部分が大好きみたいです。
 舌を差し込まれ、ちゅうちゅう吸われます。

 魅舐恋は僕のほっぺたに顔をすりつけてきます。
 時々ちゅっとキスされます。

 僕は魅舐恋のおっぱいを触ってみました。
 魅舐恋が気持ち良さそうに声を上げます。
 とても愛おしくなり、ふにふにと優しく弄んでしまいます。

 ほどなく限界が訪れ、憐香さんのお口の中で射精しました。
 憐香さんはオチン×ンを丁寧に舐め清め、僕のオマ×コの中に収めました。

「そろそろ下校時刻よ。今日はお終い」
「あら、もうそんな時間ですか。残念です。でも明日もみんな一緒ですものね」

 愛生李と僕は寄宿舎の部屋に案内されました。
 新入生の二人は相部屋です。

「ここが私と晴陽兎の愛の巣なのね」
 愛生李と一緒なのは怖いような、安心なような。

 魅舐恋と愛舐もついてきました。
 僕たちのホムンクルスたちも当然一緒に住みます。

「もうすぐ夕食よ。食堂に案内するわ」
 夕食は先輩たちみんなと一緒でした。

 夕食のメニューのひとつはパスタでした。
 魅月貴さんと聖螺さんが食事する感触が僕に伝わってきています。
 パスタが舌に絡まる感触がオチン×ンに伝わってきます。

 二人の舌に絡まる感触が僕のオチン×ンを気持ち良くさせ、その気持ちよさが二人の舌に伝わるみたいです。
 つまり二人は舌が感じるようになったということです。
 舌を愉しませるように味わって食事しています。

 だけどその快感はもともと僕が感じているものです。
 我慢できず、何度か自分のオマ×コの中で射精してしまいました。

「晴陽兎、汚さないように魅舐恋に綺麗にしてもらった方がいいわよ」
 聖螺さんに薦められて食事しながら魅舐恋に舐めとってもらいました。

 魅舐恋は嬉しそうに僕のオマ×コに舌を潜り込ませてきます。
 膣内でオチン×ンに絡みつき、綺麗に舐め清めながら吸い取ってくれました。

 夕食の後、魅月貴さんと聖螺さんの歯磨きがまた僕をいじめます。
 わざわざ舌を歯ブラシで磨いているのが解ります。
 魅舐恋のお掃除はなかなか終わりにできません。

 その後、ホールにみんな集まりました。

 魅月貴さんがフルートを取り出し、聖螺さんがピアノに向かいました。
 息の合った演奏が始まりました。結構仲が良いのではないでしょうか。

 聖螺さんはピアノを弾きながら歌い始めます。
 声が聖螺さんの舌を震わせ、僕のオチン×ンに響きます。
 オチン×ンを咥えられながら歌われているような感覚。

 魅月貴さんのフルートは普通のフルートではないのでしょうか。
 ここまで演奏に舌を使う必要があるのか解りません。

 紡がれる旋律は心地良いものでした。聴き惚れてしまいます。
 そしてオチン×ンがスタッカートする感触に震えてしまいます。
 二人の演奏で射精しそうです。

「ちょっと抜け駆けしすぎな気がする……魅月貴と聖螺だけ晴陽兎ちゃんを気持ち良くするのはずるいよ」
 神好香お姉ちゃんが僕の膣内からオチン×ンを引っ張り出しました。

 神好香お姉ちゃんがオチン×ンに唇を寄せて歌い始めました。
 魅月貴さんと聖螺さんの演奏に合わせてです。
 ときどき唇が先端に触れるくらい近いです。

 愛生李と憐香さん永晴さんも集まってきました。
 歌いながら代わる代わる僕のオチン×ンに唇を寄せてきます。

 魔法の力が働いていることに気付きました。
 感覚共有しているのは魅月貴さんと聖螺さんだけですが、他の娘が歌う喉や舌の振動もオチン×ンに伝わってきているようです。

 声を届ける魔法は難しくないもので、初級学校でも習います。
 こんな使い方をしたら怒られるけど。

 声の振動が増幅され、オチン×ンを震わせます。
 魔法でオチン×ンの感度も上げられているようです。
 ただ感度を上げられているのではなく、歌声の音楽的な響きだけが特に気持ち良くなるように調整されているみたいです。

 性魔術の探求心への敬意と興味を感じてしまいます。
 ただ快感を増やし与えるだけならもっと単純なのでしょう。
 でもここにいる少女たちはそれでは満足しないのです。

 魔法が使えない愛舐と魅舐恋だけオチン×ンに舌を巻き付けてきます。
 みんなの歌と演奏がオチン×ンに響き、僕は何度も絶頂します。

 知らない歌、知っている歌を聴きながら何度も射精しました。
 搾られた精液はホムンクルスの少女たちがグラスに分けています。

 演奏が終わりました。
 僕だけずっと聴いているだけでした。
 一緒に歌う余裕なんてありません。

「晴陽兎ちゃん、今度音楽を教えてあげるわ。一緒に歌えるように練習しましょうね」
「みんなで練習しましょう。性魔術クラスでコンクールにでも出られるようになればいいですねえ」
「それはいいわね、観客の前で晴陽兎と一緒に歌いたいわ」
 神好香お姉ちゃんや聖螺さんが困ることを言い出します。

「でも、僕、我慢できないと思う……観客がいたら、魅舐恋に射精を受けてもらうわけにも……」
「大丈夫なようにするから。気持ち良いままでなんとかするから安心してね」
 ちっとも安心できません。

「じゃあ、晴陽兎ちゃんの音楽デビューを期待して乾杯しましょうか」
 精液を分けたグラスをみんなが掲げます。
 僕だけは普通のミルクで乾杯しました。

☆ 落とし物が出てこない

 夜も更け、愛生李と一緒の部屋に戻りました。
 魅舐恋と愛舐ちゃんも一緒です。

 ベッドは小さくもありませんが、一人用が二つです。
 寝間着に着替えてベッドに入ると、魅舐恋もついて来ました。

「お休み、晴陽兎」
「お休み……」
 愛生李たちも自分たちのベッドに入りました。
 一応休息させてくれるみたいです。

 僕はちょっと思い出して、荷物から日記帳を出そうとしました。
 でも何処にしまったのか、見つかりません。
 荷物をひっくり返していると、ことんと音を立てて転がったものがあります。

 森で憐香さんと永晴さんを助けたとき拾ったディルドでした。
 慌てて追いかけると、愛生李が拾ってくれました。

「晴陽兎って基本は男の子だと思ってたけど……コレ使うの?」
 確かに双頭ディルドはあまり男の子向けではありません。

「あ、解った!……言ってくれれば良いのに……」
 何か解ってしまったみたいです。
 愛生李の笑顔に危険を感じます。

 僕のものじゃないと言おうかと思いましたが、憐香さんたちが襲われていたことを話していいか迷いました。
 それに憐香さんたちのものかどうかも解りません。
 多分そうでしょうけど。
 その間に愛生李は僕を押し倒してしまいました。

 なんだか魅舐恋と愛舐ちゃんも愛生李に協力します。
 この娘たちにはなんだか、魅月貴さんや神好香お姉ちゃんとは別の意味で逆らえません。
 大事にしたいという感じというか、惚れた弱みというか。

 愛生李が双頭ディルドを自分のオマ×コに入れました。
 僕と同じような感じになります。

 お尻を持ち上げられ、愛舐ちゃんに舐められました。
 舌でお尻の穴を拡げられる感覚。

 魅舐恋は唇に吸い付いてきて、僕に声を上げさせません。
 長い舌で舌を拘束されます。

 愛舐ちゃんの舌が離れると、すぐに愛生李のディルドが当たります。
 お尻に入ってきました。

 僕だって散々こんな感じのことをしてきたけど、入れられるのはやっぱりショックで、それでいてなんだか気持ち良いです。
 中で動いています。
 ただの双頭ディルドではないようです。

 深く入り込み、吸い付く感じ。
 初めての感覚は色々体験してきました。
 でもこの感じはまた変な感じです。
 お尻からオチン×ンが生えたような。

 ディルドが僕自身の感覚器官になっているように感じます。
 愛生李がどう感じているのか聞きたいけど、魅舐恋が離してくれません。

 お尻から生えたオチン×ンが愛生李の膣内に入ってる感じです。
 オマ×コから生えている僕の本当のオチン×ンも愛舐ちゃんに咥えられました。

「解った……このディルド生きてるよ。私たちの身体に入るとこのディルドさんも気持ち良いんだよ」
 愛生李は色々解りすぎです。
 でも僕もそんな感じがしました。

 僕が愛舐ちゃんのお口に射精したとき、ディルドさんも射精しました。
 僕のお尻の中と愛生李のオマ×コの中、両方で射精しています。
 射精の感覚、快感が二倍以上感じられます。

 愛生李が離れようとすると、彼女のオマ×コからディルドさんは抜けました。
 僕のお尻の中にしっかり吸い付いている感じです。

 そのまま少し小さくなってお尻の中に潜り込んでゆきます。
 これは僕の本来のオチン×ンをオマ×コにしまう感じに似ています。

 愛舐ちゃんが僕のお尻を舐め始めました。
 なんだか中で大きくなる感触がして、また外に出てきたみたいです。

 そのまま二人のホムンクルス少女に二つのオチン×ンを舐められました。
 射精はやっぱり同じタイミングでした。

「コレ、やっぱり先輩たちの関係?」
 愛生李もさすがにそう思ったみたいです。
「そうだと思うけど、先輩たちも気づいてないと思う……どうしよう……出て来ない……」
 僕のお尻の中がそんなに気に入ったのでしょうか。

「先輩たちに相談するしかないわね。明日まで我慢して」
 あの先輩たちはコレを取ってはくれない気がします。
 でも相談するしかありません。
 もっと大変なことになるかもしれないし。

☆ 性魔術クラスの先生と男子禁制の理由

 翌日、教室で先輩たちにお尻のディルドさんのことを訊こうかと思いましたが、誰に訊いたら良いのか迷います。
 魅月貴さんや聖螺さんはダメな気がします。
 やはり憐香さんでしょう。持ち主かもしれないし。

 教室に入ると、先輩たちはもう来ていました。
 なんだか深刻な感じで相談しています。

「困ったわね……先生がもう戻ってくるとは思わなかったわ。晴陽兎が大丈夫かどうかが問題ね。しばらく隠すのが良いかもしれないけど……」
 魅月貴さんが僕の心配をしています。
 何なのでしょう。不安になります。

「おはようございます……何か起こったんですか?」
「ああ、おはよう。晴陽兎、しばらくどこかに隠れてほしいのだけど……あ、遅かったか……」

 僕は不思議な気配を感じて振り向きました。
 初めて見る少女が教室に入ってくるところでした。

 幼く見えますが、落ち着いた雰囲気があります。
 制服ではありません。学生ではないのでしょうか。

「ほい、先生ですよ。久しぶりなんだからもっと嬉しそうにしてくれないの? 新入生が気になって、帰ってきましたよ」
「絵里庵(えりあん)先生、お久しぶりです。今回の旅の成果はどうですか?」
 憐香さんが嬉しそうに見えます。

 絵里庵先生が部屋に入ってくると、なんだか身体が熱いです。
 オチン×ンがオマ×コの中で大きくなります。
 お尻の中のディルドさんも勃起してきています。

「相変わらずその淫気は垂れ流しですのね。少し抑える努力はしてるのですか? そのせいで出世も行動も制限されてますのに」
 魅月貴さんはなんだか素っ気ないというか、先生に少し冷たい感じです。

「確かにこれのせいで男性と会うこととか制限されてるけど、ココは女の子ばかりだから問題無いでしょ」
 絵里庵先生は男性に対して何か影響するみたいです。
 会うことを制限されるほどの何か。

「この子たちが新入生か。可愛いなあ。愛生李ちゃんと晴陽兎ちゃんだっけ」
 絵里庵先生が近づいてきます。
 オチン×ンがせつなく、エッチな気分が止まりません。
 今すぐ女の子に挿入したい感覚。
 それどころか、このまま射精してしまいそうです。

 前に来て顔をのぞき込まれたとき、オマ×コの中で射精が始まってしまいました。
 ディルドさんもお尻から顔を出して射精していることを感じます。

「んあっ……やっぱり晴陽兎も我慢できないよね……」
「コレでは私たちも先生にイかされることに……」
 魅月貴さんと聖螺さんもオチン×ンの快感が舌に伝わって気持ち良いみたいです。

 精液が垂れてきてしまいます。
 先生はいきなり僕のスカートをまくりあげました。
 下着も下ろされます。

 精液が溢れ出しているオマ×コに指が入ってきます。
 先生に触られた瞬間、また射精していました。
 我慢とかそういうレベルではありません。
 近づかれただけで大変だったのに、触られてしまったのです。

 オチン×ンを引っ張り出されました。
 お尻から出てきているディルドさんも、先生に触ってもらいたいかのようにオチン×ンに並んで前に伸びてきます。

「変わったコトをしてるわね……私に反応するってことは、男の子?」
 僕は肯きます。

 このままではつらいです。
 射精してもなんだか満たされません。

「男の子はこのクラスには居ないはずだから私が配属されてるのだけど……あなたは自分の意思でココに来たの?」
「わ、私が晴陽兎を女の子に見せて入学させたんです。一緒に居たかったから……」
 神好香お姉ちゃんが言ってくれた言葉が少し嬉しいです。
 その言葉に反応してまた射精が始まりました。

「神好香さんだけじゃコレはできないと思うけど……魅月貴さんの仕業か……聖螺さんや憐香さんの魔力も感じるわね。みんな男の子に興味があるのは解るけど、ちょっとやりすぎかなあ」
 絵里庵先生が会陰部に触れました。
 射精が止まります。
 以前、憐香さんにかけられた射精コントロールの魔法を思い出しました。
 それを起動されたみたいです。

「このこと忘れてたわね? とりあえず射精は我慢してね。普通の男性は私と一緒にいたら干涸らびちゃうから」
 連続射精を止めることはできましたが、悶々とする気分はより高まってしまいます。

 ディルドさんは射精を止めらないようです。
「コレは別の存在か……淫魔の一種かな? 誰が入れたの?」

 憐香さんがディルドさんを見つけたようです。
「あ……ソレ、晴陽兎君が持ってたの? あのときは召喚失敗したのかと思ってたけど、成功してたんだ……」

「憐香さんか。この子、晴陽兎君が引き受けてくれなかったら問題になってたかもよ? 晴陽兎君のことが好きみたいだから、おとなしくしてるけど……」
 絵里庵先生はディルドさんを優しく撫でながら魔法力を発しています。

 ディルドさんが形を変えてゆきます。
 長いまま、尻尾みたいな感じになりました。

 オチン×ンとしての機能は失っていないことを感じます。
 尻尾になったディルドさんを触られると、オチン×ンを触られている感じがします。
 気持ち良いです。

 ディルドさんも射精を止めることができるようになったみたいです。
 でもやっぱり悶々としている感じがします。

 近づくだけで射精が始まってしまう絵里庵先生の影響力の中で我慢するのは、拷問に近いです。
 先輩たちはそのことが解っているみたいです。
 僕のことを気にしている感じがします。

「ふむ。晴陽兎君は男の子か。女の子みたいになってるのはココに居させるためね。居てくれるといろいろ面白いことは確かね。晴陽兎君も納得してるのかな?」

「はい、最初はいろいろ驚いたし、無理矢理された感じもするけど……性魔術の研究には必要だってこともなんとなく解って、それに気持ち良いし……魅舐恋にも会えたし、愛生李にも会えたし、先輩たちも結構好きだし……全く不満じゃないと言うと嘘になるけど、無理矢理されなかったらここには来なかったと思うし、あの、ここに居させてください」

「あなたが協力してくれるのは、まあ計画通りだけど、もっと反抗してくれてもいいのよ? 恨んでくれてもいいの。心で嫌がってるまま身体を堕とすのも愉しいのに」
 そう言いながら魅月貴さんがこっちを見ないのは何故でしょうか。

「じゃあ晴陽兎君も立派な性魔術師になってもらうわ。ただ、何故性魔術クラスには女の子しか居ないか知ってる?」
 そういえばどうしてなのでしょうか。
 絵里庵先生が居るからではないようです。

「昔、男性の性魔術師が、女性たちを快楽で支配しようとしたからなの。女の子を堕としても良い。やりまくっても良いわ。でも、それで相手を支配しようとしてはダメよ。別の目的のために快楽を与えることはしないで。ただ愉しむために快楽を追求するのがココにいるための条件よ」
「解りました。約束します」

「じゃあ早速授業を始めたいけど、私と居ると晴陽兎君はつらいでしょうね。精力強化はされてるみたいだからそう簡単に干涸らびたりしないでしょうけど、無限に射精できるくらいじゃないとココでは心配ね。おいおい強くなってもらいましょう」

「私がしてあげたいけど、まだ無理ね。たぶん晴陽兎君の精神が壊れちゃうわ。誰か彼の相手をしてあげてくれない? 女の子に入ってれば少し落ち着くと思うけど。身体を心配して我慢してって言ったけど、心がおかしくならないように時々は射精してね」

 すぐに愛生李と魅舐恋が寄ってきました。
 先輩たちも一斉に立ち上がります。

「晴陽兎、好きな相手を選びなさいよ。みんなしてくれるみたいよ」
 魅月貴さんがなんだか怒っている感じがします。

「大人気ねえ。それはそうか。晴陽兎君の希望を優先しつつ交代で、ね」
 絵里庵先生は嬉しそうというか、おもしろがっている感じがします。

 僕は魅舐恋を見ました。
 目が合います。微笑みがまぶしいです。
 肯くと、嬉しそうに近づいてきてオチン×ンに頬擦りし、咥えてくれました。

☆ 新入生のデュエット

 僕は今、愛生李とつながったまま授業を受けています。

 性魔術の基本的な知識は、さっき絵里庵先生が愛生李と僕に転送してくれました。
 知識転送は魔法学院の先生になるために必要な技です。
 絵里庵先生はちゃんと教師の資格を持っているようです。当然ですが。

 魔法は必要な知識が得られても、使える訳ではありません。
 難しい魔法は、使えるようになるためにそれなりの修行が要ります。
 各人の特性によっても違うので、自分に合ったものを修行します。

 僕は初級魔術学校で、肉体操作系の魔術を修めてきました。
 これはかなり性魔術に応用できるようです。

 授業は使える技を増やすための修行と、使い方の研究になります。
 修行は一人でできることも多いので、みんな一緒に居る時は研究が主になります。

「晴陽兎ちゃん、愛生李ちゃん、今日はあんまりがんばらなくて良いからね。転送した知識がこなれてくるまで時間がかかるし、晴陽兎ちゃんは私の近くに居るから大変だろうし。愛生李ちゃんがお世話してあげてくれると助かるわ」
 絵里庵先生の近くに居ると、男性は射精してしまうくらい発情してしまいます。
 僕は射精をコントロールできるので干からびなくてすみますが、我慢は辛いです。
 女の子とつながっていると、なんとか授業に参加できるくらいになります。
 僕を落ち着かせてくれる役目を愛生李がしてくれています。

「でも、せっかくエッチしてるんだから、少し試してもいいわよ。いい練習にもなるわ」
 愛生李は僕の膝の上で、背面座位でつながっています。

 僕が修めてきた肉体操作には、オチン×ンのことはありませんでした。
 でも、性魔術の知識にはその方法がありました。
 これまでの修行で得たもので、使えそうです。

 オチン×ンを動かしてみました。本来、自在に動かせる部分ではありません。
 魔術によるコントロールでは、肉体には難しい、いろいろな動かし方ができます。
 先端を振動・左右に回転させてみました。

「あっ、ああっ、あ、晴陽兎、そんなことできるの? んああっ!」
 愛生李はイッてしまったみたいですが、僕も凄い快感を感じます。

 オチン×ンだけではなく、身体中、筋肉のないところも動かせます。
 指先を振動させて愛生李のおっぱいを触ってみました。

「んんっ……私だって……負けない……性魔術師になるんだもん」
 愛生李が魔法を使った気配がありました。
 僕は全身を愛撫される感触を感じます。
 衣服が微妙に動いて敏感なところを責めてきます。

「晴陽兎は肉体操作が得意なんだっけ? 私は精霊魔法が得意なんだよ」
 愛生李の言う精霊は、いわゆるエレメンタル、地水火風の精霊だけではありません。
 全てに宿る何かをそう呼んでいます。
 愛生李は僕の衣服の精霊に呼びかけたみたいです。

 僕はひとつやってみたいことがありました。
 先輩たちと愛生李が僕を歌声で犯したとき、僕は一緒に歌えませんでした。
 それがちょっと残念でした。

 愛生李を愛撫するポイントを探り、愛生李に声を出させます。
 性魔術の知識には、詳細な性感ポイントのデータがありました。
 そのポイントから肉体操作の魔法力を送り、愛生李の声を導きます。

 愛生李の声が音楽的なものになってきました。
 僕も歌い始めます。

 愛生李も僕がしていることに気付いたようです。
 僕を愛撫し、オマ×コでオチン×ンをリズミカルに締め付けてきます。
 僕は声をあげてしまうことを我慢しないようにします。
 愛生李が僕を歌わせ始めました。

 二人のデュエットは、自分が歌っているのか、相手に声を上げさせられているのか、よく解らなくなりました。
 歌い終わる前、クライマックスで僕は射精しました。
 愛生李も僕に絶頂の声を出させようとしていることが解ったからです。

 ふと我に返ると、先輩たちと絵里庵先生が拍手してくれていました。

「晴陽兎ちゃん、みんなで歌えるように練習してくれてたのね? 嬉しいよ、絶対どこかで歌おうね」
 神好香お姉ちゃんが嬉しそうです。

「コレは先生も参加できるように何か考えるかな。人前にでられるようにがんぱろうっと」
 絵里庵先生は行動を制限されているので難しいかもしれませんが、それをなんとかしたくなったみたいです。
 いつかどこかで、先生も参加してみんなで歌えるのでしょうか。

☆ 性魔術師の心得を守ること

 何日か過ごし、僕も絵里庵先生や性魔術の授業、ここでの生活に慣れてきました。

 先輩たちも交代で僕の相手をしてくれます。
 今は魅月貴さんを抱きしめて挿入しています。

 僕は気になっていたことを訊いてみることにしました。
「魅月貴さん、僕が魅舐恋を好きになるようにしましたよね? たぶん証拠とか無いだろうけど、そうだと思う」

「そう思うなら、そうなのかもね。あっ……気持ち良いオチン×ンになったわね……そうだとしても、私が認めることじゃないでしょう?」

「性魔術師は、他人を支配しようとしてはダメだって先生は言ってた……魅月貴さんはそれをしてしまいそうな気がする……だから、僕は魅月貴さんが正しい性魔術師になるように頑張ります。どうすれば良いのかも解らないし、もしかしたら僕の勘違いかもしれないけど。それを魅月貴さんに伝えておきます」

「晴陽兎、私があなたを操ったのはその通りよ。先生に伝えなさい。たぶん私は罰を受けるでしょう。自分で報告する気にはなれないの」

「怖いとかじゃなくて、あなたが伝えるべきだと思うの。私は悪役を選んだから、良い子みたいなことはしたくないの」

「あなたに対してフェアじゃなかったとは思うわ。それは悪役を演じることとは別。でも、あなたが私に対抗できるようになってきたみたいだから、悪役は止めないわよ。やっとフェアな感じになってきたわ。これからが楽しみだわ」

「一緒に先生に報告してもらえませんか? 僕はあえて良い子にします。それは殊勝な心がけでもなくて、魅月貴さんに対抗する方法です。ずるい良い子になります。一緒に先生にお話ししてください」

「いいわ、行きましょう。私を更生させてみなさい。私は抵抗するわ。たぶんそのほうが気持ち良くなれるから。晴陽兎、あなた、もう少し失敗してるのよ?」
 魅月貴さんに膣内射精してから、僕たちは一緒に絵里庵先生の前に行きました。

「ふーん、魅月貴さん、晴陽兎ちゃんを性魔術で操ろうとしたって認めるのね? それなら罰を与えなくちゃならないけど」
 絵里庵先生は、僕たちの話を面白そうに聞いてくれました。

「ええ、晴陽兎にそう思われたなら私の失敗だから、素直に認めます。それで私もかえって楽になることもあるし。これからは、ただ快楽でここに居るようにしてあげるわ。それなら良いのでしょう?」

 絵里庵先生は少し考えてから、答えを出しました。
「解りました。魅月貴さんに、晴陽兎ちゃんのお手伝いをすることを命じます。晴陽兎ちゃんにこれから与える課題を、成功するようにしてあげて。それは魅月貴さんではなく、晴陽兎ちゃんの単位と功績になるわ」
「それは私への罰なのですか? 晴陽兎への課題が?」

「課題は、自殺願望のある女の子を、生きるつもりにさせること。本人には余計なお世話かもしれないけど、家族から望まれてるの」
「……それって……」
「そう、香凪羽(かなは)ちゃんのこと。魅月貴さんの従姉妹だったわね?」

「私への罰である意味が解りましたわ。晴陽兎が香凪羽とエッチするお手伝いをしろってことね?」
「まあそういうこと。お膳立てもお願いね?」

 魅月貴さんに連れられて、香凪羽さんの家に行きました。
 僕は女の子として振る舞います。
 性魔術クラスの生徒は、みんな女の子であるはずですから。

 香凪羽さんは、ぼんやりした眼をした女の子でした。
 生きる気力が尽きかけているような感じです。
「魅月貴? その子は……学院の生徒か……何しに来たの?」

「晴陽兎と言います。あなたを、生きるつもりにさせるために来ました」
「あらあら、まあ、勝手にすれば良いわ」

 僕は香凪羽さんを抱きしめ、キスしました。
 彼女の了解もとらず脱がせ始めます。

「強引ね……これなら無理矢理されたって言ってあなたを告発できるわね」
「そのために生きる気になるなら、それでも良いです」

 魅月貴さんが呪文を唱え、香凪羽さんに魔法をかけました。
 性感を鋭敏にし、エッチしたくさせる魔法です。
 絵里庵先生から転送された知識で、そのことは解りました。
 僕にはまだ使えない魔法です。

 僕は自分のオマ×コを香凪羽さんのオマ×コに押し当てました。
 肉体操作を使って、自分のオマ×コで香凪羽さんのソレを愛撫します。
 キスを続け、おっぱいも手で刺激します。

 香凪羽さんが高まってゆくのが解ります。
 十分に高めて、唇を解放しました。

「どうしたの? 私を犯さないの? してくれないと、死ぬわよ」
「それは困ります」
 密着させているオマ×コで香凪羽さんのオマ×コを開き、オチン×ンを挿入していきます。
 肉体操作で、オマ×コはくっついたまま中のオチン×ンを動かすことができました。
 性魔術クラスの女の子たちと練習したエッチの技術を存分に使います。

「どう? 気持ち良くないですか?」
「良すぎ……ダメ、死んじゃう、バカになっちゃう……」
「死ぬつもりだったんでしょ? たぶん死にはしないけど、精神は壊れるかも……でも、死ぬつもりなら関係ないですよね?」

 お尻のディルドさんも協力してくれます。
 香凪羽さんのお尻に入り込んでいます。
 お尻の中から膣内にある僕のオチン×ンを愛撫してきます。
 それが香凪羽さんを悶えさせます。

「香凪羽さん、あなたの精神を壊します……新しい精神は、一緒に創ろう」
 僕が射精するタイミングに合わせてディルドさんも射精してくれました。

 しばらく経ってから、香凪羽さんが言葉を発しました。
「壊された……精神壊されちゃった……バカになっちゃった……もう、あなたのオチン×ンしか考えられない。どうやったらあなたにもっとしてもらえるか、それしか考えられない……生きてないとダメみたい」
「どうやったら性魔術クラスの僕に会えるか、一緒の時間を作れるか、いろいろ考えてください。そのためには、エッチのことだけ考えるわけにもいかないと思うけど」

 魅月貴さんが香凪羽さんに訊きます。
「晴陽兎に操られたと思う? 支配されたと思う?」
「いいえ、支配とかされてない、と思うわ。生きることにしたのは、彼に復讐するためよ」

「私を支配しなかったことを後悔させるわ。私を支配して、奴隷にしなかったのは、晴陽兎にとっては危険なことかもね。性魔術師の心得がそれをさせないのは知ってるけど。心得を守る良い子ちゃんの晴陽兎がうらやま
しくて、まぶしくて、嫉妬してるわ。だから復讐するの」
 香凪羽さんは確かに魅月貴さんの従姉妹みたいです。

 僕たちは絵里庵先生に結果を報告しました。
「よくできました。魅月貴さん、晴陽兎ちゃん、性魔術師のことが少し解った?」
「ええ、相手を支配しようとしてはいけないってことは、面白いですわ。もっと楽しくなるための心得でもあるのね。奴隷を作るよりも面白いのね」
「そういうこともあるわね。晴陽兎ちゃんはどうだった?」

「不思議な感じです。香凪羽さんは僕に復讐するって言ってたけど、元気になったみたいだし……」
「元気にしたのも一緒に気持ち良くなるため。性魔術師はただ快楽を追求するものよ。晴陽兎ちゃんは向いてたみたいね」

 絵里庵先生に褒められるとちょっとくすぐったい感じです。
 先生の性感影響力に耐えるためにつながっている魅月貴さんの膣内に射精してしまいました。

☆ さらわれた男の子

 香凪羽さんの復讐はすぐに始まりました。もっと動き出すのに時間がかかりそうだと思ったのですが。本当は元気な娘だったのかもしれません。それとも元気にすることができたのでしょうか。

 ある日突然、性魔術クラスに香凪羽さんが来ました。制服を着ていました。魔法学園の生徒ではあったみたいです。見知らぬ女性を何人か連れています。

「こちらの晴陽兎という生徒が、性別を詐称して入学しているとのこと、また、そのことと性魔術を利用してこちらの香凪羽さんを強姦したとのことです。確認させていただきます」
 女性たちは学園の関係者と、王国の法務の人たちらしいです。

 全く反論の余地はありません。でも、それを認めるわけにはいきません。

「僕が女の子で、香凪羽さんとは合意の上だったなら、問題無いわけですよね?」
「香凪羽さんが嫉妬心などで嘘をついてあなたを告発したなら、我々が関与することではありませんね。それを確認しに来ました」

 オマ×コに収めてあるオチン×ンに変な感覚が来ました。感覚接続されている魅月貴さんと聖螺さんの舌から、魔法力が伝わってきます。絵里庵先生の魔法力です。

 急いでいるのでしょう、オチン×ンが乱暴な魔力に翻弄されます。声を抑えるのに必死で話せなくなります。僕の様子がおかしいことを察した香凪羽さんが心配そうに近づいてきました。

「晴陽兎、大丈夫? 心配しないで、私と結婚してくれれば良いの。不自由はさせないわ。これでも結構大きな家のお嬢様なのよ?」
 答える余裕はありません。オチン×ンが身体から分離する感覚。

「何をしているのですか? 調べさせていただきます」
 女性の一人が僕の手を極めて動けなくします。スカートをめくられ、下着を下ろされました。

 オチン×ンは立派に大きくなってオマ×コから突き出しています。
「やっぱり男の子みたいですね。少し改造されているようですが……ディルドじゃありませんよね?」
 女性の一人がオチン×ンを引っ張ると、すぽんと抜けました。どう見ても双頭ディルドに見える肉棒が、僕のオマ×コから外れます。

 なんだか沈黙が辺りを覆います。魔法による肉体変化は終わり、楽になりましたが、分離してしまったオチン×ンを握られている感覚はちゃんとあります。絵里庵先生の魔法でオチン×ンを分離させられてしまったみたいです。

「ええと……これで納得してもらえましたか?」
 僕は少し慌てていることを隠しながら笑顔を作ろうとしますが、困った顔になっているでしょう。

「抜けちゃった……」
 香凪羽さんが驚いているというか、ちょっと放心しています。

「こ、コレは持ち帰って調べさせていただきます。晴陽兎さんは確かに男の子とも言えないようですが、性魔術で誤魔化しているようにも見えます。調査が終わるまでおとなしくしているように」
 調査に来た女性たちがなんだか慌てていると言うか、急いでいます。発情しているみたいです。エッチしたくてたまらない感じがよく解ります。

 分離してしまった僕のオチン×ンを舐めてみたい、オマ×コに入れてみたいようです。絵里庵先生はオチン×ンを分離させると共に、強い媚惑の魔法をかけたようです。オチン×ンを大事そうに持ったまま帰ろうとしています。

「あ、ソレは僕のです、返してくださ……い」
 言いかけた時には、教室の扉が閉められるところでした。その瞬間唇で含まれる感触。

 双頭ディルドになってしまった僕のオチン×ンが、両方の先端を咥えられています。奥まで飲み込まれ、二人の女性の唇が触れあったような気がします。このまま飲み込まれてしまいそうで少し怖いです。

 オチン×ンの感覚はまた増えています。オチン×ンが増えた感じです。双頭ディルドに見せるために実際増えています。魅月貴さん聖螺さんの舌の感覚は双頭ディルドの両側に分けられたみたいです。

「晴陽兎君大丈夫? まだこれからよ、今のあなたなら、あの人たちを快楽で支配することもできる。でも、それはしないのでしょう?」
 絵里庵先生と魅月貴さん、聖螺さんが教室に入ってきました。魅月貴さんと聖螺さんはオチン×ンにされている愛撫を舌に感じているようです。

「はい、それをしたら、本当にここに居られなくなると思います……僕自身がここに居てはダメだと思うでしょう」
「じゃあ、どうする? オチン×ンはあきらめて、女の子になる?」
 絵里庵先生の問いで、愛生李が心配そうに僕を見ます。

「僕が性魔術を極めようとする気持ちが、女の子を支配するためではないことを伝えます。気持ち良くさせる技を極めたいだけだってことを。まだ未熟だけど、それしかないと思う」

 分離したオチン×ンも、肉体操作魔術で操れるようです。ゆっくりオチン×ンを動かして愛撫し、快感を送ります。我慢できなくなったのでしょう、オマ×コに差し込まれる感触。

 オチン×ンを操り、性魔術の知識と、少女たちとの実践で知った、気持ち良くさせるポイントを刺激します。
 僕もかなりの快感です。でも射精はしません。絵里庵先生の近くで耐えてきたことが効いて、我慢できました。

 絶頂したオマ×コからオチン×ンが抜かれ、次のオマ×コに差し込まれる感触。次々と違うオマ×コを絶頂させます。香凪羽さんのオマ×コだけは知っている感触でした。

 新しく好ましい快楽にはみんな溺れます。でも、いつかそれにも慣れ、違う感覚やもっと強い刺激を求めます。刺激を強くしてゆくことは、際限の無い飢餓への道だと性魔術の知識は伝えています。結局得られるのは満たされない空腹だけです。

 慣れ、飽きることに、刺激を強めずに対処すること。方法のひとつは、変化することです。弱めたり強めたりすることもそうです。音楽に現れる強弱にも似ています。

 感覚のレベルは自動的に調整されてしまいます。大きな音を聴くときは聴覚のマイクのボリュームを絞っているのです。そのことに気付かなくても。小さな音は届かなくなります。

 静かになると、感覚は聞き耳をたてようとします。絞られたボリュームが解放されます。
感覚は鋭くなりますが、痛いほどの刺激を与えないように注意することです。

 時に応じて大きくする必要もあります。静かになるには、ある程度の音が先になければできません。必要なのは静かであることではなく、変化することです。良い強弱のリズムは偏りを許しません。静止することさえも次の始まりのための準備です。

 心地良い音楽のリズムのように快感を送ります。相手の反応に合わせると言う意味で、合奏にも似ています。聴かせるだけではありません。

 校舎の入り口の方で、歌声が聞こえてきました。僕の送る快感のリズムが彼女たちの歌を導いています。隠れて僕のオチン×ンを試していたみたいです。

 急いで行ってみると、気持ち良さそうに寝転んだり座り込んだりしていました。僕のオチン×ンは香凪羽さんが持っているようです。

「なかなか研究熱心な生徒みたいね……私たちを飢えさせて、求めさせて、操ることもできたでしょうけど、そうはしなかったわね。このまま性魔術クラスに居させてあげたい気もします……」

「そうね、女の子とは思えないけど、性魔術師の心得を守ってがんばる晴陽兎にはみんな協力してくれるわよね。晴陽兎が女の子としてクラスに残るなら、コレは要らないわよね?」
 香凪羽さんが拗ねたような口調でそう言うと、姿が薄くなり、消えてゆきます。影だけが残っていましたが、それも滑るように扉の隙間を抜け、何処かに行ってしまいました。

 僕のオチン×ンを持ったまま。

☆ 帰ってきた男の子

「あっ……」
 慌てるのをこらえたのですが、慌てた方が良かったのかもしれません。香凪羽さんが僕のオチン×ンを持ったままどこかに消えてしまいました。

「完全に気配を消してるわね。どこに行ったのかしら。あの娘らしい技だけど、困ったわね」
 魅月貴さんが探知魔法で調べても、香凪羽さんの行方は解らないみたいです。

「困りましたね。晴陽兎さんが男の子かどうかを調べに来たのですが、証拠品を情報提供者で被害者の香凪羽さんが持ち去ってしまうなんて……」

「あの、アレは大事な魔法具で、無くなると困るんです。なんとかならないでしょうか?」
 このことは僕を調べに来たお姉さんたちも助けてくれるのではないでしょうか。

「そうですねえ、もう一度しっかり調査しないといけませんし、香凪羽さんがおかしなことをするかもしれませんし、捜さなければなりませんね」
「よろしくお願いします、僕たちも探します。今度こそきちんと調査してください」

 お姉さんたちが頬を染めます。恋情を強制する性魔術は使っていません。でも、魅月貴さんが僕を魅舐恋に惚れさせたことを思い出します。

 魅舐恋を好きになったことを後悔もしてないし、魅月貴さんを恨んでもいません。でも、魅月貴さんは性魔術でそうしたと告白して罰を受けました。性魔術を使わなければ、恋情を利用しても良いのでしょうか?

「晴陽兎、自惚れない方が良いわよ。あなたを好ましく思うことは自由だし、あなたがそうさせたとも思わないで」
 聖螺さんが忠告をくれました。僕の心が読めるのでしょうか。変な考えに捕らわれることを止めてもらえました。

「大丈夫、アレは晴陽兎君のモノなんだから、帰ってくるわよ」
 絵里庵先生は落ち着いています。先生の影響力は変わっていないはずなのですが、傍に居ても射精感が高まりません。オチン×ンがここに無いせいでしょうか。僕は今、男の子でなくなっているみたいです。

「帰ってくるって、なんだかアレが歩けるみたいな言い方ですけど、持っていかれちゃったんですけど」
 憐花さんが心配してくれます。
「今の晴陽兎君は私にはとても魅力的だけど、彼には大事なモノでしょうし、心配でしょう。帰ってこなかったらいっぱい慰めてあげるけど」
 永晴さんはオチン×ンを無くした僕にいつもより惹かれているみたいです。アレは永晴さんのお口やオマ×コにもずいぶん可愛がってもらったのですが。

「さあ、じゃあ晴陽兎君のアレが早く帰ってくるようにおまじないしておこうか? 晴陽兎君、オマ×コ開いて」
 性魔術クラスでは普通のことですが、調査官のお姉さんたちは頬を染めます。

 僕は椅子の上でM字型に脚を開き、オマ×コを指で拡げました。性魔術クラスでオマ×コを調べたりするとき、みんながよくするポーズです。

 オチン×ンが収納されていないオマ×コはなんだかとても寂しいです。オチン×ンを求める気持ちが解るような気がします。魅月貴さんや神好香お姉ちゃんが僕を性魔術クラスに入れた理由が解ったような。

「晴陽兎君が男の子ではないことを確認するなら、アレは要らないですよね? しっかり調べて確認していただけませんか?」
 絵里庵先生の言うことはもっともですが、調査官のお姉さんたちは初めて気付いたように僕を見ます。

「それはそうですね。きちんと調べてあげなくては」
 お姉さんたちが集まってきました。

「もっと拡げて、奥まで見せてください」
 オマ×コを拡げることには慣れていますが、自分のを拡げるのは初めてです。奥まで覗かれます。

「なかなか綺麗ですね……あら、邪魔しないでください」
 僕のお尻から生えている尻尾ディルドさんがオマ×コを隠そうとします。嫉妬してるみたいです。僕のオマ×コはキミのものじゃないんだけど。お尻はかなりこの子のモノにされてしまっていますが。

「ごめんなさい、この子は僕も制御できないんです」
 尻尾ディルドさんの先端がオマ×コに潜り込もうとします。オチン×ンが居ない今がチャンスなのでしょう。お姉さんの一人が尻尾ディルドさんを捕まえてくれます。

「つまり、持ち去られたオチン×ンもこの尻尾みたいなものなのですね。これが晴陽兎さんの性魔術なのでしょう。まだ未熟で制御できなくて、香凪羽さんを犯してしまったのでしょうね。悪いのはあのオチン×ンとかこの尻尾で、晴陽兎さんじゃないのでしょう」

 そう言われると僕もそんな気もしてきます。でも、この子たちを監督するのは僕の責任であるはずです。

「そうだとしても僕の責任です。オチン×ンも尻尾もしっかり言うこと聞いてくれるようにしないと」
「晴陽兎さんだけでなく、絵里庵先生や上級生の責任でもあります。新入生が魔法を暴走させてしまうことは、よくあることです。でも、それは私たちが取り締まることではありません。香凪羽さんにしたことの始末はそちらでお願いしますね」

 お姉さんたちがオマ×コに指を入れてきます。奥の方まで探られて僕は声を上げてしまいます。
「あ、ああんっ……」
「ごめんなさい、こっちの方が良いかな?」
 今度は舌が入ってきました。奥の方まで探られます。僕には子宮は無いはずですが、奥の方はどうなっているのでしょうか。

「男の子ではないようですね。性魔術クラスに居ることに問題はありません」
 お姉さんがそう言ってくれた時には、僕はオマ×コがせつなすぎて応えることができませんでした。しつこいくらい舐められたのに、絶頂できません。

「ありがとうございます。香凪羽さんのことについてはこちらで対処します」
「香凪羽さんが晴陽兎君のモノを持ち去ったことについては?」
「すぐに帰ってくると思いますわ」

 突然、足先から不思議な感覚が這い上ってきました。いつの間にか、影が張り付いて上ってきます。香凪羽さんだな、と直感しました。

 影は僕のオマ×コに張り付き、膣内に入ってきました。でも、影のままだと感触もありません。おそらく影になっている香凪羽さんも感じないのではないでしょうか。

 香凪羽さんが実体化してきました。影を作るはずの香凪羽さんの身体が見えてきます。
「ダメ、コレ、晴陽兎に入れないとダメ、入れたくてたまらない!」

 香凪羽さんはオマ×コから僕のオチン×ンを生やしています。双頭ディルドを入れた姿は、分離する前の僕の姿なのでしょう。

 オマ×コに突入しようとする香凪羽さんを、神好香お姉ちゃんと愛生李が止めます。絵里庵先生が話し始めました。

「そのオチン×ンは晴陽兎君のモノだもの。晴陽兎君の膣内に戻りたくて当然よね。香凪羽さんはオチン×ンをオマ×コに入れたい気持ちは初めてでしょうね。晴陽兎君があなたを犯したときも、その気持ちを感じてたのよ。あなたは入れたくなる女の子だったの。それってちょっと嬉しくない?」

「なんでもいいから、晴陽兎に入れさせて! オチン×ン返すから、告発も止めるから!」
「ありがとう、香凪羽さん。今回は自業自得の所もあるから、あなたの行動を利用させてもらったわ。さあどうぞ」

 解放された香凪羽さんが突入してきます。いや、僕のオチン×ンが帰ってきます。

 凄い一体感と安心感。合体した瞬間、香凪羽さんの膣内で射精が始まりました。僕の膣内にも出したい気持ちがあるのですが、それは止められます。それをするとオチン×ンが完全に別の生き物になってしまいそうです。怖さが止めさせているのかもしれません。でも、僕はそれを選べるようです。

 膣内射精された香凪羽さんはしばらく忘我の様子でしたが、次第に理性を取り戻したようです。

「私を操ったのは晴陽兎じゃなくてこのオチン×ン? 私が暴走させたってことよね。晴陽兎、あなた、何でそこまで、禁を破ってないと思えるようにがんばるの? 私が操られたのは確かなのに」

「心が重くならないようにしているだけです。僕は自分勝手なんです。香凪羽さん、もう一回したいんですけど、良いですか?」
「嫌。でも止めないで、何度でもして。嫌なのは自分。あなたに溺れる自分が嫌。あなたを素直に愛せない自分が嫌」
 僕は優しく動き始めます。香凪羽さんが強く抱きしめてきました。

☆ 快感が伝わるお札を作ったこと

 香凪羽さんの告発は取り下げられました。
「私も性魔術クラスに編入するわ。少し時間がかかるかもしれないから、それまでは安心してていいわよ。私が来たら、晴陽兎への復讐本編の始まりだからね」
 本当に元気になりました。ちょっと困るけど。

「晴陽兎さんの性別詐称疑惑は少なくとも普通の男性ではない、ということで不問にします。でも、まだ問題になる可能性はあります。注意してください」
 法務のお姉さんたちは僕の身体と分離したオチン×ンをしつこいくらい調べました。男性ではない、と言われると微妙な気分ですが、確かにもう違ってきてしまった気もします。

 オチン×ンが分離してしまったことで、僕も少し変わりました。少しで済む変化ではない気もしますけど。
 オマ×コの中に包まれる自分と、オチン×ンを包む自分が、分離したようで混じり合っている、不思議な感じです。

 自分のオチン×ンを膣内を動かして愛撫することを覚えてしまいました。オナニーとも言えますが、本当にオナニーと言っていいのか解りません。またオチン×ンが刺激にも、刺激を与える能力も強くなってきてしまっていることを感じます。

 自分のオチン×ンが女の子たちに伝えてきた刺激がよく解ります。僕は無意識に肉体操作の魔法力を使っていたみたいです。オチン×ンが気持ち良いように、そのとき愛してくれるオマ×コや唇を操作していたみたいです。

 操る、というと相手の子が自由にできない感じもしてしまいますが、そうでもありません。僕に操作されたオマ×コは、動き方を覚えてゆきます。普通なら動かせない部分が動き、締め付け、吸い着くやり方を覚えてゆきます。
 やがて女の子自身が好きなように動かせるようになります。愛生李や魅舐恋のオマ×コも、最初の頃に比べると凄い動きをするようになりました。

「晴陽兎様、魅舐恋を愛してくださってありがとうございます。晴陽兎様のために創られた私ですけど、もっと晴陽兎様専用に、お好きなように造り変えてくださいね」
 そう言って笑う魅舐恋は、今僕と座って抱き合ってつながっています。

 オチン×ンの先端にキスされるような感触。魅舐恋の子宮口は唇のように自在に動くようになりました。子宮口だけではなく、膣内全体を自由に動かせるようになっています。僕の弱い所を攻めてきますが、僕のオチン×ンも快感にはかなり強くなってしまっています。

「まだ肉体変化魔法は使えないなあ。魅舐恋は完璧だから必要ないけどね」
「嬉しいお言葉ですが、晴陽兎様を惹きつけるために創られたからそう感じられるだけです。晴陽兎様なら、私をもっと凄いエッチなホムンクルスにしてくれると信じられます。性魔術を極めるなら、肉体変化魔法とホムンクルスを扱うことは避けて通れないみたいですから。私を遠慮なく使って研究してくださいね」

 たぶん肉体変化魔法もそのうち覚えるでしょうけど、僕は少し別のことを考えていました。感覚に関する魔法のことです。

 魅月貴さんと聖螺さんは感覚共有魔法が使えます。今も彼女たちの舌は、僕のオチン×ンが魅舐恋の膣内で愛されていることを感じているはずです。僕のオチン×ンは分離してしまったのですが、感じる感覚はそのままです。オチン×ンが香凪羽さんに持ち去られたときも感覚はずっとありました。感覚共有魔法の可能性を感じました。

 感覚共有魔法をもっと研究したら、僕の快感、僕が与える快感を広く伝えられるのではないかと思います。それを望む人にエッチの快感を届けられるかも。

 性魔術師は愛玩用ホムンクルスを創って売ったり、媚薬を作ったり、性感を高める魔法をかけたりが主な仕事みたいです。昔は愛し合う人たちのエネルギーを高め、他の魔法に転用できるようになるお手伝いがメインだったらしいですが、変わってきているみたいです。

 性愛の快感を届けるなら、感覚共有は良い方法な気がします。もっと手軽に、好きなときだけ感覚共有できるようになったら、性魔術師の新しいお仕事になるのではないでしょうか。

 魅舐恋の良く動く膣内を感じながら、絵里庵先生から転送してもらった知識を探って考えます。小さな魔法具かお札を作って、それを身につけたときだけ感覚共有できるようにできないでしょうか。僕は一日中エッチしています。僕の快感を好きなときに受け取るアイテムができないでしょうか。

 できそうですが、僕にはまだ作れないようです。感覚共有魔法もまだ使えないので当然ですが。絵里庵先生か魅月貴さん、聖螺さんならできるでしょうか。

 魅舐恋をつながったまま抱き上げ、絵里庵先生に会いに行きます。

「ふーん、なるほど。晴陽兎君の快感を複数の遠くの人に伝えるわけね。難しい技術じゃないわね」
 絵里庵先生の近くではやっぱり射精回数が多くなります。魅舐恋が震えますが、お話の邪魔にならないよう声を抑えてくれます。

「僕の快感と、僕の相手の快感と選べても良いかも。魔道具かお札でしょうか」
「感覚共有は本来なら、晴陽兎君自身も相手の感覚が解っちゃうんだけど、一方的に送信できないと困るわよね。うん、面白そう。私がやれば簡単だけど、魅月貴さんと聖螺さんの修行も兼ねて研究してもらいましょう」

「魅月貴と聖螺はもうできるんだから、研究なら私たちにさせてください」
 神好香お姉ちゃんがそう言うと、愛生李、憐香さんと永晴さんも賛成します。

「じゃあ私たちはお手伝いということでどう? 魅月貴と私も参加はしたいわ」
 聖螺さんがそう言うと、魅月貴さんもしぶしぶといった感じで肯きました。

 全員でまず感覚共有魔法を練習します。僕の感覚もみんなの舌やオマ×コに接続されます。やってみて気がついたけど、プライバシーとかなくなります。互いのエッチしている感触がダダ漏れです。

 魅月貴さんと聖螺さんは僕のオチン×ンがしていることをずっと感じてたけど、それについて何も言わなかったのです。舌が勝手に絶頂して困ったこともあるのではないでしょうか。でもそれを受け入れることも、性魔術師のプライドなのでしょう。

 そして、感覚接続をオン・オフする練習に入りました。受け取りたくないとき、送りたくないときは止めることができるようになりました。

 僕やみんなの身体で作った魔法感覚を、お札に書き込める魔法式にします。これは初級魔術学校でも習う基本です。愛生李のオマ×コが感じる僕のオチン×ンの感覚や、魅月貴さんの舌が感じるオチン×ンの感覚、そして僕自身のオチン×ンが感じる感覚などを伝えるお札ができました。

 自分の感覚のお札を他の人に身につけてもらって試します。
「ん、魅舐恋ちゃんの膣内の感触ってこんな感じなのかあ……晴陽兎はこんな感じが好きなのね」
 愛生李が魅舐恋の感覚を伝えるお札を試しています。お札をオマ×コに貼り付けると感触が伝わります。魅舐恋には僕が魔法をかけました。

「晴陽兎だけじゃなく、みんなの感覚が販売できるわね」
「販売は性魔術クラスの研究発表のひとつということになるわね。そのあたりは先生に任せて」

「絵里庵先生が帰ってきてくれていて良かったですわ」
 神好香お姉ちゃんが微笑みます。

「本当に良かったのかしら。晴陽兎の問題がこじれないように気を付けないと」
 魅月貴さんはあいかわらず絵里庵先生に少し冷たいです。

 最初少し作って、絵里庵先生が学園の関係者に配ったみたいです。すぐにたくさん作ることになりました。

 魔法式が解れば、お札を作ることは初級魔術学校の生徒でもできます。お札ばかり作っているわけにもいかないので、初級魔術学校の生徒が魔法式を扱う練習として作ってくれることになりました。

 僕たちは感覚の持ち主として、自分のお札が売れたら少しもらえることなりました。その代わり、エッチの快感をしっかり送らなければなりません。いつも通りで大丈夫みたいですが。

☆ お姉ちゃんが暴走すること

 ある日の夜、神好香お姉ちゃんに呼び出されました。夜の教室は誰も居ません。

「晴陽兎ちゃん、来てくれたのね。ありがとう。こうでもしないと、二人きりで会えないから」
「神好香お姉ちゃん、何かお話?」

 お姉ちゃんは昔と同じように優しいです。エッチするときも、僕が好きなようにさせてくれます。お姉ちゃんに近づいて抱きしめようとすると、伸ばす手を抑えられました。

「晴陽兎ちゃん、オチン×ンとれるようになっちゃったね」
「うん、でもつながってもいるよ。離れても離れてない」
「どんどん男の子から離れてゆくようで、でもしっかり男の子で、晴陽兎ちゃんもそれを受け入れてる。晴陽兎ちゃんの精神を支えてあげるつもりだったけど、必要無かったね」

 神好香お姉ちゃんが、僕を誘い出して性魔術クラスに入れたことを気にしていることは感じていました。魅月貴さんのように、自分は悪役だと割り切ってもいません。むしろ、僕に償おうとする感じでした。

「私、自分勝手なことをして、そのことに浸るのが好きだったみたい。罪の意識を感じながら晴陽兎ちゃんとエッチするのが愉しかった。でも、晴陽兎ちゃん怒らないし、償う理由も無くなってゆく感じ。赦されて迷う自分が、結構面倒な女だって解っちゃった」

 そう言いながら、神好香お姉ちゃんは僕のスカートをめくります。勃起しているので、双頭ディルドを入れているかのようなオチン×ンが現れます。尻尾ディルドさんが隠そうとするかのように巻き付きます。

「罪の意識に浸るのも、少しなら良いけど、このままだとダメみたい。償いをしたくて晴陽兎ちゃんに酷いことしそう。感情をコントロールする義務のある、性魔術師見習いとしてお願いするわ。怒って。おしおきして。償わせて」
 尻尾ディルドさんを片手で巻き取るように抑え、オチン×ンを優しく撫で回してきます。

「おしおきって……」
 何をすれば良いのでしょうか。痛くしたりするのは苦手です。エッチして、させてもらうのは、たぶんおしおきになりません。

「そうよね、晴陽兎ちゃん優しいもんね。普通こんなことされたら、もっと怒ると思う。気持ち良かったのと、意外に晴陽兎ちゃんに合ってたから受け入れちゃったのね。ごめんなさい、晴陽兎ちゃんがおしおきしてくれるように、怒らせるしかないの」
 神好香お姉ちゃんの指先から魔法力が伝わってきました。

 僕のオチン×ンの感覚は、お札を通じてそれなりに多くの人に伝えられています。今は伝えないようにオフしていたのですが、強制的に起動されました。そして、何かが刻印される感触。刻印は感覚接続を通って僕とつながっている人たちにも流れてゆくようです。

 射精したい感じというか、渇きが高まります。絵里庵先生の影響力とも違う、もっと凶暴な感覚です。ただの射精では癒やされないことを感じます。

「コレを見つけちゃったから試したくなっちゃっただけかも。晴陽兎ちゃんの知識には無いでしょうね。支配のための性魔術は禁書だから」

 神好香お姉ちゃんが凄く魅力的に感じます。お姉ちゃんに触れれば、この渇きが少し満たされることが解ります。性魔術にあってしかるべき技ですが、禁じられるであろうことも解ります。

「その刻印の影響は、私の体内の刻印と合わせることでしか癒やせないわ。そして私は逃げるの。変わりたいから。ごめんね、晴陽兎ちゃん」

 神好香お姉ちゃんが下がるのを追おうとしますが、うまく歩けません。刻印が痛みます。
渇きだけでなく、動こうとすると痛いみたいです。

 この渇き、痛みが、感覚を受け取っている人たちにも伝わっていることが解ります。多くの人がお札は外したでしょうが、刻印は身体に刻まれてしまったみたいです。痛みが流れていっていることを感じます。

 ほどなく性魔術クラスのみんなが集まってきました。
「晴陽兎、コレはどういうこと? 痛みを伝えてるの?」
 魅月貴さんと聖螺さんは舌に刻印の痛みを感じているようです。声も出しにくそうです。
魅月貴さんの舌が動くと、感覚共有しているオチン×ンの刻印が痛みます。

「神好香お姉ちゃんが……お姉ちゃんを探して!」
 僕は痛みを抑えるために動けません。自分の痛みはともかく、動くと痛みが多くの人に伝わってしまいます。

「コレは大変よ。急いで神好香さんを保護しないと。香凪羽さんや晴陽兎ちゃんどころじゃない大問題になるわ」
 絵里庵先生が真面目な顔になっています。いつもどこか面白そうな表情の先生なのですが。

 先生は僕を仰向けに寝かせます。オチン×ンが絵里庵先生の膣に包まれました。初めてです。

 男性は近づくだけで射精してしまう先生の膣の感触を空想したことはあります。精神が壊れるかもしれないから、ということでさせてはもらえませんでした。想像もつかない快感をくれるのだろうと思っていました。

 確かにその通りでした。刻印が無ければ、先端が触れるだけで射精が停まらなくなっていたでしょう。近づくだけで射精まで導いてしまう先生の影響力が凝縮されています。でも、確かに凄く気持ち良いのですが、痛みと渇きが癒やされません。射精できません。

「痛みで支配する禁呪か……何処で見つけたのかな。晴陽兎ちゃん、我慢してね」
 絵里庵先生は、僕の感覚につながっている人たちから刻印を集めようとしています。一度伝えられてしまった刻印は、お札を外しても僕の刻印から影響を受けているようです。先生は刻印の影響を自分の膣内に移し替えようとします。

「ダメ、先生、痛すぎる!」
 痛みが強くなります。刻印そのものが抵抗しているようです。

 先生の膣がぎゅっと締め付けてきました。そのまま僕のオチン×ンを引っ張りだそうとします。分離してしまったオチン×ンを引き出すには十分な力であるようでした。

 僕は悲鳴を上げようとしたみたいです。でも、声は出なかったと思います。魔法で分離された時も耐えるのに必死でしたが、あれは痛みではなく、ただ身体をいじくられる感触でした。今のは声も出せない痛みです。

 刻印が僕の中にもあることに気付きました。双頭ディルドの形に改造されてしまったオチン×ンの片方、僕の膣内に収まっている側にも刻印がされていたのです。そして、それを受け止めているオマ×コの中にも。

 引き離そうとすることを許さないための痛みです。性器の結合を強制するための魔法刻印です。

「ダメだわ、回収できない。無理にやろうとすると、痛みで誰かをショック死させかねないわ。さすが禁呪ね」
 絵里庵先生が離れます。今のオチン×ンを抜かれる痛みも、誰かに伝わってしまっています。

「コレ、神好香さんも痛いはず。晴陽兎ちゃんとつながって、互いの刻印を合わせないと痛いはずなのに、逃げたのね。乱暴だなあ。おとなしい娘だと思ってたけど」

「晴陽兎の刻印と引き合うなら、晴陽兎が探すのが良いでしょう。晴陽兎、治療は痛いこともあるモノよ。でも放置するよりずっと良いの。お願い、神好香を探して」
 魅月貴さんにお願いされたのは初めてでしょうか。

☆ お姉ちゃんを求めること

 神好香お姉ちゃんを追うのは難しくありませんでした。探知魔法で簡単にたどることができました。以前、憐香さんと永晴さんを助けた森の中に居るようです。

 僕が痛みで上手く動けないように、お姉ちゃんも動きにくいはずです。遠くへ行けなかったのはそのせいでしょう。でも、見つけたとき、刻印の痛みに耐えているとは思えない、しっかりした足取りで歩いていました。

「神好香、あなたが晴陽兎を自分専用にしようとしたのは解らなくもないわ。でも、そうしておいて逃げるのは何故?」
 魅月貴さんの問いは、答えを知っている教師が問うような口調でした。

「晴陽兎ちゃんを怒らせたかった。私を叱って欲しかった。見捨てられるくらい怒らせることができて、それでも私と一緒に居なければならない、この刻印の禁呪は魅力的過ぎたの。でも、そんなことに惹かれる自分は嫌だった」

「私は罰を受けるでしょう。晴陽兎やみんなと、二度と会えなくなるかも。どんな罰を受けると思う? それを考えると、興奮するの。オナニーしたくなるの。気持ち良いの」
 お姉ちゃんはうっとりした表情を見せます。あの優しい感じが、なんだか魅月貴さんみたいに気が強く妖艶な感じになっています。でも、どこか無理をしているような気がします。

「逃げてみて解ったわ。結局、自分からは逃げられないのね。どうすれば良いの? 私、取り返しのつかないことをしたと思う。それって、取り返しがつかない、ってことなのよ」

「このままの私なら、またすると思う。こんなことする前に自分を消せば良かった。でも、今私が消えたら、晴陽兎ちゃんの刻印は一生みんなを苦しめるわ」
 お姉ちゃんの口調はしっかりしています。覚悟を決めているような。

「消えることはできなくて、消えてはいけなくて、それで安心するのよ? 気持ち良くなっちゃうの。もうダメかも」
 いつものお姉ちゃんよりよほどしっかりしているように見えるのですが、もうダメかも、とか言っています。そんなことない、と言いたいのですが、どうすれば事態が収まるのか解りません。

「学生が魔法を暴走させちゃうのは良くあることよ。それは教師と仲間が解決すべきこと。神好香さん自身も何とかしたいと思ってる。だから大丈夫よ。自分だけではできなくても、そのために私や仲間が居るのよ?」
 絵里庵先生がいつもの口調で諭します。

「私のこの淫気、男性を近づいただけで射精させ、干からびさせてしまう影響力は止められないの。男性に会うことが禁止されたのは当然。でも、上級魔法学園、性魔術クラスの教師として、楽しく生きてるのよ? 大丈夫、なんとかなるわ。神好香さんの問題は心の問題だけ。魔法のことは心配しないで」
 絵里庵先生は信頼できます。魔法のことが大丈夫なら、僕にできることは別のことです。

「神好香お姉ちゃん、解ってあげられなくてごめん。痛いし、他の人たちを巻き込んでいること、赦せない。でも、神好香お姉ちゃんに求められた感じはちょっと嬉しかったよ」
 お姉ちゃんを押し倒します。急激な動きのせいで、オチン×ンの刻印が痛いです。お姉ちゃんは逃げようとしましたが、肉体強化と武術を学んだ僕からは逃げられません。

「僕もまだどうすれば良いか解らないけど、とりあえずエッチするよ? 刻印を消せなかったら、ずっとつながったまま性魔術クラスの先生を目指そう」
 お姉ちゃんのオマ×コに挿入すると、刻印が触れあいました。痛みが快感に逆転します。魅月貴さんと聖螺さんが座り込みました。舌を出して震えています。オチン×ンと舌の感覚共有を切っていなかったようです。あんなに痛かったのに。

「神好香お姉ちゃんは僕のオチン×ンのケースになっちゃうね。オチン×ンの一部として、代わりもしくれないかな? 神好香お姉ちゃんの全身の感覚を僕のオチン×ンに伝わるようにして、そうだ、そのまま小さくなって、神好香お姉ちゃんごと他の女の子の膣内に入れられるようになったりしたら、面白いかも」
 僕は自分のアイデアに驚きます。すっかり性魔術クラスの学生になっている自分を見つけました。

「そのくらい良いでしょ? そうでもしないと、魅舐恋や他の女の子とできないもの。神好香お姉ちゃんがこうしてくれなかったら思いつかなかったと思う」
 普通に聞いたら、酷いことを言っているような気もします。でも、神好香お姉ちゃんは受け入れてくれるような気がしました。

「晴陽兎ちゃん、もし刻印を消せたとしても、それはやってみたいわ。希望する娘は他にも居ると思うけど。魅舐恋ちゃんなんか、そうしてもらいたがるわよね。でも、最初は神好香お姉ちゃんにしてくれるでしょ? 罰とか、償いじゃないわ。私だって、性魔術クラスの学生なのよ? 自分が協力したアイデアをやってみたいのは当然」
 壊れそうだったお姉ちゃんが笑ってくれました。前のふわふわした優しい雰囲気とはどこか違います。頼れる感じになりました。

「晴陽兎ちゃん、ありがとう。私、ちょっと扱いにくい女の子だったみたい。でも、私が性魔術に向かないとも思わないわ。晴陽兎ちゃんやみんなも居るから、大丈夫よね? 無理に自分を変えようとしてもダメみたい。扱いにくい女の子を満足させる性魔術を研究する、で良かったのね」
 余裕の発言に聞こえるでしょうが、刻印を合わせたエッチの快感は、魅月貴さんや聖螺さんが一瞬受けきれないほどのものです。この快感を受け止めながらこんなに話せるのは、神好香お姉ちゃんの才能を感じます。

「神好香さんは禁呪を試してみたくなっちゃっただけよ。我慢しなきゃいけないことだけど、魔術師ならみんなその心は持ってて、必要な心でもあるの」
 絵里庵先生が微笑んでくれます。

「好奇心が無い魔術師、狂気を持たない魔術師は、本当の魔術師じゃないわ。神好香さんは性魔術クラスの生徒としてふさわしいわ。ちょっと間違えそうになったけど、大丈夫みたいね」
 僕はお姉ちゃんとつながったまま抱き上げ、立ち上がります。お姉ちゃんはしっかり抱きついてくれます。

 魅月貴さんがお姉ちゃんにキスしました。
「神好香、ちょっとやりすぎ。でも、あなたのこと見直したわ。晴陽兎は私のモノになる予定だけど、あなたは手強そうね」

 お姉ちゃんが良い笑顔を見せます。
「魅月貴、晴陽兎ちゃんは私のことずっと好きだったんだから。魅舐恋ちゃんも居るし、難しいと思うわよ?」

 お姉ちゃんにこんなに求められたんだ、と気がついたとき、膣内で射精してしまいました。僕は射精をコントロールできる魔法をかけてもらっていますが、精神の快感は射精を許可してしまいます。

☆ お姉ちゃんと離れられないこと

 神好香お姉ちゃんと刻印を合わせた時の快感は、お札を通じて刻印の痛みが伝わってしまっていた人たちにも感じられたはずです。それだけで赦されるわけもありませんが、禁呪だからこその凄い快感でした。

 とりあえず痛みは止められたのですが、神好香お姉ちゃんと離れられません。二人で歩こうとするより、僕がお姉ちゃんを持ち上げた方が楽でした。お姉ちゃんは僕の腰にしっかり脚を絡め、首筋に抱きついて肩でも支えられるようにしてくれました。

「ごめんね晴陽兎ちゃん、でも私はこのままでも良いかも。凄く幸せ……」
「そうはさせないわ。晴陽兎のアイデアだとあなたはある意味そのままだけど、絶対引き離すから」
 魅月貴さんに嫉妬されているのでしょうか。嫉妬というより、僕に色々することについて負けたくないと思っているような気がします。

「後始末が大変そうですけど、どうしましょう? 神好香さんは退学とかさせたくないわ。なんとかできるなら、できることは協力するわ」
 憐香さんがそう言うと、永晴さんも頷いてくれます。

「私も色々やってみるけど、できれば魅月貴の家のバックアップが欲しいわね。でも魅月貴はしたくないでしょうね」
 聖螺さんは魅月貴さんのことを良く知っているみたいです。

「今回はそうしたくないとか言ってられないのは解るけど、家族の力を借りたら、引き換えに私が戻って来いと言われるでしょうね」
 魅月貴さんは家族と上手くいっていないのでしょうか。香凪羽さんは大きな家のお嬢様だと言っていましたから、いとこの魅月貴さんもそうなのでしょうけど。

 教室に戻ると、香凪羽さんが待っていました。笑顔で迎えてくれようとしたみたいですが、神好香お姉ちゃんとつながっている僕を見て驚いた顔になり、それからは前のように睨まれました。

「晴陽兎、何したの? あなたの性感のお札、私も買ったけど、痛くて死にそうになったわ。あ、正式に性魔術クラスに転入したから、よろしく」

「香凪羽、協力して」
 いきなり魅月貴さんが香凪羽さんにお願いしました。お願いというより命令に聞こえますが、魅月貴さんのこれはお願いです。

「協力って、さっきのことを隠すの?」
「いいえ、私たちが償えるようにして。神好香を退学させるとか、性魔術研究を禁止するとかじゃなく。性魔術クラスが無くなったら、晴陽兎とも一緒に居られなくなるかも」

「……晴陽兎は追いかけるから良いけど、あなたに貸しを作れるのは良いかもね」
「ええ、晴陽兎が私のモノになっても貸してあげるわ」
「魅月貴さん、性魔術師の心得に反することは少し隠して下さい」
 思わず注意してしまいます。

「性魔術でやらなければ良いのよ。その話は今は後回しね。とにかく、性魔術の研究を続けられないと、晴陽兎が神好香にとられちゃうの」
「ああ、あの痛みを抑えるためにくっついてるわけね。ええ、協力するわ。神好香先輩、晴陽兎から解放してあげますから。安心してくださいね?」

 香凪羽さんの笑顔が怖いです。神好香お姉ちゃんの身体が震え、オマ×コがきゅっと締め付けてきて僕は射精してしました。

☆ お姉ちゃんが従うこと

 学園の人たちや、王国の人たちにいろいろ説明するのは大変でした。絵里庵先生と香凪羽さんがしてくれました。

 ひきこもりだった香凪羽さんですが、人と交渉するのは上手なようです。綺麗事が嫌いらしいところは魅月貴さんに似ています。でも、綺麗事を自分で使うことに抵抗はないようです。

 禁呪の影響のうち、お札を通じて伝わってしまった部分は、解呪できるようになりました。絵里庵先生が解呪のための魔法式を作ってくれました。
 初等部の生徒さんたちに教えて、解呪してもらいました。また頼ることになってしまいました。

 神好香お姉ちゃんは、王国からの処罰および退学処分を免れないようでした。
 しかし、王国からの処罰は、被害者と見なされた僕に仕えることでした。
 僕の希望で、性魔術クラスに残ることになりました。

 お姉ちゃんは、もし禁呪が解除できても、僕が赦さない限り、僕に完全服従ということになりました。

「神好香お姉ちゃん、僕に赦されたらどうしようって心配してない?」
 つながったままのお姉ちゃんの膣内に何回射精しているでしょうか。射精コントロールの魔法で我慢もできるのですが、禁呪の刻印を合わせることは気持ち良すぎて、時々射精しないと精神によくないです。

「あっ……あん、そんなことありません。晴陽兎様に赦されても、自分を赦すことはありません……晴陽兎様に一生仕えます」
「僕も赦すかどうか解らない……神好香お姉ちゃんが好きだった。今も好きだ。僕に仕えてくれるなんて、夢みたいだ……でも、もうお姉ちゃんだけじゃ足りない」

「はい、他の女の子を愛するお手伝いも、神好香に命じてください。愛する晴陽兎様が、みんなに愛されるのが嬉しいです。嫉妬しながら従わなきゃならない自分が、気持ち良いです」

「しょうがないなあ。お姉ちゃん、僕のことは前みたいに、晴陽兎ちゃんって呼んで。命令だよ」
「あんっ、了解しました、晴陽兎、ちゃん……」

「お熱いわね。晴陽兎も服従されるのが好きみたいね。神好香、あなたから晴陽兎を解放できそうだって。先生が方法を見つけてくれたわ」
 魅月貴さんとクラスのみんな、絵里庵先生が教室に入ってきました。ずっと資料室で禁呪のことを調べてくれていたのです。

「結局、禁呪を完全にすることが解決法みたい。痛みで結合を強制する性器の刻印だけじゃ、術師も拘束されちゃうものね。離れても刻印で縛る方法があるみたいよ」
 絵里庵先生が近づいてきて、射精感が高まります。僕はまたお姉ちゃんの中で射精してしまいました。先生の淫気にもかなり慣れてきたつもりなのですが。

「あ、ありがとうございます、先生……晴陽兎ちゃんを助けてあげてください」
 神好香お姉ちゃんは笑顔を作っています。僕が離れることを残念に思いながら、喜ばなくてはならない自分に酔ってもいます。

「でもね、神好香さん、完全に解呪できるまでは、あなたは晴陽兎ちゃんしか愛せなくなるわ。刻印がある、晴陽兎ちゃんのオチン×ンしか入れられなくなるわ。これは仕方ないわよね?」
「ええ、自分で晴陽兎ちゃん専用になったんだもの、望むところです」
「じゃあ、ちょっと我慢してね」

 絵里庵先生が神好香お姉ちゃんのオマ×コに指を差し込んできました。刻印に向けて魔法をかけます。
「あ、ああっ!」
 神好香お姉ちゃんは弾かれたように立ち上がりました。オチン×ンがあっさり抜けてしまいました。

 離れているとあれほど痛かった刻印が痛みません。というか、離れた感じがありません。まだお姉ちゃんの膣内に入ったままのような。

「あ、あれ? まだ入ってる感じなのに……そうか、感覚共有の応用ですか?」
「そんなものだけど、禁呪の一部だからちょっと特別。神好香さんの刻印は、晴陽兎ちゃんのオチン×ン以外のモノを入れるとやっぱり痛むらしいわ。これでこの支配の禁呪は完成」

「支配完成か……」
 あれほど避けてきた、性魔術で他人を支配すること。
 僕が望んでしたことじゃないし、咎められもしないのでしょうけど、やっぱり残念な気分です。

「ごめんね、晴陽兎ちゃん。心得を破らないように頑張ってたのにね……でも、これは私が、自分を晴陽兎ちゃんに支配させようとしたことです。ちょっと変だけど、それは禁じられていないわよね。禁呪を使ったから咎められただけ。でも、本当は、支配されようとすることも禁止しなきゃダメかも」

「そうね、私もそうしたいもの。晴陽兎に支配されたいわ。でも、その気持ちも嫌だわ。晴陽兎に嫌われそうだし」
 香凪羽さんも解ってくれています。

「だから、性魔術で支配してはいけない、なんて心得がおかしいのよ。必要なことも解るけど、何かおかしいわ」
 魅月貴さんは自分を支配させようなんて絶対しないでしょう。そこに安心するのも変ですが。

「で、晴陽兎、誰に入れてくれるの? 絵里庵先生の近くで我慢するために必要よね? ずっと神好香先輩に独占されてて、我慢してたのよ?」
 愛生李がそわそわしています。愛おしくなって、抱き寄せて挿入しました。

「あ……晴陽兎ちゃんの感覚が来る……」
 神好香お姉ちゃんの膣内の感触は消えていません。ずっとオチン×ンを包んでいます。そのまま愛生李の膣内に入ります。二人の膣内の感触が、競い合うように締め付けてきます。

 僕のオチン×ンは、魅月貴さんと聖螺さんの舌との感覚共有もされたままです。 二人も舌を動かしています。魅月貴さんは口に含んだマシュマロを舐め回し、聖螺さんは舌を伸ばして唇で締め付けます。それらの感触がオチン×ンに来ます。

 僕のオチン×ンを通じてやりとりされる感触をみんな感じています。リズムが合い、その中で変化します。刺激も先端に集中したり、竿の部分を分け合ったり。

 複数の感触を感じることには慣れていました。
 でも、それぞれの感触が協力して和音を奏でるのはまた違う快感です。

 僕も愛生李の中でオチン×ンをうねらせ、それに参加します。
 性魔術クラスの生徒たちは、みんなで快楽のハーモニーを探すのです。

☆ 先輩に告白されること

 ある日の放課後、聖螺さんに押し倒されました。スカートをめくられ、オチン×ンにキスされます。

 なんだか、いつもより情熱的です。

「聖螺さん?」
「晴陽兎、結局、誰が好きなの? みんな好き、じゃなくて、特別なのは誰? まだ決めてなくて、迷ってるのでしょうけど、リードしてるのは誰?」

「え? えっと……」
「魅舐恋ちゃん、愛生李ちゃんは特別よね。神好香、永晴もリードしてるのは知ってるわ。憐香と香凪羽ちゃんはあなたに惚れてて、がんばってるわ。魅月貴のことも気にかけてるわよね。やっぱり、私が一番遅れをとってるのかな」

「聖螺、晴陽兎の特別じゃないと困るの? 性魔術の研究のために必要なら、いくらでもエッチしてくれると思うわよ。それとも、あなたも、晴陽兎に惚れた?」
 魅月貴さんがからかいます。

「ええ、たぶんそう。惚れたわ。でも、魅月貴、あなたもそうよね? 晴陽兎に惚れてるでしょう?」
 魅月貴さんが言葉に詰まります。
 それが嘘になるとしても、すぐ否定すると思ったのですが。

「晴陽兎は、無理に連れて来られて、男とも女とも違うような身体にされて、それも受け入れて、その先に夢を見てるのよ。それに、良い子過ぎて、我慢ならないわよね。でも、眩しさに慣れたら、やっぱり欲しくなるわ。女の子はそうよね。キラキラ光るモノは好き」

 魅月貴さんが軽く首を振って、ため息をつき、にっこり微笑みました。
「そうね、晴陽兎は手強いわ。下手に自分のモノにしようとしても、返り討ちにされるわ。神好香はそうなっちゃったし。しかも、ぐずぐずしてると、どんどん心に入り込んで来るのよね。晴陽兎のいやらしい素直さが伝染するわ」

「ああ、そう、しかも、それが気持ち良いのよね。晴陽兎の一番になれなくても良くなってくるわ。でも、それは嫌。晴陽兎の特別になろうとして、晴陽兎を取り合うのが、対抗する方法に思えるの」

 聖螺さんはオチン×ンを舐めまわします。感覚接続されている舌とオチン×ンが触れ合うのは、快感が倍以上になります。

「そうね、晴陽兎を快楽で落とすって決めたのだったわ」
 魅月貴さんは僕のオチン×ンを引き抜きました。双頭ディルドのようなソレが現れます。
 分離できるようになってしまったのですが、コレが僕のオチン×ンです。

 でも、神好香お姉ちゃんの禁呪の痛みのせいで、抜くことは難しいはずでした。
「あれ? 痛くない……」
「禁呪完了で、離れても大丈夫になってるのよ。自分の膣内にある感覚は消えてないでしょう?」
 そういえばそうです。神好香お姉ちゃんの膣内に居る感覚が続いているのと同じ効果です。

 そのまま、魅月貴さんは僕のオマ×コの方に吸い付いてきました。舌が入ってきます。魅月貴さんの舌も、今抜かれたオチン×ンと感覚共有しています。抜かれたそれが戻ってきたような感じもありますが、動きは魅月貴さんのものです。

「晴陽兎君のオチン×ン、聖螺だけに任せられないわ」
 憐香さんが聖螺さんが咥えている反対側を咥えました。聖螺さんと唇が触れ合ったりしながら、双頭ディルドのような僕のオチン×ンをしゃぶってくれます。

「晴陽兎は私をもらってくれるのよね?」
 香凪羽さんが、僕の尻尾ディルドさんを舐め始めました。このディルドさんは僕の二つ目、いや三つ目のオチン×ンです。僕のお尻に住み着いてしまった淫魔の一種らしいのですが、オチン×ンとしての感覚はあります。

「出遅れちゃった……晴陽兎君、こっち向いて」
 永晴さんが唇にキスしてきました。

 永晴さんのキスは甘いです。本当に甘いのです。体液の薬効付与は永晴さんの得意分野で、味付けもできます。
 以前、僕のオマ×コにも淫薬分泌魔法をかけてくれました。

「永晴の魔法のせいで、晴陽兎のオマ×コ美味しいのよね……お口にもかけてあげたら?」
「ん……」
 永晴さんの舌と唇から魔法力が伝わってきます。
 僕の唾液が甘くなってきます。どこか爽やかな甘さです。
 永晴さんが舌を伸ばし、味わい始めます。

「ん、美味しくなったわ……晴陽兎君、ちょっと試させてね」
 永晴さんが僕の唇を舐めあげました。
 魔法力を使っています。

 唇に快感。
 コレはオマ×コを舐められる感覚です。あまり知っている男の子はいないでしょうが、僕は知っています。
 僕はもう男の子ではないのかもしれませんが。

「んふ、上手くいったみたいね」
 自分で舌で舐めてみると、内側から舐められているような快感です。
 快感を感じるようになったお口の中をお掃除してしまいます。

「あ、あん……ちょっと激しい……」
 永晴さんが悶えます。
 僕のお口の中は、永晴さんの膣内と感覚接続されたようです。
 オマ×コのように気持ち良いのは、永晴さんの感覚が返ってきているからのようです。

「ふ、んちゅ……」
 永晴さんがまたキスしてきました。自分のオマ×コを舐めまわす感触を感じているのでしょう。

 その快感は僕にも感じられて、そしてそれだけでもありません。
 感覚接続がなくても、キスは気持ち良いものです。

☆ 多すぎ気味のプレゼント

「先輩たちには負けられないわ」
 愛生李もくっついてきます。

「愛生李様、愛舐もお手伝いします」
「晴陽兎様、早く魅舐恋をもっとあなた専用に変えてくださいね」
 愛舐ちゃんと魅舐恋も一緒です。
 魅舐恋は僕のホムンクルスなのですが、愛生李に懐いています。

 愛生李と愛舐ちゃんは僕の手をとり、おっぱいを触らせてきます。
 僕の耳に舌を入れて舐め、耳たぶをしゃぶってきます。

 魅舐恋はおへその辺りに長い舌を伸ばしてきました。
 時々、僕のオマ×コに吸い付いている魅月貴さんの唇に割り込もうとして、互いの舌を絡めて争っています。

「晴陽兎ちゃん様、神好香にもご奉仕させてください」
 神好香お姉ちゃんは僕の靴と靴下を脱がせ、足指を舐めてくれます。

 晴陽兎ちゃんと呼んでと命令したのですが、様が付いています。
 お仕置きしなければなりません。
 でも、何をしても喜んでしまうので、おあずけを命ずるのが良いのですが、それも難しいです。
 神好香お姉ちゃんのオマ×コは僕のオチン×ンと感覚接続されています。
 いつでも僕を締め付け、奉仕することができます。
 それはおあずけの命令に背いたということなのですが、それを咎めても、おしおきがいつまでも終わらないということになります。

 僕も負けられません。
 身体中の皮膚を微妙に動かし、振動させます。
 ただのバイブレーションではありません。
 快楽の音楽のリズムです。

 音楽振動は、僕に触れている身体の中で共振を起こします。
 触れられないはずの身体の奥を震えさせ、性感を高めます。
 固いところをほぐし、緩んだところを伸ばし、滑らかになった感覚で僕のメロディーを感じてもらいます。
「あ、あんっ……晴陽兎の研究も進んでるのね」
 魅月貴さんと聖螺さんは音楽好きなだけあって、反応が良いです。

 オチン×ンが外れるようになってしまって、快感は増えたのですが、どこか物足りない感じもありました。
 魅月貴さんに舐められているオマ×コが、気持ち良いけど、どこか寂しいです。

「晴陽兎、やっぱりココに無いと、寂しい?」
 聖螺さんが僕の股間をつつきます。
「うん、ちょっと……」

「魅月貴、ちょっと退いて」
 聖螺さんが魅月貴さんを押しのけて、僕のオマ×コに吸い付いてきました。
 舌で何かを差し込まれる感触。

 それは僕のオマ×コの奥、かつてオチン×ンが生えていた所にたどり着き、更に体内に染み込むように根を張ってきました。

 魔法植物の種のようです。
 聖螺さんはたくさんの植物を育てています。

「あ、ああっ?」
 僕のオマ×コの奥から、オチン×ンが生えてきました。
 これで三本目? いや、四本目でしょうか。

「何? コレ、緑のキノコ?」
 魅月貴さんが言うとおり、健康そうな植物のような、薄い緑色をしたキノコにも見えます。
 でも、オチン×ンの感覚があります。

「上手く操れば、どこからでも生やせるから、がんばって使いこなしてね」
 聖螺さんのプレゼントです。
 さすが魅月貴さんのライバルです。

 もっと生やすか、ちょっと迷いました。
 確かに、身体のどこからでも生やせるようです。

 でも、僕にも僕なりの美意識があります。
 美しく、というのは難しいかもしれないけど、どこでもたくさん生やせば良いとは思えません。

 オマ×コの奥から生えてきた一本は、聖螺さん、魅月貴さん、魅舐恋が奪いあっています。
 やっぱり、ここ、股間のオチン×ンが足りません。

 オマ×コの奥から、二本目、三本目の緑のオチン×ンが生えてきました。
 ちょっときついです。勃起が三本は太すぎます。
 根元の方に意識を向け、枝分かれする前の元の部分を成長させ、伸ばします。
 オマ×コを押し広げている部分は一本になり、その先で三本に枝分かれしたオチン×ンになりました。

 三人で分け合ってくれました。
 でも、根元まで飲み込まれると、それぞれの唇が触れそうです。

「晴陽兎、自分は太いの苦手だったの? 私たちのオマ×コ、あんなに広げるのに」
 魅月貴さんが言っているのは、オマ×コの研究の時のことです。
 膣内をしっかり観察し、歓ばせる方法を探したりもします。
 その時はつい、大きく広げてしまいます。

 性魔術クラスの先輩たちは、かなり広げても大丈夫です。
 でも、緩いなんてことはありません。絶対。
 危険なくらい締め付けることもできるのです。
 実際はそれどころではなく、僕は魅月貴さんのオマ×コで、オチン×ンが改造されてしまったのですが。

「晴陽兎君のオマ×コも、鍛えた方が良いかもね。オチン×ン勝手に抜かれないくらいに」
 そう言いながら永晴さんが僕のオマ×コに舌を這わせてきます。
 魅月貴さんたちと顔がぶつかると言うか、押しつけあっています。
 少し根元を伸ばしました。

 今、僕のオマ×コからは、緑のオチン×ンが突き出ていて、それは三本に枝分かれし、魅月貴さん、聖螺さん、魅舐恋が咥えています。

 そこに収まるべき、僕の本来のオチン×ンは、双頭オチン×ンになってそこから外れ、憐香さんと愛生李、美奈子がしゃぶっています。

 こうやって言葉で説明するのが難しいというか、もどかしい感じです。
 普通の身体でも、多人数でのエッチは複雑になるのでしょうが、僕は身体も普通じゃないのです。

☆ 男の子としての愛し方

 凄く気持ち良い……でも、どこか違和感。
 今、性魔術の研究というわけでもなく、先輩たちや愛生李が僕を求めてくれています。
 僕も応えて、気持ち良いけど、何か違う……

 たくさん生やすことができるオチン×ン、外すこともできるオチン×ンは、みんなの相手ができて、快感を増やしてくれます。
 それも良いけど、何か忘れているような……

 初めて学院に来た時、永晴さんと憐香さんを襲っていた淫魔さんを思い出しました。
 たぶん憐香さんが召喚した淫魔さんを、僕は倒してしまいました。
 今、僕のお尻に入っている尻尾ディルドさんは、あの淫魔さんに関係があるような気がします。

 何本ものオチン×ンを振るい、快楽を貪り、与えるだけなら、淫魔さんと変わりません。
 僕にできること、期待されていることは違うような気がします。

 魅月貴さんと神好香お姉ちゃんが僕を性魔術クラスに入れたのは、男の子を研究するためでした。淫魔ではなく。

 僕は身体を起こし、本来の僕のオチン×ンである、双頭ディルドのようなそれを憐香さんから取り上げました。
 三本に枝分かれして、僕のオマ×コから突き出している緑のオチン×ンを収めます。小さくなって体内に消えてゆきます。コントロールは自在にできるようです。

 みんな、邪魔しません。
 途中でオチン×ンを収めたら、怒りそうなのですが。

「みんな、一度離れて。聖螺さん、ありがとう、この緑のオチン×ン、色々と応用できそうです。でも、今は性魔術研究の時間じゃないよね。みんな、僕が欲しくて、えっと、その、僕の恋人になりたくて、してくれてるんだよね?」

 恋人、と言った時、魅月貴さんも含めてみんな頬を染めました。
 魅月貴さんがこちらを見ずに話し始めます。

「……晴陽兎、ずいぶん自惚れるようになったのね。でも、否定もできないわね。晴陽兎の特別になりたいって、そういうことよね」

「それなら、快感を高めるだけじゃ足りない、たぶん…… 何が足りないのか、はっきり言えないけど……性魔術の研究をしてるだけでも、快感はどんどん凄くなって、足りないなんてことはない。快感をくれるだけじゃ、僕の特別にはなれない」

「じゃあ、どうすれば良いの?」
 聖螺さんの問いは、答えを知っているように落ち着いていました。

「どうすれば良いのかは、それぞれ違うと思う。香凪羽さんは、ちょっと我が儘な感じも可愛いし、魅月貴さんは強くて怖くて、それが綺麗だし……僕の好みもあるけど、それぞれの魅力を活かす方が良いと思う」

「それって、エッチじゃダメなの?」
 憐香さんが不安そうに訊いてくれます。可愛いです。

「ダメじゃなくて、誘惑……なのかなあ。僕が欲しくなる相手は、かなり特別だよね?」

「そうね、晴陽兎君は魅舐恋ちゃんという性愛用ホムンクルスも居るし、神好香は完全服従だし、エッチには困らないのよね。晴陽兎君に求めさせる方法か……普通の男の子を誘惑するなら、簡単なんだろうけど……エッチが十分に足りてるって、やりにくいわ」
 聖螺さんが考えています。
 
 僕は双頭オチン×ンをオマ×コに収め、きゅっと締め付けて固定しました。
 気持ち良くて、射精しそうになります。僕のオマ×コって、かなり名器なんじゃないでしょうか。
 たぶんそうです。性魔術クラスでトップの、魅月貴さんが造ったオマ×コですから。

 今、射精を我慢しているのは、射精コントロール魔法ではありません。僕の意志力です。
 これから、みんなの中でいっぱい射精するつもりです。魔法で止めたくはないのです。我慢できなくなったら、素直に出します。我慢できなくさせてくれるだろうから。

「男の子としての愛し方、研究しなくちゃ。えっと、みんな、入れて欲しい所を開いて、見せつけてください。入れたくなった所に入れます」
 そう言って、オチン×ンを見せつけます。

「あ……」
 みんなの視線が集まります。
 恥ずかしげに期待する、女の子の表情。
 当然、みんな女の子なのですが……
 男の子の僕を惹きつける表情です。

 神好香お姉ちゃん、魅舐恋、愛舐ちゃん、愛生李は、待ちかねていたように脚を開き、舌を伸ばします。
「うわ、晴陽兎、まだ可愛いけど、ちょっと格好良いよ」
 恥ずかしそうな愛生李が可愛いです。

 先輩たちの方が遅れました。
 恥ずかしそうでもあり、どう誘うか、迷ったようでもあります。

「晴陽兎に、男の子に戻ってほしくなるわね。男の子の研究には必要だわ」
 魅月貴さんが聖螺さんを後ろから抱きしめ、聖螺さんのオマ×コを指先で開きます。

 聖螺さんは身体を入れ替え、魅月貴さんのオマ×コを開き返します。二人が重なり合って互いのオマ×コを僕のために開いています。
「男の子成分って、オチン×ンを増やすとかだけじゃないのね。晴陽兎、もっと良く教えて。あなたの男の子としての本能、研究しなくちゃ」

「晴陽兎君、永晴も欲しいみたい。永晴は男の子は苦手なはずだけど、苦手意識が可愛いと思わない? 晴陽兎君のこと大好きで、こんなに欲しがってるのに、恥ずかしくて隠れたくなるから、こうして隠れられないようにしてだって」
 憐香さんが永晴さんのオマ×コを開いて見せつけてくれます。

 永晴さんは真っ赤です。手を後ろ手に捉えられています。顔を隠せないように。
 捉えているのは、憐香さんの使い魔です。小さな人形のような少女たちです。ホムンクルスでも精霊でもなく、術式で設計され、召喚された式神です。
「晴陽兎君、私、男の子好きになりそう……お願い、好きにさせて」

 永晴さんの淫薬が溢れるオマ×コに挿入します。

 こんな風に、男の子として抱くのは初めてではありません。
 香凪羽さんを初めて抱いた時も、神好香お姉ちゃんを止めるために抱いた時も、僕は男の子だったと思います。

 でも、時々、忘れそうになっていたのです。
 忘れてしまう前で良かった。

☆ 僕を誘惑する新しい方法

 永晴さんを押し倒す形で挿入しました。
 手を取り合い、唇も重ねます。

 肉体操作の魔法で、身体の重量バランスを調整します。
 僕は空中を足場にジャンプすることもできますが、そのために体重もコントロールできます。少し無理な姿勢でも苦しくないように、永晴さんと自分の体重を調整します。

 軽くなった永晴さんを抱き上げ、つながったまま椅子に座ります。
 永晴さんは抱きついてきてくれます。

 片手でおっぱいに触れながら、もう一方の手でお尻を抱え、揺り動かします。動きがオチン×ンに伝わってきます。

 双頭ディルドのような僕のオチン×ンは、二人の腰が動かなくても、互いのオマ×コの中でピストンさせることができます。捻り、回転させたりもできます。これは、普通の男の子の愛し方とは違ってしまうのでしょう……でも、それもやります。

「晴陽兎君、やっぱり、普通の男の子じゃないから、大丈夫なのかも、晴陽兎君じゃないと、ダメかも……男の子が大丈夫になったんじゃないかも……」
「永晴さん、僕は僕です、男の子のつもりです」

 キスしながら射精しました。
 永晴さんに入っている先端だけがしました。

 僕に入っている方は、我慢しました。
 以前ならできなかったと思います。

 こんな特殊なオチン×ンを使う、使えることも、僕の性魔術なのです。僕のこの不思議な身体は、魅月貴さんと絵里庵先生の魔法のおかげで、自分の技では無いと思ってしまっていました。確かにもらったものですが、僕のものなのです。使いこなさないのはもったいないです。

「ふあっ、あ、ふー、ふーっ、あん……晴陽兎君、凄い、射精、終わらないね……ふあっ、あっ、あ、あん……」
 いつも複数のオチン×ンでしていた射精が、一つのオチン×ンに集中され、勢いと量が数倍になっています。

「ん、あっ、止まらない……永晴さん、抜かないと……」
 我慢したオシッコ以上の勢いで出続けています。とっくに溢れ、永晴さんの膣が分泌する淫薬と共に流れ出しています。

「ダメ、抜いちゃダメ、気持ち良い……お腹の中、洗われてるみたい……ん、ああ、いっぱい、ありがとう……」
 永晴さんの膣はきゅっと締め付けてきて、射精をこぼしたくないようです。その奥、子宮の入り口が僕の射精を受けます。永晴さんは肉体操作は得意分野でもないですが、できないわけでもありません。お腹を膨らませているのがわかります。

「ああっ、ああっ、あん、凄い、まだ続いてる」
 永晴さんは急いでスカートを緩め、ボタンを外します。
 それほどお腹が膨らんでゆくのです。

「んんっ……」
 永晴さんのお腹も限界に見え、もう抜こうとした辺りで、やっと射精の勢いが緩やかになり、止まりました。

「はにぁあ……終わっちゃった……はああー……さすがに、これは……このまま、もう一回してもらうのは無理ね……お腹破裂しちゃう……」
 永晴さんの表情がとろけています。
 もう一回したくなる前に抜きました。

「んあんっ!」
 抜く瞬間、さすがに少しこぼれますが、それ以上こぼさないのはさすがです。永晴さんも性魔術クラスの生徒なのです。

「晴陽兎、あなた、そんな射精を普通の女の子にしたら壊しちゃうわよ。まだ出し足りないわよね。ねえ、晴陽兎は、武術には少し自信があるのよね? 私たちに勝ったら、やらせてあげる。香凪羽、手伝って」

 魅月貴さんがスカートと下着を脱いだまま、構えを取りました。決まっています。かなりの実力がわかります。

 僕を誘惑するのは止めたのでしょうか。
 いや、これも誘惑の一種でしょう。僕のオチン×ンが反応してしまっています。魅月貴さんと闘って、倒して、エッチしたい、とオチン×ンが主張しています。

「え? ああ、そうね、晴陽兎、私たちが勝ったら、もちろんあなたを好きにさせてもらうわ。あなたが勝ったら、私たちを好きにしなさい」
 香凪羽さんも立ち上がり、構えます。心得はあるようですが、魅月貴さんほど決まっていません。
 僕のオチン×ンの反応はみんなに分かってしまっています。感覚共有を起動しなくても、伝わってしまう何かがあるのです。期待とか、喜んでるとか。

「二対一ですか? まあ良いけど……たぶん僕が勝つから……」
「自信あるのね。こんな自信過剰ぎみの晴陽兎も可愛いけど、負けたらもっと可愛いくなりそうね。三対一よ」
 聖螺さんも構えます。

「永晴の敵討ちしなくちゃね」
「負けても、勝っても楽しそう」
「愛舐は当然、愛生李様を手伝います」
「晴陽兎様、後で魅舐恋を罰してください」
「晴陽兎ちゃん様、神好香を一度、しっかり調教していただきませんと、自分を抑えることができません」

 憐香さん、愛生李、愛舐ちゃん、魅舐恋、神好香お姉ちゃん……
 結局全員が相手です。

 あ、永晴さんは違います。
 膨らんだお腹を愛おしそうにさすりながら、笑顔を見せてくれます。
「晴陽兎君、がんばってね、あ・な・た(ハートマーク)」

 性魔術師、その見習いは妊娠はしません。
 子供を作るには、魔術学院の許可を得て、パートナーと共に避妊の封印を解いてもらわねばならないそうです。普通は結婚した場合だけです。

 いつか永晴さんと結婚するようなイメージが浮かんでしまったのは仕方ないと思います。
 僕はどんな表情をしていたのでしょうか。

 寒気を感じました。
 みんなの殺気が、本気になったようです。

 香凪羽さんや愛生李は怖い顔になっています。魅月貴さんはいつもの無表情。神好香お姉ちゃんや魅舐恋は笑顔です。でも怖い。憐香さんや聖螺さんはいたずらを発見した教師のような。

 僕は慌てて永晴さんのイメージから離れました。

☆ それも心躍る触れ合い

 アンダーを露出した制服美少女の集団に囲まれているというのは、凄い状況でしょう。

 僕も、スカートと下着を脱いだままです。
 オチン×ンは大きくなったままで、振り回す感じがあり、少し動きにくいです。

「晴陽兎は武術も学んだのよね。私たちから挑戦したんだから、殴られても蹴られても仕方ないけど、そんなこと、晴陽兎にできるの?」
 香凪羽さんは僕を侮っています。
 確かに、本気の打撃などを使うつもりはありません。
 でも、傷つけずに相手を制する技も知っています。

 最初に踏み込んだのは、魅舐恋に向けてでした。
 一歩で魅舐恋の背後に踏み込み、抱きしめます。
 魔法は使っていません。歩法です。

「えっ? あっ……」
 そのまま身体を反らし、魅舐恋を背後の床に叩きつけ……はしません。そっと魅舐恋の頭が床に着きます。重くはないはずです。空中を足場にできる魔法の応用で、僕の背中で支えています。

「はっ!」
「えいっ!」
 香凪羽さんが僕の脚を払おうとし、神好香お姉ちゃんがジャンプして踏みつけてきます。僕は魅舐恋を離さず、脚を上げ、逆立ち状態から後ろに回転して立ち上がります。香凪羽さんの足払いは空振り、神好香お姉ちゃんは僕が居た場所に着地します。

 魅舐恋をそっと床に下ろし、構えます。

「あ……負けちゃった……」
 魅舐恋は放心したように呟きます。
 反り投げだけでなく、急所に魔法力を当ててあります。
 痛みも後遺症もありませんが、しばらくは動けないでしょう。

 神好香お姉ちゃん、香凪羽さんの追撃が来ました。
 アンダーを露出したままの蹴りには目を奪われます。
 でも、僕は目だけに頼っている訳でもありません。

 香凪羽さんの蹴りは避け、神好香お姉ちゃんに踏み込んで抱きしめます。そのままキスし、身体を落とします。背後から迫っていた憐香さんと、神好香お姉ちゃんの後ろにいた聖螺さんの攻撃を透かします。

 そのままみんなの脚を抱きしめるように崩し、優しく転がします。
「ちょ、ちょっと、邪魔しないで!」
「慌てないでください、晴陽兎ちゃんの思う壺です!」
「落ち着いてる暇は無いわ、でも、あん、みんな、今は、愛撫は要らないから!」

 性魔術師見習いの少女たちは、互いの身体を感じ、反射的に愛撫を試みてしまっています。僕も含め、互いの身体に触れるというのはそういうことのためだったのです。相手を愛しやすいようなポジションに誘導します。

 僕は神好香お姉ちゃんの後ろに隠れていました。神好香お姉ちゃんの身体、手足を操って……と言っても、魔法や性感ではなく、捕まえて誘導して……みんなの身体を絡めてゆきます。

 良い感じに絡め、そこから抜け出しました。やはり魔法力を当てて、しばらく動けないようにしてあります。動けるようになっても、僕がほどいてあげないと、ほどけないかもしれません。

「さすがね、晴陽兎。でも、みんな手加減してるのは解るわよね?」
 魅月貴さんの言う通りです。性魔術の技を使われたら、こうはいかなかったでしょう。たとえば、感覚接続で愛撫されるとか。

「ええ、でも、僕の技を見たかったんですよね?」

「そうだけど、それだけじゃないわ。もっと、本気出して」
 愛生李と愛舐ちゃんが、空中を滑るように迫ってきました。愛生李の精霊魔法で、風に乗せてもらっています。僕より滑らかで速い空中移動です。

 すれ違うように踏み込み、愛生李を捕まえようとしますが、触れられません。風が邪魔します。強敵です。僕は触れないと闘いにくいのです。

 円を描くようなステップを踏み、愛生李と愛舐ちゃんを導きます。
「えいっ! えいっ!」
 愛生李が遠くからパンチを打ち、風を当ててきます。威力は無さそうです。フォームがぜんぜんなってません。でも、全てかわします。あのパンチに当たるのはプライドが傷つきます。

「晴陽兎、逃げてばかりじゃ私を倒せないよ?」
 愛生李は楽しそうです。僕も笑顔を返します。

 愛生李と愛舐ちゃんが近づきます。僕が誘導しました。愛舐ちゃんは僕を捕まえようとしていました。

 瞬間、歩法を逆転し、死角に入ります。僕を追っていた二人が振り返る前に、二人まとめて抱きしめます。風が邪魔しますが、触れられなくても、間に風が挟まっても、捕まえることはできました。

 そのまま、身体を廻します。愛生李と愛舐ちゃんも一緒に。
 小さな竜巻のように回転します。
 一瞬で何回転したか、二人には解らなかったでしょう。
 ゆっくり下ろした時には、二人とも目を回していました。
 一応急所に触れ、動けなくしておきます。風は邪魔しませんでした。

「強いわね。でも、そのくらいなら、私が勝っちゃうかな」
 魅月貴さんが残っています。いつもの無表情ですが、どこか熱いものを感じます。クールな人なのですが。

「そんなに自信あるんですか?」
 確かに、油断できないようです。
 僕を待っている構えは、初等魔術学校の先生より極まっています。

☆ その脚が美しいのは

 クラスのみんなに格闘で挑まれ、ほとんど勝ってしまいました。
 魅月貴さんだけが残っています。

 魅月貴さんは動きません。
 そういうタイプであることは知っています。
 待ち構える人です。

「魅月貴さんから挑戦してきたんですよね?」
 初動を誘ってみます。

「そうよ。そんなに怖い? まあ、その通りだから、こっちから動きましょうか」
 いきなり魅月貴さんを見失いました。

 とっさに伏せます。そのまま前転して距離を取ります。
 背後に居なくても構いません。前には居ないのです。

 前転の途中で、上から降りてくる魅月貴さんを見つけました。降りてくると言うのも変ですが、長い黒髪が空気に広がる様子はまるで水の中のようです。

 動こうとして、纏わりつく水のような空気に気がつきました。
 魅月貴さんは僕のお腹の上に立っています。靴を脱いでいました。黒タイツの感触がさらさらと。
 魔法にかかったようです。

「水の中なのは同じみたいだね。それだけで勝てると思う?」
 魅月貴さんの脚を捕まえようとしましたが、浮き上がって逃げられてしまいました。

「それだけじゃないわ」
 魅月貴さんの脚が空気を踏み、撫で廻します。
 水のような空気がその感触を伝えてきます。
 しっかりオチン×ンに。

「今は愛撫の時間じゃないわね。はい、しっかり耐えてね」
 魅月貴さんの蹴り。
 水のような空気がその威力だけを僕に。

 身体を丸め、揃えた前腕で受けようとしてみました。
 衝撃はお腹に受けたら動けなくなりそうなほどで。

 僕の身体が弾かれ、それでも下がれません。
 水のような空気に浮かんでいて、揺れただけです。威力を逃がせません。

 もう床に触れていません。歩法は使えません。
 身体を丸めたまま捻り、魅月貴さんに近付こうとしてみます。
 また蹴りの威力が来ました。痛い!

「触れられないと困るのよね? 降参する?」
「まだです」

 魅月貴さんのこの魔法は、空気を変えてはいません。僕たちの身体が、空気に浮かぶようになったのです。触れられた時、魔法をかけられたのでしょう。魅月貴さんが得意なのは身体変化魔法です。

 じゃあ、威力を伝えているのは? 感覚同調です。たぶん。

 魅月貴さんの蹴りに合わせて、指先を伸ばします。
 蹴りの威力が触れる位置に。

 魅月貴さんの蹴りが怯んだのは、僕の指を壊してしまうと思ったからでしょう。
 でも、大丈夫です。
 威力が指先に触れた瞬間、指を滑らせ、捉えました。

 脚先を捉えた感触。魔力を流し込み、流し込まれます。
 僕の身体操作魔法と、魅月貴さんの身体変化魔法が互いの身体の中で争います。

「晴陽兎の身体を、色々変えられるけど……」
「魅月貴さんの身体を、色々操れるけど……」

「どうしようか?」
「どうしましょうか?」

 僕たちはどうにもしませんでした。
 互いの魔法力が、ただエネルギーとして相手に補充されました。

「相討ちかな」
「引き分けでしょうか」

 もう僕たちは空気に浮いていません。
 魅月貴さんは自分にかけた魔法を解きました。
 僕は自分で解除しました。魅月貴さんにもらった身体変化の魔法力で、解除できました。

「えっと、終わり?」
 愛生李が聞いてきました。

「引き分けって有りなの? 何だかズルい……魅月貴にリードされたわよね? 晴陽兎の恋人になること」
 香凪羽さんは不満そうです。

「でも、私たちは負けちゃいましたから、文句は言えないです」
 神好香お姉ちゃんはおしおきを期待しています。いつもより発情しているのが解ります。オマ×コの熱が、感覚接続されているオチン×ンに伝わってきます。

「晴陽兎君、格闘に勝って、これからどうする? みんな言うこと聞くわよ。魅月貴以外は」
 聖螺さんがそう言うと、魅月貴さんが少し唇を尖らせて言いました。

「恋人って、奴隷でも主人でも無いわ。負けたあなたたちは、奴隷になれるかもしれないけど、晴陽兎はそうしないわ。まだ決めないわ。私が晴陽兎の恋人に近づいたとしても、みんなも、遠くなってないわ」
 魅月貴さんが少し不機嫌です。僕に従う理由も、従わせる理由もできなかったからでしょうか。

「奴隷にも主人にもなれるのが、恋人かもよ? たぶん、どっちも含んで、どっちも違うけど。今は、晴陽兎の奴隷になりたいわ。ねえ、晴陽兎様、私より強い、あなた様のモノにしていただけませんか?」
 聖螺さんのお願いは心地良く、戯れであることも解って、安心できました。
 僕は彼女を支配していません。たぶん。

☆ 恋人認定はいつの間にか

「晴陽兎、私に負けなかったから、ご褒美をあげる。男の子に戻してあげるわ」
 魅月貴さんがオマ×コを開いて誘います。

「男の子に戻ったら、性魔術クラスに居られなくなるかもしれない。そうなったら、魅月貴さんも困るんじゃないですか?」

「ええ、女の子のフリはできるようにしてあげるわ。それとも、まだ私のオマ×コは怖い? あんなに使ってくれたのに」

「魅月貴先輩こそ、晴陽兎のオチン×ンが欲しいだけじゃないんですか? でも、晴陽兎をもっと凄くしてくれるなら、して良いです。性魔術師として、晴陽兎とみんなが気持ち良くなるためですよね?」
 愛生李が愛舐ちゃんに抱きしめられながら魅月貴さんに訊きます。

「ええ、もちろんよ。晴陽兎のことは、快楽で私から離れられなくするって決めたから」
 魅月貴さんのオマ×コは綺麗です。とろとろに潤っています。
「ねえ、晴陽兎さん、男の子のあなたに、してほしいんです。来て、ください……あっ!」

 その言い方が、僕を誘うためだということは解ります。
 でも、いつもそんな言い方をしない魅月貴さんだから、効果的で。

 僕は魅月貴さんのオマ×コに、僕のオマ×コから突き出したオチン×ンを押し込みます。双頭ディルドのようなコレが、改造されてしまった僕のオチン×ンです。

「んっ……私の魔力を受け入れて……」
 肉体変化の魔力がオチン×ンを溶かします。僕のオマ×コも溶かします。
 魅月貴さんのとろとろのオマ×コにこね回されます。

「ん、抜いてみて」
 魅月貴さんのオマ×コから現れたのは、僕のオチン×ンです。
 根元にあったオマ×コが消えています。

 魅月貴さんに改造される前の、完全に男の子だった頃のオチン×ンの姿です。
「おお! 晴陽兎のオチン×ン、立派……」
 愛生李が誉めてくれます。

 完全に元のオチン×ンでもありません。
 亀頭は大きくなり、竿も長くなった気がします。
 そして、魅月貴さんがしてくれた変化も解ります。

「んっ……えっと……えい!」
 オチン×ンが外れました。
 僕のオマ×コが現れます。肉体変化は僕の意志でコントロールできるようです。

 これまでのように、双頭ディルドの形で外れました。
 でも、オチン×ンとして合体している時は、僕に入った方の感覚は感じませんでした。 普通のオチン×ンとして融合し、勝手に抜かれたりもしないようです。

 オチン×ンを元に戻し、オマ×コの無い男の子の姿に戻ります。
 オマ×コが無くて当たり前なのですが。

「ちゃんと出来てるみたいね。機能も試してあげるから、もう一度私のオマ×コに入れなさい」
 魅月貴さんがまた誘ってきます。

「試すのは魅月貴じゃなくても良いわよね? あ……もう、また魅月貴? ズルすぎるわ!」
 そう言った香凪羽さんのオマ×コも待ちかねているのが解って、惹かれます。
 でも、僕はまた魅月貴さんに挿入していました。

 自分のオマ×コの感覚が無くなり、オチン×ンに感覚が集中します。
 これが本来の男の子の感覚でしょう。
 初体験以来……魅月貴さんのオマ×コに初めて入れた時から、久しぶりの感覚です。

 お尻の尻尾ディルドさんが、おとなしくなっていることに気がつきました。
 いつもなら、魅月貴さんのお尻に入りたがるでしょう。
 でも、今は、僕が感じる魅月貴さんの感触に酔っているみたいです。

「何を気にしてるの? 私のオマ×コに集中しなさい!」
 魅月貴さんが本気で搾ってきました。
 いや、まだ本気じゃありません。魔力は使っていません。

 でも、オチン×ンが、柔らかなオマ×コに、それでもきつく締め付けられ、腰を動かしてもいないのに、くりゅくりゅと刺激されます。
 いくつもの舌がオチン×ンに巻きつき、リズミカルに締め付け、奥へこすりあげてゆくような……
 あ、違う……変化してきました。魅月貴さんが、身体変化の魔力を使い始めました。

 僕のオチン×ンに合わせて、魅月貴さんのオマ×コが変化してゆきます。
 ぴったり合わせるということでもなく、僕だけを気持ち良くするということでもなく。

 魅月貴さんが感じる場所と、僕が感じる場所が当たる?……具体的には、亀頭の縁の辺りに、これは……突起? クリトリスが移動してきた? いや、複数ある……

「あっあっ、あんっ……」
 声が抑えられません。
 オマ×コがなくなり、オチン×ンもひとつの感覚になり、そこだけに集中できてしまいます。
「んふ、んんっ……んあっ」
 魅月貴さんも余裕が無いようです。

 深く突き込むと、先端の穴にも突起が触れる感触。
 耳たぶのように柔らかいそれは、オチン×ンの先の穴に入り込んできます。
 舐められる感触を予感。

「ふあっ!」
「あうっ、んんっ……ふあっ!」
 これも小さなクリトリスのようです。少し固くなりました。触れ合う瞬間、僕も魅月貴さんも悶えます。

「魅月貴さんっ、どれだけ感じるの? これ、みんな、クリトリスの感覚が?」
「そうよっ、晴陽兎、あなたのオチン×ン、いっぱい感じるんだから……」

 僕も肉体操作の魔力を使います。オチン×ンを振動、捻転させます。
 ただの振動でもなく、魅月貴さんが好きな音楽のように。
 ただのひねりでもなく、絡みついてくる複数のクリトリスとじゃれあうように。

「あんっ!」
「まだっ!」

 亀頭に押し付けられる突起たちを、オチン×ンの肉で摘まみ、舐めまわします。
 ぷにぷにと柔らかい亀頭部分は、舌のように動かすことができます。

 先端の穴に入り込んでくる突起を優しく摘まんで、腰を使い始めます。
 抜けたり嵌まったり、つまんだりほぐされたり。

 根元……入り口が更に締まります。
 僕はオチン×ンを捻転させながらピストンします。
 にゅるにゅるとこすれる感触は、直線の動きの数倍です。

 魅月貴さんを組み敷き、脚を抱え上げ、オチン×ンをオマ×コに突き込み、二人で喘ぎます。
 性魔術の研究ではなく、と言いたいけど、性魔術の研究にもなってしまっています。
 それでも良いんだけど。

「あっあっ、あん、晴陽兎、良く我慢したわね、もう良いわよ、射精しなさい!」
「射精して欲しいんですか?」
「そうよ、して欲しいの! あなたは、私の膣内で射精したくないの?」
「したいです! 魅月貴さんのオマ×コ、気持ち良いです!」
「晴陽兎のオチン×ンも、気持ち良いわよ!」

「魅月貴さん、好きです! 僕を入れてくれて、ありがとう!」

 それは、性魔術クラスに入れてくれてありがとう、と言っているつもりでした。オマ×コに入れてくれてるのも、ありがとう、だけど。

 おかしな身体にされたけど、恨んでません、嫌いじゃないです、というつもりの、好き、でした。それだけじゃないけど。

「好きよ、晴陽兎、好き、大好き! 好きっ、好きっ、好きっ……」
 魅月貴さんの膣内に射精している間、ずっと好きと言われました。
 くりゅくりゅ締め付けくるのが愛おしく、愛されている感じで。

 凄く気持ち良い射精が終わって。

 なんだか拍手が起きました。

「晴陽兎ちゃん、おめでとう! 魅月貴と幸せになってね」
 神好香お姉ちゃんが涙を拭いています。

「魅月貴をお願いね、ひねくれた娘だから、しっかり支えてあげて」
「とりあえず認めるわ。今の晴陽兎君の恋人は魅月貴かな」
 聖螺さん憐香さんが僕たちの肩を叩きます。

「晴陽兎、私は愛人でも良いから」
「ぐぬぬ……いつか略奪愛」
「晴陽兎君、私とも浮気してね」
 愛生李、香凪羽さん、永晴さんも拍手してくれています。

「魅月貴様、魅舐恋は、晴陽兎様の性処理用ホムンクルスとして、あなた様にも仕えます」
「愛舐は愛生李様同様、晴陽兎様に使っていただきたいです。もちろん魅月貴様にも」
 魅舐恋、愛舐ちゃんは魅月貴さんにお辞儀します。

「え……あ……違う! いや、えっと、ううー、晴陽兎! どうにかして! 責任取りなさい!」
「あら、もう結婚ですか?」
 魅月貴さんに応えたのは神好香お姉ちゃんです。

「結婚って……どうしよう……ごめんなさい、魅月貴さん、まだ、待ってください」
 僕は混乱しています。でも、嬉しくて楽しくて。

「あう……まだ、って……いつか、結婚? いや、その責任じゃなくて! それだったら、みんなとも結婚でしょ!?」

「あ、お許しが出たわね」
「やった! 正妻様、魅月貴様、ありがとう! 側室はみんな平等で良いよね?」
「ええ、でも、まだ、ですからね。急がなくて良いですよ、晴陽兎君。待ちますから」
 聖螺さん、愛生李、憐香さんが笑いながら……冗談で済ませるかもしれないみんなだけど……

「晴陽兎! にやけないの! しっかりしなさい!」
 焦る魅月貴さんが可愛くて。
 蹴りをしっかり受け止めて、抱きしめて。

☆ 勝った僕のお願いだから

「晴陽兎ちゃん……」
 神好香お姉ちゃんが、命じてある通り、様を付けずに僕を呼びました。
 切なそうです。感覚接続されているオマ×コが、もじもじと僕のオチン×ンを締め付けようとしているのが分かります。

「晴陽兎、私たちは負けたから、おあずけされても、してもらえなくても仕方ないけど……お願い、してください。誘惑する方法、間違えた?」
 聖螺さんも愛液が溢れ出しているオマ×コを見せつけてきます。僕はオマ×コ大好きだと思われているみたいです。その通りだけど。

「ん、えっと、魅月貴さん、好きです」
 僕がそう言うと、魅月貴さんがびくっと震えました。
 絶頂してる? まさか、ね。

「だけど、みんなも好きです。えっと、これ、良いのかな……ダメなのかもしれないけど、みんな恋人にしたい、なって欲しい。ダメですか?」

 魅月貴さんも含め、みんなが震えました。
 快楽の喘ぎ? やっぱりイッてる?

「晴陽兎、私が一番よね? 最初の、一番の恋人よね?」
「はい! 魅月貴さんが一番の恋人です!」

「あ……良いわ。晴陽兎に、魅舐恋への恋情を強制したのも私だし……他の女の子を愛しても良いわ……私が一番って、凄く良いわ、二番以下が必要だわ。どんどん恋人を増やしなさい」
 最初の恋人が許してくれました。

「はわわ……晴陽兎ちゃんの恋人……どうしよう……オマ×コが勝手にご奉仕始めて、止まらないよう……」
 神好香お姉ちゃんがお漏らししたみたいに床を濡らします。
 禁呪で感覚接続されているオマ×コが、絡みつく感覚を送ってきます。

 そのまま、神好香お姉ちゃんは答えてくれました。
「恋人、もちろんなります、けど、晴陽兎ちゃんに絶対服従の恋人です、けど、ああん、オマ×コが止まりません! 恋人で御主人様の、晴陽兎ちゃんのオチン×ンが、禁呪の感覚接続で、ずーっと入ってるオマ×コ、止まるわけない……禁呪で晴陽兎ちゃん専用になった神好香でも、恋人になって良いの? 恋人にしてもらえなくても、浮気もできない、絶対服従なのに……」

「神好香お姉ちゃん、命令だ。嘘は禁止。僕の恋人になりたい?」

「もちろんです! 本当は、一人だけの、一番の恋人になりたいけど、それもダメです、神好香は晴陽兎ちゃんに迷惑かけて、それは、晴陽兎ちゃんに怒られたくて、ダメな女の子で、だけど、それなのに、恋人にしてもらえて、嫉妬もできるなんて、良い、いえ、怒られたいけど、我慢もします、恋人なら、晴陽兎ちゃんに迷惑かけない、かけたくない、かけてほしい、ああんっ」
 神好香お姉ちゃん、大丈夫かなあ。
 こんなに危ない感じだったなんて、禁呪の事件までは知りませんでした。

「神好香お姉ちゃん、ちょっとオマ×コ止めて。今は我慢!」
「あっ、あふっ、はいっ!」
 神好香お姉ちゃんのオマ×コの動きの感触が止まります。
 こんなに素直に従ってくれたのは初めてです。

「よくできました。神好香お姉ちゃんも恋人にするね。絶対服従だから、お願いする必要はないよね?」
「はいっ! ありがとうございます! 晴陽兎ちゃん、愛してます!」 

 神好香お姉ちゃんに愛してる、と言われた時、僕も射精しそうになりました。もうオマ×コがうごめく感触は止まっていたのに。なんとか我慢したけど。

「晴陽兎君、初めて会った時、助けてくれた時、私がしゃぶってあげたのに、あなたは永晴を見てたわよね? 私のお口で射精しながら、永晴のお口を、オマ×コを想像してたでしょう?」
 憐香さんが上目使いでじっと見つめてきます。

「うん、ごめんなさい憐香さん、でも、憐香さんも綺麗で、優しくて、僕を助けてくれて、心配してくれて、好きになるのも当然で……」

「言い訳は要らないわ。構わないの。永晴が好みだったんでしょ? 私もあの時は、また会えるなんて思ってなかったし、性魔術クラスを卒業する前に、男の子の恋人ができるなんて思わなかったわ。ただ、あの思い出は、晴陽兎君という浮気者の恋人をいじめるための材料なの。そのくらい、覚悟してよね? 私、恋人には優しくないかもよ?」
 ずいっと近づいて来ます。眼鏡が当たりそうです。

「私を助けてくれた男の子が、女の子の身体に偽装されて、無理やり性魔術クラスに入れられてた。今度は私が助けよう、優しくしようと思ったわ。でも、晴陽兎君は、心配する必要無かったわね。魅月貴や神好香を恨んで、復讐しようとしても不思議じゃないのに、好きになって、好きにさせて、優しくさせちゃうのね」

「ただ、ひとつ、お願い。あなたにイジワルした女の子を、あまり優先しないで。あなたを助けようとした、あなたに優しくした女の子を大事にして。そうじゃないと、私も、晴陽兎君に何かしちゃいそうになるわ。性魔術クラスの後輩、なら、我慢もするけど、恋人なら、我慢できないわ。ねえ、あなたに迷惑かけてない私を、いっぱい愛して!」

「うん、ごめんなさい、ちゃんと愛します。そうしたら、恋人になってくれますか?」

「ええ、覚悟してね。私が優しくした分、あなたに貸してるんだから。いっぱい貸してあげる。私の愛情の負債、返しきれないように、いっぱいいっぱい愛してあげる」

 憐香さんは僕のオチン×ンに愛おしげにキスし、あの時のようにしゃぶり始めます。
 僕のオチン×ンを初めて射精させたお口です。あの時、僕は快楽に腰が抜けてしばらく立ち上がれませんでした。
 でも、今は大丈夫……でもないか……さすがに上手です。でも、あの時より我慢できるはず……あ、ダメだ、出ちゃった……

「んふっ(ハートマーク)、んちゅー……こくっ……ん、んんっ、ふー……」

 美味しそうに飲んでくれるのは、あの時と同じだけど。あの時と違って、放してくれません。

 愛情の負債、押し付けられる分は受け取らなくても良いはずです。お願いすれば放してくれるかもしれません。
 でも、憐香さんの愛情が染み込んでくるような、優しく献身的なお口は気持ち良くて。オチン×ンがまだまだ期待してしまっています。

 されるがまま気持ち良くなるのが、憐香さんに応えることでもあるのだろうけど、愛情の負債はどんどん増えてゆきます。

☆ 拒まれないと知っていても

「晴陽兎君、あなたと闘えなかった私も、恋人になれる?」
 永晴さんが不安そうに訊いてきます。
「もちろんよ。晴陽兎は永晴に惚れてるわよ? 永晴だけじゃないけど」
 魅月貴さんが答えてしまいます。

「私は男の子は苦手だった。晴陽兎君以外の男の子は、まだダメかも。あの時、助けてもらった時、そうやって憐香にお礼を任せて、安心しちゃったわ。晴陽兎君は私を見てくれて、好かれてる感じもしてたのに。あーあ、もったいなかったわ」

「んぷ、永晴、今は、晴陽兎君なら大丈夫なんでしょ? あなたが恋人になれる、ただ一人の男の子よ。でも、競争は激しいわよ。また、あの時みたいに、彼のオチン×ンは私に任せて、見られるだけにする?」
 憐香さんはそう言いながら、僕のオチン×ンから離れません。

「永晴さん、僕の恋人になってください! 助けたからじゃなくて、助けることができた僕のこと、少しでも、良いな、と思ってくれたなら。あの時の僕とも違っちゃってるけど、僕は僕です。永晴さんと憐香さんを助けることができて、嬉しかった」

「晴陽兎君の恋人、なります! ありがとう、あの時お礼できなかった永晴だけど、がんばるから、捨てないでね」
 永晴さんのキス。彼女の唇が僕の唇に触れます。怖がりな女の子が勇気を出したキスです。男の子として意識されていることが解ります。

「ん、男の子って、もっと乱暴で、硬くて、勝手だと思ってた。晴陽兎君の唇、こんなに柔らかい……」

「女の子って、優しくて、柔らかくて、温かいと思ってた。その通りだった……」

「晴陽兎、私も恋人になって良いのよね?」
 聖螺さんに確認されます。

「はい! お願いします、聖螺さん、恋人になってください!」

「やっぱり晴陽兎は手強くて、最低だわ。恋人の座を奪い合うことで対抗しようとしたら、あっさり恋人を決めて、他の娘も捨てないで、ちょっとグレードが下の恋人になってくれだなんて。断らなきゃダメよね、そんな、勝手なこと。でも、晴陽兎が欲しくて、恋人になりたかったのは確かで……断れないこと知ってるわよね。最低」

「ああーもう、ダメな男の子ね。晴陽兎、あなたをもっとダメにして、いつかあなたに愛想を尽かすことができるようにしたいわ。恋人に捨てられそうになって、ごめんなさいって謝るあなたが見たいわ。そのために、恋人になってあげる」

「そんな恋人、要らないわよね、晴陽兎? 聖螺はあなたの恋人になれなくても大丈夫みたいよ?」
 魅月貴さんの言い方はからかっています。

「聖螺さん、僕の恋人で良かった、と思ってもらえるようにがんばります。そのために、できれば、僕がもっと良い感じになれるように手伝って欲しい。ダメな男なのは分かってます。そんな僕の恋人になってくれて、ありがとうございます!」
「バカ、卑怯者……好きよ、晴陽兎」

 聖螺さんの豊かな髪が、風も無いのに広がります。ふんわりと伸び、絡まって、琴のような形を造りました。
「聖螺、それ、性魔術なの? 音楽魔法よね?」
 魅月貴さんは聖螺さんに何か言うのが、もう癖になっています。

「侮らないで。解ってて、からかっているのでしょうけど。魅月貴は唇で奏でるけど、私は指先」
 聖螺さんはピアノが上手です。聖螺さんの舌が僕のオチン×ンに感覚接続された時、ピアノを弾きながら歌で僕を犯しました。
 でも、その時、聖螺さんのピアノは、僕の性感に直接は関係ありませんでした。

 聖螺さんの指先が、髪の毛の弦を叩きます。確かにピアノの弾き方です。
 綺麗な音が響きます。

「えっ?」
 いつの間にか、聖螺さんの髪の毛が、僕の身体にも巻きついていたみたいです。
 聖螺さんが奏でる音が、振動が、髪の毛の楽器から、僕の身体に直接響いて来ます。

「んぶっ!」
「あふっ!」
 オチン×ンと耳元を舐めてくれていた憐香さんと永晴さんにも響き、舌を震わせます。僕が身体操作で振動させるのとは違う、もっと透き通った、鋭い感じの震えです。振動ではなく、音色です。

「んふ、私の髪、離れても伝わるわよ。もう、逃がさないから」
 僕に巻きついた部分は、聖螺さん自身から離れているようです。どこかに潜んでしまったようです。

 感覚接続でもつながっているのだから、もうとっくに逃げられないのですが……あ、コレ、ちょっと違う……聖螺さんの髪は僕の体内に根を張っています。身体変化魔法ではなく、髪の毛のような魔法植物なのでしょう。

 トトーン!
 聖螺さんが髪の弦を叩くと、僕の身体が響きます。ピアノのような音が、僕の身体から。

「晴陽兎の音、良いわ、綺麗ね」
 愛生李が褒めてくれます。
「まあまあね。もっと良い音になってね」
 身体の響き方、まだ濁っている場所も分かります。

 聖螺さんが奏でる音色が通るたびに、だんだんと澄んできます。僕のためでもなく、音色自身が滑らかに通るために、僕の身体をなじませてゆきます。

 いつか、最高の音色を出せるのでしょうか。

☆ 透ける身体の恋人は独りじゃない

 聖螺さんの音色のクライマックスに合わせて、僕のオチン×ンが射精します。リズムに乗って伸びる射精距離は音楽のリズム、強弱を見えるようにしたかのようです。

 その射精を受けるのは憐香さん、永晴さん、聖螺さんのお顔、お口です。

「ふぅーっ、美味しいわね、相変わらず……永晴の淫薬魔法のおかげよね」
「オマ×コが消えてる間は、精液に混じるのね」

 僕のオマ×コには、永晴さんの淫薬魔法がかかっています。今、男の子の姿に戻っていても、無くなった訳ではないようです。精液に淫薬が混ざるみたいです。

「晴陽兎、私も恋人よね? あなたに惑わされて、あなたを追いかけてきた私に、恋人になってと言ったのよね?」
 香凪羽さんが何だか怒っています。そうだろうなあ。

「ええ、香凪羽さん、恋人になって欲しい。でも、その、あの、独り占めされてあげられないのは、ごめんなさい……それでも良いなら、恋人になってください!」

「良いわけないわ。晴陽兎、あなた、それで私をつなぎ止められるつもり? 私なんかどうでも良いのでしょ? 私に愛想を尽かされても、他の恋人たちで満足よね。あうー……聖螺先輩の言う通り。最低だわ」

「晴陽兎への復讐のためには、とりあえず恋人になるしかないのかな……たくさんの恋人に護られてる晴陽兎に近づくには、それしか無いわよね。晴陽兎、良いわ。解った。あなたへの復讐って、あなたの性魔術が私を支配したって思い知らせてあげることね。さあ、早く私を支配して、奴隷にしてね。恋人のお願いよ」
「ありがとう、香凪羽さん。そのお願いには応えられないけど、そんなお願い忘れるくらい、愛します」
 僕は香凪羽さんを抱きしめてキスします。

 僕が上になり、前から入れました。
 少し身体をずらし、香凪羽さんの左脚を抱えてお尻を抱きます。
「あ……晴陽兎、動かないの?」
「うん、少しこうしてて良いかな?」
「オマ×コは動かして良い?」
「うん、気持ち良くしてくれる?」
「もちろんよ。私も幸せだもん。恋人が膣内に居てくれて」

 香凪羽さんの膣内は、いくつもの肉リングがオチン×ンを締め付けながら奥に引き込もうとします。入り口がきつく締め付けているので、オチン×ンが引き延ばされる感じです。入り口の締め付けがなかったら、飲み込まれそうです。

「ああっ……このまま晴陽兎をオマ×コに飲み込んで、子宮に宿して、産み直して、私の子供にしちゃいたいわ。いっぱい愛して、今度は結婚して、孫を産ませてもらうの」
「それは……ちょっと……たぶん香凪羽さん、僕をオマ×コから出してくれなくなるでしょ?」
「そうねー、子宮の中で直接卵子に射精してもらって、中で子育てまでしてもらおうかな。私のお腹、家族のお家になるわ」
「ダメです。香凪羽さんの唇にもキスしたいから」
「あん……」
 飲み込まれてあげる訳にはいきませんが、精液だけなら。膣内で射精を始めます。

「んー、晴陽兎っ、んっ」
 香凪羽さんの身体が透けてきました。このまま影になることができるのは知ってますが、影になってしまうと厚みが消え、ほとんど感触がなくなってしまうのだけど……

「見えるでしょ? あなたのオチン×ンが私の膣内に射精してる様子、んんっ、あ、そんなに回転させながら……ん、負けない!」

 香凪羽さんが自分のお腹の中に手を伸ばし、僕のオチン×ンを捕まえます。透けた身体を通り抜けることができるみたいです。
 いや、握りしめたのは僕のオチン×ンではなく、香凪羽さん自身のオマ×コの肉壁です。

「私はまだ、オマ×コ締めるのは未熟だけど、こうすれば……」
 握力による締め付け。指がリズミカルに動きます。
「んふっ、香凪羽さん、強すぎ!」
「あん、だって、晴陽兎のオチン×ンが、凄い感じられて、あん、自分のオマ×コ握るの良いわっ」

 自分の性器を握りしめるのは、男の子がすることです。普通は女の子にはできないことです。香凪羽さんの中の男の子成分を感じます。香凪羽さんは僕と違って、きちんと女の子なのに。

 でも、香凪羽さんも性魔術クラスに適性があるのが解ります。こんな、ありえない快感の追求こそが、性魔術クラスにふさわしいことです。

 僕のオチン×ンが入っていなければ、香凪羽さんも自分のオマ×コを握りしめたりしないでしょう。ディルドを使って思いつくことではないかもしれません。それは、香凪羽さんの快感だけでなく、僕を感じさせ、悶えさせるためだから。性魔術クラスにはやはり男の子が必要な気がします。

「香凪羽、手で締め付けるだけじゃなく、オマ×コで締めることも混ぜると良いわよ。そのまま指先で晴陽兎のオチン×ンを撫でたりするのも効果的」
 魅月貴さんが香凪羽さんにアドバイスします。性魔術については、香凪羽さんは可愛い後輩なのでしょう。

 オマ×コで締め付けられながら、香凪羽さんの指先がオチン×ンを撫で、つついてきます。射精は一度終わり、すぐにまた始まりました。抜くのがもったいない気持ちよさです。僕も腰を動かし、オチン×ンも動かします。

「晴陽兎を気持ち良くするのは、一番の恋人の私の望みでもあるわ。香凪羽、あなたも晴陽兎の恋人。協力してね」
 魅月貴さんのアドバイスは性魔術の修行のためだけではなかったみたいです。

「んんっ、魅月貴のためじゃないもん、魅月貴の言う通りにするなんて、悔しいけど、あ、ん、気持ち良いわ、晴陽兎のオチン×ンが喜んでる、ああっ、感覚接続、来てる!」

 香凪羽さんは、僕の快感を感覚接続するお札を買ったと以前言っていました。身体に貼ってある様子がなかったので気づかなかったのですが、香凪羽さんの体内に貼ってありました。透けた身体の中にありました。

「香凪羽さん、僕の快感のお札、身体の中に貼ったの?」
「そうよ、ん、晴陽兎自身を体内に取り込むのは、我慢してあげる。このお札、作って良かったわね!」

 香凪羽さんは自分のオマ×コを握りしめて僕を刺激し、その快感を受け取っています。まるでオナニーです。

 感覚接続された相手を気持ち良くするのは、一種の自慰、オナニーなのか、という疑問が湧くかもしれません。
 ちょっと違います。普通の性交だって、互いの身体を使ったオナニーとも言えます。それでも良いけど、そこに収まらないのです。

 快感の追求は、ある意味どこまでもオナニーなのです。他人の快感をもらったとしても。

 でも、一緒に食事を楽しむ時、美味以上の何かがある、そんなものです。

 性魔術が目指すのは、主に美味しさを高めることですが、それだけではありません。美味だけなら、孤独にも楽しめるものです。
 そして、最高の美味は孤独の先には無い、と、性魔術の知識は伝えています。

☆ 同級生と美少女姉妹

「晴陽兎、私たちが後回しなのは仕方ないけほど、先輩たちが先なのは解るけど、私たちも恋人になってあげて良いのよね?」
 愛生李と二人のホムンクルス、魅舐恋と愛舐ちゃんが並んで迫ってきます。

「もちろん、恋人になってほしい。愛生李、愛舐ちゃん、魅舐恋、僕の恋人になってください!」

「良いよ、なってあげるよ。愛生李は、一番、晴陽兎の恋人っぽく見えると思う。これまでも、晴陽兎の恋人に見えたのは愛生李だと思う。一番の恋人が魅月貴先輩でも、晴陽兎を気持ち良くすることは先輩たちに敵わなくても、私が一番お似合いに見えると思うよ」
「うーん、そうなのよね……愛生李ちゃんは晴陽兎と対等って言うか、私たちはやっぱりお姉さんな感じになっちゃうのよね。晴陽兎が可愛すぎて」
 聖螺さんが残念そうに同意します。

「愛生李様、愛舐は愛生李様のホムンクルスですから、愛生李様が一番ですから。愛舐の一番の恋人は愛生李様ですから。でも、晴陽兎様も好きです。愛生李様、晴陽兎様の恋人にも、なって良いんですね?」
「ええ、愛舐、晴陽兎を愛するパートナーになってね。お手伝いじゃダメよ。愛生李と愛舐、二人合わせて晴陽兎の恋人よ」

「あの、愛生李様、愛舐、私も、魅舐恋も仲間に入れてください。魅舐恋は晴陽兎様のホムンクルスですから、本当は恋人になんてなれないんですけど、愛生李様、愛舐と一緒なら、なれるかもしれないと……」

 僕は魅舐恋に手を差し出します。
 手のひらを上に向けて、指先を少し下げて。

「魅舐恋、恋人になれないなんてことはない。確かにキミはホムンクルスで、結婚とかできないし、キミは僕の所有物だけど、恋人って、法律とかで決まるものじゃない」

「恋人になるには、キミと僕がそう決めるだけで良いんだ。簡単さ。魅舐恋は僕のこと、好きだよね?」
「はい、もちろん、大好きです、けど、魅舐恋はそのように造られましたから、当然です」

「そうかもしれない。僕も、魅舐恋を好きにさせられた。そのことが解るくらい、不思議なくらい強く惹かれた。でも」

「何の問題も無かった。魅舐恋を好きになって、性魔術クラスに居ることにして、こんなに素敵な恋人がたくさんできて」

「ありがとう魅舐恋、キミのおかげだ。魅月貴さんが、みんなが、魅舐恋が、僕にこの場所をくれた」

「そんな魅舐恋に、恋人になって欲しいと思うのは当然だよね。魅舐恋は綺麗で、エッチで、僕のモノで……更に恋人になってくれたら、もっと好きになる」

「晴陽兎様、それは、たぶん、魅舐恋が拒んで良い、たった一つのことです。晴陽兎様のモノである、人間ではない魅舐恋が、恋人と呼んでいただくわけにはまいりません」

「そんな、お願いされるのではなく、ご命令をいただけば別ですが……神好香様に命令されたように。魅舐恋も、もちろん、晴陽兎様の命令に従います。晴陽兎様のモノですから」
 魅舐恋も僕に絶対服従してくれるでしょう。それは改めて確認するまでもないことで。
 でも、こんな自分を抑えるような感じは、魅舐恋には似合いません。

「神好香お姉ちゃんに命令した理由は解るでしょ? 神好香お姉ちゃんはあれが効果的で、似合う。魅舐恋は違う。魅舐恋、お願い、恋人になって。これが命令とは違うと解る魅舐恋が、自分で決めて」

「……晴陽兎様、自分で決めろなんて、そんなご命令、非道いです。ダメと言わなければならないのに、それは、嘘をつくことで、それもダメです」

 魅舐恋が、差し出した僕の手を取ります。しっかり捕まえられます。うん、気持ち良い。僕を誘惑するために造られた魅舐恋は、指先が触れ合うだけでも快感です。

「晴陽兎様、魅舐恋を護ってください。魅舐恋は御主人様から解放されて、野良ホムンクルスになってしまいます。こんなに美しい魅舐恋が、野良であることが見つかったら、誰かが捕まえに来ます。晴陽兎様が護ってください。魅舐恋の恋人の晴陽兎様が」
「ありがとう、魅舐恋、恋人になってくれて、ありがとう! でも、魅舐恋は僕のホムンクルスだ。野良なんかにしないよ。これまでとそんなに変わらない。一緒に居てくれるよね?」
「逃がしません。魅舐恋の恋人で保護者の晴陽兎様ですから」

「そうよ、魅舐恋ちゃん、一緒に晴陽兎を虜にしましょ。魅舐恋ちゃんが一緒なら、百人力だわ」
 愛生李と愛舐ちゃんも、魅舐恋に差し出した僕の手を捕まえます。

 愛舐ちゃんが魅舐恋に頬をすり寄せます。
「魅舐恋、あなたと私は姉妹よ。魅舐恋と愛舐は、一緒に造られたんだもの。姉妹のコンビネーション、練習しよう。愛生李様も一緒にしてくださいますよね? コーチもお願いします」

「そっか、そうよね、美少女姉妹ホムンクルスユニット、プロデュースしよう! 晴陽兎のためだけじゃなくて、晴陽兎も巻き込んで、みんなでバックコーラスしてあげる!」

「私たち二人だけでなくても、皆さん歌も楽器もお上手ですし、みんなで……」
「もちろんそれもするけど、愛舐と魅舐恋ちゃんの二人組は特別な魅力があるわ。晴陽兎と魅月貴先輩、いや、晴陽兎と私が特別みたいなもの。大丈夫よ、任せて!」

「うん、素敵だと思う。魅舐恋と愛舐ちゃん、二人のステージが観たい」

「お望みなら、今からでもお魅せしますわ。晴陽兎様を誘惑し、虜にするための歌、ダンス、練習させてくれますよね?」
 魅舐恋と愛舐ちゃんが僕を押し倒します。
 押し付けられるおっぱいとオマ×コと唇。

 二人の身体に、武術では勝っているはずの僕が対抗できません。美少女ホムンクルス姉妹は強力すぎます。

 そして二人は愛生李のために僕のオチン×ンを差し出します。愛舐ちゃんはともかく、僕の所有物である魅舐恋まで、愛生李のために。

 あ、良いのか? 僕を気持ち良くしてくれるためだし、僕の恋人である愛生李のためだし……

「愛生李様、最初は三人でしましょう! マイクをどうぞ!」
「ありがとう、晴陽兎、マイク増やしちゃダメよ。最初は普通の男の子のあなたと、ね」
 愛生李は時々、僕が考えていることが分かりすぎます。精霊魔法が得意な愛生李だからでしょう。風や水の気持ちが解る愛生李には、僕のことなんて分かりすぎるのでしょう。

☆ わがままな僕と優しい先生

「はにゃっ、はにゃ、はにゃん……!」
「ん、んん、んちゅ、んぐ……」
「あん、ん、んあっ、ああーん……」
 愛舐、魅舐恋、愛生李の新しい三人の恋人に応えます。愛舐ちゃんと愛生李のオマ×コを行き来しながら、魅舐恋のお口も使います。

 その感触、快感は、魅月貴さん、聖螺さん、神好香お姉ちゃん、憐香さん、永晴さん、香凪羽さんも感じています。感覚接続で。

 さすがに少し恋人が多いかな、とも思います。でも、魅月貴さん一人だけじゃ足りません。そして、魅月貴さんが恋人になってくれたから、恋人じゃない女の子とはしにくいのです。
 性魔術の研究としてのエッチなら良いけど、それだけでも足りません。みんな好きです。恋人になってほしいです。みんな恋人になってくれて良かったです。

 ただの僕のこだわり、自己満足であることは解ります。でも、気持ち良くなるために必要なことは、みんなそれぞれちょっと違うのです。僕にオシオキされたい神好香お姉ちゃんを見れば解ります。

「んっ、晴陽兎、あなたの恋人たち、みんな一緒にあなたを感じるけど、あなたのオチン×ン感じられるけど、解ってるわよね、今、あなたを愛撫してるのは、愛生李ちゃんのオマ×コ。それが悔しいのよ? あなたを気持ち良くさせる役目を奪いあうのが、あなたの恋人たちよ。幸せ者め!」
 魅月貴さんがうっとりと腰をくねらせます。その動きを感覚接続で感じられるようにもできるでしょう。聖螺さんにもらったキノコオチン×ンをたくさん生やして相手することもできます。

 でも、僕のオチン×ンの感触を感覚接続で感じてくれて、気持ち良くなってくれているなら、それで良いです。
 そして、僕のオチン×ンを差し込まれている愛生李に嫉妬してくれるのが嬉しく、気持ち良いです。
 いや、ちょっと違います。愛生李が嫉妬されるのは、僕の望みではありません。
 魅舐恋のオマ×コに移ります。

「一人じゃ足りないのよね。嫉妬されるのも好き。それでいて、恋人たちには仲良くしてほしい。最低だわ。大丈夫よ、あなたの恋人たちは仲良くあなたを貪るから」
 聖螺さんが自在に動く髪の毛で僕をくすぐります。時々、髪の毛の弦を弾き、僕の身体を響かせます。

 支配はしたくない。
 仲良くしてほしい。
 仲良くみんなで、浮気者の僕を求めてほしい。

 どこか危うい気もする、僕のわがまま。
 みんなが支えてくれるからできるわがままです。

「おーい、発情期の少年少女たち、順調にやりすぎてるね!」
 絵里庵先生が教室に入ってきました。
 愛舐ちゃんの膣内で射精が始まってしまいます。先生の淫気に触れたから。

 次の日の朝になってしまったのかと思いました。でも、まだ夜みたいです。放課後、聖螺さんに告白されてから、ずっと教室でみんなでエッチしてしまいました。

「夕食持ってきてあげましたよー。終わらなそうだから」
「ありがとうございます、絵里庵先生!」
 憐香さんが嬉しそうにサンドイッチを配ってくれます。

「絵里庵先生、あの……」
 僕ははっきり言えない自分に驚きます。
「ん? 何? 晴陽兎君」
 絵里庵先生の笑顔。淫気になんとか耐えられる僕以外の男性は、この笑顔を良く知らないはずです。

「絵里庵先生にも恋人になって欲しいんですわ。晴陽兎の考えてることなんて、分かり易いわ。お願いすれば、聞いてくれると思ってるわね。厳しくしなきゃね」
 魅月貴さんも僕のことが解ってしまうみたいです。もしかして、僕は分かり易すぎるのでしょうか?

「おお、さすが晴陽兎君。私に告白してくれるのかな? 男性に会うことが禁止されてる私の恋人になりたいの?」
 先生の笑顔が大きく咲きます。

「はい、えっと、みんなにもお願いして、恋人になれました。絵里庵先生も、綺麗で、優しくて、頼もしくて、自由に男性に会えたら、モテモテだと思います。僕は一応男性のつもりです。絵里庵先生に出会っちゃったから、好きになってしまいます。恋人になってください!」

「おおー、女教師に告白しちゃうのかー、さすが晴陽兎君。性魔術クラスの期待の星のエロ男子だね。嬉しいよ、ありがとうね」
 嬉しそうな輝く笑顔。先生の淫気で僕は爆発します。ここで我慢はもったいないです。

 絵里庵先生の笑顔が、優しくなりました。
「晴陽兎君、あなたにその気が無くても、実際にそうじゃないとしても、性魔術クラスの女の子たちは、あなたに支配されてるようにも見えるわ。私も含めて。それは、あなたにも危険なこと」

「でも、良いのよ。それが晴陽兎君の特性。性魔術クラスにあなたが居るのは、晴陽兎君を無理やり連れてきた、魅月貴さん神好香さんのせい。それを許した私のせい」

「男性禁止の効果かもね。男性禁止という、性魔術クラスの禁令を乗り越えさせることで、晴陽兎君という不思議な性魔術師が現れたのよ。まだ、見習いだけど」

「こんなに私の傍に居て、そんなに我慢してくれてる。普通の男性なら、射精が止まらなくなって干からびてるのに。晴陽兎君、あなただけよ。絵里庵の恋人になってくれそうな男の子は。ねえ、男の子として、恋人になってくれるのでしょう?」

 それはやっぱり、嬉しくて自慢したくなることです。絵里庵先生の恋人になれるのは、僕だけなのです。だから元気に応えます。

「はい! ありがとうございます、がんばります!」

☆ 初めてだけど強すぎて

 絵里庵先生がオマ×コを開いて誘ってくれます。見ただけで射精しそうになります。見慣れていると言うのも何ですが、見慣れていないモノでもないのに。
 先生の淫気のせいです。普通の男性なら、近づいただけで射精が止まらなくなる影響力です。

 なんとか我慢して挿入しました。触れた瞬間、意識が飛びそうになったけど。

「んあっ……晴陽兎君、射精コントロール魔法じゃなくて、晴陽兎君の意志で、我慢してるのね……凄いわ、私に触れて、私の膣に入れて、我慢できるなんて……みんな、私に近付くだけで射精しちゃうのに……」

「絵里庵先生も気持ち良くしたかったから……どうですか?」

「んんっ……良いわ、ね、性魔術師の絵里庵は、ずっとあなたを待ってたのよ? 私の身体を楽しんでくれる、オチン×ンの持ち主を!」
 僕が待たせていた訳でもないはずですが、待たせてしまったみたいです。

「絵里庵先生、僕が、初めてですか?」

「そう、よ、こんなに、あん、こんなに触れてるのに、近いのに、まだ射精してない、私の膣内、奥まで入ってる、それなのに、硬いままで……ディルドじゃない、本物のオチン×ンなのに……晴陽兎君、大丈夫なの? 我慢しすぎないでね、このまま膣内で射精してくれるだけで、凄く嬉しいの……膣内に射精されるの、初めてなのよ」

 近付くだけで男性を射精させてしまう絵里庵先生だから、そうでしょう。
 僕が初めてと聞いて、思わず射精してしまいそうになったけど。我ながらよくがんばってると思います。

 でも、これはまだ、絵里庵先生の淫気の影響だけです。入れただけで、動いていません。

 先生も性魔術師として、オマ×コを使う技があるはずです。それを使ってほしいです。性魔術クラスの先生のオマ×コ技を楽しもうなんて、贅沢すぎでしょうけど。

「絵里庵先生、入れてるだけで射精するなんて、嫌です。僕は我慢しますから。我慢して楽しみますから。動いてください。搾ってください」

「精力強化のおかげで、何度でも射精できるけど、射精するのは気持ち良いけど……射精させようとして動いてくれるオマ×コとかお口の感触を感じてるのが、射精するまでが、一番気持ち良いから。絵里庵先生を感じさせてください」

 そう言って、腰を使い始めます。身体操作魔法も全開。触れている部分は舐めるようにうごめかせ、オチン×ンも捻転させ、振動させ、そのままピストンして膣壁にこすりつけ。

「絵里庵先生も気持ち良いように動いてください。僕に遠慮しないでください……もし、それで絵里庵先生がイッちゃったら、ちゃんと射精しますから……」

「晴陽兎君、ありがとう。私の淫気に耐えられる男の子が居るなんて、信じられなかった。でも、あなたはこうして、私の膣内で動いてくれてる。ん、あん……私の膣技を使うことなんてないと思ってたわ……耐えられる男の子なんていないと思ってた。でも、それはちょっと思い込みかも。したことなかったのにね」

 先生の淫気がうねります。男性を発情させ、射精させてしまうパワーが僕の腰とともにうねります。
「あん! これが、男性が感じる絵里庵先生の淫気? 晴陽兎はこれを感じてたの? ああっ!」
 魅月貴さんが、みんなが喘ぎます。
 男性にしか効かないはずの絵里庵先生の淫気が、女の子にも影響しています。

「んー、淫気の性魔術、初めてのご奉仕よ」
 絵里庵先生の淫気は教室に満ちています。見えないそれが凝集し、絡みついてくるのが解ります。
 空気に愛撫されるのとも違います。お酒に漬かっているような熱が、身体に染み込んできます。

 絵里庵先生の膣内が熱くなってきます。淫気は先生自身にも染み込み、膣内に集います。拡散し薄まっている時でも、射精が止められなくなるほどのエッチなエネルギーが、オマ×コの中に集中して僕のオチン×ンを燃やします。

「ん、晴陽兎君、絵里庵の恋人、いっぱい、気持ち良くなってね」

 オチン×ンが膨れ上がる感触。
 先生の淫気が僕のオチン×ンを膨張させます。どんどん太く、大きくなるそれがしっかり締め付けられ、こね回され、長く伸びてゆきます。先生の体内で伸びてゆく感触。

「え? ええっ? これ、感触だけ? いや、本当に伸びてるんですか?」
「んふふっ、さあね?」
 絵里庵先生なら、魅月貴さん以上の身体変化魔法も使えるでしょう。でも、淫気のパワーと合わせた応用は絵里庵先生ならではです。

 膨れ上がり、伸ばされるオチン×ンは先生のお腹を、胸を突き抜け……心臓の鼓動、速い、気持ち良い……喉を抜け、お口の中?……舌の感触。

「んぐっ、あん、オマ×コとお口、どっちも美味しいわ」
 絵里庵先生が身体をくねらせると、僕のオチン×ンもひねられ、締め付けられ、舐められて……
 長くなったソレの感触が、いつもの何倍もの面積で締め付けられます。

「あんっ、絵里庵先生、このままじゃ、お口に出しちゃう!」
「あ、そうね、ごめんね、せっかくオマ×コにしてくれてるのに」
 その声が響いて射精しそうになります。

 抜けてゆく感触の気持ち良さ。それも、いつもより長すぎて。
 喉まで達した長すぎるオチン×ンが、にゅるにゅるとこすられながら抜かれてゆきます。実際は抜けてなくて、元の長さに戻っているのですが……
 大きくなった先端が、絵里庵先生の体内を通り、ひっかかって、こすれて……まだ胸のあたりです。
 抜くときの気持ちよさが、こんなに長く……

 なんとか子宮のあたりまで我慢しました。それでも普通より大きくなってしまっているオチン×ンが、淫気のエネルギーで燃えるようです。

「先生、これ、大丈夫なんですか? 怖い、こんなの、出したら……先生の膣内、壊しそう!」

「晴陽兎君、優しいね、ありがとう。でも、先生を信じてくれないの? 自分の性魔術で壊れるように見える?」

 絵里庵先生は気持ちよさそうに身体をくねらせています。余裕があるのが解ります。まだまだ、本気では無いのです。僕のために手加減してくれています。

「んっ! 絵里庵、僕の恋人、いつか、アヘアヘに喘がせる! 僕が射精するまでに、何度も何度も絶頂させて、もうダメ、許して、射精してって言わせて、そこからまた十回くらいイカせて、僕のオチン×ンのことしか考えられないようにする!」

 もう、自分が何を言っているか解りません。いや、解っているけど、そんなの無理です。絵里庵先生を超えるなんて。でも。

 ガンガンに動きます。我慢も忘れて、とにかく絵里庵先生のオマ×コを貪ります。身体操作魔法、音楽振動、とにかく全開です。

「あん、あ、あへ、あん、晴陽兎君、嬉しい! もう、絵里庵もイクわ、何度でもいけるわ、ああん、女教師絵里庵、可愛い新入生にメロメロにされちゃった」

 わざとらしい演技。でも、それどころではありません。それに、確かに感じてくれているのです。耐久力がケタ違いなだけです。

 とっくに我慢は限界です。ここまで我慢できたのは、身体操作でとにかく抑えたからです。これは射精コントロール魔法とは違います。オチン×ンの中は高圧圧縮タンクのようになっています。

「う、うあっ、先生、絵里庵先生、いきます!」
「うん、来て!」
 先生の腰が踊り、射精が弾けました。
「んんっ!」
「んにゃあっ!」

「あ……初めて……これが、絵里庵が導いた膣内射精なのね……ああんっ、凄いっ、ありがとう、晴陽兎君」
「んんっ、絵里庵先生、こんなにできるなんて、我慢しすぎです、良かった、会えて……」

 身体強化できる僕でなければ、オチン×ンが壊れていたかもしれません。でも、なんとか耐えました。
 薄い板など貫通しそうなほどの勢いは、普通の女の子には受け止められないでしょう。
「んぐっ、先生、おめでとうございます。晴陽兎ちゃんを連れて来て良かった。絵里庵先生のオマ×コ、使ってもらえて良かった」
 神好香お姉ちゃんは、禁呪の感覚接続で僕の射精を感じています。
 オチン×ンに癒やしの魔法力を送ってきてくれます。凶悪な射精の痛みが和らぎます。優しい魔法が得意なのです。

 他のみんなは、僕との感覚接続で絵里庵先生のオマ×コ技を感じて、動けなくなったり気を失ったりしているみたいです。
 禁呪の快感を直接受け止めたことがある僕と神好香お姉ちゃんだけが、絵里庵先生のオマ×コ技になんとか耐えられたみたいです。

☆ 永い夜の終わりは

 その後も恋人たちとエッチし続けました。一晩中続いてしまいました。

 性魔術師はエッチすると魔力を得られるのです。疲れないわけでもないけど、疲れを癒やす魔法があり、精力も尽きるどころか増してゆきます。

 こうして得られるパワーを、他の魔術師や儀式のために供給するのが、昔の性魔術師のお仕事だったらしいです。

「性魔術師がパワーを供給しなくなったのって、男性の性魔術師がいなくなったからじゃないの? おかしいわ。何で、そこまでして、男性の性魔術師を禁じるの? 禁じなければならなかったの? 支配することを禁じるだけじゃダメだったのかな?」
 魅月貴さんの疑問はその通りで、男子禁制の理由がよく解りません。

「そうね、解らないわよね。私も、はっきりとは知らないけど、想像はできるわ。晴陽兎君がもし、悪い子だったら、どうなると思う? 女の子を好きなように虜にして、エッチしまくって、無限の魔力を供給して。魔力が尽きない魔術師の軍勢を造れるわ。世界を支配できるかも」
 絵里庵先生の言うそれは、できてしまいそうで怖いです。まあ、僕はしないでしょうけど。

「んー、そうですね、晴陽兎ちゃんが望むなら、絶対服従の神好香はもちろん手伝いますし、たぶん、みんな手伝いますよね。でも、晴陽兎ちゃんは世界を支配なんてしないから、安心です」
 神好香お姉ちゃんのその信頼は、どこか子供扱いされているような気がします。
 でも、お姉ちゃんに子供扱いされるのはちょっと良い感じです。

「晴陽兎がその気になれば、世界はともかく、この国、この学園くらいは支配できそうね。まあ、しないでしょうけど。でも、晴陽兎に支配されるなら、私はその方が良いかも。晴陽兎なら、良いわ。晴陽兎なら、安心できるわ」
 そう言う魅月貴さんはちょっと悲しそうな、寂しそうな表情をしていました。

「ああ、そうね、私もその方が良いわ。もっと早く晴陽兎に支配されてたら、消えたくなんてならなかったわ。晴陽兎のことを考えるだけで、心も身体も燃えるわ。消えそうになんか、ならなかったわ」
 香凪羽さんは元気になりました。

 僕の性魔術に支配されたから?
 支配なんてしてません。してないはずです。

 でも、もし、支配してしまっていた、そうだとしても。
 香凪羽さんは元気になりました。嬉しそうに笑ってくれるようになったのです。

 性魔術で支配してはいけないという禁令。
 禁じなければならないくらい、容易いことなのでしょう。

 好きになった、願いを叶えてあげたい。

 そう思うのは、思ってくれるのは、禁じられた支配することではありません。たぶん。

 でも、僕には恋人がたくさんできました。
 みんなが僕を好きになってくれて、お願いを叶えてくれたから。

 僕のお願い、断ることもできたはずです。
 断られないだろうことは、知ってたけど。

 心が重くならないなら、それで良いのです。僕が避けるのは、心を重くして、動けなくなってしまうことです。
 動けるなら、もっと違う方法を探すこともできます。

 浮かれているだけなのでしょうか? やっぱり支配してる? そうでもあるのだろうけど。

 でも、それなら、恋人にならなかった? お願いしなかった? 受け入れなかった?
 それは、たぶん、もっと違う、何かおかしいことです。

「そうか、そうよね、こんな男の子が来たら、こうなるわよね。晴陽兎君みたいな男の子が、性魔術クラスに来たら。禁止しようと思う人が居るのは解るわ」
 聖螺さんは何だか納得しています。

「さあ、みんな、今日の授業が始まるわよ。午前中の授業は、夢の中でね。お昼寝しましょう」
 絵里庵先生は枕を持ってきていました。

 毛布やお布団、ベッドは教室にあります。
 ここは性魔術クラスなのです。

☆ 声にしない唇は素直だったりして

 その後、しばらく平和な日々が続いています。
 性魔術の研究も進んできました。

 みんな恋人になってくれました。絵里庵先生や、ホムンクルスの愛舐ちゃん、魅舐恋まで。

 恋人と呼ばせてもらう前から、みんなとエッチしまくっています。
 でも、そのエッチも変わってきました。

 みんなの性魔術の技量が、凄くアップしています。恋人宣言した時から。
 快感が段違いです。
 そして、快感が大きいほど、得られる魔力も大きくなります。
 その魔力は更に研究を進ませてくれます。

「んっ、晴陽兎、どう? 私たち三人組のご奉仕」
 愛生李が僕の上に乗っています。僕のオチン×ンが彼女のオマ×コに入っています。ふにふに締め付けられています。

 愛生李のオマ×コに入っているのは、僕のオチン×ンだけではありません。魅舐恋と愛舐ちゃんが唇を寄せ、舌を差し込んでいます。

 普通なら、先端が触れるのがやっとです。実際、そのように見えています。
 でも、ホムンクルス少女たちの長い舌は、愛生李のオマ×コの奥まで入り込み、僕のオチン×ンを舐め回しています。
 僕の先端が好きな魅舐恋、愛生李の奥まで舐め回す愛舐ちゃん、それら全体を締め付ける愛生李のオマ×コ、互いを邪魔しないハーモニーは流石です。

「んあっ! それ良い! 晴陽兎ちゃんは気持ち良くなってますよ」
 神好香お姉ちゃんが僕のオチン×ンの喜びを測ります。

 神好香お姉ちゃんと僕の、禁呪の感覚接続は、他のみんなやお札の感覚接続とはちょっと違います。もっと深く、オフにすることもできないものです。禁呪の痛みを止めるため、オフにできない、させないものです。

「愛生李ちゃんたちも進歩してますね。私たちも頑張らなきゃ」
「うん、神好香お姉ちゃん、あんまりしてあげなくてごめん。でも、お姉ちゃんとは、感覚はずっとつながってるし、あんまり優しくしない方が良いんでしょ?」
「はい、そうです。神好香は晴陽兎ちゃんに浮気されて、悔しいのが愉しいです。あ、浮気でもないですよね。みんな恋人だし、神好香は絶対服従の奴隷ですし」

 神好香お姉ちゃんは何というか、いじめられるのが好きです。それは、治癒魔法が得意だからかもしれません。癒やされるためには傷つく必要があります。

 でも、身体を鍛えるときは、筋肉や骨、神経を傷つけるとは言いません。回復して、超回復して強くなるために、適切な負荷をかけるだけです。

 だから、神好香お姉ちゃんも傷つける必要はありません。ちょっと負荷をかけてあげれば良いのです。

 制服の上から、神好香お姉ちゃんの乳首をつねります。これはご褒美でもあります。
「あんっ! ありがとうございます、晴陽兎様、いえ、晴陽兎ちゃん様!」
「もう、その言い方、直らないなあ。解った、知らない人に訊かれなきゃ、様を付けても良いよ」
「ありがとうございます! 晴陽兎様、晴陽兎ちゃん様、あの可愛い晴陽兎ちゃんに、従えられてるのね」

 そのまま愛生李の膣内に射精しました。

 愛生李から抜くと、魅月貴さんがスカートをめくりあげて見せつけてきます。黒タイツと下着も少し下ろして、綺麗なオマ×コがひくひくしています。

 そのオマ×コは、何か喋っているように動いています。もちろん、声は出ないけど。
 う、わ、き、も、の、と動いているようです。

「神好香お姉ちゃん、魅月貴さんの弱い所、教えて! 二人は親友で、たぶん、恋人でもあったんでしょ?」
「はい! 魅月貴は脚とおっぱいのココが……」
「あんっ! 神好香っ!」
「ごめんね魅月貴、私は晴陽兎ちゃん様に絶対服従だから。晴陽兎ちゃんの一番の恋人のあなたのためにも、お手伝いしてあげたいの」

 魅月貴さんのタイツは、弱点をカバーするためでもあったのかもしれません。魅月貴さんなら、そうしようとするでしょう。
 でも、似合ってもいます。光に映えるグラデーションが綺麗で、エッチです。

「へえ、ここと、ここ?」
 魅月貴さんのおっぱいのポイントには顔を押し付け、脚のポイントはオチン×ンと尻尾でまさぐります。お尻に住みついた尻尾ディルドさんは、自分の一部のように操れるようになりました。特に、こういうときは、素直に従ってくれます。

「晴陽兎っ、私だけじゃダメよ、あなたの恋人たち、みんな、あなたを待ってるんだからね!」
「うん、でも、魅月貴さんは一番の恋人だから」
 魅月貴さんは、特別扱いを嫌がります。でも、してあげないと、静かに怒ってゆくのが解ります。それも可愛いけど。
 あ、可愛いと言うと、もっと怒ります。どんどん可愛くなります。
 でも、爆発したりもするので、慎重にしなければなりません。

「魅月貴さん、嬉しくない? 気持ち良くない? 愛してますよ、可愛い魅月貴さん」

「バカっ、卑怯者、あなたをこんな風にしたのは、私なのに」
 魅月貴さんにオチン×ンを外されます。僕のオマ×コが現れます。
 融合し、勝手に外されないようになったのですが、その魔法をかけてくれた魅月貴さんには外せてしまいます。

 僕は魅月貴さんにオマ×コを見せつけ、ご、め、ん、な、さ、い、と動かしてみました。
「バカっ、何で謝るのよ!」
 解ってくれたみたいです。

 あ、い、し、て、る、と動かしてみます。
 わ、た、し、も、よ、と魅月貴さんのオマ×コが動きます。

 魅月貴さんのお口は、外れた僕のオチン×ンを咥えています。
 激しく舐め吸われるのが気持ち良いです。

 声を出す必要がないように、でしょうか。
 ね、可愛いでしょ?

☆ 魔法武術クラスからの、懐かしい挑戦者

 その後も平和な日々を愉しんでいました。
 同級生も先輩たちも先生も、本来ならペットとしてのホムンクルス少女たちも、みんな僕の恋人の学園生活です。
 愉しくない訳がありません。

「晴陽兎、コレ、可愛くない?」
 憐香さんの肩の上に、小さい人形のような少女が乗っています。憐香さんにそっくりです。ミニサイズ憐香さんです。
 新しい使い魔でしょうか?

「可愛いです」
「んふ、ちょっと試させてね」
 憐香さんが僕のスカートをめくり、オチン×ンにキスします。そのまま頬張ります。

「んー、晴陽兎君のオチン×ン美味しい、最高、恋人のオチン×ン、最高!」
 そう言うのはミニサイズ憐香さんです。美味しいというのは本当です。淫薬魔法のエキスパートの永晴さんが美味しくしてくれました。

 咥えたまま話すのは、魔法を使えば無理ではありません。これも、そのための方法のひとつということでしょう。ちょっと面白いです。

「咥えたままお話するための使い魔?」
「ええ、そう。だけど、いつもの憐香よりちょっと素直かも」
 答えてくれるのはミニサイズ憐香さんです。

「あ、警告! 誰か、来ます」
 口調がちょっと変わりました。憐香さんではなく、使い魔さんの言葉のようです。

 性魔術クラスの校舎と寄宿舎は、学園の中でも他と離れた場所にあります。だからこそ、絵里庵先生ものびのびできるのでしょうけど。
 憐香さんの使い魔は、このミニサイズ憐香さんだけではありません。外を警戒してくれている、他の使い魔さんからの情報を受け取ったのでしょう。

「はーい、みんな、お客様よ」
 しばらくして、絵里庵先生が女の子を連れて来ました。
 学園の生徒のようです。他の魔法クラスに来てはいけない訳ではありませんので、不思議でもないはずですが、珍しいです。やはり、性魔術クラスはある意味隔離されているのでしょう。

 知ってる娘でした。ちょっと懐かしいです。

「晴陽兎、あなた、何してるのですか?」
 その娘に訊かれます。怒っているみたいです。

「舞躍夏(まどか)、久しぶりだね。性魔術の研究だよ。ここは性魔術クラスだもの」
 憐香さんは、まだ僕のオチン×ンを咥えたままです。

「ん! これが、僕の性魔術だよ」
 僕はオチン×ンを外します。僕は一応、女の子ということになっているのです。このオチン×ンは、性魔術のための魔法具で、コレを使うことが僕の性魔術。そういうことになっています。
 僕のオマ×コが現れ、オチン×ンが双頭ディルドの形で外れます。
 憐香さんは咥えたまま離れてくれます。

「んー、何か問題でも?」
 憐香さんは、双頭ディルドの姿になったオチン×ンを手に、ちろちろと舐めながら話します。気持ち良いなあ。舞躍夏に観られるのがちょっと気持ち良いです。

「晴陽兎、あなた、無理やり性魔術クラスに入れられたのですよね? 本当は、魔法武術をやりたかったのですよね?」
 舞躍夏は、初級魔術学校で一緒のクラスでした。一緒に武術を学んでいました。

「僕は、性魔術クラスに来たことを後悔はしてない。舞躍夏、心配してくれてありがとう。でも、お願い、このままにしておいて」
 舞躍夏は、僕が性別を偽っていることは解っているでしょう。でも、それを告発もせず、こうして会いに来てくれました。
 心配ない、と伝えれば良いはずです。

「晴陽兎、あなた、騙されても、強制されてもいないのですよね。学園の人も調査して、あなたがここに居るのは問題無いということになってます。でもね、私は納得できないです。晴陽兎が、武術を辞めるなんて。晴陽兎に勝ちたかったのに」

 ああ、そっちか。
 舞躍夏には負けたこともあります。でも、勝ってしまうことの方が多かったです。

「舞躍夏、今のキミなら、僕に勝てるだろう。でも、納得できないだろうな。キミは魔法武術クラスに入って、僕は性魔術クラス。本来なら、武術で勝負しても仕方ない。キミが勝つのが当然だ。勝っても当然、負けたら大変、どちらも納得できないだろう」

「でも、やってみる? 武術で闘ってみる? 性魔術を使っても良いなら、キミに勝てると思う。それは、僕の魔法、僕の技だ。それで闘えたら、僕が性魔術クラスを選んだことが、キミにも納得できるかも。そして、それは、正当な武術の優劣でもないから、キミが負けても気にする必要は無いかも」

「何を言ってるのですか。闘って負けたら、武術で負けたってことですよ。でも、まあ、負ける訳無いから、やってみてあげても良いですけど」
 舞躍夏はこういう娘なのです。僕の方が勝率が良かった理由は、僕の方が狡かったからです。兵は詭道。虚実、フェイントも立派な技術です。

 でも、実力差があれば、フェイントも効きません。下手な手品はバレてしまうのです。もう、武術では彼女に敵わないはずです。でも。
 性魔術の技、彼女は知らないはずです。

「性魔術の技がオーケーなら、エッチなことになっても良いということよね?」
 絵里庵先生が舞躍夏に確認します。

「ええ、構わないわ。女の子同士だもの。そうなのよね?」
 舞躍夏はまだ怒っているみたいです。

「晴陽兎、解るわよね? あの娘の気持ち」
 魅月貴さんも少し怒っています。でも、その怒りは、嫉妬とも微妙にズレているような……
 もしかして。舞躍夏は、僕のことが好きだったのでしょうか?

「舞躍夏、僕のこと、追いかけてきてくれたの?」
「何言ってるのよ! バカ! さっさと支度しなさい!」
 舞躍夏は怒って、後ろを向いてしまいました。

「ここで良い? 十分広いよね」
 性魔術クラスの教室は、机と椅子で埋まっている訳ではありません。だって、性魔術クラスですから。ベッドはあります。それだけでもなく、床も広いです。

「晴陽兎、昔からこうだったのね。舞躍夏さん、気をつけて。晴陽兎の虜にされないように」
 香凪羽さんが舞躍夏の方に立ちます。

「もう手遅れっぽいですけど。舞躍夏さんも性魔術クラスに来てしまうのでは」
 神好香お姉ちゃんはベッドの上でお茶を飲んでいます。

「晴陽兎、私が勝ったら、えーと……性魔術クラスを辞め……いや、そうじゃなくて……私の恋……いや、それでもなくて……男の子に戻りなさい!」

 舞躍夏は、僕が納得していることを否定したりはしません。良い娘なのです。昔と同じです。
 でも、男の子に戻るなら、性魔術クラスには居られなくなります。

 いや、僕は男の子として性魔術を研究する、研究のお手伝いをするつもりだったはずです。それなら、今も男の子、戻ることなんて無いはずです。

 でも、舞躍夏の言うことも解ります。僕は肉体的にも女の子に見えるようになれてしまっています。
 いったい、どちらなのでしょうか? いや、それはどうでも良いけど。

 さて、どうしようか。
 とりあえず、負けなければ良いみたいです。

☆ 僕のスカートの中の飛び道具

 舞躍夏が構えました。

 舞躍夏の構えは、魅月貴さんのように極まっては見えません。適当に膝と肘を緩めただけに見えます。構えたとは解らないかもしれません。
 強敵です。当然だけど。

「いくわよ!」
 舞躍夏は待ち構えるタイプではありません。

「えっ? あれ?」
 驚いた声を上げたのは、愛生李です。
 舞躍夏と僕が入れ替わった。そう見えたかもしれません。

 一瞬で踏み込んできた舞躍夏とすれ違うように背後に回ろうとし、蹴り上げてきた舞躍夏の踵をなんとか躱し、互いに距離をとりました。

「やるわね、晴陽兎」
 舞躍夏の追撃が来なかったのは、快楽の音楽振動に触れたからでしょう。全身を振動させておいて良かった。
 彼女の打撃、躱したのではなく、音楽振動に驚いた彼女が止めました。

「凄いな、舞躍夏、僕の音楽振動に触れて、まだ闘えるんだね」
 舞躍夏の頬は紅くなり、吐息も熱そうになっています。動けなくなるくらいの快感、絶頂に震わせるつもりでした。でも、彼女も肉体操作はできます。自分の感覚も調整できるでしょう。軽く一瞬しか触れていませんし。
 それでも、性魔術クラスで研究した快楽の音楽振動は、簡単には止められないはずです。実際、効いてはいます。でも、彼女も昔より強くなっているのです。

「触れたら負けそうね。そうね、性魔術だものね。でも、安心するのは早いわよ」
 舞躍夏がジャンプしました。

 頭上をとられるのは、ある意味背後より怖いです。相手から離れる方向に壁ができるのです。地面が壁になります。
 そして、魔法武術家は落ちてくるとは限りません。

 僕もジャンプ。しようとしたけど。
「遅いわよ」
 痛い! 見えない打撃?

 以前、魅月貴さんと闘った時も、離れた場所からの打撃に苦戦しました。あれは、感覚共有魔法の応用でした。

 舞躍夏のこの打撃は? 魔法ですから、色々な方法が考えられます。
 空中で踏む舞躍夏の爪先は、僕に届いていないのですが。
 空気じゃない、感覚同調でもない。
 空間転移? 衝撃だけ? 狡いなあ。そんなの、防げる訳ありません。

 舞躍夏は降りてきません。僕には踏まれている感触。でも、遠いです。
 ジャンプしようとしても、打撃で抑えられるでしょう。
 近付けないのはまずいです。

「降参する?」
 懐かしい笑顔。勝ち誇っています。
「まだだよ」
 僕も笑顔を返します。

 スカートをつまみ上げます。めくり上げはしません。オチン×ンの前に、空間を作るためです。

 僕のスカートの中から、緑色のオチン×ンが発射されます。聖螺さんにもらったキノコオチン×ンです。いや、オチン×ンキノコと言うべきかな? 僕から離れたら。

 形は双頭ディルド。この形を操るのは慣れていますし、射精を推進力にもできます。射精の推進力と、空気を足場にする魔法を組み合わせて空中で動かしています。
 発射の瞬間、オマ×コで絞り出すと共に、推進力としての射精をオマ×コに受けます。ああ、自分のオマ×コに射精してる。結構良いなあ。快感が魔力を高めます。僕も性魔術師見習いです。

 って、快感、凄いな。絵里庵先生の淫気に触れてるから、我慢しなければ射精できる訳ですが。

「ああ、晴陽兎ちゃん、凄い、そんなにしながら闘えるの……」
 神好香お姉ちゃんが僕の快感を感じ、測っています。

 白い液体を霧のように吹き出す緑色の双頭オチン×ンが舞躍夏に飛んでゆきます。キノコと言うより、キュウリが飛んでいくみたいにも見えます。

 舞躍夏は驚いたというより、呆れた表情です。
 避けたそれを、打ち落とさず、捕まえてくれようとします。

 そこに第二波。今度は連射です。
 何本ものキノコオチン×ンが精液を撒き散らしながら舞躍夏に向かいます。

 ジャンプ。舞躍夏の遠隔打撃は来ません。キノコオチン×ンの方を打ち払っています。結構痛いけど、気持ち良くもあります。睾丸は付いてないですし、強化もしてあります。

 舞躍夏を前から抱きしめようとします。
 瞬間、舞躍夏が消えます。やはり、空間転移?
 背後に熱い吐息の気配。発情させておいて良かった。

 僕の尻尾ディルドさんが舞躍夏のオマ×コに突進。打ち払われた!
 先に打ち払われたキノコオチン×ンが、カーブを描いて舞躍夏に集中。舞躍夏の気配が再び消えます。

 精液の霧が立ちこめています。発射したキノコオチン×ンの推進力のせいです。
 その中で、舞躍夏の形が霧を押しのけます。見えた、捉えた!

 抱きしめた舞躍夏にキス。快楽の音楽振動も込めて。
 絶頂の声はそのまま唇で封じてあげました。

☆ それは互いに負けられない領域だけど

 舞躍夏とキス。
 もう、僕の勝ちです。たぶん。
 快楽の音楽振動、僕の体液の媚薬効果、性魔術を知らない舞躍夏は抵抗できないでしょう。

 舞躍夏が僕のオチン×ンを捕まえました。
 もう、我慢できなくなったのでしょう。スカートの中、まさぐられます。

 今、本物のオチン×ンが現れ、オマ×コは消えています。
 キノコオチン×ンを発射するために、一時的に体内に収納していました。でも、これから舞躍夏に僕の性魔術を体験してもらうつもりでしたから、本来の男の子の姿に戻っていました。

 あれ? 上手……でもないけど、激しい……気持ち良い!
 いや、舞躍夏がこんなに動けるのはおかしいです。
 動けないくらいの快感、送っているはずです。

「んぷは、晴陽兎、さすがね。捕まえられちゃった。でも、まだ、終わってないわよ」
「舞躍夏、性魔術、知ってたの?」

「いいえ。でも、想像はしてたわ。晴陽兎、性魔術クラスのあなたが、魔法武術クラスの私に、エッチで遅れをとっちゃダメなんじゃないの? こんなに発情させられて、我慢できないけど、我慢する必要もないわね。エッチに持ち込めば勝てると思ってたのでしょうけど、そうでもないかもよ?」

 舞躍夏は耐えられないと知っていた、いや、予想していたのでしょう。
 快感を、情欲を、耐えるのではなく、僕を求めるパワーに変えました。

「どうしたの? 晴陽兎。私、初めてなのよ?」
 組み伏せられます。組み技では勝てません。それはそうだろうけど。
 快感、情欲で止められないなら、僕が不利かもしれません。

 舞躍夏は僕に身体を押し付け、オチン×ンを探ってきます。身体を入れ替え、シックスナインの体勢。スパッツに隠されたオマ×コが新鮮です。性魔術クラスでは、みんな隠しませんから。

 僕はほとんど動けません。ただ組み伏せられているのではなく、関節、動作の急所を押さえられているようです。
 でも、音楽振動は使えます。舞躍夏の身体に響かせ、探り、操ろうとしてみます。

「あ、ああんっ、んっ……」
 舞躍夏が歌い始め、声を止めるためのように、僕のオチン×ンを咥えました。
 激しい吸引、舌、唇。技術を知らない口淫がかえって新鮮です。

「んふーっ、ん、ふーっ、晴陽兎、このまま射精させられても、負けを認めない?」
「射精は、何回でもできる。射精が必要な技、性魔術もある。性魔術師は、射精したら終わり、そうじゃない、負けじゃない。でも、良いよ。射精したら、僕の負け。舞躍夏が負けを認める前に射精したらね」

「じゃあ、射精させてあげる」
 また、激しい口淫。締め付ける唇が滑ります。

 唾液たっぷりなのは僕のオチン×ンが美味なせいでもあります。
 貯めきれない唾液を飲み込む舞躍夏。淫薬が混じるそれを飲み込むたびに、絶頂に近い快感を感じているでしょう。

 じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ……
 疲れを知らないかのように振られる頭。彼女のお口も感じてしまっているからでしょう。その淫欲をパワーに変えて。

 気持ち良い。
 でも、このくらいなら、いくらでも我慢できます。絵里庵先生の淫気に耐えられる僕です。

 それにしても、舞躍夏、可愛いなあ。
 僕を組み伏せて、こんなにオチン×ンを愛してくれて。求めてくれて。

 負けてあげたくなるけど、それは舞躍夏も嫌がることです。
 我慢できるなら、そうしなければなりません。
 そして、彼女を落とせるなら、そうしなければなりません。
 手加減されるのは嫌がる娘です。

「んーっ、ぷはっ、晴陽兎、何でこんなに美味しいのよ! それに、気持ち良いわよ! だから、あなたが射精するまで、いくらでもしゃぶってあげられるわよ? 何で、抵抗しないのよ?」
「抵抗してるよ。我慢して、舞躍夏のお口を愉しんでる」
「バカ!」
 また、咥えられます。ひねるような動き。

 闘いと言うより、口淫研究、口淫実習です。
 舞躍夏は僕を射精させようと、色々と変化をつけてきます。

 うーん、上手にはなってきました。
 でもなあ。
 憐香さんのお口なら、我慢とかさせてくれないんだけど。
 舞躍夏のは、まだまだ我慢できてしまいます。

「ん、晴陽兎、私が疲れるのを待ってるなら、無駄よ。体力で負けるとは思わないわ。んっ……」
 体力なら、僕が勝つ気もします。たくさんの恋人に応える僕だから。

「舞躍夏、自慢するくらいの尽きない体力で、ずっと咥えていてくれるんだね。嬉しいな」
「んんーっ、バカっ!」

 しばらく舞躍夏にじゅぽじゅぽちゅぱちゅぱされました。
 気持ち良いです。

「んっ、んあ、あんっ、晴陽兎、まだ射精しないの? あなたのオチン×ン、こんなに美味しいけど、気持ち良いけど、射精、精液、たぶんもっと美味しいのよね? ねえ、早く、飲ませて」
「舞躍夏が負けを認めてくれるなら、飲ませてあげる」

「ダメよ。でも、晴陽兎が負けても、そのままで良いわ。女の子のフリをしたままで良い。だから、我慢しなくて良いから、射精して。負けを認めて」
「こうしてお話してちゃ、射精できないよ。もっと、舐めて、しゃぶって、求めて」

「ん……」
 舞躍夏がくれる快感に合わせて、快楽の音楽振動を送ります。
 どうすれば僕が気持ち良いのか、解るように。僕が気持ち良いほど、舞躍夏も気持ち良いように。

 どんどん上手になる舞躍夏。昔の僕なら、とっくに射精しているでしょう。
 もう、僕の勝ちで良いような気もするけど。

「ねえ、舞躍夏、凄い、気持ち良い。今回は、勝ちとか負けとか、決めなくて良くない? 僕は、このままずっと我慢もできる。でも、射精もしたい。舞躍夏に、僕の自慢の性魔術、味わって欲しい。飲ませてあげたい」

「んんーっ、晴陽兎、それ、負けを認めたと判断するわ。私が勝手にそう思うだけ、今回は勝負無しで良いわ。射精、我慢するの、止めなさい」

 そう言ってまた吸い付いてきた唇、舌をまたしばらく愉しませてもらって。
 射精。
 舞躍夏が受け止められるように、味わえるように、喉奥ではなく舌を狙って。

「んんーっ! ん、んぐ、こくっ、ちゅ……」
 彼女の股間に顔を押し付けて、クリトリスの辺りに、快楽の音楽振動を送ります。舌先から。

☆ 負けて当然だったこと

 舞躍夏との闘いは終わりました。彼女のお口の中に射精して。

「舞躍夏、放してくれない?」
 絶頂の後、力が抜けた彼女が、それでも僕を放さないのはさすがです。力ではなく、技で極められています。
 相手を封じる。武術の目的のひとつ。しっかり出来ています。

「んー……そうよね、もう終わったのよね。私の勝ち。私がそう思っているだけ、勝負無しだけど」

「うーん、いや、晴陽兎君の負けかな。武術では、晴陽兎君の負けは明らか。まだ晴陽兎君、しっかり極められて動けないもの。性魔術でも勝ってないわ。射精したら負けって自分で言って、射精しちゃった。その前に、舞躍夏さんを快楽で堕とせたかもしれないけど、それをしなかった。できるとしても、できたとしても、しなかった。負けね」
 絵里庵先生にも負けを宣告されました。恋人だからってひいきはしてくれません。当然だけど。

「晴陽兎、性魔術クラスの名誉を汚したわね。赦されないわよ。もっと鍛えてあげるから、覚悟してね」
 魅月貴さんの愉しそうな笑み。
 正直ちょっと怖いです。手加減してもらえそうにありません。

「武術で負けるのは当然とか、そんなこと考えるからダメなのよ。あなたの武術、性魔術と混ざって、あなたにしかできない、魔法武術クラスではできないモノになってるのに。武術なら負けて当然、性魔術なら勝って当然、そんなものじゃないわ。あなたが未熟なだけ。魔法学科の違いなんて、関係ない闘いだったわ」

「ごめんなさい、魅月貴さん。その通りです。調子に乗ってた。侮ってた。恐れすぎた」

 負けました。その通りです。
 相手が知り合いの舞躍夏だったから、甘えてしまいました。

「舞躍夏、僕、負けたみたい。僕とキミがそう思わなくても、僕が負けたみたい。いや、キミは勝ったと思ってるんだよね? 僕だけか、負けと思ってなかったのは。それって、負けだよね」

「晴陽兎ちゃん、負けた、と信じられなければ、負けじゃないわ」
 神好香お姉ちゃんが言ってくれるのは、どこかで聞いたような言葉。

「でも、自分を騙して、負けてないと信じてしまうこともある。逆に、騙されて、負けたと信じてしまうこともある。このあたり、晴陽兎ちゃんは、本当は解ってるわよね」
 この神好香お姉ちゃんは、僕が信じていた、頼れるお姉ちゃんです。そんなお姉ちゃんだから、信じて誘い出されて、僕は性魔術クラスに入ることになりました。

「今回は負けたわね。晴陽兎ちゃんももう、そう思ってるでしょ?」
 不思議な感じです。
 わがままが融かされてゆくような。

 僕に禁呪をかけて、みんなに迷惑をかけて、そのせいで僕に絶対服従になったお姉ちゃん。そんな神好香お姉ちゃんに諭されるのは、反発も感じます。神好香お姉ちゃんだってダメな人です。
 だけど、お姉ちゃんは、優しくて、ふわふわしてて、でも、危なくて、でも、こんなにしっかりしてて。ダメな人でもないのです。特に、こんな感じの時は。
 反発する心が、そのまま包まれてしまう感じです。ダメな神好香お姉ちゃんだから、抑えずに反発させてくれて、そのまま包んで融かしてくれるのです。

「神好香お姉ちゃん、お姉ちゃんなら、舞躍夏に勝てる? 武術じゃ無理だろうけど、舞躍夏の武術に、性魔術で勝てる?」
「ええ、勝てるわ。上級生なのよ? 舞躍夏さんは初年生。勝てて当然」
 お姉ちゃんの勝てて当然の言葉は、信頼できる強さを感じます。

「僕には負けたのに?」
 武術で挑まれた時のことです。
「ええ、でも、解ってるでしょ? アレは、晴陽兎ちゃんを誘惑するための方便。みんな、手加減したのよ? 晴陽兎ちゃんに上手に負けるために」
 そうだろうなあ。僕はしっかりひっかかりました。誘惑されました。

「晴陽兎ちゃん様、神好香は絶対服従です。舞躍夏さんに挑め、勝て、と命じられれば、そうします。それを命じますか?」

「晴陽兎、私に負けたから、お姉ちゃんに助けを求めるの?」
 舞躍夏に笑われます。

「お姉ちゃんは僕に絶対服従だからね。僕のモノだ。お姉ちゃんが勝ったら、僕の勝ちだ」
「へえ、それが晴陽兎の性魔術なの? 神好香さんを支配することが」
 舞躍夏も性魔術クラスの禁令を知っているでしょう。
 性魔術で支配してはいけないこと。

「そうだよ! 助けてもらえるのが、僕の性魔術だ! 今回は手加減したんだよ。僕一人で闘ったのは、手加減したんだ!」
「私も一人で闘ったわ。でも、そうね、助けられることは、禁じてなかったわね。じゃあ、私も助けられても良かったのね? そうね、今度、仲間を連れてこようかな」
 なんだか変な話になってきました。

 舞躍夏がしっかりした眼で見つめてきました。笑顔だけど。
「ねえ、晴陽兎、あなたの射精をお口に受けて、凄い魔力をもらったわ。みんな、欲しがるわ。それが性魔術でしょ? 武術の試合もそういうものはあるわ。勝負の結果だけじゃなく、気持ち良くて、発散できて、元気になるわ。性魔術は、魔力もくれるのね。また、してくれる?」
「今度は、手加減しないよ?」
「良いわよ。いっぱい感じてあげる。あなたに気持ち良くさせられてあげる」

「はい、そのあたりで、ちょっと休憩しましょう」
 聖螺さん、永晴さん、憐香さんがお盆で何か運んで来ました。
 お料理?

 お皿に載っていたのは、緑色の双頭ディルドのようなキノコを焼いたものでした。

「聖螺さん、これって……」
「晴陽兎のキノコよ。キノコオチン×ン。晴陽兎から離れたら、まあ、収穫したってことよね。毒は無いわ」
「お料理されちゃったのか……形、そのままですけど、大きすぎませんか?」
「恋人のオチン×ンを小さく切ったりしたくないわ。どうせいつもそのままお口に入れてるもの、大丈夫よ」

「そうね、小さく切られてたら、こんな風に食べられないしね」
 香凪羽さんがもりもり食べます。噛み切るのは当然だけど、それを僕に見せつけたいようです。
 なんだか興奮します。いや、本物を噛まれたら困るけど。

 舞躍夏もひとつ頬張ります。
 えっと、あ、足りないかな? 魅月貴さん、絵里庵先生、神好香お姉ちゃんは手を伸ばしません。

「晴陽兎、食べさせたいなら、出しなさい」
 魅月貴さんのちょっと怖い微笑み。
 食べさせたいとか、いや、思わなくもないけど、でも……

 答える前に、僕のスカートの中から、キノコオチン×ンがいくつか落ちてきてしまいました。
「おー、さすが魅月貴さん、晴陽兎君の一番の恋人。自分から、食べたいとか言わなくても良いのね」
 絵里庵先生に拾われると、それは白い液体を噴き出してしまいます。先生の淫気のせいです。
 あう、快感、結構来るなあ。

 お料理されたことに気付かなかったのは、性魔術クラスの先輩たち、僕の恋人たちが感覚共有を調整したのでしょう。
 やっぱり、敵いそうにありません。手加減されてたんだなあ。

☆ 恥ずかしい僕の誘惑

「舞躍夏さん、晴陽兎のオチン×ン、オマ×コで試してみる? 結構良いわよ。虜にされるくらい」
 そう言うのは香凪羽さんです。

 魅月貴さんではありません。もちろん、魅月貴さんではなくても良いのです。魅月貴さんは一番の恋人だけど、香凪羽さんも僕の恋人です。でも、香凪羽さんは嫉妬する恋人で、そんな香凪羽さんが言うのは意外でもあります。

「香凪羽、あなた、晴陽兎の恋人を増やして良いの?」
 僕は魅月貴さんの言葉に少し安心します。そして、安心する自分が後ろめたく、気持ち良くなります。香凪羽さんにいつものように嫉妬されないことを残念に思っていたのです。
「恋人になるとは限らないじゃない。性魔術の修行と実践よ。もともと、闘いのための技じゃないし、恋人であることが条件でもないわ」

「そう、そうなんですよね。性魔術を試す、修行するだけなら、恋人になる必要はない。でも、なんだか、皆さん、晴陽兎の恋人みたいですけど。そう言ってますよね?」
 舞躍夏も不思議そうです。でも、不思議に思う自分にも迷っているような。

「そのこと、解らなくもないです。性魔術クラスでは、エッチのために恋人になる必要はないけど、でも、恋人になっても良い。相手が晴陽兎なら、惹かれる、恋人になりたくなる気持ちも解ります。でも、あの、晴陽兎の恋人って、一人じゃないんですか?」

「一番の恋人は私。でも、みんな晴陽兎の恋人よ。先生も、ホムンクルスたちも」
 そう言う魅月貴さんは誇らしげです。嬉しいです。僕もしっかりしないと。

「……」
 舞躍夏にジト目で見つめられます。呆れられています。あ、この感じ、魅月貴さんがよくくれる気持ち良さだ。

「晴陽兎」
「な、何?」
「最低。スケベ。ヘンタイ。エロ魔術師」
「あう……でも、性魔術なんだから、エロ魔術なのは、仕方ないよ。スケベでヘンタイなこと、研究するんだ」

「そんなこと言ってるんじゃないの。あなた、浮気するのが愉しくて、それを責められるのも愉しくて、恋人と呼ばれる必要もないのに、恋人って呼ばれたくて、恥ずかしくないの?」
「恥ずかしい、です……」
 舞躍夏に責められて、恥ずかしくて、気持ち良いです。

「晴陽兎ちゃんのせいじゃないです。私が、晴陽兎ちゃんを性魔術クラスに連れて来たから。まあ、でも、こんなことになるとは思ってなかったけど。みんな恋人にしちゃうなんて。あうっ!」
 僕をかばう神好香お姉ちゃんにオシオキします。禁呪の感覚接続でつながっているオマ×コに音楽振動を送り、喘がせます。
 かばってくれたのにオシオキは、理不尽です。でも、絶対服従の神好香お姉ちゃんにはして良いし、お姉ちゃんも喜びます。というか、オシオキになってません。ご褒美です。でも、僕がしたかったのはオシオキなのです。

「舞躍夏さん、晴陽兎を赦してあげて。性魔術クラスのお姉さんたちに誘惑されて、絡め取られて、抜け出せなくなってるのよ」
 そう言う聖螺さんの舌の動きは、僕のオチン×ンが感じます。それはいつも通りのことなのですが。感度を凄く上げられました。

 おかしいです。このくらい、耐えられるはずです。実際、耐えてもいます。射精もしていません。
 いや、何で、耐えられるはず、とか考えているのでしょうか? それがおかしいです。こんなこと、これまでもあったのに。気にしていなかったのに。

 耐えずに射精しても良いのです。一回で涸れたりもしません。何回でもできます。絶対服従の神好香お姉ちゃんとか、僕の持ち物の性愛用ホムンクルスの魅舐恋に咥えさせたり、オマ×コで奉仕させて射精しても良いのです。いや、魅月貴さんも、香凪羽さんも、聖螺さんも、恋人たちみんな、させてくれるでしょう、してくれるでしょう。大喜びで。

 それは、僕も望むことなのだけど。そのはずだけど。いったい、何を躊躇しているのでしょうか? 怖がってる? 僕が?

 確かに怖くもあるけど、そんなこと、とっくに知ってたはずです。女の子のように見える身体にされたり、オチン×ンが外れるようになったりしました。でも、そんなことは怖くありませんでした。今のこの感じは、何なのでしょうか?

「晴陽兎君、気付いちゃった? あなたの恋人たち、侮れないわよ? みんなあなたが好きで、優しくしてるし、満足もしてるけど。でも、晴陽兎君が望んだら、我慢できないかも」
 絵里庵先生の淫気がうねります。強くなっています。オチン×ンが張りつめ、染みこんでくるパワーに愛撫されます。射精してしまいそうです。

 僕は何か望んでいるのでしょうか? 何となく、解っているけど。怖いのは、自分の心に対してなのかもしれません。

 優しい恋人たち、我慢してくれていた恋人たち、強い恋人たち。甘えさせてくれるでしょう。舞躍夏に負けた僕を慰めてくれるでしょう。

 そして、鍛えてくれるでしょう。今度は負けないように。鍛えると言いながら、貪って、溺れさせて、搾り尽くしてくれるでしょう。

「さて、晴陽兎にオシオキしなくちゃね。舞躍夏さん、あなたは勝者よ。晴陽兎に何か命令してみる? きっと、言うこと聞くわよ。私たち、晴陽兎の恋人たちも手伝うわ」
「あう……」
 魅月貴さんに反論できません。僕は、舞躍夏に命令されたいと思っています。負けたから。

「晴陽兎のオチン×ンの使い方、見せて。あなたのたくさんの恋人たち、どうやって相手してるの?」
「舞躍夏、キミにしてあげなくて良いの?」
「何よ、私としたいの? してあげる、とか、バカにしてない? 私としたいなら、お願いするのが当然じゃない?」

「ごめん、舞躍夏、キミが勝者なのに、調子に乗ってた。キミとエッチしたい。舞躍夏のオマ×コ、感じたい。でも、まずは、命令に従うよ。憐香さん、永晴さん、手伝ってください」

 憐香さんと永晴さんは重なり合ってオマ×コを開いてくれます。僕は自分のオチン×ンと、尻尾ディルドさんも使って二人に挿入します。

「晴陽兎君、がんばって、魅月貴や神好香に負けないでね。私と永晴は、晴陽兎君を助けるからね、いじめたりしないからね、晴陽兎君がいじめられて気持ち良くなるとしても、助けるから」
「晴陽兎君、意地悪する娘が好きになるの知ってるわ。でも、だから、私と憐香はそれを助けられる、晴陽兎君を癒やせるのよね。今、使ってくれるのも、そのためでしょ? ありがとう」
 バランスをとってくれる憐香さんと永晴さん。素敵な恋人なのです。でも、そんな二人が居るせいで、僕は安心して魅月貴さんや香凪羽さんにいじめられてしまいます。

 いや、今は、舞躍夏に見せなきゃ。僕のオチン×ンが、どんなに女の子を気持ち良くできるか。だから、素直に感じてくれる二人を選んだのです。
 感じまくる二人を見て、舞躍夏も僕のこと、欲しくなるように。

☆ 味覚系な二人の恋人

 舞躍夏に見せるために、憐香さん永晴さんをオチン×ンで喘がせます。

 重なり合って互いのオマ×コを拡げ、誘ってくれる二人。僕のオチン×ンと尻尾ディルドさんが交代でお邪魔します。先端を振動させ、オチン×ンで膣内を舐め回し、クリトリスにも音楽振動を送ります。尻尾ディルドさんにも肉体操作の魔力を送り、オチン×ンの真似をしてもらいます。

 いつもは指先や舌も含め、全身を使います。でも、今は、オチン×ンで愛します。僕に勝った舞躍夏に、オチン×ンの使い方を見せろと言われましたから。

 あれ、それじゃ、尻尾ディルドさんは使わない方が良いのかな? いや、この子は僕のオチン×ンのひとつです。もう、そう思えます。
 かなり勝手に動くけど。でも、オチン×ンなんて、気持ち良い女の子の前では、勝手に動いてしまうものです。

 憐香さんと永晴さん。二人は僕の恋人の中で、ある意味一番素直に従ってくれます。絶対服従の神好香お姉ちゃんや、僕の持ち物の魅舐恋より。

 僕に助けられたことがあって、僕を助けたくて、そんな理由があるから、従うことを我慢しないのです。僕に従うこと、僕に尽くすことに理由があって、我慢しなくて良いのです。

 性魔術クラスでは、相手を支配してはいけないことになっています。その禁令を気にする僕だから、二人は助けられたことを理由にします。僕に尽くす理由がある二人、そんな二人が従ってくれても、支配はしていないと思えます。それは、僕を誘惑する方法です。憐香さん永晴さんはある意味狡いのです。

「あっ、あっ、あっ……」「んっ、んっ、んっ……」
 二人とも、気持ち良さそうに喘いでくれます。性魔術クラスの先輩の二人が、僕のオチン×ンに負けるはずはありません。僕がそれを望んでいるから、僕を甘やかしてくれているのです。狡い二人だから。

「んふっ、晴陽兎君、激しいわね、そんなに舞躍夏さんに見せつけたいの? うらやましいなあ。でも、今、してもらってるのは私、憐香のオマ×コで、うらやましいとか思うのは、違うけど、あん、でも、違わないわよね。いつもは、こんなに、がんばってくれないもんね。私の身体では、オマ×コより、お口が好きみたいだし」
 憐香さんのお口は、僕の初めての体験で、やっぱり、特別扱いしてしまっています。でも、思い出補正もありますけど、それだけでもない、凄い、気持ち良いんです。憐香さんはあの思い出を武器にするために、お口のテクニックを鍛えているみたいです。僕のオチン×ンを美味しくするような、不思議な口淫。
 こうしてオマ×コを愛することも、もちろん、いつもするけど、してるけど、ああっ、もう、憐香さんのお口でしゃぶって欲しくなっちゃうなあ。嬉しそうな笑顔で、美味しそうにしゃぶってくれるはずです。今は我慢だけど。

「ああん、晴陽兎君、永晴は嬉しいわ、舞躍夏さんに観られるの、気持ち良い! 女の子が好きな、男の子が苦手な永晴が、晴陽兎君のオチン×ンでメロメロにされてるところ、見せつけたい。晴陽兎君の恋人になるってことが、こんなに気持ち良いってこと、見せつけたいわ」
 永晴さんのオマ×コは、淫薬の泉です。とろとろのその蜜は、甘く爽やかな果汁のような味で、その味わいはオチン×ンにも染み込み、味覚として感じられます。肉体変化ではなく、感覚を騙す、そういう液体なのです。

 精力を増し、淫欲を高める媚薬でもあります。でも、重要な効果は、触れると気持ち良い、そんな液体であることです。僕のオチン×ンも淫薬を分泌するけど、それも永晴さんの魔法のおかげです。

 僕のオチン×ンから先走る淫薬は、女の子を誘い気持ち良くする、女の子に美味しいもの。永晴さんのオマ×コから溢れる淫薬は、男の子の僕を誘うもの……とは言い切れません。永晴さんは男の子が苦手な人です。

 性魔術は、性別に関係ないものもあります。でも、性別が関係あるものも、もちろんあります。僕に効くのは、男性向け、女性向け、どちらなのでしょうか? もちろん男性用が効くはずだけど。
 性別は、確か、遺伝子情報のレベルで違っている、決定されているはずです。でも、やはり遺伝子で決められているはずの肉体の形状を、魔法は変えてしまいます。僕の身体は、恋人たちの魔法で変えられています。遺伝子情報も変わっているかもしれません。

 でも、世の中には女と男が居て、性器が結合できるようになっていて。お口や指先で愛したりもできるけど、それが気持ち良いのは、やっぱりオチン×ンとかオマ×コで。
 男性が苦手な永晴さん。オチン×ンが外せるように身体を変えられた僕。そんな二人だから、上手くいっているのかもしれないけど。もちろん、それで良いのだけど。

「永晴、僕のオチン×ン、気持ち良い? 好き?」
「うん、晴陽兎、あなたのオチン×ン大好き!」

「これって、男の子の証だよ? 苦手なんじゃないの?」
「うん、そう思ってた。でも、違うの。気になってたの。気になるものって、とても気になるけど、手に入らないものって、嫌いになるのよ。酸っぱいに違いない、嫌なものに違いないって勝手に決めて、それでも忘れられなくて、怒って、怖くなって……」

「そうだよね。僕も、たぶん、そういうことはある。僕は、たぶん、支配のこととか、正しさとか、ルールとか、気にしすぎてる。でも、永晴がオチン×ン好きになってくれたみたいに、僕も、なんとかなるだろうと思う」

「晴陽兎は、大丈夫よ。みんな受け入れて、閉じ込めたりしなくて。流されて、流れに乗って、流れの先を見て、導いてくれたりもして。変な男の子。魔法学院の初年生、性魔術クラスの下級生なのに、私よりしっかりしてて、なんだか悔しいわ。神好香が自分を抑えられなくなった理由が解るわ」

「性魔術クラスの人って、こんなことしながら、こんなお話するんですね。解るけど。そういうクラスだもんね。晴陽兎、見せてくれてありがとう。でも、いつまで続くの?」
 舞躍夏がもじもじしながら、太ももをこすり合わせています。永晴さんの淫薬の香りにあてられたのでしょう。いや、こんな僕たちを観たら、やっぱり興奮するのではないでしょうか。
 永晴さんだけでなく、憐香さんのオマ×コもたっぷり蜜を垂れ流し、僕のオチン×ンはまだまだ元気に稼働中。

「ん、じゃあ、終わりにするね。んっ!」
「あんっ!」「はにゃっ!」
 射精は永晴さんの膣内で、と言っても、尻尾ディルドさんの射精は憐香さんの膣内で、その快感も僕に感じられて。
 射精が終わらないうちに、オマ×コを交代して。出し終わったのは、憐香さんの膣内で。僕も一応、恋人たちの間の公平さとか、気にするのです。少しは。

☆ 浮気する覚悟が

「えっと、舞躍夏、僕のオチン×ン、試してみる? 僕も、舞躍夏のオマ×コ感じたい」
 舞躍夏は我慢できなそうです。僕と憐香さん永晴さんのエッチを見せたから。それも、舞躍夏の望みだけど。
「うー、晴陽兎、でも、それは、あなたのオチン×ンを試すのは、その、性魔術の実演なのよね? 私ももう我慢できないけど、なんだか……」

「そうだ、このままじゃ、そうだね。えっと……神好香お姉ちゃん、舞躍夏の身体、落ち着けられない?」
 舞躍夏自身も、気脈の調整である程度興奮を抑えることはできるはずです。もっと落ち着いていれば、そのことを思い出すでしょう。
 でも、それをさせないのも性魔術で、抑える必要もないのが性魔術クラスです。

 神好香お姉ちゃんは治癒魔法が得意です。性魔術には関連性が薄いような気もします。でも、たぶん、しっかり関係あります。
 お姉ちゃんなら、舞躍夏を優しく癒してくれるでしょう。その優しさは、冷ましてしまうのではなく、余裕を作ってくれます。
「はーい、晴陽兎ちゃん様!」
 神好香お姉ちゃんが笑顔で命令に従ってくれます。僕に絶対服従なのです。
 舞躍夏をふんわり抱きしめます。優しい光に包まれます。綺麗です。一瞬眩しいくらい光った後、収まってゆきます。
「あ……あ、まだイってないのに……落ち着いちゃった。何? 晴陽兎、私としたくないの? 冷めちゃったわよ?」
「いや、ちょっと落ち着いただけさ。まだ、燃えてる。舞躍夏はいつも燃えてる。それは知ってる。いや、みんな、消えない炎を持ってる。静かで隠れてたりもするけど、それは、生きている間は消えない」

「えっと、性魔術の修行と研究には、エッチが必要だ。それは当然。だから、性魔術クラスでは、みんな避妊の封印をかけてる。それも当然だ。僕もそうだから、舞躍夏を妊娠させちゃう心配はない」
「でも、舞躍夏は性魔術クラスの生徒じゃない。修行のために、エッチが必要な訳じゃない。もちろん、性魔術師ではないならエッチしない、そんな訳でもないだろう。エッチするために、必ず恋人である必要もないんだろう。でも」
「僕は、魅舐恋や愛舐ちゃんとも恋人になった。なってくれた。魅舐恋と愛舐ちゃんは性愛用ホムンクルスだ。それこそ、エッチするのに理由は要らない。二人とも、恋人になる前からしっかり愛してくれた。愛させてくれた。でも」

「でも、恋人になってくれた、そうしたら、凄く気持ち良くなった。気持ち良いことを研究する、それが性魔術だ。間違ってない。恋人になれると、性魔術もレベルアップする。僕は、まだ、性魔術クラスの初年生だけど、だから、もっとレベルアップしたい」

「晴陽兎、前置きが長いわ。私に何を言いたいの? はっきり言って」
「舞躍夏、好きだ。恋人になってほしい」
 嬉しそうな舞躍夏。僕は射精しそうになりました。絵里庵先生の淫気のせいです。我慢するのを忘れそうになったのです。そう、そのはずです。たぶん。

「へー、こんなに恋人が居るのに、私も欲しいの? どれだけ欲張りなのよ。でも、そうね。そうか、恋人じゃない私とエッチしたら、浮気だものね。私のこと好きな晴陽兎だから、性魔術の実演じゃなくて、浮気になっちゃうわよね」
 舞躍夏の言うことは、間違ってもいないけど、その通りでもありません。そんなこと気にしてたら、性魔術の研究なんてできません。
 でも、それは、僕を誘惑する方法です。

「うん、浮気したくない。恋人になって」
「……晴陽兎、あなた、最低よ。浮気したいんでしょ? 浮気して、嫉妬されるのが好きなのよね? それを許してほしくて、恋人と呼んで、我慢させて……いつか、刺されるんじゃない?」

「そうなのよね。でも、晴陽兎をこうしたのは私だから、私は受け入れるわ。晴陽兎が刺されそうになったら、護るわ」
 そう言ってくれる魅月貴さんは、僕の一番の恋人です。でも、つまり、魅月貴さんだけではないのです。僕の恋人は。

「晴陽兎を女の子みたいな身体にして、性魔術クラスに来させて、魅舐恋に惚れさせて、ここに居たくなるようにしたのは、私だわ。だから、護るわ」
 魅月貴さんが言うそれは、もう終わったことだけど。でも、確かにそのおかげで、僕は今性魔術クラスに居ます。
「そんなことした私は、いつか刺されるかもとも思ったわ。でも、晴陽兎は私のこと、一番の恋人にしたわ。してくれたわ。私のこと、恨んだりもしなくて。それは、晴陽兎のやり方、私に対抗するやり方だけど」

「恨まれたかったわ。非道いことして、恨まれたかった。私も、香凪羽や神好香と同じだった。香凪羽みたいに閉じこもることもできなくて、神好香みたいに自分を変えようともできなくて。晴陽兎が恨んで、壊してくれるのを待ってた。でも」

「晴陽兎は、恨まなくて、気持ち良くなって、私に優しくするのよ。晴陽兎は、良い子にすることが私に対抗する方法だって、私に言ったのよ? もう、最低よ。浮気とか、許さないわ」
 あれ? 許してもらえない。
 二番以下が必要だって、どんどん恋人を増やせって言ってたのに。あ、そうか、僕が間違えてます。何か、間違えました。
 ここで、許してもらえないことを望んだのは僕です。たぶん。みんな、僕のことを、僕より良く解ってしまうのです。

「浮気、許してもらえないのね。魅月貴さん、さすが、晴陽兎の一番の恋人ですね。晴陽兎の急所、解ってますね」
 舞躍夏の笑顔。舞躍夏も、僕の急所を解っています。

「んー、晴陽兎、まだ、恋人にはなってあげない。でも、私のこと、諦めないでね? あなたが浮気できるかもしれないのが、私、舞躍夏よ。私は、性魔術クラスじゃないし。あなたの恋人は、性魔術クラスそのものね。私としたら、浮気よ?」

「舞躍夏、まだっていうことは、期待して良いの?」
「そうね、恋人に刺される覚悟ができたら、考えるかもね」

☆ 僕専用の彼女と

 夕方。もうすぐ暗くなりそうです。
「じゃあね、晴陽兎。楽しかったわ。また、試合しましょうね。手加減してあげるから。絵里庵先生、性魔術クラスの皆さん、ありがとうございました。晴陽兎のこと、よろしくお願いします。浮気に気をつけて」
「舞躍夏さん、また来てね。晴陽兎を鍛えてあげて。こんなダメな感じの晴陽兎、初めてかも。可愛いわ」
 舞躍夏は帰ってしまいました。結局、舞躍夏のオマ×コとつながることはできませんでした。お口には飲ませたけど。

「晴陽兎、不満そうね。舞躍夏さんを堕とせなくて悔しい?」
「悔しいよ。僕の性魔術、まだまだ未熟だ。愛生李は悔しい? それとも嬉しい? 僕が舞躍夏を堕とせなくて」
「うーん、性魔術クラスの仲間としては悔しいし、恋人としてはちょっと嬉しいかな。でも、そんな、普通の感覚はどうでも良いわ。晴陽兎がダメな感じで、それが可愛いのが、そんな晴陽兎を観られたのが嬉しいわ」

「晴陽兎様、嫉妬されるのお好きなんですね。うーん、知ってた。でも、気がつきませんでした。申し訳ありません」
 魅舐恋がくっついてきます。気持ち良いです。僕を誘惑するためのホムンクルスとして造られた魅舐恋の肌は、触れるだけで快感です。
 それは、絵里庵先生の淫気のように、射精を強制するものではありません。特別な相性としては、神好香お姉ちゃんとの禁呪の刻印もあります。快感レベルは禁呪の方が遥かに上です。
 でも、だから、魅舐恋の身体は安心できる快感です。
 今の僕なら、絵里庵先生や神好香お姉ちゃんともゆっくり抱き合えます。でも、そうなるためには、我慢と努力が必要でした。

「私は、晴陽兎様を誘惑するために造られました。でも、絵里庵先生や神好香様には敵いません。いえ、魅月貴様にも、愛生李様にも、性魔術クラスの皆様、誰にも敵いません。私は晴陽兎様専用に調整された性愛用ホムンクルスなのに。悔しいです」
「晴陽兎様、絵里庵先生、魅舐恋も性魔術師になりたいです。ホムンクルスの私には無理なのですか?」
 魅舐恋が性魔術師に?
 ホムンクルスの魅舐恋は、僕の所有物です。魔術学校にも入学できません。いや、僕が教えるなら、性魔術を覚えることはできるかもしれません。でも。
「魅舐恋、キミが性魔術を覚えても、性魔術師にはなれない。いや、なれるけど、そう名乗ることはできない。ホムンクルスだから。でも、僕のお手伝いをしてくれるなら、お小遣いはあげられる。僕が性魔術師になったら、魅舐恋を助手にはできる」

「魅舐恋は僕のモノで、僕が護る。それは当然だけど、ホムンクルスの魅舐恋には、できない、してあげられないこともある」
「でも、僕だってそうだ。できないことはある。でも」
「会えたから、一緒にできることをしよう。独りじゃできなかったことも、できる。二人でもできないことはあるけど、できるようになることも、たくさんある」

「そうですね、そう、そういえば、晴陽兎様と二人でエッチすることも、そうでしたね。二人だからできること」
 その通りです。何だか今さらなことを言ってしまったみたいです。
 でも、会わない、会っていない娘とは当然エッチもしない、できない訳で。いや、それも当たり前のことだけど。
「晴陽兎様、ありがとうございます! 魅舐恋は、晴陽兎様のために造られて幸せです! 浮気者の晴陽兎様、こんなにたくさんの恋人がいらっしゃる晴陽兎様の性愛用ホムンクルスだから、もちろん我慢もします。でも、嫉妬されることもお好きだから、我慢しすぎたりはしません。我慢させすぎない、浮気者の晴陽兎様、ありがとうございます!」

「そろそろ夕食ですよ? 寄宿舎に帰りましょう」
 魅舐恋は食事の時間が好きです。食事の間、僕のオチン×ンを咥えてくれます。恋人たちの舌と感覚接続されている僕のオチン×ンが射精してしまうから。
 今なら、我慢もできます。恋人たちの舌がパスタに絡まっても、クリームを舐めても。その感触が何重にもオチン×ンに感じられても。射精を我慢して、愉しめます。でも、本物のオチン×ンを咥えてくれる魅舐恋のお口がおねだりします。魅舐恋の夕食は、僕の精液。いや、僕の快感です。

 性愛用ホムンクルスの魅舐恋は、僕の精液だけでも生きられます。性愛用ホムンクルスとしては、よくある仕様だそうです。でも、普通の女の子には、精液だけでは、栄養としては足りません。
 精液を栄養たっぷりにして、普通の女の子でも、それだけで生きられるようにできるでしょうか? そんなの、実用性は無いけど。いや、非常食としては役立つかも? みんなで遭難したりした時、飲ませてあげて……いや、実用性はあります。こんな都合の良いこと、考えただけで興奮します。心の快楽を追求するのも性魔術でしょう。

 永晴さんの淫薬魔法、聖螺さんの魔法植物の栄養素、魅月貴さんの身体変化魔法、そのあたり合わせたら、できそうな気がします。
 でも、このアイデアをみんなに言うのは、明日にしましょう。もうすぐ夜です。性魔術の研究にも、休息は必要です。

 この後、みんなで夕食をとって、その間、魅舐恋に飲ませて。お風呂に入って。寄宿舎のお風呂は広いから、やっぱりみんな一緒です。今日は誰の身体を洗ってあげるんだっけ? そして、寝なきゃ。睡眠は大切です。
 僕のベッドは、とても大きいものが広間に用意されました。みんな恋人だから。ちょっと前までは、初年生のための、愛生李と二人の部屋でした。ベッドは普通のサイズで、魅舐恋と一緒に使っていました。

 みんなで寝る時も、魅舐恋は結構遠慮します。ホムンクルスだから。ペットだから。優しい良い娘だから。
 今日は久しぶりに、魅舐恋と抱き合って眠ろうかな。夢の中でもエッチします。魅舐恋の膣内で、どれだけ夢精してしまうでしょうか。

☆ 性魔術研究者たちの朝

 朝、恋人たちの感触。
 温かく柔らかい感触と、良い香りに包まれて目覚めます。

 僕のオチン×ンは魅舐恋の膣内で目覚めました。どぴゅどぴゅ射精しています。
 夢精と射精の境界。おねしょに気付いて起きる感覚に近いです。

「お早うございます、晴陽兎様、あんっ、今朝もお元気ですね」
 魅舐恋はもう起きています。オマ×コで強めに搾って起こしてくれたのです。きゅんきゅん締め付ける膣内が、うにょうにょ舐めまわす感触に変わります。
「昨夜の夢の中では激しかったですね。精液をおねしょする晴陽兎様には、おむつ、いえ、オチン×ンケースが必要ですね。私のオマ×コ使ってくださいね。今朝も、起きていただくまでに三回くらい膣内夢精されましたよ」

「揺らしたり呼んでくれれば起きるよ。起こさないように搾ったでしょ?」
「ええ、魅舐恋は晴陽兎様の性愛用ホムンクルスですから。晴陽兎様に気持ち良く膣内射精していただくのが、一番の幸せですから」

「晴陽兎ちゃん、お早うございます」
「神好香お姉ちゃん、お早う」
 神好香お姉ちゃんは枕になってくれています。膝枕ではなく、あぐらをかいて僕の頭を抱えてくれています。目の前で、誘うように揺れるおっぱい。ふにふにします。遠慮する相手ではありません。

 後頭部に感じるお姉ちゃんのオマ×コは、僕の射精の感触に震えています。禁呪の感覚接続はオフにできません。
「晴陽兎ちゃん様、神好香をオチン×ンケースにしていただくアイデア、早く試してくださいね。これだけは、魅舐恋ちゃんにも譲れません」
 お姉ちゃんの笑顔がちょっと怖いです。

 僕が、いじめられたり、嫉妬されたりするのも好きなこと、舞躍夏との試合で解ってしまいました。絶対服従の神好香お姉ちゃんがこんな怖い感じを出すのも、そのせいかもしれません。
 いや、神好香お姉ちゃんが僕に絶対服従になったのは、痛みの禁呪を暴走させたことへの罰でした。優しい笑顔で忘れそうになりますが、危ない女の子なのです。

 お姉ちゃんが僕のオチン×ンケースになるアイデア。
 禁呪の痛みを止めるために離れられなかった時、思いついたものです。お姉ちゃんの全身の感覚を僕のオチン×ンに伝わるようにして、小さくなって、そのまま他の女の子の膣内に入れるようにするというアイデアです。結局離れることができたので、試さないままになっていました。

「魅月貴さん、絵里庵先生、神好香お姉ちゃんをオチン×ンケースにするアイデア、できるかな? できると思う?」
「私の肉体変化魔法だと、小さくなるのも限界があるわ」
「そうね、質量も変化させなきゃだものね。魅月貴さんが得意なのは形態変化だからね。私は淫気のパワーを合わせて膨張させたりもできるけど、小さくするのは難しいわね」

「私の影魔法なら、晴陽兎とつながったまま他の女の子に入れさせてあげられるけど」
 香凪羽さんの身体は影になることができます。完全に影になる前、香凪羽さんの身体は透けてゆき、その中をすり抜けることができます。感触は消えないけど。確かに、そのまま他の膣内にも入れそうです。

「香凪羽さんはできそうだね。うーん、でも、ちょっと違うなあ。僕のオチン×ンケースは、スカートの中に隠せないと困るよね」
 僕のオチン×ンは体内に収納もできるけど、それならケースは不要です。あえてケースを着けるなら、女の子のふりができないと困ります。性魔術クラスは男子禁制で、だから僕はこうなったのですから。

「小さくなれば良いのよね。こんな風に」
 人形のように小さな憐香さんが言います。この娘は本人にそっくりな使い魔さんです。憐香さんのおしゃべり使い魔です。この娘がいると、咥えてもらいながらお話することもできます。
「うん、でも、そっくりな使い魔さんと本人を感覚接続してもらって、その使い魔さんを使うのも違うと思う」
 本人の身体でないと。身体は自分と外界の境界でもあり、それを超えるのが感覚接続ですが、やはり違います。
「召喚魔法ならできるかも。肉体変化で余る分を、体内に作った召喚ゲートへ収められるかな? 魅月貴、やってみない?」
 ああ、そうか、召喚魔法は門を開く魔法でもあります。召喚によって出てくるなら、元居た場所からは消える訳です。召喚魔法が得意な憐香さん、さすがに良く解っています。

「やってみましょう。絵里庵先生、サポートしていただけますか?」
「ええ、面白そうね。でも、まずは朝の支度をして教室に行きましょう」
 絵里庵先生は結構きちんとしています。先生だから当然だけど。
 性魔術の研究は、教室に行ってからです。

 みんな動き出します。シャワーを浴びて着替えて、朝食をとって。
 朝食の時は、また魅舐恋に飲ませて。

 魅月貴さんは以前は、絵里庵先生に冷たい感じでしたが、かなり仲良しな感じになりました。二人とも僕の恋人になってくれてから。
 魅月貴さんは僕の一番の恋人です。そこは絵里庵先生より上です。そうなったから、だからでしょうか?
 魅月貴さんなら、敵わなくて当然の絵里庵先生にも反発しそうです。僕の一番の恋人だから、絵里庵先生に勝ったから、仲良くなれたのでしょうか。

 訊いてみたい気もするけど。いや、やめておいた方が良いな。
 今、仲良くしてくれてるのだから。訊いたら魅月貴さんは怒りそうです。
 でも、だから、訊きたくもなります。一番の恋人は、怒らせると可愛いのです。

☆ お姉ちゃんと僕の新性魔術研究が複雑で

 朝の支度が終わり、制服に着替えて教室へ行きます。
 性魔術クラスでも、寄宿舎と校舎の建物は一応分かれています。

 さて、性魔術の研究開始です。
 今日は神好香お姉ちゃんを僕のオチン×ンケースにするアイデアの研究です。

 憐香さんが神好香お姉ちゃんのお腹に魔法図を描きます。召喚魔法の応用で、体内に転移ゲートを開くためです。お姉ちゃんのお腹は色白で綺麗です。描かれた図形が、なめらかな曲面を際立たせます。

 そして、お姉ちゃんは僕の上に乗ってきます。オチン×ンをオマ×コで包んでくれます。禁呪の刻印が触れ合い、凄い快感と安心感がやってきます。
 痛みによる支配の禁呪は、感覚接続で完成します。術者が拘束されないためらしいです。離れているとあれほど痛かった刻印を、離れても感覚接続でつなぎ、痛みを止めます。でも、支配された側の神好香お姉ちゃんは、僕のオチン×ン以外のモノを入れると痛いのです。

 感覚接続で、いつも入っている感覚。でも、実際につながるのはまた違います。実際にオマ×コに入れると、快感が段違いです。感覚接続も切れる訳ではなく、二倍以上の感触になります。
 そしてこの安心感。おそらくこの安心感も支配のための効果です。禁呪で支配した相手に、この安心感を求めさせるため。

 入れているだけで射精を超える快感です。普通の男性なら干涸らびるまで射精が止まらないでしょう。絵里庵先生の淫気もそうです。近くに居たら我慢はできないでしょう。そんな快感が当たり前に現れるのが性魔術です。
 精力強化の魔法をかけておけば、干涸らびなくて済むということはあります。でも、問題は水分を出し尽くすことだけではないのです。
 それほどの快感が止まらないことが問題です。精神が耐えられないでしょう。

 僕はいつの間にか、我慢して愉しめるようになりました。でも、誰もがそうなるとも思えません。性魔術クラスが男子禁制なのは、そのためもあるかもしれません。男性には危険なのです。

 そんなことを考えるのも、神好香お姉ちゃんの禁呪オマ×コの快感に耐えるためです。今は愉しむためにつながった訳ではないのです。

 魅月貴さんと絵里庵先生がお姉ちゃんに触れ、身体変化魔法を使います。お姉ちゃんの身体が小さくなってゆきます。身体変化で余る分を、体内の召喚ゲートに収めます。
 憐香さんの召喚ゲートは、僕たちの隣に広げたシーツにも描かれています。そちらに何かが現れます。裸の女の子。神好香お姉ちゃんの一部です。

「晴陽兎ちゃん、不思議な感じ。こっちの方が多いのに、私の本体は、晴陽兎ちゃんを包んでるソレよ」
 僕のオチン×ンを包んでいる神好香お姉ちゃんは、もういなくなってしまったようにも見えます。僕のオチン×ンに溶け込んで消えてしまったようにも見えます。
 でも、包んでくれてます。凄く薄くなって、オチン×ンに貼り付いています。こういう避妊具もあったような気がします。

「それだけ薄ければ、感覚接続は要らないかな? でも、やっぱり必要よね」
 聖螺さんがお姉ちゃん……僕のオチン×ンを薄く包んでくれてるコレに感覚接続魔法をかけます。お姉ちゃんの身体の表面の感覚が、僕のオチン×ンにダイレクトに接続されます。

「んあっ、コレ、二重感覚だ。お姉ちゃんの表面で感じる感触と、薄いお姉ちゃんを通して中のオチン×ンが触られる感触、両方来る」
 多重感覚は初めてではありません。僕のオチン×ンは、魅月貴さん聖螺さんの舌とも感覚接続され、自分自身のオチン×ンの感触と共に二人が舐めるモノの感触を感じてきました。

「不思議……晴陽兎ちゃんと融合はしてない、包んでるだけなのに、自分が晴陽兎ちゃんのオチン×ンになったみたい。しかも、こっちにも居るのよ」
 魔法陣から現れたお姉ちゃんが、僕のオチン×ンを触ります。それは、自分の身体を触るということなのですが、僕が触られていることでもあって、神好香お姉ちゃんのオマ×コは、僕を包んでるコレで……今回もちょっと、いや、かなりややこしいです。うまく説明できたでしょうか?

「さて、晴陽兎ちゃん、こうなったら、こうもできるわよね? はむっ……」
 お姉ちゃんが僕のオチン×ンを頬張ります。神好香お姉ちゃんの唇と極薄オチン×ンケースオマ×コ、両方に包まれる感触。
 射精するまでしゃぶられます。射精を直接受けるのは薄くなったオマ×コで、いや、こっちがお姉ちゃんの本体で、いつもより激しく舐めしゃぶるのがお姉ちゃんの分身で……いや、分身でもないか?

 射精した瞬間、分身お姉ちゃんのオマ×コから精液が溢れてきます。召喚ゲートはつながったままのようです。極薄オチン×ンケースのお姉ちゃんに射精しても、溢れたりしないみたいです。これなら、いくらでも射精できます。トイレでも離れなくても済むかも。

「ん-、せっかくお口とオマ×コ両方でしたのに、お口に味がしない……」
 包まれてますから、そうなります。

「そうね、せっかく晴陽兎をお口で射精させたのにね。ちょっと待ってね」
 憐香さんと魅月貴さんが魔法力を調整しています。お口にもゲートをつなぐのでしょうか?

 シーツの魔法陣に、人形サイズの小さな二人目のお姉ちゃんが現れます。いや、一人目は薄くなって僕のオチン×ンを包んでて、さっき出てきたのが二人目で……三人目? 増やしすぎではないでしょうか?
 手のひらサイズのお姉ちゃんが、僕の精液が滴る二人目のオマ×コを吸い始めました。
「何でこんなに小さいの?」
「いっぱい飲めるようにね。余っても良いのよ。晴陽兎のミルク、みんな大好きだから」
 手のひらサイズのお姉ちゃんには、確かにいっぱい飲んだと感じるでしょう。

 その小さいお口に咥えさせて注ぐことはできないけど。
 いや、先端、射出口だけなら、そのお口でカバーできるかな? いや、溺れちゃうな……いや、大丈夫かな。性魔術クラスの先輩だもの。
 お姉ちゃんなら。飲めるだけ飲もうとして、でも飲みきれなくて、小さなお顔、全身に浴びて……

「晴陽兎ちゃん様、ソレをしていただくためには、一度オチン×ンケース神好香を外していただきませんと」
「え? 神好香お姉ちゃん、僕、何か言ってた?」
「さあ? 神好香は晴陽兎ちゃん様に絶対服従ですから、お好きなように。でも、物理的論理的に不可能なことは、さすがにできませんから」
 それはそうで、転移ゲートを使わず直接飲ませるには、オチン×ンケースお姉ちゃんを外さないとできません。絶対服従のお姉ちゃんでも、できない命令はあります。何でも従ってくれることと、何でもできることは違います。
 何でもできる、それは言葉の綾で、ありえないことです。論理矛盾することを考えれば、ありえないのです。全知全能の存在が、自分が解けない問題を作れたらおかしいように。

 それはともかく、僕の思考、恋人たちに読まれているのでしょうか? うーん、別に良いけど。というか、そうだったとしても、教えてはくれなそうです。
 絶対服従の神好香お姉ちゃんなら、訊けば答えるはずです。でも、嘘をつかれたとしても、それが嘘かどうか解らないなら、どうしようもありません。

 でも、後でそのことでいじめてあげようかな。きっと、神好香お姉ちゃんはわざとそのことを匂わせています。
 お姉ちゃんは、僕にオシオキされたい恋人なのです。

☆ 二人以上の恋人たち

「はい、神好香、退いて。晴陽兎のオチン×ンケースになったあなた、そのまま他の女の子に入れられるのが、本来の目的よ」
 魅月貴さんが神好香お姉ちゃんを押しのけて僕のオチン×ンを捕まえます。
「あん……」
 押しのけられた神好香お姉ちゃんは分身で、お姉ちゃんの本体は今、薄く僕のオチン×ンを包んでいます。

「もう、魅月貴、嫉妬するのは仕方ないけど、あなた、かなり晴陽兎ちゃん様を独占する時間が長いわよ。一番の恋人だから、仕方ないけど」
 お姉ちゃんのその声は、僕のオチン×ンから響きます。オチン×ンに、お姉ちゃんの顔が映っています。いや、表面のコレは薄くなったお姉ちゃんですから、本人なんですけど。

「神好香と晴陽兎、二人とも私の恋人。二人一緒にオマ×コに入って来てくれるなんて思いもしなかった。この実験、譲れないわ」
 魅月貴さんが僕の上に腰を下ろします。もう慣れすぎてて、位置を確認したりもしません。慣れ親しんだオマ×コに入ります。初体験もこのオマ×コで、それから数えきれないくらい合体してきました。

「んにゃあっ!」
 魅月貴さんが喘ぎます。いつもより早すぎます。
「うーん、魅月貴のオマ×コだわ。さすがに名器。コレが晴陽兎ちゃん様の一番の恋人、敵わないなあ」
 分身お姉ちゃんが話します。本体は魅月貴さんのオマ×コに包まれてしまったから。気持ち良さそうだけど、余裕があります。神好香お姉ちゃんは、快感耐性はクラスで一番かもしれません。禁呪の快感や絵里庵先生のオマ×コ技の感触にも耐えたことがあります。

「神好香っ! コレ、あなたの舌、唇の動きね。あなた、晴陽兎のオチン×ンを包んでて、私の膣内から……あ、晴陽兎、そんな、動かさないで!」
 魅月貴さんのオマ×コの中、僕のオチン×ンが暴れています。オチン×ンケースになった神好香お姉ちゃん、そこから唇、舌が現れ、魅月貴さんの膣内を愛撫しているようです。僕にも感触が感じられます。さっき表面にお姉ちゃんの顔が現れた、アレをしているのでしょう。顔全体も使って愛撫しています。
 僕もいつものように、身体操作でオチン×ンを動かし、捻転させたり振動させたりしています。いつもより手加減して、弱めにしてるのですが……お姉ちゃんとのコンビ技になって、魅月貴さんは耐えるのに精一杯。

「魅月貴の弱い所、変わってません。恋人の晴陽兎ちゃん様も良くご存じみたいですけどね。まあ、あんなにやりまくってますからね。でも、まだ、知らない所もあるみたいですね」
「そうだね、魅月貴さんは弱点は隠すものね。神好香お姉ちゃんは知ってるのか。二人はやっぱり恋人だったの?」
「ええ、魅月貴と私は一緒に性魔術研究をしていました。そして、恋人としても愉しんでいました」
「僕が割り込んじゃったのか。ごめんね、神好香お姉ちゃんから魅月貴さんを奪っちゃった?」

「晴陽兎っ! バカっ、私があなたを奪ったのよ! あなたの身体を変えて、性魔術クラスに入らせて、私の恋人にしたのよ!」
「でも、僕の恋人は魅月貴さんだけじゃない。神好香お姉ちゃんも、みんなも恋人。もちろん、魅月貴さんが一番の恋人、最初の恋人だけど。だから、最初に僕が奪ったのも、魅月貴さんだよ。魅月貴さんが恋人になってくれたあの時、神好香お姉ちゃんから奪った」
「晴陽兎、あなた、そういうことを気にするのが好きなのは知ってるけど、ああん、もう、二人がかりなんて、ズルイわ! 私の身体、良く知ってる恋人、二人でなんて!」
 魅月貴さんが抱きしめてきて、僕も抱きしめて。唇を求められたけど、尻尾ディルドさんを咥えさせます。まだ研究中、お話もしたいのです。

「お姉ちゃん、魅月貴さんって可愛いよね。成績は一番、研究のために男性の僕を女の子に偽装して性魔術クラスに入れちゃうくらい研究熱心。身体変化魔法はクラスで一番」
「でも、感度抜群、感じやすくて、快感耐性は低いよね。だから、タイツとか、クールな表情でカバーして。そこを解放してあげたら、もっと凄い性魔術師になるだろうな」
「ええ、魅月貴の強さは工夫の強さ、強がり我慢の強さです。私みたいに流されて愉しむのは下手。晴陽兎ちゃん様が望まれるなら、もちろん協力しますよ。魅月貴が抑えてるモノ、解放します?」
「うん、でも、優しくね! 神好香お姉ちゃんは得意でしょ? 優しく癒すお姉ちゃんのやり方でお願いね。僕もがんばるけど、お姉ちゃんの方が上手だと思う」

「晴陽兎、私のことバカにしてる? 性魔術クラスの初年生が、成績トップの先輩を侮るの?」
「侮ってないよ。魅月貴さんは凄い。でも、性魔術クラスは一人じゃないから。僕もお手伝いできるよね? 一番の恋人に、最高の性魔術師になってほしい。そんなの、贅沢すぎる願いだろうけど、僕がそう思うのは当然だよね。最高のオマ×コ、最高のエッチな恋人が欲しい」
「もう! そんなの、当たり前よ! 私、最高の性魔術師になって、晴陽兎を快楽で虜にするんだから!」
 魅月貴さんの反撃。オマ×コの中、いくつものクリトリスが現れ、くりゅくりゅ刺激されます。僕の弱点も良く知られてます。あ、クリトリスじゃない、舌? 唇? あ、ん、ああっ、どんどん変わる……変化が速くて、言葉が追いつきません。

「晴陽兎ちゃん様、お手伝いします」
 オチン×ンケースな神好香お姉ちゃんが、僕と魅月貴さんの間でうごめき、刺激を調整してくれます。でも。
「う、お姉ちゃん、魅月貴さんに協力してない? 刺激、強くなってる気がするけど」
「魅月貴にも、晴陽兎ちゃん様にも、どちらにも協力しますよ。二人の恋人、愉しんでもらいたいですから」
 お姉ちゃんは僕のオチン×ンを包んでいるのですが、その表面の感覚は僕のオチン×ンに接続されていて、快感に対するカバーにはなっていません。でも、包まれている感触も無くなる訳ではなく、多重感覚です。

 あれ? 今、魅月貴さんのオマ×コに直接触れた? お姉ちゃんに穴が開いたみたいな……それも不可能ではないはずです。身体変化魔法で可能です。オチン×ンケースへの変化に比べたら、たいした変化ではありません。
 今、お姉ちゃんが袋状のオチン×ンケースではなく、細いバンドかベルトのように変化して、僕のオチン×ンに巻き付いている感じ。魅月貴さんの膣内にも触れられて、お姉ちゃんにも締め付けられて……
「お姉ちゃん、身体変化魔法、上手になった?」
「魅月貴に包まれて、協力してもらってます。でも、魅月貴の魔力も借りてますけど、自分でも覚えてゆきます。神好香も、もちろん最高の性魔術師を目指します。晴陽兎ちゃん様に絶対服従の、最高の性具を目指しますから」
 性具という言い方は、とても今の状態に合いすぎています。

「うー、晴陽兎様、早く魅舐恋にも、その性魔術試してくださいね。魅舐恋も晴陽兎様の性具ですから。晴陽兎様の性愛用ホムンクルスの魅舐恋なんですから」
「ごめんね、魅舐恋ちゃん。抜け駆けしちゃった。神好香も魅舐恋ちゃんと仲良くしたいわ。神好香はホムンクルスじゃないけど、晴陽兎ちゃん様に絶対服従で、そこは魅舐恋ちゃんと同じ」
「晴陽兎ちゃん様、魅舐恋ちゃんに性魔術教えて良いですか? 魅舐恋ちゃんも性魔術師になりたがってましたよね。神好香が教えてかまいませんか?」
「うん、お願い。魅舐恋に教えてあげて」
 僕も教えようと思ってたけど、お姉ちゃんが手伝ってくれた方が良いです。僕は初年生、お姉ちゃんは先輩ですから。

「愛生李様、愛舐にも性魔術を教えてください。愛舐だって、晴陽兎様の恋人の一人です。魅舐恋に負けたくないです」
「もちろん教えてあげる! でも、そうね、魅舐恋ちゃんには神好香先輩が教えるのか。えーと、香凪羽さん、愛舐に教えるの手伝ってくれませんか?」
「え? 私? 私は転入生だから、聖螺とか憐香の方が良いんじゃ」
「いえ、良い考えだわ。香凪羽のレベルアップにもなるわ。もちろん私も協力するし、みんな協力するわよ」
 聖螺さんの言葉にみんな頷きます。

「そうね、知識転送は私がしておくから、教えてあげて」
 絵里庵先生が愉しそうです。淫気が強くなって、なんだか世界がピンク色。
「晴陽兎、油断したわね」
 魅月貴さんが本気で搾ってきて、神好香お姉ちゃんも締め付けてきて。僕は我慢を止めます。

☆ 発表会の気配

 神好香お姉ちゃんをオチン×ンケースにする実験はそれなりに上手くいきました。もともとの目的とはちょっと違ってきたけど。

 結局、分身のはずの身体があるお姉ちゃんが本体のようになってしまうみたいです。それはそうでしょう。お姉ちゃんの意識はそちらに惹きつけられるみたいです。お姉ちゃんからオマ×コが外れて僕のオチン×ンケースになった、そんな結果です。
 禁呪の刻印から逃れる方法かもしれません。この状態で、分離した禁呪オマ×コとの感覚接続を切れれば、完全に逃れられるでしょう。それは体の一部を捨てるということですが。
 これは解呪ではないので、お姉ちゃんはしないでしょう。禁呪を使ったのはお姉ちゃんです。僕に支配されるために。

「結果としては、神好香さんは体内の転移ゲートを通して分身できるようになったということね。分裂と言うべきかな。面白い性魔術だわ、今度の研究発表に加えられそうね」
「研究発表か。発表会とかあるんですか?」
「ええ、でも、私は出たことはないわ。淫気が抑えられないから」
 絵里庵先生から発する淫気は、近くに居るだけで男性を発情させ射精させてしまいます。だから絵里庵先生は男性に会うことが禁じられています。僕も最初は大変でした。かなり慣れたけど、やっぱり近くに居るなら、時々射精しないと辛いです。

 神好香お姉ちゃんが変化したオチン×ンケースは、ケースと言うよりオチン×ンアクセサリーのようになっています。最初は薄く包んでくれていたのですが、紐状になって巻きついています。
 螺旋状に巻き付かれると、オチンチンがネジになったみたいです。受け入れるオマ×コへの刺激も強くなるでしょう。
 紐状でも射出口をしっかり押さえるのは、精液を受け取るためでしょう。転移ゲートでお姉ちゃんの膣内に送られるようです。結構便利かもしれません。人前で射精してしまっても大丈夫かも。このまま、発表会に出ることもできるかも。
「この神好香お姉ちゃんのオチン×ンケースがあれば、みんなで歌えるかも。舞台で射精してしまっても大丈夫かも。でも、絵里庵先生はまだ出られないな。どうにかしたいな。みんなで発表会に出たい」

「そうね、そうだわ。それが今の晴陽兎君の夢なのね。この新しい性魔術で近付いたのね。私もがんばろうっと。晴陽兎君の、恋人の夢、叶えなきゃ。その夢、私と一緒じゃなきゃダメよね」
 絵里庵先生の笑顔。みんなで発表会に出る夢が叶ったら、この笑顔も僕だけのモノではなくなってしまうかもしれません。いや、そうなってしまうでしょう。
 素晴らしいな。この笑顔、自慢したい。僕のモノではなくなる訳でもありません。この笑顔を咲かせたのは、たぶん僕です。みんなに魅せたい。

 神好香お姉ちゃんがやわやわと締め付け、刺激してきます。今は自分のことを考えろ、感じろとでも言うように。
「神好香お姉ちゃん、外さないで欲しい? これなら着けっぱなしにもできそうだけど」
「ええ、神好香は晴陽兎ちゃん様のオチン×ンケースとして一生受け止めていたいです」
「ずっとこのままはダメ。感覚接続は止められないから、それで我慢して。神好香お姉ちゃんは僕専用だけど、僕のオチン×ンはお姉ちゃん専用じゃないから」
 そう言いながらも、僕は神好香お姉ちゃんを押し倒して挿入します。
「ああんっ! その通りです! 晴陽兎ちゃん様、欲張りな神好香を罰してください! 晴陽兎ちゃん様に絶対服従の奴隷に過ぎないこと、思い知らせてください!」
「禁呪の刻印が無い、そんな神好香お姉ちゃんのオマ×コは久しぶりだな。刻印オマ×コもしっかり巻きついてるけど、刻印の無いオマ×コにも入れて、触れて、感じられる。刻印が無いこのオマ×コには僕以外のオチン×ンも入れられそうだね。でも、そんなの絶対許さないからね! 神好香お姉ちゃんは僕専用だから!」
「はいっ!」

 絵里庵先生が首筋に抱きついてきました。お姉ちゃんの膣内で射精が始まります。今は我慢する必要もありません。
 近付くだけで射精してしまう絵里庵先生に抱かれて、お姉ちゃんの禁呪ダブルオマ×コの膣内で射精。こんな贅沢、僕だけでしょう。
「晴陽兎君、絵里庵もあなた専用よ。他の男性は私に触れる前に射精しちゃうんだから。触れられたとしても、やっぱり耐えられないでしょう。膣内に入って来てはくれないわ。私のオマ×コに入れるのは晴陽兎君だけよ」
「絵里庵先生、でも、僕専用だとしても、先生はお姉ちゃんみたいに、僕に従う必要はないです。むしろ僕の方が、先生に従う必要があります。生徒だから、従わなきゃです。でも絵里庵先生は僕にエッチを強制したりしません。ありがとう、ごめん、絵里庵、僕はみんなとやりまくってるのに。我慢させてごめん。我慢してくれてありがとう」

「晴陽兎、我慢してるのはあなたでしょ? 絵里庵先生とのエッチは一番気持ち良いわよね? 一番気持ち良い恋人のこと、我慢してるでしょ。絵里庵先生はあなたに溺れたりしないわ。無理して我慢してはいないわ。強いんだから。あなたが我慢してるのよ。我慢を止めて、もっと愛してあげれば?」
「魅月貴さん、僕をどうしたいの? 確かにそうかもしれないけど、一番気持ち良い身体の恋人を優遇しろってこと?」
「それは、正当なことだわ」
「そうだね、そうしたら、魅月貴さんはもっと頑張るだろうな。一番の恋人にしちゃってごめんね。魅月貴さんはもっと上を目指したいのに、一番だもんね。確かに気持ちよさなら、絵里庵先生とか神好香お姉ちゃんが強い。神好香お姉ちゃんは禁呪のせいだから、ちょっと違うけど」

「あ、あああ、晴陽兎ちゃん様、そんな、神好香のダブルオマ×コが、晴陽兎ちゃん様のオチン×ンに敵わない……」
 快感耐性が強い神好香お姉ちゃんですが、禁呪で特別な相性になった僕のオチン×ンには敵いません。いや、そうでもないのかな。演技かも。僕を誘惑する方法、良く解ってます。魅月貴さんは苦手なやり方です。

「魅月貴さん、ちょっと違うわ。晴陽兎君が一番気持ち良いのは、一人だけじゃないわ。二人一緒、三人一緒、みんな一緒に愛し合える。どんなに美味しくても、ひとつの料理だけじゃ飽きるわ」
「そんなこと知ってます! でも、一人づつ比べることもできるはずです。自分が何処を、何を目指せば良いのか、そのための指針にもなります」

「そうね、でも、魅月貴さんは私じゃない。私も魅月貴さんじゃないわ。同じ技を使えて、同じ快楽を捧げられるようになったとしても。魅月貴さんが魅月貴さんであるなら、私とは違うわ。私そっくりな分身になりたい訳じゃないわよね。みんな違うから良いのよ。技量の優劣、魔力の優劣、それを比べたとしても、そんなことでは決まらない何かがあるのよ」
「良い料理、良い音楽はひとつじゃないわ。一番なんて決まらないのよ。移り変わるモノよ。あるとしたら、その時の一番になれる可能性、それだけかな」
「じゃあ、晴陽兎の一番にはなれないんですか? 誰もなれないの? 晴陽兎の恋人たちは、みんな、一番になれる可能性があるわ。みんな一緒なら、一番なんて居ないわ」

「魅月貴、あなたが晴陽兎の一番の恋人なんだけど。なんだか、のろけられてる、自慢されてるだけに聞こえるんだけど。たくさんの恋人に愛される晴陽兎の一番は自分だって」
「凄い贅沢、欲深よね。魅月貴、快感で一番も目指せるんだから、目指せば良いじゃない。でも、あなたなら、晴陽兎君に一番気持ち良いって言わせるのは簡単よ。今のあなたが求めてるのは、ただそれだけよ。その言葉を信じられないとしても、それしか無いわよ? でも、それじゃ足りないんでしょ? 満たせない欲求に囚われてるだけ」
 永晴さん憐香さんが魅月貴さんを諭します。珍しいです。

「一番になれる可能性を目指すのは、悪くないわ。発表会の準備をしましょう。みんな、自分の研究もしておいてね。私もこの淫気をどうにかするわ」
 絵里庵先生がその気になったら、できないことでは無さそうです。でも、これまでそうする必要は無かったのでしょう。
「あれ? 発表会って、評価とか表彰とかあるんですか?」
「確か一応あるみたいよ」
「ああ、そうなのか。舞躍夏も出るのかな。魔法武術クラスも。今度訊いてみよう」

「晴陽兎、発表会で一番を目指すわよ。舞躍夏さんに負けたあなた、名誉挽回しなさい」
 魅月貴さんはもう大丈夫みたいです。一番になれる可能性、創らなきゃ。魅月貴さんの一番になれるように。

☆ 淫気制御実験は夢少年情態で

「晴陽兎君、私の淫気を抑える方法の実験、手伝ってくれる?」
 絵里庵先生の淫気を抑えられるようになれば、一緒に発表会に出られるでしょう。それは僕の夢、今はみんなの夢です。

「もちろん手伝います。どうやるんですか?」
「方法はいくつか考えたわ。その中で良さそうなのは、もっと対象を絞ることかな。私の淫気、男性にだけ作用するのは知ってるわよね。つまり、選んでるのよ。淫気の放出を止められなくても、ほとんどの人に作用しないようにすれば良いかも」
「対象限定か。でも、相手は?」
「私の淫気、晴陽兎君専用にできるかも。晴陽兎君だけに作用する、恋人だけを誘うモノにできるかも」
 僕だけにって……そんなに惚れられてたの? いや、そんな、それは考えすぎ、自意識過剰かも。でも、僕は絵里庵先生の初めての恋人で、先生は男性は僕しか知らないみたいです。
 僕の恋人です。好かれているのは勿論知っていました。あの淫気を僕専用に? 嬉しいけど、ちょっと怖いです。

「えっと、あの、それはもちろん、かまわないけど、今より強くなったりしたら、僕も耐えられないかも」
「そうなのよね。対象限定したら、強くなっちゃう可能性は高いわ。だから、晴陽兎君も淫気パワーを扱う練習をして欲しいの」
「え? 僕も?」
「私の淫気に影響されるだけじゃなく、晴陽兎君自身もそれを操って、そうね、私を含めたあなたの恋人たちに、抑えきれないパワーを返すとか。晴陽兎君の身体を一度通したら、女の子を誘う淫気にできるかもね。ただ晴陽兎君、浮気のために使っちゃダメよ?」
 言われなければ考えなかったかもしれないのに。

 今の僕も、音楽振動を送って発情させたりできます。体液も永晴さんのおかげで淫薬になっています。女の子を誘惑し、快楽で落とすことに不自由は無いでしょう。でも、触れないと難しいです。
 絵里庵先生のように淫気を使えるようになったら、近付くだけで求めさせ、絶頂させるようになるのでしょうか。そうなるはずです。

 絵里庵先生は男性を射精させてしまうから避けられました。女性の絶頂は、男性の射精とは違います。避けられるとは限らない気がします。
 男性は射精すると、満足より虚脱感を覚えることも多いです。特に激しい射精だとそうです。精液を出すことは水分や熱、細胞を失うことでもあります。だから、射精が止まらなくなるのは危険でもあります。
 それに、連続での射精は難しいことです。一度射精したらしばらく萎えるのが普通です。こんな美人と触れあってエッチはできないということです。互いに望まない、望まれないようになるでしょう。
 女性に影響する淫気の場合も、もちろん望まない人も多いかもしれません。でも、男性ほど避けられない気もします。

「晴陽兎、淫気を使えるようになっても、コントロールできないなら、他の女性には会えなくなるわよ。絵里庵先生と同じよ。でも、絵里庵先生がコントロールできるようになるなら、あなたも同じようにできるはず。もちろん、私たち、あなたの恋人たちに淫気を使うのはかまわないわ。でも、浮気のために使うのは許さないわよ?」
「それは解ってる。アドバイスと忠告はありがたいです。ありがとう、魅月貴さん」
 たぶん、解ってます。下手な浮気とかしたら、大変なことになりそうですから。でも、今、僕は考えを声にはしていなかったんですけど。

「魅月貴さん、神好香お姉ちゃんもだけど、僕の思考を読んでない? そういう魔法は一応、了解をとることになってるはずだけど」
「あら、了解してなかったっけ? 感覚接続されてるのは知ってるでしょ? 晴陽兎に隠してもいないはずだけど」
「あ、感覚接続で、僕のオチン×ンの反応とかで、僕の心を読んでるの? それはまあ、仕方ないけど、でも、それにしても、解りすぎじゃない?」
 感情とかだけじゃなく、明らかに思考を読まれている感じです。

「晴陽兎君が分かり易すぎるのもあると思うわ。今更、気にすることじゃないわよ。あなたの恋人たちは、あなたに協力するんだから。少し意地悪されて喜ぶのも知ってるけど、やり過ぎたりしないわ。晴陽兎君、分かり易いから、手加減も簡単。助かるわ」
 絵里庵先生が抱きしめてきました。温かく柔らかい身体。そして、淫気のパワーが熱いくらいで。その熱は淫気に反応した僕の身体のものです。熱くないお酒で熱くなるようなものです。

「絵里庵先生、ごまかしてないですか? 先生も僕の思考読んでますよね? 感覚接続で身体の反応から測るとか、たぶんそれだけじゃない。正直に言ってくれれば、もちろん許すのに」
「あら、恋人を疑うの? 絶対服従の神好香さんでも問い詰めれば? 神好香さんは正直に答えるはずでしょ? 神好香さんがしてないって言ったら、信じるしかないわよね?」
「お姉ちゃんに訊いても、たぶん同じです。絵里庵先生、僕の思考、読んでませんか?」
「秘密。でも、そうね、だから、オシオキしても良いわよ。絵里庵のこともっと愛してくれて、晴陽兎君に溺れさせて、何でも言うこと聞くようにしてくれれば、正直に話すかも」
「そんなの、無理……いや、無理じゃダメだ。いつか、絵里庵先生も超えて、最高の性魔術師に……いや、それも違う。性魔術で支配しちゃダメだ」

「最高の恋人になって、支配とかじゃない、お願いをきいてくれるようになりたい。僕の願いを、夢を、叶えたいと思わせなきゃ。絵里庵先生、淫気を抑える実験しましょう! 発表会に出るために僕が望んだことだ。僕が望んだのに、手伝いをお願いされた。僕の夢が、絵里庵先生の、恋人の夢になった。協力します!」

「あー、晴陽兎の夢少年情態だわ。絵里庵先生、気をつけて。この時の晴陽兎は手強いですから。でも、使えますよ。きっとできるわ、淫気を抑えられるようになるわ」
 魅月貴さんの微笑み。どこか諦めたような、でも、希望を観ているような。
 何故か少し胸が痛みました。

☆ 淫欲の太陽は沈まないけど

「私の暴走淫気魔法、晴陽兎君に収束させるわよ。ゆっくりやるけど、気をつけてね」
 暴走淫気魔法……確かに止められないということは暴走なのでしょうけど。
 絵里庵先生は上級魔法学院の教師です。魔法の実力は相当なものであるはずです。淫気魔法を暴走させたままでも教師として認められているのは、それを上回る実力のおかげなのでしょう。
 その絵里庵先生でも止められない、暴走させてしまっている淫気。僕に集中させることで、他の男性への影響を抑えようとしています。この実験が上手くいけば、一緒に発表会に出られるでしょう。街でデートとかもできるかも。

 淫気が僕に集います。初めて交わった時も、淫気のパワーでオチン×ンを膨張させてくれたけど、あの時より多い、強いです。オチン×ンだけでなく、全身に満ちてきます。身体が燃えるような。
 男性が発情し射精してしまうのは、そのパワー、熱のせいです。でも、その熱は男性に影響して初めて発生します。お酒は勝手に熱くはなりません。身体に入って初めてそう感じられるのです。

「絵里庵先生、僕は我慢しすぎちゃいけないんですよね? ちゃんと反応した方が良いんですよね? 僕だけが反応するように、変化させるんですよね?」
「そうよ。他の男性には反応しないようにするの。マタタビは猫を酔わせるけど、人間には効かない。そんな感じにして、晴陽兎君だけ酔わせるの」

「んあっ……僕は猫? いや、例えなんだろうけど……」
 僕だけを酔わせるという淫気を目指して、僕の反応を見ながら少しずつ変化してきます。

 それは、どこか爽やかなものになってきました。遙かな遠い、でも強く感じる日射しのような。乾いた感じでもありません。砂漠ではなく、海で感じるような。

「うあっ! あ、あっ、強い、多い、でも、なんだか……」
 射精が始まってしまっています。びしゃびしゃ出て、スカートが大変なことになっています。絵里庵先生の淫気を一人で受けて、我慢できるはずもありません。我慢したらおかしくなってしまうでしょう。

 以前のように、周囲に淫気が渦巻き満ちている感じではありません。薄くなり、消えてしまったようにも感じます。僕の外側では。
 僕の内側は、もう大変です。太陽がお腹の中に入っているみたいです。

「凄いでしょ? それは私の中にもあるのよ。使い方、教えてあげる」
 キスされました。呼吸を導かれます。
 呼吸法は武術でも魔法でも大事なものです。心身のコントロールの第一歩です。僕ももちろん、練習してきました。だからなんとかこの太陽を受け入れられたのでしょう。
「んっ、んっ、んー……ふー……」
 呼吸は胸やお腹、体内を動かすことでもあります。腕や脚より忘れがちな、体内を動かす練習。身体内部操作の基本でもあります。
 このパワーを吐く息に乗せて、ゆっくりと……吸う息で、冷まして……

 空気が通るのは、鼻孔と気管、肺だけです。でも、呼吸が通るのはそれらだけではありません。お腹や眼、指先、踵、身体各所、呼吸を感じることは可能です。
 それはもちろん空気が通るわけではないのですが、感覚はそんな感じのものです。身体中、どこでも風が通る感触を感じることはできます。それは、これまでも練習してきました。オチン×ンを通してオマ×コに吹き込むと、相手が反応したりします。空気が入る訳ではなく、パワーが通るのです。

 今、絵里庵先生とキスしながら、互いの身体を使って呼吸します。互いの呼吸を感じています。絵里庵先生の中でも、太陽のようなパワーが燃えているのが解ります。これが淫気のパワーの源のようです。なるほど、止められない訳です。
 絵里庵先生が僕のお腹の中の太陽を、呼吸で鎮めてくれます。ふーふーしてくれます。僕も真似して、絵里庵先生の中の太陽を鎮めます。自分の中、相手の中、やがて、協力して両方を鎮めている感じになってきました。

 真夏の太陽のような熱気が、沈んできました。まだ水平線に消えてはいません。オレンジ色の夕日のような、暖かく落ち着く、でも情熱の夜も予感させるような。

 いつしか射精は止まっていました。唇を離すのは静かな感じです。二人とも少し落ち着いています。

「ん、んー、晴陽兎の淫気、この程度なの? これで、絵里庵先生の淫気も抑えられてるんですか? なんだか、思ったより強くないです」
 魅月貴さんが僕の淫気の影響を感じています。やはり女性に影響するようになったみたいです。発情し、快感を感じていることが感覚接続で伝わってきます。でも、確かに困るほどのものではないようです。
「そうね、入れ物が二人になったから、弱まったわね。でも、それだけじゃないわね。なるほどね、そうか、男性と女性、二人で分けて協力したら、こうなるのか。互いの淫気が相手を目指して、二人の間で巡るのね。完全に抑えることもできるかも」

「なるほど、オチン×ンとオマ×コみたいに、補いあって、満たしあって、少し落ち着くんですね。でも、でも、落ち着いてもいないです。絵里庵! 先生!」
 僕は絵里庵先生を抱きしめて挿入します。我慢が限界です。以前のように勝手に射精が始まってはいません。でも、淫欲は強くなったような。
「あ、そうか、晴陽兎君としては、やっぱり以前より強く感じるわよね。んっ、あ、晴陽兎君、あん、絵里庵はそのパワーをずっと一人で抱えてたのよ。あん、だから、私は受け止められるはずなのに、あんっ! 晴陽兎君、今は、演技じゃないわよっ、手加減して!」

「晴陽兎ちゃん様が受け取ることで、淫気パワーが女性にも効くようになってます。でも、絵里庵先生が感じてらっしゃるのはそれだけじゃないですね。私と晴陽兎ちゃん様の、禁呪の刻印に似てます。淫気パワーが巡り合う特別な相性だから、特別に気持ち良いのでしょう。それを抑える実験、お手伝いします!」
 神好香お姉ちゃんが僕と絵里庵先生を優しく撫でてくれます。光に包まれます。治癒魔法の感触。お姉ちゃんの治癒魔法は優しく癒し、落ち着かせてくれます。それは傷や疲れだけでなく、荒ぶる心も鎮めてくれます。

「んっ、ありがとう、神好香お姉ちゃん。僕と絵里庵先生が特別な相性になって、嫉妬した?」
「はい。でも、神好香だってそうですから。晴陽兎ちゃん様に絶対服従の禁呪オマ×コのオチン×ンケースですし」
 神好香お姉ちゃんのオチン×ンケースは、今は外してあります。僕のオチン×ンに巻き付いていたアレは、神好香お姉ちゃんの禁呪オマ×コが分離したモノです。お姉ちゃんは普通にアレを自分のオマ×コに仕舞いました。オマ×コをオマ×コに収める……何を言っているのか分からないかもしれませんが、詳しくは以前のレポートを読んでみてください。やっぱり分からないかもしれないけど。

「晴陽兎様のオチン×ンケースは、神好香様だけじゃありませんから。神好香様は持ち運びに便利なようになりましたけど、魅舐恋だって、いつでも、いくらでも、晴陽兎様のオチン×ンを保護して差し上げますから!」
「そうね、晴陽兎君、もちろん絵里庵も使って良いからね。今、使ってくれてありがとう。ずーっと入れてて良いからね」

「んあっ、絵里庵先生、こんな凄いオマ×コ、ずーっと入ってるなんて、無理っ! 僕、搾り尽くされて無くなっちゃいます! って言うか、先生、余裕出てきました? あ、お姉ちゃんの治癒魔法のおかげか……じゃあ、僕は何で、こんなに落ち着けないの? あ、先生、手加減してっ!」
 淫気パワーがまた燃え始めます。オチン×ンが張りつめて、先生の身体は柔らかくて、脚の付け根あたりに感じるお尻の感触とか、慣れてるはずなのに……

「大丈夫、安心して任せて。淫気パワーのコントロール、上手くいくことは確認したわ。実験は成功。だから後は、恋人同士、愉しみましょ」
「うあっ、先生、やっぱり、凄い、凄すぎっ! あ、ああっ!」
 体内に感じる淫欲の太陽は沈んで、夜。でも、月が太陽の光を反射しています。絵里庵先生は女性、女性は陰、月は太陰です。もちろんそれはただの象徴化、性器の形状による例えに過ぎないけど。絵里庵先生はお日様のような人だから。
 あ、そうか、照らしてる、光源は先生の淫気だから、やっぱりお日様、太陽です。じゃあ、この、僕を照らす月鏡のイメージは? ああ、そうか、そうだ、神好香お姉ちゃんだ。
 太陽は沈みません。僕が廻るだけです。月もそうです。いや、月は廻ってるんだっけ? いや、太陽だってどこかを廻ってるかも……

 手加減してくれない、いや、たぶんまだまだ手加減されてる絵里庵先生の膣内で射精。それは、淫気が暴走していたこれまでは、僕にだけ許された特権でした。
「安心して、他の男性は入れないから。淫気が無くなった訳じゃない、コントロールできるようになっただけ。浮気はしないし、防御は完璧。安心してね、絵里庵はあなた専用よ」

「晴陽兎は絵里庵先生専用じゃないのにね……しっかり受け止めなさいね」
 魅月貴さんが嫉妬パワーを貯めているのが分かります。今夜あたり、大変そうです。

「ん、んあっ、んあっ、ん、絵里庵、好きだよっ!」
 僕はこんなことしか言えません。絵里庵先生にこんなに搾られながら、もっと話す余裕なんて無いです。

☆ 性魔術クラスの演目予定

 発表会の準備が進んでいます。
 発表会は、魔法学科クラスごとに、修行と研究の成果と進歩を示すものです。性魔術クラスの発表は当然エッチなものになります。これまでは性愛用ホムンクルスの新作や、淫薬媚薬の研究が多かったそうです。
 今回は性魔術の本来の効果とも言える、エッチで魔力を得られることの実演をメインにすることになりました。
 僕もがんばります。かなり役得です。あ、それは今さらですね。性魔術クラスの男子は僕だけなんですから。僕だって表向きは女子ということになってるし。

 絵里庵先生も一緒に発表会に出られることになりました。僕と一緒なら、淫気が抑えられることが確認されました。僕はちょっと大変です。禁じられるほどだったパワーを一人で受け止めています。でも、がんばります。恋人を受け止める、受け止められる。嬉しいです。
 他の魔法クラスの先生たちや、学園の偉い人に褒められました。絵里庵先生を少し解放できたから。
 僕が性別を偽っていることは、学園の人はだいたい解っているみたいです。それはそうでしょう。公然の秘密です。でも、見逃してくれていました。
 そのことに少しお返しできた気もします。嬉しいです。

 発表会に向けて、性魔術クラスのみんなが研究をまとめています。発表会の前に、研究発表の概要も紹介しておこうと思います。結構説明も大変そうだから、練習も兼ねて。

 神好香お姉ちゃんは、体内転移魔法陣による身体変化分裂魔法の研究。オチン×ンケースになるアレですが、さすがに演目のタイトルにはできませんでした。
 絵里庵先生は、僕が協力した淫気制御。
 この二つは、これまで経過を紹介してきたものです。

 憐香さんはフェアリーサイズの使い魔をたくさん召喚し、感覚制御魔法を組み合わせて普通の人間サイズと錯覚させる研究。狭い部屋でも可能、持ち運びも容易な多人数ハーレムです。
 永晴さんはそれに協力して、フェアリーサイズ使い魔さんたちに淫薬分泌魔法をかけます。
 手のひらに乗るサイズの使い魔さんたちに包まれると、小さなオマ×コから分泌される淫薬で身体中ぬるぬるにされます。それを舐めとられ、身体を押し付けられながら、お口に小さな下半身が侵入してきたりします。
 そして、自分自身も彼女たちと同じ小さな軽い身体になったように感じ、小さなオマ×コ、小さなお口にオチン×ンが入ったように感じられます。コレは感覚共有の応用で、実際には入っていません。

 聖螺さんと魅月貴さんは、僕の身体に植えたキノコオチン×ンを改良しました。聖螺さんの魔法植物操作と魅月貴さんの身体変化魔法を使っています。
 あの緑色のディルドのようなキノコは、僕の身体のどこからでも生やせます。オチン×ンを収納して、その代わりにオマ×コから生やすのが、ある意味落ち着きますけど。何本もの双頭ディルドが出てくるオマ×コ……僕の身体はタネ無し手品です。
 そのキノコオチン×ンが内部に空洞を持ち、適当な部分に穴が開き、笛として使えるようになりました。そのような形状のモノも生やせるようになりました。そして、魅月貴さんが演奏します。
 聖螺さんが髪の毛を弦にして弾くピアノは、僕の身体を使って響かせます。魅月貴さんが吹くキノコオチン×ンの笛は、感覚は僕のオチン×ンということで、オチン×ンを笛にされて演奏される感覚です。
 二人の合奏に耐えるのは大変です。その快感は最初、僕の快感を計る神好香お姉ちゃんが立ち上がれなくなったほどでした。

 愛生李と香凪羽さんはそれぞれ、精霊魔法と影魔法の応用に迷っていました。かなり色々応用できるのですが、選択肢は多いほど迷います。
 愛生李は風の精霊に呼びかけて空気のベッドを造る研究を始めました。コレはかなり便利で、身体の下から愛撫したりできます。風自身も愛生李に協力して、彼女の吐息をオチン×ンに届けてきたりします。
 香凪羽さんは完全に影になった状態で、普通の身体と抱き合うような感覚を作れるように研究を始めました。
 香凪羽さんが完全に影になると、厚みは無くなり、身体に貼り付かれても抱きしめるような感触は無くなってしまいます。でも研究が進んで、透明になった香凪羽さんを抱きしめているような感触が現れてきました。
 実際は違います。透明になってそこに居るのではなく、影になった香凪羽さんとの感覚接続でそのように感じられます。つまり、香凪羽さんの感触を感じるその空間に、他の女の子の身体も割り込めます。
 愛生李の風ベッドと香凪羽さんの影身体魔法、他の恋人たちを一緒に受け入れることを容易にしてくれます。優しくて、寂しがりな二人なのです。

 魅舐恋と愛舐ちゃんは、オマ×コとお口と、僕のオチン×ンを感覚接続しました。性魔術を覚え始めたホムンクルスたちが、自分で感覚接続魔法を使う練習です。
 ただ、それは、双頭ディルドのような僕のオチン×ンの、僕の膣内に入っている方との接続です。
 僕のオチン×ンは、偽装用オマ×コと融合して、普通の男の子の身体に見えるようになってます。ただ、それもある意味カモフラージュで、今も双頭ディルドの形で外すこともできるし、体内に収納してオマ×コだけ現すこともできます。
 普通の男の子に見える時も、収納して女の子に偽装している時も、それでも体内には自分のオマ×コに自分のオチン×ンの一端が入っている感覚があります。その体内に隠れる方に感覚接続し、自由に愛撫できる感覚接続です。

 そして、僕。僕はみんなの研究発表に一通り関わります。
 それだけではありません。みんなの研究全てを組み合わせて、一つの音楽にします。指揮者でもあり、即興演奏のリーダーでもあります。大役です。
 実際に音が響きます。喘ぎ声を導き、僕やみんなの身体も鳴ります。
 その音楽を聴いた人を興奮させ、快楽を感じさせ、それが魔力に変わるような音楽を奏でます。
 いや、まだ練習中ですけど。発表会までには、なんとかします。したいです。

☆ 僕を我慢できないらしい男装美少女

 発表会です。上級魔法学院の研究発表会です。
 学園の中心街に来ました。
 みんな一緒に性魔術クラスのエリアから出るのは初めてかもしれません。中心街は広く、ちょっとした街のようになっています。発表会は一番大きなホールで行われます。

「晴陽兎、来たわね。性魔術クラスの皆さん、お久しぶりです」
 舞躍夏が居ました。魔法武術クラスの人たちと一緒です。
 魔法武術クラスの生徒たちは、当然男子生徒も居ます。性魔術クラスのように男子禁制ではありません。でも、その男子生徒たちも若く、女装も似合いそうな美少年ばかりです。
 彼らは身体操作魔法も使うでしょうし、武術のために身体も健康に、鍛えているでしょう。美少年揃いなのは当然でしょう。

 その美少年たち、そして舞躍夏も含めた美少女たちに見つめられます。うっとりした表情。
 性魔術クラスの生徒たちはみんな美少女です。僕も含めて。自分で言うのも何だけど、この熱い視線をくれる彼らは賛成してくれそうです。
 綺麗なだけなら、舞躍夏や魔法武術クラスの女の子たちも負けてません。でも、性魔術クラスの生徒たちは誘惑の技も身につけています。それは日常の振る舞いにも現れます。
 淫薬の香りや、絵里庵先生と僕の淫気も、抑えられているけど消えてもいません。
 そして、こんな美少女たちが性魔術師を目指してエッチなことを研究しているという事実。それはもう、考えただけで興奮してしまうでしょう。

「舞躍夏さん、久しぶり」
 魅月貴さんの笑顔。明るい笑顔です。
「うーん、なるほど、晴陽兎が魔法武術クラスに入ってたらそんな格好だったのか。今度着せてみたいな」
 魅月貴さんが言うのは、男子生徒の服装のことでしょう。
 魔法武術クラスの美少年たちは当然、僕のようにスカート姿ではありません。スカートも似合いそうだけど。
 ショートパンツから伸びる脚。ニーハイソックスは膝を護るためでしょう。それは僕も同じです。でも、僕はスカート姿です。女子生徒ということになってるから。

「魅月貴さん、晴陽兎のこと、みんなだいたい解ってるけど、一応気をつけて隠した方が良いかも。今日は学院関係者だけじゃないから」
 舞躍夏の忠告。僕が性別を偽っていることについてでしょう。そうだ、いつもより気をつけなきゃ。性魔術クラスは男子禁制、僕も女の子ということになってるんだから。
「そうです魅月貴さん、気をつけてください、一緒に居られるように。一緒に居たいんです」
「あ、そうね。ええ、気を付けるわ。ありがとう。晴陽兎はスカートの似合う女の子だもんね」

「そういうことになってるんだよね。本当は男子なのに」
 一人、僕を睨みつける美少年が言います。他の子はぼーっと見つめてくれたり、恥ずかしそうにチラチラ見てくれるのですが。
「キミが舞躍夏のお気に入りの晴陽兎君か。でも、確かにスカートは似合うね」
 綺麗なボーイソプラノ。いや、何か違和感。
 もしかして、女の子でしょうか?

「あ、紹介しておくね。この娘は私のパートナーの詩嵐武(しらべ)。男子生徒の格好だけど、女の子よ」
 やっぱり。

「詩嵐武さん、初めまして。晴陽兎です。舞躍夏から聞いてると思うけど、武術にはとても興味がある。よろしく」
「キミは性魔術を選んだんだろう? 武術のことは忘れて、舞躍夏のことも忘れれば?」

「性魔術師じゃないとできない闘い方もある。舞躍夏は友達で、魔法学院の仲間です。忘れる必要は無いです」
 詩嵐武さんは舞躍夏が好きなのでしょう。僕を嫌うのも解るけど。でも、二人とも女の子なのになあ。二人の関係を妄想してしまいます。あ、僕も建前上は女の子だっけ。
 でも、詩嵐武さんも可愛いです。僕が嫌う理由はありません。いつか仲良くなれるでしょうか。男性が苦手な永晴さんも、僕の恋人になってくれたように。

「そう、そうなんだよね。晴陽兎君も魔法学院の仲間だもんね。ね、性魔術クラスには男性は居ないんでしょ? 我慢してない? 困ってない? 魔法武術クラスの男の子たちを貸してあげても良いよ?」

「いや、その……困ってはいません。普通の男子には危険かもしれないし。大丈夫です、ありがとう」

「詩嵐武さん、晴陽兎を困らせないであげて。私が晴陽兎を性魔術クラスに連れて来たの。私に言って」
 魅月貴さんがそう言ってくれます。でも、魅月貴さんも困っています。

 性魔術クラスは、確かにある意味男性が居なくて困っていたのです。だから僕は神好香お姉ちゃんに誘い出されて、魅月貴さんに身体変化されて、女の子に偽装して。女の子として性魔術クラスに居ることになりました。今もそうです。
 そのことは、分かっている人も多いです。でも、追求せず、そっと見守ってくれています。ほとんどの人は。
 詩嵐武さんも分かっているのでしょう。そして、納得していないのでしょう。

「詩嵐武さん、僕は男性として性魔術の研究を手伝える。それが僕の性魔術だ。でも、女の子として、女の子の姿で性魔術クラスに居る。あなたは、そのことは嫌いかもしれない。でも、これが僕のやり方だ」
 詩嵐武さんは男子の服装をしています。彼女が反発する理由は、僕のスカート姿もありそうです。

「分かってるよ。もう、晴陽兎君は男性じゃないんだろう。もと男性だとしても、もう違うのだろう。男子禁制の性魔術クラスに居ることは、何の問題も無いのだろうさ」

「美少女の晴陽兎ちゃん、魔法武術クラスの男の子たちもキミに惹かれてるよ。試してみたら? 女の子しか知らないんだろう? キミにはちゃんとオマ×コもあるらしいし、男の子も受け入れれば?」
 そういえば、そうです。性魔術クラスには他の男性は居ないけど、外に行けば、他の男性にも会えます。僕には確かにオマ×コもあるし、女の子ということになってるし、男性を受け入れない理由はありません。
 まあ、でも、抵抗はあるけど。でも、魔法武術クラスの生徒たちみたいな美少年なら……

「みんな、ちょっとお食事でもしましょう、行くわよ。舞躍夏さん、詩嵐武さん、魔法武術クラスの皆さん、また会いましょう」
 絵里庵先生が歩き出します。
 僕は離れないように急ぎます。二人の淫気は互いに抑え合うから収まっています。感覚接続で伝えることで、しばらくは離れることもできますが、近くに居た方が安心です。

 絵里庵先生は詩嵐武さんを避けてくれたのでしょう。
 合わない人を避けるのは、互いのためでもあるでしょう。どちらが悪い訳でもなく、会わない方が上手くいく相手も居るのでしょう。
 でも、何か……何か気になります。
 そうだ、香凪羽さん、魅月貴さん、神好香お姉ちゃんも、僕にぶつかってきました。僕のことが我慢できないみたいだった。
 でも、今、みんな受け止めました。
 詩嵐武さんも受け止められるでしょうか。

☆ 僕の身体は誘う

 そしてその後、性魔術クラスのみんなと、レストランでお食事しました。初めてです。
 僕も、みんなも、ずっと性魔術クラスに閉じこもっていた訳でもありません。絵里庵先生でさえ、男性に会わないようにして外出していました。
 でも、全員で街に来たのは初めてです。街と言っても学園内の商業区ですが。上級魔法学院は広いけど、学園全体はもっと広く、首都郊外と言うよりひとつの街になっています。

 さすがにここでは、食事の間に魅舐恋に飲ませる訳にはいきません。魅月貴さんと聖螺さんの舌の感触をオチン×ンに感じるのはいつも通りだけど、射精は我慢します。
 魅舐恋にも、僕の分を分けて食べさせます。口移しをねだる表情だけど、ちゃんとスプーンなどを使わせます。僕の持ち物、ホムンクルスの魅舐恋は僕がしつけなければなりません。
「晴陽兎様、美味しいけど、せつないです」
「うん、僕も。でも、慣れなきゃ」
 性魔術クラスを出ると、こんな感じなんだなあ。どれだけ周りを気にせずエッチしまくってたのか、改めて気付きます。

 食事を終えて、トイレに行きました。魅舐恋も一緒です。僕が入るのは、当然女性用のトイレです。当然と言うのはどこかおかしいけど、僕は女の子ということになっているのです。
 一緒の個室に入って、オシッコして。その後、当然のように咥えられます。
「ん、晴陽兎様、申し訳ありません。魅舐恋はいつか、我慢できるようになります。でも、まだ、晴陽兎様の精液が欲しすぎます。魅舐恋は、お食事の時は、ずっとコレだったんですから……んんっ」
「うん、いきなり我慢させてごめんね、練習しておくべきだったね、一緒に街に行くこと。でも、魅舐恋は僕の持ち物だから、一緒におトイレに来ても、大丈夫だよ」
 そうなのです。魅舐恋はホムンクルスで、僕の持ち物です。そのことは、訊かれれば正直に答えることになっています。魔法の心得がある人は、訊かなくても解ります。そして、あまりに完璧な美貌はホムンクルスであることを隠しません。

 魅舐恋のお口に射精した瞬間、何かに顔を塞がれました。魔法の感触。誰かに後ろから抱きしめられ、魔法力を注がれています。

 身体操作魔法が入ってきます。筋肉を弛緩させ、動けなくするものです。強い!
 こんなに強い魔力で麻酔されたら、普通の人には危険です。自分も身体操作魔法を使う僕だから、こんなに強い魔力を注いだのでしょうけど。さすがにすぐには動けません。
 魅舐恋のお口の感触が離れます。魅舐恋も動けなくされたようです。心配です。

 あ、新しい魔力が注がれてる。そう、こうして身体操作魔法力を注がれ続けたら、耐えるだけで精一杯です。処理が追いつきません。動けません。あ、一人じゃない、複数人の魔力です。
 僕の身体には、いくつもの感覚共有魔法がかかっています。特にオチン×ンに。それらをブロックされます。強制的にオフにされます。

 ひとつだけ、神好香お姉ちゃんとの禁呪の感覚接続はオフにされません。これは、もともとオフにする機能がないのです。
 神好香お姉ちゃんに伝えたいけど、感覚接続を通して音楽振動を送る余裕がありません。僕の魔力は、襲撃者たちの身体操作魔法に耐えるだけで精一杯です。
 そのまま、運ばれている気がします。麻酔作用を止めきれない身体の感触は曖昧で、目隠しされたままです。でも、たぶん、運ばれてる……
 魅舐恋は大丈夫でしょうか? 心配です。
 いや、愛生李も、魅月貴さんも、神好香お姉ちゃんも、絵里庵先生も、憐香さんも永晴さんも、聖螺さんも香凪羽さんも、愛舐ちゃんも心配です。
 でも、僕と一緒に居た魅舐恋が一番心配です。魅舐恋は僕のモノで、僕が護らなきゃいけないのです。

 時間感覚もおかしくなっている気がします。永い夢を見ているような。いや、夢じゃない。身体操作魔法に集中します。注入される麻酔作用を解毒することに集中します。

 どれくらい経ったのか、解らないけど。麻酔作用の注入が止まりました。でも、まだ残っている分を解毒するだけでも、しばらく時間がかかりそうです。全力でやってるけど、魔力も尽きてきます。疲れる感覚。

 あ、新しい魔力が入ってきます。
 ああっ!
 僕は叫んだかもしれません。いや、声は出なかったかも。麻酔作用がまだ残ってるから。

 少しだけ、懐かしい感覚。たぶん、これも禁呪です。魔力を封じられる感覚。
 魔力を封じる魔法は、全て禁止されている訳ではありません。でも、それを許可されているのは、魔法学園の教師や、警備、警察機構の人、魔法を使うモンスターなどと戦う冒険者などだけです。
 もっと簡単に言えば、理由なく使うことは禁止されています。戦う必要のない場所では、使用を許されるのは、事故を防ぐ時だけです。

 ただの魔力抑制ではない、深く痛い感覚。神好香お姉ちゃんとの禁呪にも作用して、感覚接続を止められました。だから痛いのです。禁呪を抑えられる魔力抑制は、おそらくこれも禁呪。普通の魔力封印ではありません。
 この痛みは、神好香お姉ちゃんにも感じられているはずです。お姉ちゃんが耐えられることは知っています。でも、耐え難い痛みであることも知っています。いや、痛い! 僕だって! 耐え難いです! 神好香お姉ちゃんのせいだけど、そうじゃない、誰かが、眠ってくれていたこの痛みを起こしました。

 目隠しが外されます。僕はベッドに拘束されているみたいです。
「こんにちは、晴陽兎君。キミのせいだよ。こんなに我慢できなくさせる、キミのせい」
 詩嵐武さんと、魔法武術クラスの男子生徒たち。
 紅い頬、荒い息、発情の気配。僕の淫気のせいです。

 この魔力抑制魔法は、絵里庵先生から受け継いだ淫気を抑えていません。魅月貴さんにされた肉体変化も戻しません。そう、これらは、抑えるとか言うモノではないのです。
 僕のオチン×ンは外され、詩嵐武さんが持っています。僕の身体は今、女の子です。キノコオチン×ンはしっかり抑制されています。アレを現すには魔力が必要なのです。

「こんなキミが外に出るからだよ。キミのせいだよ。キミに会ったら、誘惑されるんだ。舞躍夏みたいに。コレが、舞躍夏に愛されたんだね」
 詩嵐武さんが愛おしげに抱きしめる双頭ディルドは、僕のオチン×ンです。

☆ 僕の身体は危険物で

 僕は今、詩嵐武さんと魔法武術クラスの男子生徒たちに拉致され、拘束されています。
 魔力を封じる禁呪をかけられて、動きを封じる身体操作魔法をかけられています。そして、神好香お姉ちゃんとの痛みの禁呪が再発動してしまっています。お姉ちゃんのオマ×コとの感覚接続が切られ、オチン×ンの刻印が痛みます。
 でも、禁呪の痛みは、我慢できないほどではなくなっていました。魔力抑制の禁呪が痛みも抑えているみたいです。痛みは僕自身の魔力作用でもあったのでしょう。神好香お姉ちゃんは、この禁呪で僕に支配されようとしましたから。でもお姉ちゃんは、前と同じ耐えがたい痛みを感じているはずです。

 拘束された僕はスカートをめくられ、下着を脱がされ、脚を拡げられています。僕の双頭ディルドのようなオチン×ンは外されて、詩嵐武さんが舐め回しています。
「晴陽兎君、こうやって舞躍夏も惑わせたんでしょ? キミのオチン×ン、美味しいよ、舞躍夏にもしゃぶらせた? キミに会ったら、誘惑されるよ、欲しくなるよ。こんなに可愛いキミが男子禁制の性魔術クラスから出てきたら、襲われても仕方ないよ」
「舞躍夏とは、試合しただけだよ」
「何の試合? エッチなこと?」
「武術の試合……」
 僕の答えは弱いです。武術の試合、それも確かだけど、エッチなこと、それもその通りでした。舞躍夏にお口でされて、射精しました。

 魔法武術クラスの男子生徒たちが、焦った様子でオチン×ンを取り出します。びんびんに勃起して反り返っています。痛そうなくらいです。
 それを見て、僕のオマ×コは反応してしまっています。男の子の形に戻れないのは、魔力を封じられたせいだけではないのかもしれません。僕の股間はとろとろになって準備完了、オチン×ンを待ちかねています。いつもは自分のオチン×ンが入っているのだけど。

 僕はエッチなことは大好きなのです。性魔術クラスの生徒ですから。そして、自分の技、身体を試してみたい気持ちもあります。
 いや、ダメだ、許せることじゃない。神好香お姉ちゃんに、あの禁呪の痛みを再発させてるはずだ。そして、魅舐恋は?
「魅舐恋は? 僕のホムンクルスは?」
「捕まえてあるよ。キミがおとなしくしててくれれば、無事でいられるよ」
「詩嵐武さん、お願い、解放して! 魅舐恋だけじゃない、神好香お姉ちゃんの痛みの禁呪が発動してる。それに、そうだ、絵里庵先生の淫気が、僕が一緒じゃないと抑えられない! 離れてても抑えるための感覚接続が切られてる、傍にいなきゃ!」
「うん、そうなんだろうね。大変だね。そんなキミが、何で街に出てきたの?」

「僕たちも覚悟はしてるさ。学園から追放されるだろう。それだけじゃ済まないだろうな、どんな罰を受けるかな。でも、それは、未熟な性魔術師の晴陽兎君に誘惑されたせいだ。絵里庵先生の淫気魔法とか神好香さんの禁呪は、僕たちのせいじゃない。少しは罰も軽くなるんじゃないかな」
「詩嵐武さん、舞躍夏が悲しむよ!」
「知ってる。でも、もう、止まらないよ」

 一人の少年が、僕のオマ×コにびんびんのオチン×ンを当てます。
「晴陽兎ちゃん、縛り付けてごめん。でも、キミも、エッチなことは、それは嫌がってないね。そうだよね、性魔術クラスの生徒だもんね、慣れてるよね。僕は初めてだから、優しくしてね。いくよ!」
 拘束されてる僕に優しくしてと言われても……

 あ、ダメだ、禁呪の刻印が暴走しそうだ。
 痛みの禁呪、それは抑えられていません。抑えるための感覚接続をオフにされました。痛みは少し抑えられています。前ほどじゃない、耐えられます。でも、普通の人には耐えがたい痛みかもしれません。

 僕は痛みに慣れていたのでしょうか?
 そうだ、神好香お姉ちゃんと同じだ。お姉ちゃんは痛みを好みます。いつか癒されることを夢見られるから。そのために痛みに耐えて、本当に痛みには強くなります。

 僕は、この状況をどこか愉しんでいます。
 エッチなことをされるだけで、そのうち解放されるでしょう。性魔術クラスの生徒たちと先生、僕の恋人たちが探し当ててくれるでしょう。舞躍夏も来てくれるかも。
 希望の光は、絶望の暗がりから観ると綺麗なのです。
 でも、それはダメだ。ただ待ってちゃダメだ。詩嵐武さんたちを助けられない。
 助けるとか、そう思うのもおかしいけど。そんなこと、望んでいない、余計なお世話なのだろうけど。
 でも、これは僕の勝手、わがままだから、お互い様です。

 やっぱり痛みの禁呪が発動してる。魔力を封じられて、止められない。絵里庵先生にもらった淫気とか、魅月貴さんにしてもらった肉体変化、オチン×ンが収納着脱できることと同じ。僕が暴走を抑えていたモノ。
 あれ? 僕の身体には、もっともっといろんな魔力がかかっていたような……そうだ、永晴さんの淫薬魔法、詩嵐武さんを誘って気持ち良くしてる。聖螺さんのキノコオチン×ンはおとなしいな……アレはおとなしい子で、僕が命じないと出てこないからなあ。
 でも、とりあえずの問題は、痛みの禁呪です。

「ダメだっ! キミが危ないよ、僕のオマ×コ、痛みの禁呪が……」
 興奮した彼は止まりません。そうだろうなあ。
 ちょっと嬉しい感じ、僕は結構魅力的なのでしょう。でも。
「んあっ! あ、あ、あああああっ!」
「感覚、調整してっ! できるだけ弱めて、がんばって、耐えて!」
 禁呪オマ×コの快感、痛み、初めての男の子に耐えられるはずがありません。

☆ 尻尾の生えた僕と彼

 僕の禁呪オマ×コに、初めて他の男性のオチン×ンが入ってきています。
 魔法武術クラスの男子生徒。かなり美少年です。いや、それはともかく。

 彼はもう、叫ぶこともできないようです。耐えがたい快感と痛みを感じているのでしょう。でも、身体操作、気脈調整をがんばっています。さすがです。でも、耐えられていません。どぴゅどぴゅ射精が止まらなくて……たくさん射精してきたけど、他の人にされるのは初めてだな……いや、彼を助けなきゃ。
 でも、僕は拘束されていて、魔力を抑制されていて。

 あれ? 痛みと快感、それだけじゃない。何だかおかしいです。
 彼の魔力を、そして生命力を吸い取っているような。

 コレは? 魔力吸収なんて、それも一種の禁呪です。僕はやり方も知りません。
 魔力吸収魔法は、魔力抑制魔法と同じ理由で禁じられ、抑制魔法よりタチが悪いモノです。
 何故、今、そんな感じになっているのでしょうか?
 もしかして……
「あ、ヤバい、詩嵐武さん、彼にパワーを! あ、止められない……誰か呼んで! 絵里庵先生を呼んで!」
 性魔術師なら、快感で魔力を得られます。彼は性魔術師ではありません。快感でパワーを失っています。
 たぶん禁じられている、存在も隠されている、性魔術のもう一つの可能性。
 他人の魔力を奪うこと。

 性交はパワーの交換でもあります。性魔術師はその流れをコントロールできます。魔力、生命力を奪うこともできるでしょう。
 性魔術を正しく使えば、エッチで得られる魔力を相手に分けたり、快感を魔力にするお手伝いもできます。僕も、それなりにできます。でも、今はできません。僕の魔力のコントロールは封じられています。コントロールできないから、暴走してしまっています。

 気持ち良い……僕の魔力はどんどん高まるのに、コントロールできません。彼も気持ち良いんだろうなあ。こんなにどぷどぷ射精して……あ、精力強化はされてないよね? 危ない、出し過ぎだ!
「ん、止められない……彼を僕から離して! 吸い尽くしちゃう!」
 魔力、生命力の吸収を止めないと。離れると禁呪が痛むだろうけど、離れなきゃ。もう、彼のオチン×ンにも禁呪の刻印がされてしまったことは分かります。でも、離れなきゃ。
 僕の中にある痛みの禁呪、今は止められなくて。

 あ、それだけでもない。尻尾ディルドさんが怒ってる。僕のオマ×コを使われて、怒ってる。動けない僕の代わりに、僕の魔力を少しコントロールして、でも、彼を助けてはくれません。

「んあっ! 何? この魔力……発情させる雰囲気が、強くなった?」
 絵里庵先生にもらった淫気。僕の中の太陽が燃え盛り、周りを灼こうとしています。主に女性に影響するはずの僕の淫気が、男性にも影響しているみたいです。
 僕は今、オチン×ンを入れられて、女の子になってしまったのでしょうか? いや、詩嵐武さんも感じてる。女の子にも影響してるみたいだ。
 僕の淫気に影響されても、触れずに射精が止まらなくなるほどのモノではないみたいです。以前の絵里庵先生ほどではありません。でも、エッチはしたくなるでしょう。我慢できないでしょう。

 彼が僕から離れようとします。そうでしょう、こんなオマ×コ、怖いでしょう。そう、離れた方が良い。彼も結構強い、良かった、吸い尽くす前に離れてくれる。
 抜けます。
 彼のオチン×ンが、彼の身体から。
 僕から、ではなく。

「え? ええーっ!」
 彼のオチン×ンは、僕のソレと同じように双頭ディルドの形で、彼から抜けました。僕のオマ×コから生えるソレは、僕のオチン×ンのようで。
 僕のオマ×コは、彼のオチン×ンを引き抜いてしまいました。

 尻尾ディルドさんが、僕の身体、僕の魔力を操っています。
 何かしようとしてる。僕と彼の身体を使って。

 彼から抜けた、彼のオチン×ン……勃起したままのソレが尻尾のように伸び、彼のお尻に入り込みます。その感触が感じられます。
 彼のお尻に入る感触。うーん、なかなか気持ち良い。快感が魔力を高めて、でも、今、僕自身にはコントロールできなくて……
「ああーっ!」
 彼が倒れ込み、僕のオマ×コから、彼のオチン×ンだったモノが抜けます。
 しゃがみ込んだのは、お尻から尻尾を生やした、少女の身体になった少年。僕と同じように。

「晴陽兎君、あなたの魔力、封じ込められてないの?」
 詩嵐武さんも驚いてる。
 こんなの、予想できないでしょう。僕だって予想しません。できません。
「僕の魔力コントロール、封じられてる! だから抑えられないんだ、僕の尻尾ディルドさんは、僕とは別の存在なんだ。淫魔の一種らしい。僕の身体を、オマ×コを使われて、怒ってる! 僕は魔力を封じられて、この子を抑えられない!」

 二人目の少年が入ってきます。
 今起きたことを観ていても、我慢はできないようです。そう、僕の淫気にあてられて、我慢はできないでしょう。

「晴陽兎君、ごめん、でも、我慢できない! 僕も変えて良いよ、キミと同じようになれるの、嬉しいかも。罰を受けたい。いや、魔法学園の生徒として、こんな凄いキミに憧れる!」
 ダメだ、解ってない、痛みの禁呪とか、魔力、生命力を吸収されること、解ってない。肉体変化しか見えてない。
「ダメだ……痛みの禁呪、それに、パワーを吸っちゃう……」
「見てたよ。それは覚悟してる」
「違う、解ってない!」
 ダメです、止められません。そうでしょう。ここで我慢できるのは、性魔術師だけでしょう。

☆ 満たされぬ熱情が触れ合う領域

 我慢できない少年たちが、僕のオマ×コに突入してきます。そして、オチン×ンを分離されてしまいました。
 分離したオチン×ンは、最初は双頭ディルドのような形ですが、伸びてお尻に入って尻尾になってしまいます。
 お尻からオチン×ンが生える感覚、たぶん僕しか知らなかった感覚。結構気持ち良いんです。締め付け、中で動かすことを我慢できないかもしれません。魔法武術クラスの生徒たちは、肉体操作魔法も使えるでしょう。分離した尻尾オチン×ンを動かすこともできて、動かすことを我慢できないでしょう。

 魔法武術クラスの美少年たちは、みんな僕と同じような姿になってしまいました。
 そして、倒れたりしゃがみこんだまま動けません。僕に魔力と生命力を吸い取られ、動けません。

 僕も動けません。拘束されて、魔力コントロールを封じられています。エッチで高まり、吸い取った魔力は、僕の中にあるけど、コントロールできません。
 代わりに尻尾ディルドさんが僕の魔力をコントロールしています。肉体変化魔法を使って、僕のオマ×コに入ってきた彼らの身体を変えてしまいました。
 肉体変化魔法は、僕にはまだ使えないモノです。でも、知識にはありました。知識は絵里庵先生に転送してもらっていました。
 尻尾ディルドさんは、僕の知識の中にある、肉体変化魔法を使えるみたいです。知識を共有しているのでしょうか?

 この尻尾ディルドさんはペットみたいなモノと思ってしまっていました。それは間違いでもないのだろうけど。僕を好いてくれて、おとなしく従っていてくれてたけど。
 本当は、強力で危険な存在なのかもしれません。もともと、憐香さんが召喚した淫魔らしいです。

「晴陽兎君、さすがだね。性魔術クラスが男子禁制になるわけだね。男子禁制を破ったキミは、そのつもりが無くても、危険を増やした。危険を求めた。十分に注意して、安全に気をつけたつもりだろうけど、キミが求め、現したモノは、危ないモノだった」
 詩嵐武さんが僕の本物のオチン×ンを抱きしめながら話します。詩嵐武さんは女の子ですが、男子生徒と同じショートパンツの制服姿です。でも、僕に入って来られるオチン×ンは、当然ありません。だから、助かっています。

「詩嵐武さん、今回は、詩嵐武さんたちのせいだよ、僕は拘束されて、魔力コントロールも封じられて、だから、こうなった……」
「うん、でも、キミが原因だ。キミの可愛さが誘惑した。キミが弱くて、僕たちに捕まった。キミががんばって、淫気魔法を抑えたから、絵里庵先生も街に出てきてしまった。神好香さんの禁呪暴走事件も、キミが居なければ起こらなかった」

「でも、解るよ、悪いのは僕だ。キミを捕らえた僕が悪いんだ。誘われたとしてもね。絵里庵先生は解放された。神好香さんも結局、助けられた」

「晴陽兎君は凄い。素晴らしい、良い生徒だ。良い夢を観て、叶えて、みんなを幸せにして……だから、我慢ならない」

「キミにイジワルすれば、救われるんだろう? こんなことをした僕を、助けたいのだろう? たぶん、この事件も、良い結果に終わるのだろう……僕は、なだめられて、反省して。晴陽兎君は心配されて、助けられて、褒められて……」

「僕も助けられて、晴陽兎君に感謝するのだろう。そんなの、我慢ならないよ! どこまですれば、キミを堕とせるの? 諦めさせられるの? キミは危険だよ、我慢して、諦めてたのに……希望なんか、魅せるな!」

「何を諦めてたの? 何を我慢してたの?」
「そんなの、知らないよ、でも何か、満たされないんだ。武術の試合に勝つと、少し満たされる。でも、すぐに何か、溜まる。性魔術クラスでは、エッチしまくりなんでしょ? すっきりする? でも、たぶん、そうしたら、もっと我慢できなくなる気がする」

「そうだね、わかる。わからないけど、わかる。みんなそうみたいだった。魅月貴さんも、神好香お姉ちゃんも、香凪羽さんもそうみたいだった。でも、みんな、何とかなったみたいだ」

「でも、その熱は消えてない。何とかなったけど、なってない。ちょっとだけ、なだめて、方向を逸らしただけだ。良い夢を魅せて、僕の夢を手伝ってくれるように、手伝いたくなるようにした」

「満たされない熱は、消えてない。ただ、夢を魅せた。その満たされない熱情を惹きつける、そんな夢を、一緒に観た」

「詩嵐武さん、僕を堕とそうとするなら、僕に堕とされるかもしれないよ。それは解るよね。拘束して魔力コントロールを封じても、まだ僕は危険だ。堕とされるかもよ?」

「僕を堕としたいなら、もっとがんばらないと。どうする? たぶん、時間はあまり無いよ」

「そうだね、もうすぐ見つかるだろうな。晴陽兎君は何もしてない、何の責任も無い、もちろん罪も無い。男子たちを堕としたのはキミの尻尾で、僕たちの自業自得だ」

「キミに惹かれて、支配されるとしても、魔法でされたことじゃない。禁じられていない、禁じることはできない何かのせいだ。狡すぎるよ、我慢ならないよ」
 詩嵐武さんが僕の拘束を外してくれます。そして、構えます。
「叩きのめしてやる!」

 僕は笑っているでしょう。最初から、こうすれば良いのに。でも、やっぱり、僕に惑わされたのでしょう。悪いことしたなあ。
 詩嵐武さんは魔法武術家です。慣れない性魔術の領域に踏み込んだから、失敗したのです。性魔術クラスの期待の星である僕をエッチで堕とそうなんて、無謀なことをしたから。
 でも、その志、自信は好きです。相手の領域に踏み込む、それが不利とも知らない、不利と思わない。勇気でもなく、無謀、無知なのでしょう。満たされない熱を持て余して、駆り立てられて。
 でも、それが気高く美しく見えます。詩嵐武さんは後悔していません。罪悪感を楽しむ神好香お姉ちゃんとは別の、潔い何かです。

 武術は彼女の領域です。ここからは手強いでしょう、負けるかも。でも、負けられないな。全力でやらなきゃ。
 僕も踏み込みます。ここは、詩嵐武さんだけの領域ではありません。僕も望んだ、憧れた場所です。

☆ 精装と月影 僕と彼女の纏うモノ

「詩嵐武さん、試合を申し込みます。武術の試合です。僕はまだ武術家でもあるつもりです。詩嵐武さんに性魔術は使いません。僕が勝ったら、一緒にみんなに謝ってください」
 叩きのめしてやる、と言われたけど。僕から試合を申し込みます。詩嵐武さんは拘束を外してくれましたから。

「最低だね、晴陽兎君。きちんと武術の試合にするなら僕が受け入れる、逃げないと思ってるね? 逃げる必要なんてないさ。キミが性魔術を使わずに、僕に勝てるわけないだろう?」
「僕が負けたら何でもしてあげるよ。奴隷になってあげる。キミが負けたら、男の子に戻って、性魔術クラスを辞めるんだ。そうして、舞躍夏を幸せにして」
 そのとき、僕は良い笑顔を見せられたと思います。詩嵐武さんは舞躍夏を思ってる。

 詩嵐武さんに性魔術は使いません。でも、それは性魔術を使わないということではありません。自分に使います。
 性魔術師は快感で魔力が得られます。もちろん、魔力の量、強さだけで勝てるわけではありません。技術と熟練はパワーとは別のものです。
 でも、圧倒的なパワーで押し切れることもあります。技術もフェイントも関係なくなります。普通は、なかなかそこまでパワーに差はつきません。人間の容量、一人でできることは、そんなに変わらないのです。
 では、何故、僕は押し切れると思うのか? 一人じゃないから。

 僕は天に手を伸ばします。へたり込んでいる男子生徒たちの尻尾オチン×ンが僕に狙いを定めます。指を突き上げ、合図します。
 射精。大量の若いミルクが僕に浴びせられます。精液のシャワー、入浴できそうなくらいの。
 禁呪の感覚接続を通して、精力強化魔法を送ってあります。この大量射精でも、彼らの身体は大丈夫なはずです。魔法を操ってくれてるのは尻尾ディルドさんです。僕のイメージ通りに操ってくれました。やっぱり、僕の精神が解ってるみたいです。そして、協力してくれます。

 うーん、凄いパワーです。舞躍夏は僕の射精をお口に受けて、凄い魔力をもらったと言ってました。みんなのこの射精、気持ち良いでしょう。快感を魔力、パワーにする、それが性魔術です。

「うわー……なるほど、性魔術は僕に対しては使わないけど、彼らに、自分に使うのか。ってゆうか、それ、何なの? 気持ち悪くて触りたくなくするため? いや、違うな。パワーを得たのか」

「全力で行けそうだな。今の晴陽兎君に手加減したら、酷いことになりそうだ」
 詩嵐武さんの身体が変色してゆきます。金属の光沢。綺麗だなあ……あ、透き通ってきた。水晶のような。
 辺りが暗くなってきました。詩嵐武さんの透き通った身体が、光を吸い取っているようです。水晶のような身体に光が入って、輝きが眩しいほどに。

 辺りはもう真っ暗です。輝く詩嵐武さんと、ぬるぬるとろとろの精液を纏った僕。詩嵐武さんは男子の制服、僕はスカート姿です。服装は、互いの性別からは逆なのだけど。いや、光を纏う詩嵐武さんと、精液を纏う僕、これもなんだか逆な気がします。

「魅舐恋ちゃんだっけ、キミのホムンクルス。もう解放されてるはずだ。でも、あんな綺麗なホムンクルス、誰かに捕まってるかもな。御主人様が傍にいない、はぐれた魅舐恋ちゃんを見つけて、我慢できない人は多いだろう。心配だよね」
「うん、心配だ。魅舐恋にエッチしようとしたら、搾り尽くされちゃうと思う。僕の性愛用ホムンクルスなんだよ、耐えられる人なんていないだろう」

「揺れないな。さすがだね。ほら、コレ、返すよ」
 詩嵐武さんが投げ返してきたのは、僕の双頭オチン×ンです。
 ちょっと遠いな。受け取るために動こうとすると、何かにつまずきました。暗闇の中でバランスを崩します。詩嵐武さん、さすがだな。自分の技を解ってる。

 つまずいたのは、へたり込んでる男子生徒? 見えない、辺りは真っ暗です。この辺、踏んで大丈夫なのかな? 空中を踏んで……ダメだ、空中歩法の魔力を操るのは尻尾ディルドさんには難しいみたいです。
 また、何か踏んだ。柔らかい感触。気持ちよさそうな声がしましたから、男子生徒の一人でしょう。

 でも、自分のオチン×ンはつかまえました。転びそうだけど。
 詩嵐武さんが迫って来てる。避けられない。武術家の前でバランスを崩して、避けられるわけがありません。

 そのまま転んで拳を逸らします。床もぬるぬるです。あ、男子生徒の身体の上だ、暖かい。
 詩嵐武さんの拳打は精液で滑りました。触るの初めてなのかな、こんなに滑ること、知らなかったのかな。それなりの衝撃は来たけど、パワーを得た今の僕は耐えられました。
 拳が滑り、そのまま肘打ちが迫ります。でも、鈍いです。僕に触れることを怖がっています。気持ち悪いかもしれませんが、それなりに覚悟して触れたはずです。でも、予想以上だったのでしょう。
 触れると美味しい液体なんて、予想しなかったのでしょう。永晴さんの淫薬魔法は、体液を触れると美味しい液体にしてくれます。

 肘打ちも滑らせて避け、詩嵐武さんの背後に滑り込み、捕まえようとします。ぬるぬるの身体と、パワーを得た僕。捕まえれば押さえ込むことができるでしょう。そしてエッチの技術を存分に使えるでしょう。詩嵐武さんの透き通った身体に白濁液がコーティングされて、なんだかもったいないです。

 痛い! 背後から打撃! 何?
 あわてて飛び退きます。詩嵐武さんから離れます。相手が複数なら、組み討ちはまずいです。

「ふー、危なく捕まるところだったな。晴陽兎君自身の魔力コントロールができる状態だったら、負けてたな。だから手加減したよ。本気でやったら、もう僕が勝ってたよ?」
 詩嵐武さんが暗闇の中で微笑みます。輝く透き通った笑顔、綺麗です。

 そう、そうだ、この暗闇の中、見えない攻撃方法を用意しないはずがありません。
「月影法?」
「そう。僕の光が作る影からの攻撃さ」
 月影は虚実三法の一つです。月影は月の光でできた影。水月が水面などに映った月、陰月が雲に隠れた月のことです。この三法は様々な応用があります。フェイントの基本です。
 今、詩嵐武さんの輝く身体にどうしても視線が向きます。他に見えるモノはありません。そして、注意力も向いてしまいます。完全な暗闇よりも、惹きつけられるコレの方が、見えない攻撃を避けることが難しくなっています。

 僕は手にした双頭ディルドオチン×ンを伸ばし、剣のように構えます。先端から溢れる淫液に刀身が濡れます。
 そのまま、自分の周りに精液で円を描きます。

「結界か。それで見切れるかな?」
 精液で結界を作り、その液体に触れるモノの動きを見切る。そのような技に見えるのでしょう。それもできるだろうけど、それだけのモノではありません。

☆ 白霧結界

 透き通って輝く詩嵐武さんに向けてジャンプ。周囲は暗闇です。詩嵐武さんが光を吸い取ってしまいました。
 その闇の中、何か居ます。見えない打撃の気配。身体を丸め、オチン×ンの剣でガード。痛い、強い、重い! 吹っ飛ばされます。いや、自分で跳びます。

 詩嵐武さんに向けて、空中から双頭オチン×ンの剣を投げます。あっさり避けられます。
 でも、その剣は先端から精液を吹き出し、オチン×ンミサイルとなって反転攻撃。やっぱり避けられるけど、近付いたその瞬間、蛇のように詩嵐武さんに巻きつきます。

 そして、僕は暗闇に向けてオチン×ンソードで突き。そこに彼女が居ることは解っていました。予測していなかったのでしょう、動揺の気配。
 立ちこめる精液の霧も、暗闇で見えなくなっていました。この霧は、少しだけ僕と感覚共有しているみたいです。見えない詩嵐武さんの存在は解りました。

 闇に紛れる詩嵐武さんに不意打ち、これも月影法の応用です。夜は暗く隠れやすい時間です。だから月光が作る影のことは忘れがちです。
 相手を観ず、影を観る。隠れた相手に気付いていないと思わせることができたなら、成功です。

 詩嵐武さんの分身は、おそらく影魔法の応用です。光を吸い取ったクリスタルな身体から、影を分離させているのでしょう。月の光が作る影、まさにそのものだったのです。

 二本目の剣、詩嵐武さんは予想しなかったかもしれません。これは水月法の応用です。水面の月は虚像なのです。虚と実、おとりと本命です。
 輝く詩嵐武さんに巻きついたのは尻尾ディルドさんです。最初に剣として使わせてもらいました。

 暗闇を突いた二刀目、これが僕の本物のオチン×ンです。
 寸止めしました。詩嵐武さんの唇の直前、熱を感じました。僕のオチン×ンソードは、女の子の気配には敏感です。
 そのまま剣を翻し、彼女の頭をぺちっと叩きます。詩嵐武さんは一瞬、止まっていました。

「見破られたのか。でも、それで勝ったつもり?」
「うん、勝ったつもり。ほら」
 詩嵐武さんのほっぺたをオチン×ンソードの先端でくにくにします。彼女は下がれません。足が床にくっついています。精液が接着剤のように、彼女の動きを拘束しています。
「こんなにべとべとしてくるの? さっきはぬるぬるだったのに……晴陽兎君はもちろん、コレに慣れてて、問題にしないのだろうな。でも、僕がこれで負けを認めると思う?」

「思わない。成敗!」
 オチン×ンソードを彼女の唇に突っ込みます。奥まで差し込みます。詩嵐武さんは噛もうとしますが、もう噛めません。
 コレは危険な技です。口内から喉を狙う技は確かにありますが、互いに危険です。浅ければ噛まれ、決まれば相手が危険です。
 でも、僕のオチン×ンソードは噛まれても大丈夫、十分に強化してあります。そして溢れる淫薬が美味しく受け入れさせ、苦しくもなく、気持ち良く喉奥を潤します。

 そのまま飲み込ませます。というか、飲まれました。
「うぶっ、んくっ、うあっ!」
「おおーっ、詩嵐武さんの喉、気持ち良いな」
 食道を通り抜け、胃に。胃酸は精液のコーティングで避けます。そのために、詩嵐武さんのお腹の中でどぷどぷ射精しています。
「んあっ、お腹、破裂させる気?」
「いいや」
 詩嵐武さん自身の肉体操作の魔力を導き、道を造ります。何だか、それはできます。僕自身の魔力コントロールは封じられてるのに。あ、そうか、僕の魔力じゃないから封じられてないな。
 詩嵐武さんのお腹の中、たっぷり精液を注ぎながら通り抜けて行きます。
「あっ、あっ、ちょっと、待って、んっ、あうんっ!」
 少し離れた所で、クリスタルな輝く身体の光が消えてゆき、世界が明るくなってきました。僕の尻尾ディルドさんが戻ってきます。詩嵐武さんの透き通った方の身体は、そのまま消えてしまいました。
 これも水月法だったのです。おとり、ダミーを現し、本体は隠れる。

「晴陽兎君、コレ、凄いっ! んんっ、お腹が、ああっ、イってる、んんっ、あ、そんな、お尻から、出ちゃう!」
「出すの、嫌?」
「嫌だ、嫌だよ、お尻から、キミのオチン×ン出すなんて、ああっ!」
「じゃあ、お口から出す? それとも、ずっと入ってて良いの?」
「んあっ、お口も嫌だ、んっ、ずっと入ってたら、んっ、こんなの、ずっと入ってたら、ああっ、良い、美味しい、気持ち良い、良すぎっ! ああっ、でも、ダメだ、出てって! 出てって!」
「じゃあ、お尻こっちに向けて、開いて」
「ああっ!」
 詩嵐武さんのお尻から、僕のオチン×ンが顔を出します。そして、溢れる精液がオマ×コの方にも流れてゆきます。

「おかえりー」
 そう言うのも何だけど。僕はそのオチン×ンを自分のオマ×コで迎えます。合体!
 融合し、男の子の形になります。

「んー、詩嵐武さんのお尻、結構良いよ。うん、たくさん射精できそう」
「ああっ、まだ、出すの? 抜いて、抜いてよ、ああっ!」
「僕の勝ち、詩嵐武さんの負けで良い?」
「んあっ、負けたよ、僕の負けだよ、晴陽兎君の勝ちだ!」

「じゃあ、約束通り、詩嵐武さんは僕の奴隷だね。お尻、もっと使わせてね」
「ああっ、許して、晴陽兎君、晴陽兎様、御主人様! 詩嵐武のお尻、壊れちゃいます! ああっ、気持ち良い、壊れちゃう、御主人様にご奉仕できなくなっちゃいます、ああーっ!」
 たっぷり射精して、抜きます。

 唇に近付けると、吸い付いてきます。
「舌を出して、舐めて綺麗にお掃除して」
「んあっ、御主人様のオチン×ン、凄い、硬いままで……」
「魔力抑制を解いて」
「はい……あの、でも、コレ、一応禁呪です、できれば秘密に……いや、あの、ごめんなさい、そんなこと言える立場じゃないですよね」

「詩嵐武のことは、できる限り護るよ。僕の奴隷だからね。でも、オシオキは覚悟してね? 性魔術クラスの女の子たちは、みんな僕の恋人だ。できるだけなだめて、ヤバいことはさせないけど、みんな怒るだろう。覚悟はしておいて」
「晴陽兎様、本当に、本当に最低です、最低な御主人様です! 僕が言った通りです、僕は、なだめられて、反省して、あなたに感謝してます!」

「あなたの恋人様たちに、いっぱい謝らなきゃ、そして、晴陽兎様のこと、怒ってもらわなきゃ。晴陽兎様も反省してください! もう、女の子の気持ち、解ってますか? 解ってるつもりで、解ってないでしょ! あなた、女の子のこと、解ってません!」
「僕も女の子のことなんて、解らないと思ってました。僕は男の子の服装をして、男の子の真似をして、舞躍夏が好きになって……でも、自分が女らしくないこと、気になって、可愛いあなたに嫉妬もしてた」

「僕をあなたの女の子にしてくれて、ありがとうございます! それは良いですけど、魔法武術クラスの男子たちも女の子にしちゃって……身体は元に戻したとしても、あなたのこと、忘れられませんよ? 道を踏み外したらどうするんですか!」

「ごめん……でも、詩嵐武、それは、キミたちが」
「謝らないでください! 僕たちが悪いんです! でも、やっぱり、我慢ならないですよ、非道い人、非道い御主人様! 詩嵐武は不幸です、何だかもう、全部、晴陽兎様のせいです!」
 詩嵐武さんを抱きしめて。彼女も抱きしめてきて。
 僕が命じた通り、魔力抑制は解かれてゆきます。

☆ 発表会はこれから

「晴陽兎! 大丈夫!?」
 舞躍夏が飛び込んできました。と言うか、空間転移して現れました。舞躍夏の得意技です。
 詩嵐武さんを倒して、魔力抑制を解かせて。この場所にも、隠すための魔法がかけられていたのでしょう。それも、解けたみたいです。
「晴陽兎!」「晴陽兎君!」「晴陽兎ちゃん様!」「晴陽兎様!」……
 性魔術クラスのみんなも来てくれました。魅舐恋も居ます。良かった、魅舐恋も無事だった。

「晴陽兎? あれ? 晴陽兎が立ってて……詩嵐武? 何で、詩嵐武が泣いてて、抱き合ってるの?」
「あー、晴陽兎、詩嵐武さんと男子生徒たちを性魔術で倒したのね。さすがね」
「うーん、予想外と言うか、予想通りと言うか」

「この尻尾の着いた女の子になっちゃってるのが、魔法武術クラスの男子生徒たち? 何だか、変なことになってますね。オチン×ンが外れて、お尻に入って、尻尾になってる? 晴陽兎君の尻尾ディルドさんに似てますね。晴陽兎君、こんな肉体変化魔法使えたの? こんなの、魅月貴か絵里庵先生にしかできなそうだけど」
「僕の尻尾ディルドさんが助けてくれた。尻尾ディルドさんには、この肉体変化魔法が使えたみたい。僕は拘束されて、魔力も抑制されてた。でも、だから、尻尾ディルドさんを止められなかった」

「晴陽兎君のお尻の中には、頼れるボディガードが居たってことね。はい、詩嵐武さん、ちょっと退いてね」
 絵里庵先生が抱き合っている僕と詩嵐武さんの間に割り込んできました。先生の淫気が流れ込んできます。その淫気がもたらす暴力的な欲情も、僕はもう慣れたものです。僕には効かなくなっているとも言えます。
 でも、他の男性は大変だったでしょう。絵里庵先生の淫気を抑えるためには、僕が一緒に居る必要があるのです。でも、しばらく離れてしまっていました。詩嵐武さんたちに捕まえられたから。

 詩嵐武さんは素直に退いて、謝ります。
「絵里庵先生、ごめんなさい。でも、詩嵐武は、晴陽兎様の奴隷になりました。負けたら奴隷になると自分に誓って、負けました。だから……」

「だから、何? 晴陽兎の奴隷になれば、傍に居られると思った? 晴陽兎の恋人である私たちより、晴陽兎に近付けると思った?」
 魅月貴さんが怖いです。いつものことですが、いつもより。
「魅月貴さん、詩嵐武は僕の奴隷だから、乱暴はしないで。みんなも、お願い、酷いことはしないで」

 絵里庵先生がキスしてきます。先生の膣内に入れます。気持ち良いです。性魔術クラスの先生のオマ×コは僕だけの最高極上オマ×コです。
「晴陽兎君、相変わらずね、非道い恋人。絵里庵も大変だったのよ。いきなり淫気の暴走が始まって、トイレに行った晴陽兎君に何かあったことが解ったけど、暴走する淫気のせいで行動が難しくて。詩嵐武さんたちのせいよね」
「はい、でも、あの、発表会は?」
 僕が気になるのはそこです。どうなっているのでしょうか?
「性魔術クラスと魔法武術クラスは棄権かな。たぶん、もう間に合わないし、魔法武術クラスの男子たちはおかしなことになってるし」

 お話しながらもエッチします。先生の淫気がかなり暴れているから、抑えるためにエッチします。それは、近くに居るだけで射精が止まらなくなる影響力です。僕は一緒に居ればそれを抑えられます。しばらく離れていたせいで、また暴れ出した淫気。それを鎮めるために、先生は僕とつながります。

 そう、それは必要なことです。絵里庵先生とエッチして、淫気の暴走を抑えることは、必要なことです。
 僕が望んだことです。それができたから、絵里庵先生も一緒に、発表会に出られるはずでした。

 でも、詩嵐武さんたちの暴走を止めることも、必要なことでした。
 そのために発表会に出られなくなったとしても、必要なことだったのです。

「発表会、無理か……せっかく、先生も一緒に、みんなに魅せられると思ったのに。あんなにがんばって、淫気も抑えられるようにして、この日のためにやってきたのに」
「晴陽兎、ごめん。詩嵐武を止めてくれてありがとう」
「舞躍夏が謝ることじゃないよ。みんな、ごめんなさい。詩嵐武さんたちは、僕のことが我慢できないみたいだった。がんばって止めて、なだめたけど、発表会には間に合わなかったみたいだ」

「晴陽兎、そうやって諦めるのね。解るわよ、あなた、良い子だものね。今回のことは、仕方ないことだものね。あなたは、正しいことをしたわ」
 魅月貴さんが静かに僕を褒めてくれます。いや、褒めてないのかな? 責められてる?
「いきなり襲われて、魔力を抑制されて、拘束されて。でも、あなたは自分でなんとかしたわ。がんばって詩嵐武さんたちをなだめて、なんとかしたわ。偉いわ。良くやったわ」

「そのせいで、あんなに憧れてた発表会に出られなくなっても、しかたないわよね。時間もかかったし、おかしなことになってるし」
「そう、しかたないわよね。だから、諦めるのよね。詩嵐武さんたちにも怒らないのよね。詩嵐武さんたちに怒るはずの、あなたの恋人たちに、酷いことしないであげてって言うのよね」

「晴陽兎、あなたがそうすること、知ってたわ。それが正しいやり方だということも解る。あなたは、いつも正しいわ」
「でも、我慢できる? あなた、本当に、諦められるの?」

「私、晴陽兎のことが少し怖いわ。怒らない晴陽兎。我慢しているようにも見えない。晴陽兎、本当に、諦められてるの? 我慢できてるの? いつか、爆発するんじゃないの? それとも、あなたには、感情が無いの?」

「諦めない……僕だって悔しい。でも、また、次があるよ」
「無いわ。今回の発表会は、これっきり。もう、無いわ。次は別の発表会よ。時間は戻らないわ」

「うん、時間は戻らない。今回の発表会は、これっきりだ。でも、だから、仕方ないじゃないか! もう、戻らない。次をがんばるしかない!」

「詩嵐武も反省して、もうこんなことはしないだろう。だから、次は、上手くいくよ」

「そうね。でも、次って、いつ? 本当に、次があるの? それまで、何も起きない? 次回は、もうこんなことは起こらない? 私もあなたもみんなも、次のチャンスまで、無事に居られるという保証があるの?」
「いや、そうね、無事に居られるでしょう。アクシデントなんて、そんなに起こることじゃないわ。たぶん、無事に居られて、次のチャンスはあるわ。でも」

「晴陽兎、あなた、悔しくないの? 私は悔しいわ。みんなもそうよ」

「悔しいよ! 僕だって、悔しい! でも、でも、どうすれば良いの? 詩嵐武に怒れば良いの? そうしたって、何も満たされない。もう、手遅れなんだ。終わったことだ。次を、これからを考えるしか無いじゃないか!」

「そうよね、晴陽兎、それがあなたの強さよ。でも、いつもより無理してるわ。いつものように、良い夢を語らないあなた、無理してるわ」

「いつものあなたなら、次は魔法武術クラスの協力も得て、もっと良い発表会にできるって言うわ。次があるかどうかなんて心配しないわ。次のチャンスを、自分で創ろうとするわ」

「ごめんなさい晴陽兎、私が悔しがってただけね。悔しさに耐えられるあなたがうらやましかったの。あなたが今みたいに大声を出すところが観たかった。ごめんね」
 一番の恋人に謝らせてしまいました。魅月貴さんは何も悪くないのに。

 でも、ありがとう、魅月貴さん。僕のこと、解ってくれてる。そうか、僕もやっぱりすねてたんだ。悔しかったんだ。八つ当たりしてたんだ。

 さて、動かなきゃ。僕が避けるのは、迷って動けなくなってしまうことです。
 動かなきゃ、結果は出ません。良い結果を願うけど、未来に保証は無い、当然のことです。
 僕にできることは、良い夢に向けて動くことです。

「行こう。会場まで、どのくらいかかるかな? もう始まってる? 終わってるかな? でも、とにかく、行こう!」

「私の空間転移、会場まで遠いから全員は難しいけど、晴陽兎と二人くらいならできそう。先に行く?」
「待って、舞躍夏さん、コレ、私の召喚ゲートの魔法図よ、会場に置いてきて。あなた一人なら、空間転移で行けるでしょ?」
 舞躍夏と憐香さんが、会場まで転移門を作ってくれるみたいです。憐香さんは得意の召喚魔法を応用して、転移門を作れるようになっています。

「神好香お姉ちゃん、魔法武術クラスのみんなを癒やしてあげて。みんな、起きて! 一緒に行くよ、詩嵐武も」
「はーい、晴陽兎ちゃん様!」
 神好香お姉ちゃんから暖かい光が広がり、魔法武術クラスの男子生徒たちが起き上がります。お姉ちゃんの治癒魔法は僕にも作用し、身体と精神が癒されます。
 元気になって、エッチしたくもなります。この、いくらでも癒やしてくれる優しい綺麗なお姉ちゃんが、僕に絶対服従の恋人奴隷なのです。凄い贅沢なんだろうなあ。

 オチン×ンが抜けてしまった男子生徒?たちがもじもじしながら話しかけてきます。
「晴陽兎君、絵里庵先生、ごめんなさい、あの、えっと……」
「魔法武術クラスのみんな、しっかりして! 動けるでしょ? 発表会、行くよ。間に合わなくても、性魔術クラスと魔法武術クラス、二つのクラスだけの発表会をするよ」
「……はい!」

☆ 性魔術クラスの発表会開始

 魔法学園の研究発表会です。会場に来ました。
 遅れてしまったけど、客席にはたくさんの人が居ました。各魔法学科の生徒たち、先生、研究者。そして、有望な魔術師をスカウトしたり、新しいアイデアを得ようとする人たち、面白い魔法発表会のファンである人たちなど。
 絵里庵先生が通信魔法で伝えておいてくれました。僕が助け出されて、憐香さんの転移門ですぐに行けること、終わってしまっていたとしても発表をするつもりであること。学園の偉い人たち、発表会の運営をしている人たちに伝えておいてくれたみたいです。

 性魔術クラス、魔法武術クラスの生徒達、そして絵里庵先生と魔法武術クラスの先生がステージに並びます。魔法武術クラスの先生は活発そうなかなりの美人です。詩嵐武さんと舞躍夏に説得されて、僕に協力してくれることになりました。
 ステージに居るのは全員女の子、女性です。実際は違うはずですが、そう見えます。僕はスカート姿ですし、魔法武術クラスの男子生徒たちもオチン×ンが外れて尻尾になってしまって、その股間にはオマ×コが現れています。それは半ズボンで隠れてるけど、みんなとても女の子っぽくなりました。

 僕が真ん中に立ちます。進行役であり、指揮者でもあります。
「遅れて申し訳ありませんでした。これから、性魔術クラスと魔法武術クラスの合同の研究発表を行います。僕は性魔術クラスの初年生、晴陽兎です」
 拍手が起こります。期待と、同情も感じます。遅れた理由がそれなりに解っているのでしょう。
 さて、がんばらなきゃ。同情は悲しさを含みます。悲しさなんて要りません。

「性魔術クラスでは、エッチのために色々な魔法を研究しています。快感を得るための魔法です。僕たち性魔術師は、快感で魔力が高まります」
「その高まった魔力を、例えば治癒魔法に応用して治したり、武術や攻撃魔法に応用して戦ったりもできます。他の魔術師に分けることもできます。でも、性魔術師が目指すものは魔力補給ではありません」

「性魔術が目指すのは、性的快感を高めることです。それは心の中の何かを満たし、癒やし、鎮めることができます。その心の渇きは、美食や勝負の愉しさ、芸術に触れることなどでも満たされる何かです。でも、僕たち性魔術師は性的快感で満たします」

「性魔術クラスは男子禁制です。でも、それはどこかおかしなことです。性的快感を究めようとする研究で、性別が女性だけなんておかしいです。でも、だから僕は、こんなことができるようになりました」
 魅舐恋と愛舐ちゃんが僕のスカートをめくり上げてくれます。下着は着けていません、僕のオマ×コが現れます。集中する視線。
 そして体内に収納していたオチン×ンを現します。
 勃起した肉棒が現れます。何故か拍手。
 そして、魅月貴さんがその肉棒にキスし、咥えます。そのままゆっくり引き抜きます。双頭ディルドの形で抜けます。

 曲がっていたそれがまっすぐになります。魅月貴さんはそのオチン×ンを横から咥え、フルートのように息を送ります。
 不思議な音色が響きます。魅月貴さんの演奏と共に、会場にふんわりした熱気がこもってきます。
「この演奏は皆さんの身体と心に響き、エッチな気分を醸します。快感も感じられるはずです。演奏は魅月貴さん、僕の一番の恋人です。僕の身体をこのように変えてくれた、性魔術クラスで一番の肉体変化魔法の使い手です」

 聖螺さんの髪が伸び、琴の形になります。聖螺さんも演奏を始めます。琴だけどピアノの弾き方。そして響くのは僕の身体です。
 僕のオマ×コから緑色のキノコオチン×ンが生えてきます。魅舐恋と愛舐ちゃんが咥えて収穫します。
「ピアノの演奏は聖螺さん、彼女は魔法植物を研究して性魔術に応用しています。このキノコオチン×ンは聖螺さんが僕に植えてくれました。身体から離れても、ちゃんとオチン×ンの感覚はあります。気持ち良いです」
「魅月貴さんと聖螺さんの演奏に、僕が感じている快感を乗せてもらっています。僕のキノコオチン×ンがお口やオマ×コで収穫される快感、お楽しみください。どんどん増えるオチン×ン全てが気持ち良いです」
 魅舐恋と愛舐ちゃんのオマ×コに何本ものキノコオチン×ンが飲み込まれてゆきます。ちゃんとその分、綺麗なお腹が膨らみます。
「みなさんにお配りします。魔法武術クラスのみんなにも手伝ってもらいます」
 尻尾少女になってしまっている魔法武術クラスの男子生徒、そして何故か協力してくれる女子生徒、魔法武術クラスの先生、そして舞躍夏と詩嵐武。
 みんな、僕のオマ×コからお口とオマ×コでキノコオチン×ンを受け取ります。必死で快感に耐えています。そして客席にキノコオチン×ンを配ってくれます。お客様たちもそっと舐めたり、オマ×コに入れたりしてくれます。

「この辺りで、少しクールダウンしましょう」
 神好香お姉ちゃんが、魅月貴さんが咥えている僕のオチン×ンにキスします。明るく静かな凪の海のような癒やしの魔力を送ってくれます。僕を通してキノコオチン×ンたちに伝わり、お客様たちと魔法武術クラスのみんなを癒やしてくれます。
「今の治癒魔法は神好香お姉ちゃんです。お姉ちゃんの治癒魔法は身体と精神を癒やしてくれます。エッチしすぎて疲れた身体も、消耗した精力も癒やしてくれます。発情しすぎて楽しめない心も落ち着かせてくれます」
 拍手。やっと拍手が起きました。拍手してもらえました。
 嬉しいです。でも、まだこれからです。

☆ 発表会は続く

 発表会も進んできました。でも、まだ続きます。
 永晴さんと憐香さんが前に出ます。
「みなさんに配ったキノコオチン×ン、舐めると美味しいと思います。先端から淫薬が染み出ています。この淫薬は、永晴さんの魔法です。舌だけでなく身体の何処でも、触れると美味しい不思議な液体です。美味しいだけでなく性感を高め、精力も増してくれます」

 憐香さんの使い魔、小さな少女たちが召喚の魔法陣から現れます。そしてすぐに転移の魔法図に飛び込みます。
 転移してゆくその先は、今配ったキノコオチン×ンです。キノコオチン×ンの先から吹き出す何かが小さな少女になります。そのままキノコオチン×ンを抱きしめます。
「この小さな少女たちは、憐香さんが召喚した使い魔です。転移魔法も召喚魔法の応用です。この娘たちには、皆さんにマッサージのサービスをしてもらいます」
 歓声。使い魔たちが大きくなり、観客の皆さんの背中に回り込みます。そこには椅子があるはずなのですが、回り込めます。実際には小さな少女たちが首筋をもみほぐしているのです。でも彼女たちのサイズは普通の女の子サイズに感じられるのです。感覚操作魔法の応用です。

「次は愛生李と香凪羽さんです。愛生李は僕と同じ初年生、香凪羽さんは転入生です」
 愛生李が風のベッドを作ります。僕とみんなが浮かびます。
 香凪羽さんは僕に抱きつくと、身体が透けて影になってしまいます。でも抱きしめる感触はあります。
 そのまま愛生李も抱きしめます。重なり合う感触。その感触を配ったキノコオチン×ンから送り、体験してもらいます。
「愛生李は精霊魔法で風のベッドを作ってくれました。香凪羽さんは影になっていますが、こうして抱き合う感覚はあります。透明化ではなく、愛生李と抱き合う邪魔にもなりません。多重感覚は上手く使うと心地よい、面白いものです。音楽に例えれば合奏、和音のようなものです」

「さて、この辺りで魔法武術クラスの発表も始めましょう。詩嵐武、舞躍夏、前に」
「はい!」
 詩嵐武の身体が透き通り輝いてきます。周りの光が吸い取られて、暗くなってゆきます。
 魔法武術クラスの男子生徒たちが立ち上がり、透き通った詩嵐武に打ちかかってゆきます。しかし、暗い中見えない相手に跳ね飛ばされます。見えない相手は複数、三人以上居るようにも見えます。実際は詩嵐武と舞躍夏の二人です。でも、舞躍夏は空間転移できるので二人以上の働きができます。

「詩嵐武は光を吸い取って暗い所から攻撃できます。舞躍夏は打撃の衝撃だけを空間転移して打ち込めます。舞躍夏自身も空間転移で攻撃を避けることもできます」
「魔法武術クラスの初年生の中ではトップクラスの二人です。この二人に、僕と愛生李のホムンクルスが挑みます。魅舐恋と愛舐ちゃんです」

「性愛用ホムンクルスの育成は、性魔術師の重要な仕事でした。僕は少し違う、新しい方向を目指していますが、ホムンクルス育成にも興味はあります。この二人のホムンクルスには、性魔術と武術を教えてあります。さあ魅舐恋、愛舐ちゃん、行け!」
 魔法武術クラスの初年生トップの二人に、性魔術師見習いに造られたホムンクルス二人が、格闘で挑みます。
 本来なら勝負にならないところです。ホムンクルスたちが勝てるわけがありません。

「魅舐恋ちゃん、さらったりしてごめんね。でも、負けるほどの手加減はしないよ」
 透き通って輝く詩嵐武が魅舐恋に迫ります。魅舐恋は詩嵐武の周りの暗闇に入ってしまいます。この闇の中、どこから攻撃が来るか解りません。

 魅舐恋と愛舐ちゃんは抱き合います。普通はこういう時は、死角を消すために背中合わせになります。でも、彼女たちは性魔術の使い手ですから。そのままキスし、おっぱいを合わせ、互いのお尻を抱き、オマ×コも弄ります。

 詩嵐武と舞躍夏の攻撃が遅れたのは驚いたからでしょうか。いや、この状態の二人に攻撃するのは場違いに感じたのでしょう。愛し合う二人は綺麗で、邪魔するのは無粋です。
 性愛用ホムンクルスの二人は綺麗でエッチな身体です。裸ではないけど、身体のラインが見える露出の多い服装です。
 二人が抱き合う仲間に入れて欲しくなります。その間に入りたくなります。
「んあっ!」「きゃっ!」
 詩嵐武と舞躍夏の驚いた声。抱き合った魅舐恋と愛舐ちゃんの間から。
「ようこそ、いらっしゃいませ、舞躍夏さん、詩嵐武さん。魅舐恋と愛舐、姉妹のご奉仕を楽しんでください」
 空間転移してきた舞躍夏、影に変化していた詩嵐武の本体、どちらも抱き合う魅舐恋たちの間に入ることができるでしょう。
 でも、普通はそうしようとはしないはずです。試合とはいえ戦う相手ですから。しかしそれをさせてしまうのが性魔術、誘惑の技です。

「んー、捕まったか。でも、まだ負けないよ、組み技だって……あう、んぐっ!」
 詩嵐武が魅舐恋にキスされます。舞躍夏は愛舐ちゃんにキスされています。ホムンクルス少女たちの長い舌が奥まで入り込んでいるでしょう。
 唾液は淫薬となり、麻酔作用とともに長い舌を美味しく飲み込ませます。
「ん、んー!」
 詩嵐武が僕を見ます。うっとりとした眼。僕のオチン×ンソードを飲み込んだ時のことを思い出したのでしょう。詩嵐武の中を通り抜け、僕のオチン×ンがお尻から出た時のことを。

 詩嵐武と舞躍夏の身体から力が抜けます。魅舐恋と愛舐ちゃんの舌に体内をほぐされて、力が入らなくなってしまっています。長いキスが終わり、ホムンクルス少女たちの舌が巻き戻されます。抜けていくのも気持ち良いんです。僕も良く知ってます。

「どうやらホムンクルスたちの勝ちみたいです。もちろん手加減もされてます。でも手加減したくさせるのも、性魔術の技です」
 魅舐恋と愛舐ちゃんが詩嵐武と舞躍夏を介抱します。神好香お姉ちゃんの回復魔法を受け取って癒やします。そして客席に礼。拍手が起きました。

☆ 快楽演奏会

「さて、それでは最後に、全員の合奏をお聴かせしたいと思います」
 快楽の音楽演奏。それとも、音楽の快楽演奏になるのでしょうか? いつか、絵里庵先生も一緒にみんなで歌えるのかなと考えたことを思い出します。ずいぶん昔のことのような気もします。ここに来るまで、色々ありましたから。

 僕を中心に、性魔術クラスのみんなが配置に着きます。魔法武術クラスのみんなにも手伝ってもらいます。
 性魔術クラス生徒たちが並んでお尻を突き出し、オマ×コを開きます。魔法武術クラスの女の子たちと女の先生もそれに習います。

 僕はオチン×ンを現します。性魔術クラスのみんなが誉めてくれる立派なオチン×ンです。今、僕はスカート姿だけど、男性の形になります。性魔術クラスは男子禁制なのですが。
 真ん中に居る魅月貴さんのオマ×コに挿入します。

 笛の音。イントロは魅月貴さんのフルートから。魅月貴さんのその笛は僕のキノコオチン×ンの一つです。
 綺麗な音色が響きます。僕は魅月貴さんの膣内でゆっくり動きます。
 そして、聖螺さんのオマ×コに移ります。聖螺さんの髪のピアノが響きます。その音は僕の身体から響き、オチン×ンにも伝わり、聖螺さんを感じさせます。
 僕だけでなく、魔法武術クラスのみんなの身体からも響きます。彼らにも聖螺さんの髪が巻き付いて響かせています。魔法武術クラスのみんなは自分の感覚を調整して、必死に快感に耐えています。それらの音色は聴くだけで性的快感を感じさせます。そんな音色が自分の身体から響いたら、耐えるのは大変です。身体操作魔法が使える魔法武術クラスのみんなだから、何とか耐えられて、楽器として協力してくれています。

「あ……ん……あんっ、ああっ、ん……」
 僕は魔法武術クラスの娘たちも含めて、一通りオチン×ンを挿入します。みんなのオマ×コが、僕のオチン×ンを通じて感覚接続します。
 その後もみんなの膣内を行き来しながら、声を導きます。その時オチン×ンが入っている娘だけでなく、感覚接続したみんなが喘ぎます。その声を音楽にします。
 歌声が響きます。みんなの声が一つに溶け合います。

 絵里庵先生も脚を開きます。綺麗なオマ×コ。性魔術クラスの先生の極上オマ×コです。僕はその絵里庵先生の極上オマ×コに挿入します。
 僕と絵里庵先生は一度キスしてから歌い始めます。この歌声には先生の淫気が乗っています。男性だけでなく、僕を通して女性にも影響します。
 絵里庵先生の淫気は、近くに居るだけで射精が止まらなくなるほどのものでした。僕との間で循環させることで抑えられるようになったけど、僕自身はやっぱりそんな凄い快感を感じています。
 でも、快感をパワーにできるのが性魔術、性魔術師です。このパワーを乗りこなせるなら、凄い所に行けます。

 みんなの合奏に絵里庵先生の淫気のパワーが乗ります。僕が載せます。
 それは聴いただけで絶頂、射精してしまうようなモノにもなるのでしょう。でも、そうはしません。
 音楽だから、始まってすぐに絶頂で終わらせません。クライマックスだけなのはおかしいのです。低い所があるから、だから山が山になれるのです。そして絶頂が一番高い山なら、それはまだ先です。

 身体に響く快感の音楽。発表会のお客様たちは、初めての快感に驚いたでしょう。でも、もっと高い場所があるのです。
 普通の人もその高い快感へ導く快楽の案内人、それが僕が考える性魔術師です。
 お客様たちの歌声も聞こえてきました。快感の声が抑えられないのでしょう。その声も演奏の一部として導きます。

 僕は絵里庵先生から抜き、魅月貴さんのオマ×コに移ります。前から挿入し、抱きしめます。もう射精を我慢するのもつらいけど、がんばります。そろそろクライマックスです。だから一番の恋人の出番です。
 魅月貴さんの唇はオチン×ンの笛から、僕の唇に移ります。魅月貴さんは僕の身体を抱きしめて、性交しながら演奏します。
 聖螺さんのピアノだけでなく、魅月貴さんのフルートの音も僕の身体から響きます。魅月貴さんは唇で奏でます。僕にキスしながら、僕の身体を演奏します。
 その音は聴いている人の感情を震わせます。それは音楽なら普通の、当然のことです。
 でもそれだけではなく、性愛の快感を震わせます。オマ×コを、オチン×ンを震わせます。

 性愛の快感、それは普通はオマ×コやオチン×ンで感じるものです。性魔術を使えば、その感覚を舌など身体の他の部分、全身に感覚接続することもできます。
 でもそれらは結局、身体の感覚です。音楽が伝えるものは、空気の振動、音という聴覚の感覚だけではありません。
 変化する音の中にメロディーが聞こえます。鈴や鐘の音も綺麗なものですが、そこにメロディーはありません。音と音楽は違います。
 だから僕たち性魔術クラスの合奏が伝えるものも、ただの快感ではありません。快感の音楽、快感のメロディーです。
「あ、ん、あああ……」
「あんっ、んんんっ、んあっ……」

 そしてクライマックス。僕のオチン×ンは魅月貴さんの膣内で射精します。ああ、長い我慢でした。みんなの膣内とお客様に配ったキノコオチン×ンも射精。
「あっ、あああああっ!」

「んちゅー……こくっ……こくこくっ……」
「ぷはっ……れろ……んちゅ……」
 まだ音楽は続いています。でももうすぐ終わりです。クライマックスは過ぎ、余韻を味わう時間。
 回復のパワーを音に載せます。僕たち性魔術師は快感でパワーを得ました。そのパワーをお客様たちにも返します。

 最後の音が響き、その余韻も消えてから、みんなで客席に礼。
 拍手と歓声を浴びながら。

☆ 王宮からの招待

 性魔術クラスの研究発表の終わりは、快楽音楽の合奏。それが終わりました。
 拍手。盛大な拍手をいただきました。嬉しいです。
 これで発表会も終わりです。良かった。色々あったけど、何とかなりました。

 性魔術クラスの研究発表は特別賞をいただきました。本来なら発表会はもう終わっていましたから賞とか無いのですが、いただきました。
「きちんと予定通りに発表会に出ていたら、大賞を狙えたかもしれないね。あの快楽演奏は凄かった。晴陽兎様、本当にごめんなさい」
 詩嵐武さんが謝ります。彼女に僕が誘拐されたせいで、性魔術クラスは発表会に遅れてしまいました。
 でも、詩嵐武さんは僕に負けて、僕の奴隷になると誓って、発表会も手伝ってくれました。
「詩嵐武、後でしっかりオシオキはしてあげるから、期待しててね。発表会、手伝ってくれてありがとう」

「詩嵐武にオシオキするの? やっぱりエッチなこと?」
 舞躍夏がくっついてきます。膣内にしまってあるオチン×ンが大きくなってしまいます。オチン×ンに絡みついたままの神好香お姉ちゃんのオマ×コがうにうに動いて刺激してきます。僕が勃起したら優しくご奉仕してくれるのです。
 今、僕のオチン×ンは体内に収納してあります。神好香お姉ちゃんのオマ×コは巻き着いたままだけど。ここはまだ学園の中心街ですから、僕は女の子として振る舞うのです。オマ×コを現しオチン×ンは隠します。

「それは、まあ、詩嵐武へのオシオキは、エッチなことになるかなあ……詩嵐武も綺麗だし、僕は性魔術師見習いだし。詩嵐武は僕の奴隷になるって言ってる。何でもしてくれる? して良い?」
「はい! もちろんです、詩嵐武の身体も心も晴陽兎様のモノです、晴陽兎様に気に入っていただけるようにがんばります」

「晴陽兎、性魔術で他人を支配しちゃいけないんじゃないの?」
 舞躍夏がどこか寂しそうに睨みつけてきます。
「そうなんだよね。でも、僕は詩嵐武を支配しようなんて、しなかったはずなのに。詩嵐武が勝手に僕の奴隷になるって言い出した」

「そんな詩嵐武には、オシオキしなきゃ。詩嵐武みたいに可愛い娘が、僕の奴隷になるなんて言い出したらどうなるか、思い知らせなきゃ」

「そうよね、晴陽兎、あなただって性欲はあって、いえ、むしろ性欲の塊だものね。詩嵐武にエッチなオシオキ、するわよね」

「精神を操る魔法もあるわ。もちろん自分勝手に使うことは禁じられてるけど。魅了したり、混乱させたり、奴隷と思い込ませる魔法もあるらしいわよね」
 舞躍夏が言うような魔法はあります。モンスターと戦ったり、王国の秩序を護る役目の人は、そんな魔法を使うこともあるらしいです。でももちろん、むやみに他人に使うことは禁じられています。

「晴陽兎は精神支配の魔法を使っているわけじゃないわ。暴走した詩嵐武をなだめてくれて、惚れられただけ。好きになることを強制もしてない。それをやったら、禁じられた魅了の魔術と同じよね。それはしてないわ。詩嵐武があなたを、勝手に好きになっただけ」

「でも、何か、ズルいわ。何か危ないわ。詩嵐武が暴走した理由も解るわ。晴陽兎は何かズルいわ。赦せないわ」
「舞躍夏、でも、僕は……」

 その時、いきなり話しかけられました。僕の言葉は遮られました。
「性魔術クラスの方々ですね? 女王陛下があなた方を招待したいということです。王宮に来ていただけませんか?」
 そう言ったのは、立派な剣を持った女性でした。この剣を持って街を歩けるのは、王国の騎士です。女騎士さんです。周りには他にも騎士団らしい女性たちが居ます。女王陛下の騎士団はみんな女性です。女王陛下ですから。
 ここは学園の中心街です。発表会の会場のホールを出て、みんなで歩いていました。この後はまたレストランでお食事でもするのかなと思っていました。

「え? 女王陛下が、僕たちを招待?」
 僕はちょっと混乱します。
「今からですか?」
 絵里庵先生が訊きます。
「ええ、夕食会にご招待したいと。転移門も用意してあります」
 魔法師らしいお姉さんが言います。ここから王宮に転移門を造れるのは相当の実力者です。王宮はけっこう遠いはずですから。
 でも、実力者なのは当然です。王宮は魔法結界もあって、普通は転移門とか開けません。それができる、許されているこの人は王宮の魔法師でしょう。

「晴陽兎君、どうする?」
 絵里庵先生が僕に訊きます。
「えっと……」
 何か変な予感がします。行ったら何か起こりそうな。もちろん何か起こる、それはあたりまえだけど、困ることが起こりそうな。
 でも、断る理由、何かあるでしょうか?

「何かご都合の良くないことがありますか?」
 女騎士さんに訊かれます。
「此処に居るみんなで行けるのですか? ホムンクルスの魅舐恋や愛舐ちゃんも、舞躍夏、詩嵐武、魔法武術クラスのみんなも」
「あなたが望むなら、かまいません」
 僕が望むなら? 僕が主賓なのでしょうか。

「他に何かありますか?」
「いえ、大丈夫です」
 断る理由はありません。それに、正直に言えば、僕は期待していました。
 王宮の奥は女性しか居ないはずです。女王陛下の操を護るためです。そんな場所に招待されるなんて、期待してしまいます。
 まあ、そこまでは行けないでしょうけど、王宮は女性だらけなはずです。この女騎士さんや魔法師さんも綺麗なお姉さんです。

 性魔術の実演、求められたりするのでしょうか。僕のオチン×ンは大活躍できるかもしれません。
 こんな思いは、いけないことでしょうか? そうでもないはずです。僕たちは快楽の演奏家です。楽しんで欲しいし、僕もそれが気持ち良いのです。期待するのは当然です。

「では、こちらへ。陛下をお待たせしないでください」
 立派な転移門。みんなで入ります。

☆ 女王陛下と女装少年

 王宮に来ました。
 もう夜です。でも明るいです。王宮は輝いています。この光も魔法です。でも、この輝きは魔法の光だけではありません。煌びやかな宝石や金銀で造られた装飾が輝いています。
「凄いな」
「そうね。晴陽兎は初めて?」
「うん、初めてだ。魅月貴さんは来たことがあるの?」
「ええ」
「凄いな」
「そうね」
 魅月貴さんはお金持ちのお嬢様らしいです。でも、あまり家族とは上手くいっていないらしいです。そのことは話したがりません。だから僕も、それ以上は訊きません。いつか訊くかもしれませんが、少なくとも今ではありません。

 広い食堂に案内されました。ここはたぶん食堂です。広いテーブルがあります。
「ようこそ、晴陽兎さんと性魔術クラスの皆さん。魔法武術クラスの皆さんも」
 女王陛下が僕たちを待っていてくれました。
「初めまして、精璃空(せりあ)です」
 精璃空女王陛下は白く長い髪の美人です。美人と言うか、美少女です。優しく明るい笑顔で国民に愛されています。

「お招きいただき、ありがとうございます。上級魔法学院、性魔術クラスの初年生、晴陽兎です」
 本来なら絵里庵先生に任せるべきかもしれませんが、僕が応えます。僕が招待されて、みんなと一緒に来ることを望んだのです。

「お腹も空いていますよね。まずは、お食事にしましょう」
 広いテーブルにみんなが着席。僕は女王陛下の向かいです。僕の隣には魅月貴さんと絵里庵先生。
 魅舐恋が寂しそうです。いつもなら食事の時は僕の精液を飲ませてあげるのだけど、ここではそうもいかないでしょう。
「魅舐恋さんはやっぱり落ち着きませんか? 魅舐恋さんのお食事は晴陽兎君の精液が良いのですよね。どうぞ、遠慮なくいつものようにして良いですよ。性魔術クラスですものね」
「ありがとうございます!」
 魅舐恋は嬉しそうにテーブルの下に入ります。僕のスカートの中にお顔を突っ込み、オチン×ンに吸い付いてきます。
 いつも通りだけど、いつもより興奮します。王宮で、女王陛下の前でオチン×ンをしゃぶらせているのです。

「どうぞ、遠慮なく。お腹は空いているでしょう?」
 確かにお腹は空いています。詩嵐武さんに誘拐されて、拘束されたままたくさんエッチして、闘って倒して。それから、発表会の会場に急いで、遅れたけど発表させてもらって。そこでもたくさん射精しました。お腹が空いて当然です。
 だから、もりもり食べます。少し急いでしまったかもしれません。精璃空女王陛下はそんな僕を楽しそうに観ていました。
 精璃空様に観られて興奮します。魅舐恋のお口に射精する量がいつもより多い気がします。

「落ち着きましたか?」
「はい、ありがとうございました」
 まだ夕食会は続いていますが、空腹は治まりました。

「晴陽兎君は男性ですよね?」
 女王陛下にずばり訊かれました。
「はい、僕は男です」
 正直に答えます。僕はそうします。秘めごとはあっても良いけど、人を欺くことは、できるだけしません。それは自分を護る方法でもあります。

 今さらなことでもあります。僕は魅舐恋にオチン×ンを咥えさせて、精液を飲ませています。訊かれるまでもなく男性であるわけです。
 そのオチン×ンは体内に収納することもできます。僕はそうして女の子のふりをしてきました。今もスカート姿です。でも今、隠すのを忘れたと言うか、いや、隠すことに違和感があったような。

「性魔術クラスは男子禁制であるはずですよね?」
「はい、でも、それは、私が晴陽兎の身体を女の子に偽装して、無理に連れて来たからです。晴陽兎のせいではありません」
「それを許したのは私です。晴陽兎君が男性であることが解っても、性魔術クラスに居ることを許しました」
 魅月貴さんと絵里庵先生がこう答えてくれることは知っています。たぶん、女王陛下も知っていたでしょう。

「性魔術クラスが男子禁制であることは知っています。僕はオチン×ンが外せたり、収納できるようになって、女の子のふりをしてきたけど、男性であることを止めようとは思いませんでした。僕の責任です」
 僕がそうしたのです。男性として性魔術を研究したいと思いました。

「認めるのですね。でも、禁を破ったら、罰を与えなくてはなりません。それも解っていますね?」

「それは解ります。でも、おかしいです。性魔術クラスが男子禁制である、そのことがおかしいです」
 そう言うのは詩嵐武さんです。詩嵐武さんがそう言ってくれるのは、少し意外です。僕のことが我慢できないと言っていたのに。

 詩嵐武さんの言葉が続きます。
「僕は魔法武術クラスの生徒です。でも、性魔術クラスの晴陽兎様に、武術で負けました。晴陽兎様の技は、性魔術師だからできる技でした」
「晴陽兎様は武術に性魔術を応用しました。性魔術クラスの他の方たちも、召喚魔法や治癒魔法、魔法植物などと性魔術を組み合わせています。でも、召喚魔法や治癒魔法は、性魔術だけのものではありません」
「でもそれなら、性魔術って何なのか。肉体変化、感覚共有、それらは性魔術師なら有効に使える、相性の良いモノでしょう。でも肉体変化や感覚共有、それらもやっぱり性魔術の本質ではありません」

「性魔術の本質は、男女の交わり、快感です。性愛そのものです。同性でもかまわないけど、オチン×ンやオマ×コを楽しませる技、魔法、そしてその行為からパワー、魔力を得る、それが性魔術の本質でしょう」

「だから、性魔術クラスが男子禁制なのはおかしいです。男女の性が性魔術の本質なのに、男子禁制なのはおかしいです」

「そう、その通りです。性魔術が女性にしか許されていなかったのはおかしいわ。でも、何故だと思いますか? 理由の無いことだと思いますか?」
 そう応えてくれたのは、王宮の魔法師さんです。そう、理由はあるのでしょう。でも、どんな理由でしょうか?

☆ 危険な僕と護られる世界

 性魔術クラスが男子禁制である理由。精璃空女王陛下や王宮の魔法師さんは知っているのでしょうか。誰も知らないのもおかしいけど。

 舞躍夏が話し始めました。
「何となく、ですけど、男性の性魔術師が禁じられた理由は、解るような気がします。晴陽兎は何かおかしいです。ズルいです、危険です。性魔術クラスの男子生徒は危険です。だから禁じられたのだと思います」

「性魔術クラスの研究発表、凄かったです。快楽音楽の合奏、凄かった。それだけじゃなく、キノコオチン×ンからの感覚共有で伝わってきた色々な感覚、快感、凄かった」

「あんな凄い気持ち良いこと、怖いです。武術でも戦術魔法でもないけど、警戒するのも解ります」

「そしてその凄いことが起きた原因は、晴陽兎です。晴陽兎が男性なのに、それを偽って性魔術クラスに入ったからでしょう」

「性魔術は凄いんです、怖いくらい。だから男子禁制にしたのでしょう。その本質を崩すくらいの枷をはめたのでしょう。それは解ります」

「そうですね。今、舞躍夏さんが言ったようなことが、昔も問題になったらしいです。男性の性魔術師は危険だったらしいです」
 精璃空様が僕をじっと見つめて話し始めました。
「性魔術が男子禁制になったのは、昔のことが原因だそうです。男性の性魔術師が世界を支配しようとして暴走したせいらしいです」
 そのことは僕は知りませんでした。本当に昔のことで、もしかしたら隠されていたことなのでしょう。

「晴陽兎君は、周りの女の子たちを支配できるように見えます。そして、エッチして魔力を得て、それを分け与えることができます。詩嵐武さんが言う通り、それが性魔術です」

「そんなことができるなら、世界を支配することもできるかもしれません。その男性の性魔術師は、魔力が尽きない魔術師の軍勢を造ったそうです」

「もちろん晴陽兎君は、そんなことはしようと思わないでしょう。良い子ですから。晴陽兎君が良い子であること、彼がしてきたことを聞けば解ります」

「でも、舞躍夏さんが言う通り、晴陽兎君は危険です。ズルいです。それも解ります。香凪羽さんや神好香さんが晴陽兎君を独占しようとしたこと、詩嵐武さんが晴陽兎君を誘拐したこと、その気持ちも解ります。晴陽兎君は何とかしたくなります」
 そう言う精璃空様はどこか困ったような、迷ったような感じです。困ることなのかもしれません。精璃空様は優しい人みたいですから。良い子と言ってくれる僕を、罰しなければならないのです。

「晴陽兎が暴走したら、私が止めます。一番の恋人の私が止めます。晴陽兎に世界を支配とか、させません」
 魅月貴さんが静かに、でも強い言葉で言います。

「魅月貴さん、でも、あなたも、晴陽兎君が望んだら何でも協力してしまう、そう思いませんか? 世界を支配なんてしない、もちろんそうでしょう。でも、あなたは支配されてないと言い切れますか? 晴陽兎君は理不尽な願いはしないでしょう。そんな晴陽兎君の願いは叶えてあげてしまう、そうではないのですか?」

「でも、そんなこと、あたりまえです! 好きな人の願いを叶えてあげたい、あたりまえです!」
 愛生李が少し怒っています。
「晴陽兎の願い、晴陽兎の夢は、叶えてあげたいです。でも、それも違います。晴陽兎の夢は私の夢になりました。だから叶えようとしました。みんなで発表会に出る夢、素敵だと思いました」
「絵里庵先生の淫気も抑えられるようにして、詩嵐武さんに邪魔されても何とかして。みんなで夢見たからできました。叶えてあげたい、それだけじゃなかった。自分の夢を叶えようとしただけです」
「愛生李さん、あなたは夢を叶えたんですね。素敵なことです。凄いことです。あなたは自分の夢を叶えられた、凄いことです。そしてそれも、たぶん、晴陽兎君のおかげでもあるでしょう」
「はい、晴陽兎のおかげです、でも、だから、晴陽兎は私の夢を叶えてくれたんです! 支配とか、されてません!」

「他人を支配してはいけないことは、男子禁制とは別です。でも、性魔術クラスに居る男性には難しいことでしょうね。支配してしまうでしょう」
「だから、支配とかされてません!」

 精璃空様が立ち上がって宣告します。
「晴陽兎君、魅月貴さん、絵里庵先生、そして性魔術クラスの皆さん。晴陽兎君が男性であることを偽っていたことは、禁じられていたことです。そして危険です。とりあえず、晴陽兎君と皆さんを王宮で禁固します」

「精璃空様、解りました。ありがとうございます」
 言い返す言葉はありません。寛大な処置です。それに精璃空様もまだ迷っていて、考える時間が欲しいのでしょう。

「魔法武術クラスの詩嵐武さんは、晴陽兎君を襲ったことについては、彼に償ってください。晴陽兎君は男性ですし、性魔術師見習いですし、詩嵐武さんは可愛い女の子だから、役に立てるでしょう」
「そうするつもりでした、でも……いえ、晴陽兎様の傍に居られることは嬉しいです。ありがとうございます」

「魔法武術クラスの他の皆さんも、性魔術クラスの方たちと一緒に居ても構いません。きちんと部屋は用意します。牢獄でもありません。ただ、しばらく外には出られないと思ってください」

「精璃空様、それは、晴陽兎君と私たちを護っていただけると言うことですね」
 絵里庵先生の落ち着いた声。
 あれ? 護られる? 何故? 僕が危険だから、閉じ込めておくのでは?
「結果、そうなるかもしれません」
 護る? 僕を、僕たちを? 何から?

 危険なのは僕、そうじゃなかったのでしょうか? いや、だから護る、僕を閉じ込めることで護る、それは解るけど。
 僕から護る? それとも、僕を護る? もしかしたら、同じことなのかもしれないけど。

☆ 支配なんて不要なはずだけど

 僕たちはまだ王宮に居ます。とりあえず王宮に軟禁されることになりました。僕が男性であることを偽って性魔術クラスに入っていたからです。男子禁制を破ったからです。
 普通なら、おかしいことです。まだどうするか決まっていないとしても、王宮で閉じ込める必要はありません。女王陛下自ら裁くことでもありませんし、僕が危険な魔術師なのだとしたら、魔法結界の中に閉じ込めるべきです。でも、そうはしないみたいです。
 寛大な処置と言うべきなのでしょう。でも、それはもう、僕に惑わされているのかもしれません。本当は男性なのに、スカートをはいて性魔術師を目指した僕だから。

 男性の性魔術師が危険な理由は、世界を支配することもできるかもしれないからだそうです。快感でたくさんの女性を従えて、エッチして魔力を供給して、魔力が尽きない魔術師の軍勢を造ったりできるから。昔、そうした男性の性魔術師さんが居たらしいです。

 僕も、それはできるかもしれません。でも、しません。そんなことをする必要はありません。僕には綺麗で可愛い恋人がたくさん居ます。性魔術を使いこなす特別に気持ち良い恋人たちです。世界を支配なんて、する必要はありません。

 男性が世界を支配したいと想う、それはあります。あるでしょう、解ります。僕だって、少し惹かれます。世界中から綺麗な女の子を集めて、ハーレムを造って、エッチしまくって。
 でも、世界を支配したから造れるハーレム、そこに集められた女の子は、彼を愛しているのでしょうか? もちろん、そう言うでしょう。逆らえないだろうから。本気で愛してくれようとするでしょう。相手が世界を支配する権力者だったら、そうしてくれるでしょう。
 でも、そんなの、何か違う、どこか満たされないだろうことは解ります。愛されることが信じられなくなるでしょう。

 僕の恋人たちは、僕が世界の支配者なんかじゃないのに、愛してくれます。快感の技のせいだけでもありません。心をつないだから。一緒に過ごした時間が、心をつないでくれたから。
 そんな恋人がたくさん居ます。魅月貴さん、神好香お姉ちゃん、憐香さん、永晴さん、聖螺さん、香凪羽さん、愛生李、魅舐恋、愛舐ちゃん、絵里庵先生。十人も。十分です。

 エッチするだけなら、詩嵐武もさせてくれるでしょう。舞躍夏もしてくれそうな気がします。魔法武術クラスの男子生徒たちもエッチさせてくれるでしょう。
 男子生徒と言っても、オチン×ンが伸びて外れてお尻に入って、尻尾になってしまっています。僕と同じような、女の子のような身体。もう男子ではないのかもしれません。でも、彼らは自分では戻せないみたいです。肉体変化魔法は、魔法武術クラスではあまり研究しないのでしょう。戻してあげないとなあ。

 僕を愛してくれる、信じられる恋人はたくさん居ます。エッチの相手もたくさん居ます。世界を支配なんて、できたとしてもする必要がありません。
 僕はスケベで、したいことはエッチなことなのです。それは当然です。僕は性魔術師を目指しているのですから。そして幸運なことに、そのために世界を支配する必要なんてありません。

 あれ? つまり、えっと、精璃空様に寛大な処置をいただいたのは、性魔術で惑わせたからではなくて、僕が支配を目指したりしない良い子だから? あれ? でも、僕は男性の性魔術師を目指したから軟禁されるわけで……
 あ、そうか、できるなら、してしまうかもしれないから? そう、できるならしたいはずです。いや、でも、世界を支配なんて、必要ないはずだ、性魔術師なら、エッチなことは世界を支配なんかしなくても満たされるはずです。
 昔、世界を支配しようとしたという男性性魔術師さん。何故、そうしなければならなかったのでしょうか?

「晴陽兎君、どうしました?」
「いえ、何でもありません」
 精璃空様に心配そうに訊かれて、我に返りました。僕はたまに考え込んでしまうのです。長く書いてしまいましたが、これらの考えも数瞬のことです。でも、こうして伝えようとすると長くなってしまいます。

 夕食会の後、案内されたのは大きなベッドがある部屋でした。大きなと言うか、巨大と言って良いベッドです。みんなで使っても余裕があるでしょう。
「ここは私の寝室です。ベッドは自由に使ってください」
 精璃空女王陛下の寝室らしいです。やはりエッチなことを期待されているのでしょうか。

「では、遠慮なくいつものようにさせていただきます」
 魅月貴さんが僕を押し倒します。あっという間にオチン×ンがオマ×コに捕らえられます。僕のオチン×ンはしっかり勃起していました。そのことは、魅月貴さんは舌に感じています。魅月貴さんの舌と僕のオチン×ンは感覚接続されています。

「魅月貴様、きちんと脱がせて差し上げないと。でもまあ、焦りますよね。王宮の女性はみんな魅力的ですものね」
 魅舐恋が僕たちの服を脱がせてくれます。いつもの制服ですが、性交したままでも脱がせられるように改造してあります。

「晴陽兎君、お疲れ様。発表会は無事に終わったわ。ありがとうね、私も一緒に発表会に出られたわ。晴陽兎君のおかげよ、ありがとう。凄く、凄く嬉しかったわ」
 絵里庵先生が淫気を凝集させ、その熱気で僕のオチン×ンを愛撫します。魅月貴さんの膣内に入っていますが、先生の淫気は肉体を通り抜けます。この熱気に触れたら、男性は射精してしまいます。淫気に触れている間、射精が止まらなくなって干からびてしまいます。危険なモノですが、此処では抑える必要も無さそうです。王宮の奥には男性は居ないみたいですから。
 でも、僕には影響します。僕は男性ですから。オチン×ンが魅月貴さんの膣内で張りつめ、今にも爆発しそうになります。
「もう我慢しなくて良いのよ。あなたの恋人たち、みんな待ってたんだから。今夜は晴陽兎君にお礼したいわ。お礼したくて、待ってたのよ」

「ん、そうか、ありがとう、みんなありがとう。発表会、上手くいったね。嬉しい、僕もみんなにお礼したい」
 魅月貴さんの膣内でオチン×ンを捻り、振動させます。もちろん快楽の音楽振動です。
「んあっ、晴陽兎、楽しんで、楽しみなさい、私たちじゃなくて、あなたが楽しみなさい! それが私たち、あなたの恋人たちの願いよ。お礼してくれるなら、楽しみなさい!」
 魅月貴さんの膣内で何枚もの舌といくつものクリトリスが僕のオチン×ンを舐めまわし、そんな膣全体が捻転したりして、凄い感触です。普通の男性には受けきれない、性魔術師見習いの僕にしかしてはいけない、スペシャルオマ×コ愛撫です。

「ん、そうだね、楽しませてもらうよ」
 僕も腰を使います。オチン×ンも使います。僕にとっては、腰を動かすこととオチン×ンを動かすことは違います。肉体操作魔法でオチン×ンだけを動かすことができます。
 動かし方も研究してあります。舌のように舐めまわし、捻り、振動させます。そして快楽の音楽振動を研究したのは、発表会のためだけではありません。快感を楽しみ、楽しんでもらうためです。

 魅月貴さんをたっぷり歌わせて、膣内に射精。聖螺さんが舌を伸ばして待っています。精液が絡むオチン×ンを聖螺さんの舌と唇で拭います。聖螺さんの舌も僕のオチン×ンと感覚接続しています。オチン×ンでオチン×ンを拭うような、不思議な感触。
「ん、んちゅ、んー、ぺろっ」
 お尻の方で香凪羽さん、愛舐ちゃんが尻尾ディルドさんを舐めてくれています。

☆ 特別に許されること

「凄いですね、晴陽兎君たち、性魔術クラスのエッチ。発表会の快楽音楽の合奏も王宮で聴きました。凄かった。でも、直接観るのはもっと凄いですね」
 精璃空女王陛下が感心してくれています。精璃空様の周りには女騎士さんや魔法師さん、メイドさんや秘書官さんらしき女性たちが居ます。その女性たちも感心してくれているみたいです。そして肌を火照らせ、もじもじと腰をうねらせています。
 エッチなことを見ただけでエッチな気分になる、それは普通のことです。でも、それだけではありません。淫気や淫薬の香りにもあてられているでしょう。それらは、魔法中継で観てくれた発表会の時には感じなかったものでしょう。

 絵里庵先生が色っぽく身体をくねらせます。それとともに先生の淫気もうねります。ピンク色に感じる熱気がうねります。
「私の淫気は晴陽兎君が抑えてくれます。でも晴陽兎君の身体を通すと、女性にも影響するようになります。かなり弱まって、それだけで絶頂してしまうようなモノではなくなりますが、発情はさせてしまいます」
「私たちの傍に居たら、我慢できなくなってしまうでしょう。精璃空様や騎士団の皆さん、魔法師さんやメイドさんたち、みんな発情して、晴陽兎君のことが欲しくなってしまうでしょう」

「でも、そうなることは、精璃空様も解っていたはずです。私の淫気が無かったとしても、晴陽兎君のことを我慢なんてできない、そのこと、解っていたはずです」
 絵里庵先生が言うことは、僕にも解っていました。エッチを始めることで誘惑したわけではありません。その前から、とっくに皆さん、僕のことを欲しくなっていました。精璃空様が僕を寝室に招いた、その時点で解っていたことです。

 精璃空様は、僕たちの快楽音楽の合奏を聴いてくれたと言っていました。音や映像を届ける魔法で聴いてくれたのでしょう。魔法学院の発表会を観てくれるのは、女王陛下のお仕事のひとつなのかもしれません。
 そして、そうしたら、僕に会いたくなってしまったのでしょう。会って、我慢できなくなってしまったのでしょう。寝室に誘ってしまうくらい。

 僕はやっぱり、危険で禁じられる存在なのかもしれません。男性の性魔術師が禁じられた理由が解ります。
 でも、その先には良いことは無いのでしょうか? 禁じられる理由を作ったという昔の男性性魔術師さん。僕は、彼とは違う何かになれないのでしょうか? そんなことは無いはずです。
 でも、僕が上手くいくとも限りません。何が起こるかは解らないのです。それでも、禁じられていて、誰もやらなかったら、そこから良いことも起こるはずがありません。
 何度も考えて、迷いもしたこと。でも、僕の心は最初から決まっていました。性魔術を極めたいのです。そして、男性であることも止めたくはないのです。

 何も起こらない方が良い。悪いことが起こるより、何も起こらない方が良い。そう思う人は多いでしょう。平和で満ち足りた場所なら、特にそうでしょう。
 それでも、たぶん、良い夢を観るなら、何もしないということは、おかしいのです。
 何も起こらないことを夢見る、それは叶わぬ願いです。絶対に、何か起きてしまうのです。でも良いことを起こせるなら、悪いことが起こる時間は少なくなるでしょう。無くなりはしないだろうけど。

 今考えたことは、僕は言葉にしていないつもりでした。ただ恋人たちと愛し合っていました。綺麗で気持ち良い身体を楽しんで、楽しませていました。
 でも、もしかしたら、声に出してしまっていたのかもしれません。それとも心を読まれていたのでしょうか? 僕の恋人たちは、僕の心を読みます。読心は禁じられた魔法だから、そのことは言わないけど、たぶん勝手に読んでいます。
 だから、もしかしたら、心を読まれて、それを他人に伝えられたのかもしれません。怒って良いことです。でも、証拠も無いけど。

 何故、そう思ったか。精璃空様がこんなことを言い出したからです。僕の思考に答えたような言葉。
「危険すぎるかもしれないことは、禁じます。それは当然です。世界を支配できるかもしれない能力を一人の男性が持つなんて、危険です。でも、男性の性魔術師が危険だとしたら、それに対処もできなければなりません」

「例えば、野心に燃える国や悪しき野望を持つ者が、男性の性魔術師を育てて利用しようとしたら、対処できないことは危険です。そして、男性の性魔術師がどのようなモノか詳しく解らなければ、対処できるかどうかも解りません」

「晴陽兎君は性魔術を悪用しようとは思わないでしょう。男性の性魔術師がどんなモノか、対処する方法を研究するために、実例として晴陽兎君より適任な人は居ないかもしれません」

「では精璃空様、晴陽兎は男性として性魔術を研究してよろしいのですか? 男性の性魔術師を目指して良いのですか?」
 僕より先に魅月貴さんが訊きます。
「はい。しかし、特例であること、行動に制限があることは覚悟してください。晴陽兎君を研究させてもらいます。私や騎士団、王宮の魔法師団には従ってもらいます。そして、とりあえずはこのまま王宮に居ていただきます」

「ありがとうございます、精璃空様。それで、僕は男性としての性魔術研究の成果をお見せすれば良いのでしょうか?」
「そうですね、お願いします。王宮の女官たちは精鋭揃いです。禁じられた魔術師に対処するとしたら、この者たちしか居ないでしょう。男性の性魔術師に対抗する方法を研究させてください。そのために、晴陽兎君の性魔術を体験させてください」
「精璃空様もですか? 僕の性魔術、体験していただけるのですか?」
「私だけ、我慢しろと?」
「いいえ、光栄です」

☆ 女王陛下の寝室、だけど闘いの気配

 女王陛下に王宮に招かれ、エッチ、いや性魔術の実演を望まれました。精璃空女王陛下、女騎士さんたち、魔法師さんたち、メイドさんたち、王宮の奥は美女ばかりです。役得です。嬉しいです。

「晴陽兎、ちょっと待って。精璃空様も少し待ってください」
 舞躍夏が僕たちを止めます。誰か止めるかな、とは思っていました。

 これから精璃空様に、僕が研究した性魔術をお見せするつもりです。それを望まれました。でも、それはつまり、エッチするということです。女王陛下とエッチなことをする。オマ×コにオチン×ンを入れたり、お口に咥えさせて射精したりすることになるでしょう。それは僕だけじゃなく、精璃空様も気持ち良いことだけど、本来なら許されないことでしょう。

 でも、舞躍夏が止めるのはそのせいでしょうか? 違うかもしれません。舞躍夏はなんだか、闘いの気配を発しています。それは、怒りや嫉妬でもないみたいです。

「今しかできないことがあります。まだ晴陽兎のオチン×ンを知らないうちに、男性の性魔術師を抑えられるか、試してみませんか? 晴陽兎は性魔術クラスの皆さんと、魔法武術クラスのみんなと一緒に、精璃空様と王宮の皆様を虜にしようとする。王宮の皆様はそれに対抗する。晴陽兎とエッチする前に試してみませんか?」

「そうですね、それはやってみるべきですね。男性の性魔術師の威力と危険性を知るために必要でしょう」
 僕たちを連れてきてくれた女騎士さんが言います。
 この人は比較的冷静に見えますが、呼吸は強くなっています。発情する身体を、精神力で抑えているのでしょう。
 発情するのは身体です。心が発情したら、それはもう相手の虜になっているということです。好きになっているということです。

「今、しなければならないのですか? もう夜なのに。でも、晴陽兎君とエッチする前にしかできないなら、今しか無いですね」
 精璃空様も仕方なさそうに同意します。

「そうですね、必要かもしれません。やりましょう。僕は皆さんを虜にしようとしてみます。そうして良いのですね? 相手は王宮の騎士団の皆さん、そして王宮の魔法師さんたち、学生の僕たちにやられるはずはありませんものね。手加減は要らないですよね」
 そう言う僕は、何故か少し、いらいらしていました。何か足りないような気分。おあずけされた感じです。

 でも、これから、王宮の美女たちを性魔術で虜にしようとします。その過程でもエッチするかもしれません。
 僕に、エッチなことが足りないはずはありません。今、体内に収納してあるオチン×ンには、神好香お姉ちゃんのオマ×コが絡みついていて、魅月貴さんや聖螺さんのお口の中の感触も感覚接続で感じています。
 このまま射精してしまっても、神好香お姉ちゃんのオマ×コが受け止めてくれて、ある程度は溢れたりもしません。香凪羽さんに影になってもらって、こっそりエッチすることもできます。
 でも、この渇きのような感じは、エッチが足りない感じです。何故でしょうか? 期待を逸らされたから?

「晴陽兎、私は王宮の皆さんの側に着くわ。がんばってね。精璃空様、私、美人の騎士さんや魔法師さんたち、闘って倒してみなさい。でも、無理かな。あなた、私一人にも負けたものね」
 舞躍夏には負けたことがあります。あれは負けでした。心が負けました。

 そうだ、あの時は油断してた。侮ってた。怖れすぎた。迷った。
 今、迷う必要はありません。勝てなくてもエッチはできるだろうけど、勝ってエッチしたい。

 この渇き、満たされない感覚こそが、何かの原動力、エネルギーなのです。進みすぎるために必要なもの。流れに乗るだけでは満たされない、わがままに叫ぶもの。たぶん失敗を誘うもの。でも、抑えつけるべきでもないもの。

 相手は手強いでしょう。勝てないだろうな。でも、勝てたら、それだけでも凄く気持ち良いはずです。
 そして、勝ってするエッチは、とても気分の良いモノになるでしょう。僕に負けた美女たちは、どんな感じにおねだりするのでしょうか。おねだりしない娘も居るかもしれません。でも、おねだりしてと命じたら従うでしょう。僕が勝ったなら。

 もうオチン×ンはビンビンに勃起しています。体内に隠すのも止めます。スカートを押し上げ、下着からこぼれてしまいます。
 僕のオチン×ンは立派です。性魔術クラス一番の肉体変化魔法の使い手、魅月貴さんが改良したオチン×ンです。それだけではありません。性魔術クラスのみんなで磨き上げ、鍛え上げたスペシャルなオチン×ンです。

「おおっ!」「わぁ……立派」
 もう、僕の性魔術は発動しています。このオチン×ンこそは、性魔術の成果です。直接的ではない魔法の作用。僕のオチン×ンは立派です。観ただけで使い方を、威力を想像させるでしょう。オマ×コに入れてみたいと想わせるかもしれません。
 これが僕の性魔術です。男性の性魔術師を試す闘いなら、存分に使います。

☆ 淫霧熱闘

「では、始めますよ」
 とりあえず射精。霧状に広がるソレは女王様と騎士さんたちに降りかかります。
「コレ、危険です! 避けられませんか?」
 舞躍夏が叫びます。
「任せろ!」
 女騎士さんが剣を抜き、僕の精液の霧を切り裂きました。左右に分かれたソレは、一人の魔法師さんが冷気魔法で凍らせてしまいます。

 その間に、詩嵐武の身体が透き通り、光を吸い取って闇を造ってくれます。魔法武術クラスの元男子生徒たちも前に出て壁になってくれます。
「退きなさい。あなたたちじゃ相手にならないわ」
 そう言って突きつけられる女騎士さんの剣先が揺れます。乱れます。

 魅月貴さん聖螺さんが快楽音楽の演奏を始めています。聴いただけで絶頂させるレベルのモノです。手加減してません。
 別の魔法師さんが静寂の魔法を使いました。音が消えます。快楽音楽も聞こえなくなります。結構、しっかり対処されるなあ。

 僕は絵里庵先生と抱き合い、挿入し、淫気をうねらせます。
 魔法結界を張られました。絵里庵先生と僕の淫気を封じるほどの結界は、秩序を護る役目の一部の人にだけ許可される、魔力抑制魔法です。王宮の魔法師さんたちなら、使えるのは解ります。詩嵐武も僕に使ったけど、あれは禁を破ったということです。

「やるな晴陽兎君、でも、終わりだ」
 女騎士さんの剣が僕に突きつけられます。詩嵐武や魔法武術クラスのみんなは峰打ちで倒されています。やっぱり強いなあ。
「何が終わりなんですか?」
「そうだ、何を迷ったんだろうな」
 僕にも峰打ちが入りそうになります。でも、その剣が寸前で止まります。

 いつの間にか、僕の精液の霧が立ちこめています。性魔術クラスのみんなのオマ×コから発したモノです。みんなのオマ×コには、僕の精液がいつもたくさん入っています。
 精液の霧が剣を粘らせ、動きを変えます。女騎士さんたちの全身、呼吸器から体内にも僕の精液が霧となって侵入しています。
 これは触れるだけで快感を感じさせ、発情させる淫薬でもあります。永晴さん憐香さんのオマ×コから発した霧は特に淫薬作用が強いはずです。

 そして、この霧、僕の精液は、僕が自在に動かせます。詩嵐武との闘いで覚えたこと。精液だって僕の身体の一部、身体操作魔法で操れます。
 精液の霧とは、感覚共有もしています。女騎士さんの鼻孔、喉奥の感触も感じています。みんなの全身、そして体内の感触を感じられます。

「コレは……何故、私が気付けなかった?」
「永晴さん憐香さんの淫薬のおかげです。感覚麻痺を誘うモノを混ぜてもらってます」
「もうこの部屋に満ちているな。こちらの負けか?」
「そうかも」
 身体から快楽音楽を響かせます。精液の霧からも響きます。僕の身体の一部ですから。静寂の魔法にも邪魔されません。空気を伝わる音ではないのです。
「あうっ!」
 女騎士さんたち、魔法師さんたち、メイドさんたち、そして精璃空女王様。みんな絶頂して座り込んでしまいます。

「!」
 僕はとっさに抱き合っていた絵里庵先生から離れ、ジャンプして下がります。打撃の気配。たぶん、僕が居た位置に舞躍夏の遠隔打撃が打ち込まれたはずです。
 舞躍夏は空間転移できます。打撃の威力だけを空間転移して当てることもできます。でも、何処に隠れているのでしょうか? 舞躍夏の姿は見当たりません。以前は、姿を消す技は使っていなかったけど。

 精液の霧を拡散させ、空間を探ります。以前、舞躍夏と闘った時は、この精液の霧のおかげで空間転移を見破りました。
 この霧の中なら、何処に居ても見破る自信はあります。この霧は触覚を持ち、それが僕には感じられます。
 それなのに、舞躍夏を捉えられません。この部屋には居ない? でも、何処に?

「精装!」
 魔法武術クラスの元男子生徒たちの尻尾が僕に向けて射精し、僕はぬるぬるの精液に全身が包まれます。詩嵐武との闘いで使えるようになった奥の手です。
 舞躍夏の遠隔打撃が精液の鎧の表面に着弾。衝撃は来ますが、ダメージはありません。
 空間転移してくる打撃力は、防具も越えられるはずです。でもそれなら、体内の急所、例えば心臓を直接打ち抜かれて一瞬で終わるかと言うと、そうでもありません。
 人の身体には、普通の人でも、それなりの結界があるのです。魔法使いなら強化もされています。それを打ち破るような致命的な魔法は難しく、魔力も大量に必要とします。だから、舞躍夏の遠隔打撃も身体の表面に着弾します。
 僕を包む精液は、身体の一部でもあります。生体が自然に持つ魔法結界を持っていて、強化もされています。舞躍夏の遠隔打撃を防げるのです。

「さすがね晴陽兎、それで詩嵐武もやられたのね」
「さすがだね舞躍夏、僕の霧に触れない。でも、隠れて襲うなんて、キミらしくないな」
「あなたに対抗するには仕方ないわ」
「そうだね」
 舞躍夏も成長しています。僕の挑発に乗りません。それがちょっと嬉しくて。

「んぐっ!」
 舞躍夏の遠隔打撃がお腹のあたりに集中します。本気の連打です。僕が鎧を纏ったから、手加減を止めたのでしょう。

 笑みがこぼれます。いや、痛いけど。何だか、忘れていた感覚。打撃の痛み。闘いの痛み。
 痛みとダメージで相手を制しようとする舞躍夏。魔法武術家として正しいです。そして、それは、快楽と癒しで相手を制しようとする僕より潔く、輝いても見えます。
 でも、僕は性魔術を選んだのです。それは誘惑と快楽の技、渇きと癒しの技です。

 舞躍夏の気配を探ります。精液の霧だけじゃなく、自分の身体の感覚で。
 何処からか撃ち込まれる打撃、強いです。その衝撃で、僕の身体から精液が飛び散ります。
 僕は防御の体勢。気を集中し、身体に纏った精液のパワーも借りて。舞躍夏の連打に耐えます。
 舞躍夏は空間転移の使い手です。空間操作魔法の可能性は? もしかしたら、もう少しで解るかもしれません。

 僕の前に舞躍夏の姿が現れてきました。透明化や影変化ではありません、たぶん空間ステルスです。凄いな。でも、長く維持することはできないのでしょう。隠れたまま連打するならなおさらです。
「晴陽兎、やっぱりズルいわ。あなたは魔力が尽きないのに」
「そうだね。でも、今回は僕の勝ちだ」
 舞躍夏に向けて踏み込み、掌打。打ち込むのは打撃力ではなく、快楽の音楽振動です。

☆ 虜に刻む悦楽

「負けた、負けました! 何でもします、だから、晴陽兎君、あの、もう、いじめないで……」
 星璃空様が言うそれは、僕が何かしているのではなく、していないことについてです。僕のオチン×ンが欲しくて我慢できないのでしょう。
 もう、みんな我慢できないみたいです。それはそうでしょう。何度も絶頂もしているでしょうけど、満たされていません。それが闘いの性魔術です。相手を虜にしようとするなら、こうなります。

「僕の勝ちですか? まだ戦えそうだけど」
「ダメだ。本気にはなれない。確かにまだ戦えるだろう。でも、できない。これ以上、闘いの時間を引き延ばしたくない。早く晴陽兎君に抱かれたい」
 女騎士さんは剣を収め、下着を脱ぎ始めています。うーん、エッチな眺め。

「僕を倒して、無理やりすることもできそうだけど、そうはしないのですね」
 女騎士さんたちや魔法師さんたちは強いです。僕の霧に包まれ、快楽に動きを邪魔されても、まだ動けるでしょう。本気になれば、僕を一撃で倒すこともできそうです。でも、できないみたいです。
「だって、晴陽兎君に嫌われたくない。いや、試合で倒してしまっても嫌わないだろうけど、何と言うか、心が負けた。晴陽兎君に負けて、そのオチン×ンの奴隷になりたい。早く、して! してください!」
 みんな下着を下ろし、オマ×コを開いて見せつけてきます。

「晴陽兎君に勝とうとするなら、一対一で闘わないとできないだろうな。みんなキミを欲しがって、身方同士で闘いになってしまうだろう。でも、キミが勝つなら、みんなしてもらえるかもしれない、それが解る。誘惑の競争にはなってしまうだろうけど、仲間同士で闘うより良い。それに、誘惑の競争なら、晴陽兎君が一番だ」

「やっぱり僕は危険なんだろうな。でも、もう手遅れですよね。僕も欲しい。みなさんのオマ×コ、お口、試したい」
「ありがとう。でも、性魔術クラスの、晴陽兎君の恋人さんたちの方が、私たちより気持ち良いのでしょうね。それでも、私たちにしてくれるのね」
「だって、こんな美人がたくさん、僕のオチン×ンを欲しがってる。それに僕は性魔術師です、精力が尽きたりしません。むしろ、エッチで魔力を得られます。でも、そのため、魔力を得るためでもありません」
「発表会の時は、性魔術クラスのみんなを相手に演じたことを実践できる。演武と試合の違いみたいなものです。僕のオチン×ンは女性を悦ばせる技を究めようとしてきました。やっと実践で使える感じです。女王陛下や王宮の騎士さんたちを相手に、僕の性魔術、オチン×ンを使えます。がんばりますとも!」

「私たちがサポートします。晴陽兎がたくさんお相手できるように」
 性魔術クラスの僕の恋人たちが、王宮の美女たちに、愛され易い体勢を指導します。身体が軟らかい女騎士さんたちはオマ×コとお口、どちらにも入れられるようなポーズをとります。魔法師さんやメイドさんたちは重なり合ったりしながらオマ×コ、唇を開いてくれます。

 みんな、僕のオチン×ンを待っています。でも、やっぱり精璃空様からでしょう。女王陛下にキスし引き倒します。精璃空様も積極的に抱きついてきます。とろとろのオマ×コに挿入。
「んあっ、んー!」
 僕はオチン×ンの付け根にオマ×コを現します。双頭ディルドを入れたようなこの形が、僕の性魔術師としてのオチン×ンの形です。

 僕のオマ×コから、二本目のオチン×ンが現れます。緑色のそれは聖螺さんにもらったキノコオチン×ンです。精璃空様のお尻の穴に入り、僕から抜けて尻尾のようになります。
「んああっ、晴陽兎君、コレ、このお尻のオチン×ン、気持ち良い! んあ、オマ×コも良い、あ、んぐ、お口にもくれるの? あっ」
 僕の尻尾ディルドさんが精璃空様のお尻に入り損ねて、唇の方に伸びています。

「精璃空様、ゆっくりもしていられないので、少し急ぎます。どうぞ、楽しんでください」
 オチン×ンを捻り、快楽振動と共に射精。精璃空様のオマ×コはしっかり気持ち良いです。注ぎ込む満足感。

 もちろん、一回くらいで萎えたりしません。待たせている美女たちの方に向かいます。
 並んでいるお尻、オマ×コ、唇、物欲しげな舌。彼女たちのお尻にも、キノコオチン×ンを入れます。僕から離れても、彼女たちの尻尾のようになって、そして僕のオチン×ンの分身として活躍してくれます。

 何だか淫魔にでもなった気分。いや、女の子たちを淫魔に変えている気分。僕のオチン×ンを尻尾として植え付けて、他の女の子の唇やオマ×コを貪らせて。いや、貪られて。
 僕は淫魔の王様で、でも、淫魔たちの下僕です。貪る僕、貪られる僕。たくさんのオチン×ン、でも全部僕のオチン×ン。
 僕自身の股間から伸びる本物のオチン×ンこそは、争って求められるモノで、でも、女の子たちを屈伏させるモノです。

 僕の精液の霧が満ちてきます。濃くなってきます。美女たちのお尻のキノコオチン×ンも射精して、みんなのお口もオマ×コも精液で満ちて。それが霧になって。
 この淫霧は僕の身体の一部でもあります。僕の本物のオチン×ンを待つ、開いた唇、差し出す舌、それらの感触も淫霧で感じて、感じさせて。この霧に触れるだけで気持ち良く、美味しく、みんな唇を開きオマ×コも開きます。
 そして、常に誰かのオマ×コかお口の中に僕の本物のオチン×ンが居て。快楽の音楽振動を奏でます。霧に響いて、みんなに響いて。

「晴陽兎、この霧、ズルいわ。でも、仕方無いわね、あなたの勝ちだものね。私は負けたわ。あんっ、やっと、オマ×コにしてくれた、ありがとう。いくらでも、いつでもして良いからね。空間を超えて駆けつけるわ。あなたに選んでもらえるように、がんばるから、オマ×コもお口も鍛えて、あなたが気持ち良くなれるように……ああんっ! 私が、気持ち良い! 負けたのに! 負けたから? あんっ! ズルい、もう、あなたに勝てないかも、んんっ!」
 舞躍夏のオマ×コに入れたのは初めてです。なんだか不思議。昔からの知り合いなのに。でも、だから、やっと届いた感じで、ちょっと特別扱いしてしまいました。他の美女たち三人分くらい。

☆ 新しい朝の訪問者

 朝です。王宮のベッドです。本来は精璃空女王陛下のベッドです。でも、僕が真ん中に寝ています。たくさんの女性たちと一緒に。
 性魔術クラスの恋人たちも一緒ですが、王宮の美女たちも居ます。女王陛下のベッドが広くて助かりました。

 僕のオチン×ンは精璃空様のお口の中で目覚めました。どぴゅどぴゅ射精しています、朝は特に元気です。いつも通りの、夢精から射精への境界。唇の感触が気持ち良いです。
 精璃空様はがんばって飲み干そうとしますが、無理みたいです。途中で舞躍夏に交代。やっぱり飲みきれず、詩嵐武が交代。詩嵐武もこぼしそうになって、結局、香凪羽さんが飲んでくれました。
 まだ、一回の射精なのになあ。朝一番は特に量も多いですから、仕方ないでしょうけど。性魔術クラスの恋人たちなら、一人で受け止めて、更におねだりもしてしまうのだけど。

 扉が開き、何だか急いでいる感じのメイドさんが来ました。眼鏡のこの人は、確かメイドさんたちのリーダーです。王宮のメイド長です。昨夜、僕に愛されて、でももうしっかりお仕事しています。さすがだなあ。

「精璃空様! 晴陽兎さんのことで、緊急事態です!」
「んあ、どうしたの?」
「晴陽兎さんを渡さないと、軍事行動も辞さないという使者が複数。そして、晴陽兎さんを護るために軍事行動で協力するとの使者も複数。どれも近隣国の姫君です」
「あらあら、大変だわ」

「早いですね」
「そうね。でも、魔法学院の発表会は公開されてたから。仕方ないわ」

「あの、仕方ないとか、いや、仕方ないけど、どうしたら良いのでしょうか? 僕にできることはあるでしょうか?」
 何だか、みんな落ち着いています。僕が一番驚いているみたいです。
「まあ、何とか間に合ったわね。私も晴陽兎君を護る決心ができたわ。王宮のみんなもできてるはず」
「護っていただけるのは嬉しいけど、あの、僕のせいで戦争とかになったら、その、あの」

「晴陽兎、落ち着いて。大丈夫よ。あなたは精璃空様たちを説得できたのよ。これからも、そうすれば良いのよ」
 魅月貴さんが頭を撫でてくれます。
「昨夜、話してくださったでしょう? 男性の性魔術師の危険性。精璃空様も、あなたをどうしようか迷ったわ。閉じ込めたり、処分するという選択肢もあったはず。でも、護ってくださるのよ。感謝しなきゃ」

「そうか、そうだ。精璃空様、ありがとうございます。僕にできることがあったら言ってください。戦いを避けられるなら、お手伝いします」
「晴陽兎君、ありがとう。でも、あなたは魔法学院の初年生。私の国の民。それだけでもない、特別な存在だけど、一人の国民、それも確か。護るのは当たり前よ。手伝ってもらうこともあるかもしれないけど、国と国の交渉は私のお仕事よ。任せて」
「ありがとうございます」

「この先は女王陛下の寝室です! お引き取りください!」
「そうはいかない。あなた方も精璃空女王も、淫魔に籠絡されている可能性が高い。早めに何とかしないと危険だ」
 ああ、誰か来た。来ちゃった。しかも、言ってることが結構正しい感じです。みんな、僕という淫魔に籠絡されている、それはどうも、その通りみたいなのです。

 現れたのは、黒い女騎士と言う感じの女性です。でも、高貴な雰囲気と近隣国の紋章。
「あら、どうしました? 武装してこんな所に現れるなんて。戦争でもなさるつもり?」
 精璃空様が落ち着いて話しかけます。
「あなたの国が淫魔に侵略されているようなのでな。討伐に来た」
 僕に向けられる細い剣先。

 精璃空様が抱きしめてくれます。
「この子は淫魔じゃありません。我が国の上級魔法学院の初年生、期待の星です」
「性魔術クラスのだろう? そして、男性だ。男性の性魔術師なんて淫魔と同じだ。いや、もっと問題だ」

「見たところ、精璃空女王以下、この王宮の女性はもう堕とされているようだ。治療のためにも、まずその……男? を排除しなければ」
 黒い姫騎士さんは、男、と言う所で迷いました。僕は裸のままですが、今、オチン×ンは収納して、女の子の身体に見えています。

「晴陽兎が男性に見えるのですか?」
 魅月貴さんの反論。こんな身体にしてくれたのは魅月貴さんです。男性に見えてしまったら、性魔術クラス一番の肉体変化魔法の使い手として失敗でしょう。反論すべき人が反論したのです。

「女の子の身体に見せかけた、それで許されるわけでもない。解っているだろう? オチン×ンを使う性魔術師は危険なんだ」

「だからと言って、他国の王宮、女王の寝室に押し入ることが許されるとでも?」
「緊急事態だ。仕方ない。終わったら、私も消えないといけないだろうな。覚悟はしている」
 剣が上がります。振り下ろされたら、大変なことになるでしょう。姫騎士さんの眼は怖いです。覚悟なのか、恐怖なのか。

 他国の王宮で剣を振るい、その国の民を斬ったりしたら、大変なことになるでしょう。この姫騎士さんも、命を捨てる覚悟をしているみたいです。
 でも、そうすべきと思う、それも解ります。今を逃したら、僕を退治するチャンスはもう無いかもしれません。命を賭けて、僕を退治するべきと考えるかもしれない、それも解ります。でも。

「晴陽兎は世界を支配しようとか思いません。男性の性魔術師を研究するなら、晴陽兎が一番安全でしょう。晴陽兎とは違う、もっと悪いことを考える男性の性魔術師も現れるかもしれません。晴陽兎なら、協力してくれます。男性の性魔術師を研究させてくれます」
 姫騎士さんは、そんな魅月貴さんの言葉を聴いてしまいました。

 僕は一歩踏み出していました。剣が振り下ろされる前に、キスできるくらい近付きました。武術で学んだ歩法。
 姫騎士さんの悲しい眼を見つめます。そんなに思い詰めないで欲しいです。僕は微笑んでいるでしょう。彼女を怯えさせないように。そして、闘いだから。自分の闘いを、自分で闘うから。

 キスはしませんでした。触れていません。淫霧も快楽振動も使っていません。
 ただ、拳を突きつけただけです。一瞬の交錯。
「打ちません。でも、斬りますか?」
「打て」
 斬撃を避けるのは簡単すぎて。もう剣の間合いではないのです。軽く投げ飛ばし、剣を奪います。

 どこか悲しい気分。この人は全力を出せませんでした。出させなかったから、何とかできたのだけど。
 でも、あんな悲しい眼、ダメです。あんな眼で斬られるわけにはいきません。

「やはり危険だ。こんなに危険なモノだったのか。侮った。私一人では足りなかったな」
「はい。迷いましたね。僕に会ったから」
 キス。快楽の音楽振動も込めて。そうしないと、この人は消えてしまいそうだから。

☆ 嫉妬する彼女たちに任せたり

「んっ、んはっ、はっ、ああ……」
 姫騎士さんにキスして、快楽の音楽振動を送りました。僕の唾液の媚薬効果も効いています。美味しそうにじゅるじゅる飲まれています。
「んんっ、ぷはっ!」
 僕と姫騎士さんが離れたのは、詩嵐武が引き離したからです。
 いつの間にか、姫騎士さんは拘束されていました。魔法の拘束具は王宮の魔法師さんの技みたいです。

「女王の寝室での狼藉、許されることではありません。でも、あなたにも協力を求めます。晴陽兎君を護ってくださいませんか? まだ晴陽兎君を狙うなら、容赦はできません。色々、忙しくなりそうなので、待てません」
 精璃空様の問いは優しくもあり、でも、厳しいものでもあります。
 この姫騎士さんは僕を討ち果たすつもりだったのです。迷って捕らえられて、心も変わるかもしれません。でも、考える時間も必要でしょう。

「協力してくれますよね?」
 僕も笑顔で訊きます。少し急がなきゃならない気がするから。説得に時間をかけていられない気がするから。もう、淫魔と言われても仕方ない、求めさせる笑顔を作ったつもりです。いや、自然に出た?

「この人は危険です、処分するか、閉じ込めておくべきです」
 詩嵐武が僕に答えます。
「いいや、協力してもらう。僕を襲った償いでもある。それに、この人は美人だよ」
「え」
 何だか、場が白けました。あれ?

「うーん、何もおかしくないんだけど……晴陽兎がドスケベなのは知ってるし、確かに、この人は美人よね。それにしても、晴陽兎、あなた、それ、悪いくせよ。私もそうだったけど、反発してくる女は欲しくなるのよね」
 魅月貴さんのため息。
「性魔術師として、魅了の技に自信を持つのも解るわ。それは晴陽兎のプライドとして正しいわよね。キスした相手が、もう自分を傷つけられないと信じる、それは解るわ。でも、浮気の理由にされるのは何か違うのだけど」

「ああ、なるほど、晴陽兎君に愛されるには、闘って負ければ良いのね。私たちもそうだったわね。うーん、でもなあ、何だか許せない感じもあるわね」
 精璃空様にも呆れられているみたいです。

「危険ですってば! 晴陽兎様、あなた、何度も襲われてるのに、私にも襲われてるのに、何で、自分を襲ってきた女の子を信じられるんですか! 反発する心をそのままにするのですか!」
 詩嵐武が怒ってます。それも解るけど。

「ちょっと待て、何で、私が晴陽兎君に信じられて、愛されなきゃいけないんだ? いや、性魔術師なら、襲ってきた相手を快楽で堕とす、それは解るが。私はまだ、堕とされたつもりは無いぞ!」
 黒い姫騎士さんの言葉は、強いけど弱いです。その表情は発情していることが解ります。僕の快楽のキスを受けたから。

「あ、おねだり来た」「きましたねー」
「おねだりじゃない!」
「じゃあ何なんですか? 晴陽兎様に、まだ堕とされたつもりは無い、だから、堕とさないと、愛してくれないと暴れるぞと、おねだりしてるようにしか聞こえないけど」
「違う!」

「違うなら、何とかしなきゃね。晴陽兎君を襲ったりできないようにしなきゃ。詩嵐武さん、みなさん、この人を、晴陽兎君を傷つけられないようにできる?」
 精璃空様の笑顔は少し怖くて。僕が植え付けた尻尾がピクピク動いてて。発情しているみたいです。それはそうだよなあ、僕のオチン×ンだもの。
 その尻尾は、僕のキノコオチン×ンが変化したモノです。精璃空様だけじゃない、みんなのお尻に入っています。僕がその気になれば、反応してしまいます。

「あ、はい! この人にも、詩嵐武みたいに、晴陽兎様の奴隷になりたいと思わせてあげれば良いんですよね」
 詩嵐武が楽しそうです。

「詩嵐武! 非道いことはしちゃダメだよ!」
 僕は少し心配で、でも、どこか楽しみでもあって。
「大丈夫よ、私たちが見張ってるから」
 永晴さんと憐香さんも楽しそう。姫騎士さんを撫でます。そういえば永晴さんは女の子が好きなのでした。僕と会うまでは、男が苦手だったのです。

「えっと、僕は、あなたに討たれるわけにはいきません。もちろん、命が惜しいからですけど、それだけでもありません。信じてくれるみんなが居るから」

「だけど、襲ってきたあなたを殺したりするのは、僕のやり方じゃない。あなたは失敗しました。僕に敵わなかったんです。あなたが言う淫魔に負けたんです」

「命を捨てる覚悟はしていたみたいですよね。だから、諦めてください。淫魔に負けたのだから、これから起こることも受け入れてください」

「うぐ……自決もするつもりになれない……何なんだ、何が起こるんだ、怖いけど、この感触は、何でこんなに優しいんだ!」
 憐香さん永晴さんの愛撫は優しくて、思い詰めた心は少し溶けてくれたみたいです。二人とも、性魔術クラスの先輩です、任せて大丈夫でしょう。女の子に優しい二人だし。

「晴陽兎君、他の国の使者も複数来てるらしいわ。そっちにも対応しなきゃならないの。一緒に来てくれる?」
「はい!」
 精璃空様はメイドさんたちに着替えさせてもらっています。魅月貴さんや絵里庵先生、神好香お姉ちゃんも支度しています。
 僕にも魔法学院の制服が差し出されます。メイドさんたちが着せてくれます。僕の制服は女子用のモノです。もう着慣れています。スカートって便利です。僕には尻尾もありますし、オチン×ンも使い易いし。

「あ、う……私は負けた、そうだ、だから、受け入れる、だけど……襲ったのに、負けたのに、こんな気持ち良いこと、されるのか、コレ、罰じゃないぞ! あ、ああっ!」
 姫騎士さんはもうとろとろになっているみたいです。次に会う時、どんな表情を見せてくれるのでしょうか。笑顔で誘惑してくるかな、それとも、やっぱり怒り顔かな。おねだりはしてくるだろうけど。

☆ 失敗していたこと

 精璃空女王陛下と一緒に広間に向かいます。近隣国の使者さんたちを迎えるために。
 どうやら、僕についてのお話になるらしいのです。精璃空様が僕を同席させてくれるのは、信じられていることを感じます。僕のことは、ある程度は僕に任せてくれるようです。それに、おそらく、使者さんたちの望みでもあるのでしょう。

「皆さん、お待たせしました」
 僕に視線が集まります。
 広間で待っていたのは、美しい姫君たちでした。もちろん、お付きの人も居ます。メイドさんや女騎士さん。
 みんな女性です。それは、ここが女王陛下の奥の間だからということ、それだけでもないのでしょう。僕に会いに来るのは女性、それはそうです。

 精璃空様が手のひらを突き出し、みんなの発言を遮りました。みんな、一斉にしゃべり始めそうな雰囲気だったのです。このあたり、さすがです。

「晴陽兎君が危険だから排除しようと思う、それは解ります。男性の性魔術師と言うだけだったら、ここまで問題にはならなかったかもしれません。晴陽兎君だから、皆さん惹かれて、惹かれるから、危険だとも思う、それは解ります。私もそうでした」

「でも、男性の性魔術師が現れる可能性は、晴陽兎君だけとは限りません。皆さんの国でも、男性の性魔術師は禁じられていて、これまで現れたりはしなかったのでしょう。それは幸運なことかもしれません。でも」

「魔術の研究を、完全に管理することはできません。画家が何を描くか、音楽家がどんな演奏をするか、完全に管理することはできないように。何故なら、画家も音楽家も魔術師も、自分がこれから何を作り出すか、完全に知っているわけではないからです」

「男性の性魔術師は、これからも現れるかもしれません。でも、それがどんなモノか、私たちは良く知りません。伝説に伝えられる男性性魔術師は、魔力が尽きない魔術師の軍勢を作り、世界を支配しようとしたそうです。それは恐ろしいことです。でも、もし、そんな者が現れたら、今の私たちには対抗できるでしょうか?」

「晴陽兎君は良い子です。世界を支配しようとか、思いません。男性の性魔術師がどんなモノか、私たちは知っておくべきだと思います。晴陽兎君なら、協力してくれます」
 精璃空様の言葉が切れました。少しの沈黙。

 何だか思い詰めた顔の美人が話し始めました。近隣国の紋章と武装。僕を排除しようとしていた人の一人みたいです。
「精璃空姫、しかし、あなたはもう彼に虜にされているようだ。そんなあなたなら、今のように言うだろう。いや、もし、その晴陽兎君とやらが本当に良い子で、危険な野望など持っていないとしても、いつまでもそうとは限らない」

「彼は危険に思える、危険と感じる。だから、彼は襲われるかもしれない。排除しようと思う者は出てくるかもしれない。私たちのように」
「そうなったら彼は、自分と周りの者を護るために、魔力が尽きない魔術師の軍勢を作るかもしれない。そうしなければならなくなってしまうかもしれない」

「ええ、そうかもしれません。でも、だから、晴陽兎君がそんなことをしなくても良いように手伝って欲しいのです」

「男性が世界を支配したとしたら、美女を集めてハーレムを作るでしょう。晴陽兎君には、もうハーレムがあるみたいですね。だから、世界を支配しようなんてしない、そんな必要は無い、それは解ります、信じられます」

「でも、ズルいです。みんな魅了して、求められれば応えて、護られて、結局、武力に頼らなくても世界を支配してしまうのではないですか? ズルいです。願いを何でも叶えてしまうのではないですか? ズルいです。だから、晴陽兎君は反発もされるのでしょうけど」

「そうなんだよな、ズルい! 魔法学院の発表会の映像、私も観た! 映像だけで、音だけで、あんなに気持ち良くさせるなんて、ズルい! 触れたら、キスしたら、どれだけ気持ち良いか、想像した。想像もつかなかった。欲しくなった」
「でも、独り占めはできないだろうことも解った。それなら要らないとも思った。こんなに欲しくなるのに、独り占めはできない、手に入らない、危険だ、ズルい!」

「僕の技は未熟です。そのせいで、皆さんにもご迷惑をかけてしまったみたいです。申し訳ありません」
 謝ります。僕は少し後悔しています。発表会では、しっかり満足させたつもりなのに。
 たぶん、会場に居た人たちはしっかり満足させることができたでしょう。でも、それは、淫気や淫薬の香りを直接感じてもらえたからです。それを前提にしてしまいました。
 魔法中継で映像と音だけ楽しんでくれた、その場合でも、快感は十分に感じてもらえるでしょう。性魔術クラスの快楽音楽の演奏は、聴くだけで絶頂にも導くことができるでしょう。
 でも、それは、淫気や淫薬の効果はありません。燃やした身体と心を静めきれていないかも。
 僕の失敗です。予想すべきでした。

「本当に申し訳ありませんでした。僕はまだ学生で、未熟なのはある程度は仕方ありません。でも、失敗は失敗です。気付かせていただきました。ありがとうございます」

「何に失敗したの? 反発されたこと? 籠絡しきれなかったこと?」
「いいえ。満足させられなかったことです。足りないから求められる、それは失敗です。僕は立派な性魔術師を目指しています。快感で満足させられなかったのは失敗です。残念です」

「快感には満足はした。あんな快感、初めてだった。イけなかったわけでもない」
「違うんです、本当に満足させられたなら、みんな笑ってくれるはずです。そんな思い詰めた顔はしないはずです」

「そうね、失敗したわね、少しだけ。でも、学生の発表会としては、立派でしたわ」
 こちらの姫君は落ち着いています。僕を護ってくれると言ってくれている人でしょうか。
「文句をつける人も居るでしょう。でも、どんな芸術家でも、それはあります。全ての人に向けて完璧なんて、ありえないものです」

「晴陽兎君、あなたが目指しているのは、快感の芸術家なのね。それは解ります。あの演奏を聴いたなら、解ります」

「あなたの魔法は悪用もできて、危険なもの、それは確かなのでしょう。でも、私は護りたいと思います。いつか、最高の作品を感じさせて欲しいと思います。そして、それだけじゃないわ」

「国と国、軍事力をちらつかせる展開、こんなに大きな問題になっても、あなたは諦めない。それどころか、性魔術の向上のことを考えてる。今、あなたが少し残念そうな顔をしているのは、快感で満足させられなかったことについてで、自分が危険な状態になったからじゃない」
「諦めない、更なる高みを目指す、そんな魔法研究者で芸術家。みんなを元気に、笑顔にしようとする人。そんな若者を護るのは、国を護る者として嬉しいことです」

「でも、彼は危険だ、あなたもそれは認めた」
「いいえ。彼の魔法は危険かもしれません。でも、彼は危険じゃないわ」
「そうだ、でも、その魔法が悪用されたら」
「彼を排除しても、魔法が消えるわけではありません。魔術師は彼だけではありません。もっと悪い誰かが、性魔術の悪用の研究を進めてしまうかも。その時、彼が居てくれたら、どんなに心強いことか」

「むー……解る、解るよ! 彼は護るべきだ、それは解る、でも、ズルいぞ!」
「そうなのよねー、私もそれは思うわ。晴陽兎君になだめてもらわないとね」

☆ 変わらない僕の方向、そして急襲

「では、皆さん、晴陽兎君のことは、護っていただけると言うことでよろしいでしょうか」
「うーん、仕方ないかもしれない、でも、不安だな。結局、晴陽兎君は世界中の女の子を虜にしてしまうのではないかな。嫉妬もされるだろう」

「提案があります」
 魅月貴さんが手を挙げました。
「晴陽兎とのエッチを望む方には、お金をいただくことにしませんか? それなりに高価にはなってしまうでしょうけど。でも、感覚接続のお札や快楽音楽の演奏会のチケットなどは安価にして、できるだけそちらで満たして」

 絵里庵先生の笑顔。絵里庵先生は、生徒ががんばると笑ってくれます。良い先生です。
「魅月貴さん、悪くないアイデアだけど、少し修正が必要かな。性魔術師は娼婦、男娼とは、一応違うのよ。兼ねることも多いけど、性愛師として客を取る人と、性魔術研究者は違うわ。晴陽兎君はたぶん、性魔術研究がしたい人」
「研究がメインの性魔術師は、性愛用ホムンクルスや媚薬、淫薬を売るけど、自分の身体を売ることは少ないわ。これは究めていけばそうなるのよ。ホムンクルスや魔法に任せられることなら、任せる。任せて、研究に時間を使う。そうなるのよ」

「ああ、そうですよね、解ります。でも、晴陽兎自身に抱かれたくなる、それもあります。そのせいで戦争が起きそうなくらいでした。そのあたり、どうすれば良いのかな」

「晴陽兎君の愛人になるなら、彼に挑戦して、勝つか負けるかしないと。まあ挑戦者は一日に一人か、もっと少ないくらいにする必要はあるわね。彼に挑戦する権利を争うことになりそうね」
「ああ、そうですよね。勝っても負けても、晴陽兎に抱かれることができますよね。勝てばたぶん命令できて、負けたらおねだりできますね」

「それって、これまで晴陽兎ちゃんがしてきたことですよね」
「ええ、そうね。魅月貴さんや神好香さんも晴陽兎君と闘ったのよね。性魔術クラスのみんな、魔法武術クラスの舞躍夏さんや詩嵐武さんも。闘って、負けたり勝ったり引き分けたりして、みんな恋人になっちゃったのよね」

「晴陽兎君に挑めば、彼の恋人になれるかもしれないのか? 恋人になることを望まないなら、彼に抱かれることはできないのか?」
「そうかもしれませんね。そういうことにしておいても良いかもしれません」
「ズルイな。でも、客でもなく、奴隷でもないのだな。なるほどな」

「昨夜、晴陽兎君と闘って抱かれた王宮の女たちは、彼の恋人にならなきゃいけないのかな。私も含めて」
 精璃空様が恋人? 僕の恋人? 女王陛下が?
 嬉しいけど、大丈夫なのかなあ……でも、そうか、僕はこれから、他国のお姫様を恋人にしてしまう可能性だってあります。精璃空様を恋人にしないのもおかしいです。彼女が望んでくれるなら。

「あらあら、結局、戦争にもならないし、晴陽兎君はあくまで恋人を増やすだけなのね。奴隷にはしないのね。さすが」
 笑いを含んだ少女の声。あれ? 誰の声? みんな辺りを見回します。

「んっふー、ふふ。でも、それじゃつまらないわ。それに、私もそろそろ晴陽兎君に会いたくなっちゃった。さすがね」
 部屋の真ん中、テーブルの上に、一人の美少女が現れてきました。可愛くて綺麗だけど、どこか場違いな服装。
 この娘も魔術師のようです。どうやって隠れていたのでしょうか? 空間ステルス? 透明化? 影変化? 僕はそれらの使い手を知っています。でも、どれとも違うような。
 それにしても綺麗です。そしてエロいです。たぶん、この娘は性魔術師です。どこか絵里庵先生に通じるモノを感じます。淫気を発してる? 絵里庵先生ほどではないけど。

「動くな!」
 騎士さんたちの剣が彼女に突きつけられます。それはそうです。怪しすぎです。
「んー、そうね、皆さん、動かないでね」
 謎の美少女さんはいつの間にか僕の目の前に居ました。あれ? 空間転移? 何か違うような気がするけど。
「あ、こらっ! ああっ……」
 追いかける騎士さんたちが倒れます。うまく動けないみたいです。
「動けないくらいの快感よ。動こうとすると、また来るわよ」
 性魔術? 快感を打ち込まれた? 触れたようにも見えないのに。

 いや、僕にも来てる。いつの間にか、痛いくらいの快感の予感。心臓の鼓動だけでも、怖いくらいの快感。動いたりしたら耐えられるとは思えません。普通の人なら。
「えいっ!」
 謎の美少女に向けて、すれ違うように踏み込み、振り返る前に投げ倒します。快楽の音楽振動も込めて。このくらいの快感なら、なんとか動けます。たぶん、神好香お姉ちゃんも動けるはず。僕と神好香お姉ちゃん、禁呪の快感に耐えた二人だから。

「魅月貴、絵里庵先生、晴陽兎ちゃんのサポートを!」
 神好香お姉ちゃんが魅月貴さんと絵里庵先生、そして僕に回復魔法をかけてくれます。体内の異常がやや回復し、凶暴な快感が弱まります。

「へえ、晴陽兎君だけじゃないのね。神好香さん、あなたもかなり快感に強いのね。魅月貴さんと絵里庵先生も動けるか。さすがね」
 あれ? 投げ倒して押さえ込んだはずなのに。謎の美少女さんはいつの間にか、元のテーブルの上に居ました。

「あなたは? どなたですか?」
「綺螺裸(きらら)」
「綺螺裸さん、あなたも性魔術師ですね。もしかして、時間を操ってますか? 時間停止して、自分だけ動いてる?」
「おー、凄い、当たり!」
「昨日は、なんだか、かなり長かった。あなたの魔法のせいですか?」
「そうかもねー」

「凄い! その時間を操る魔法があれば、みんな、そんなに待たせなくて済むかもしれない! それぞれしっかり愛して、でも、何日もかからなくて済むかも!」
 魅月貴さんがため息をつき、神好香お姉ちゃんは苦笑い。絵里庵先生はなんだかうんうんとうなずいていて。何人かの騎士さんや姫君がずっこけました。動けないはずなのに。そんなに変なこと言ったかなあ。

「それで、綺螺裸さんは何をするつもりなんですか?」
「晴陽兎君、私の魔法、欲しい? 知りたい?」
「ええ」
「教えてあげても良いよ。私の弟子になるなら」
「それはできません。僕は絵里庵先生の生徒です」

「そうよね、良い子。あなたを虜にすれば、世界を支配することもできそう。お互いに性魔術師、エッチすれば魔力は得られる。そしてあなたは、たくさんの女性を虜にして自分を護らせることもできる」
「僕を使って、世界を支配したいんですか?」
「そうかもね。それも楽しいかもね」
「僕は、そんなことはさせませんよ!」
「んふ、格好良いなあ。でも、今はこの辺にしておきましょうか。性魔術クラスの学生さんたち、侮れないわね。絵里庵先生、さすがね。性魔術師として尊敬するわ」

 次の瞬間、僕は倒れている自分を見つけました。スカートがびしょびしょになるくらい射精しています。
 時間停止の中で犯されたのでしょうか。うー、悔しい、でも、ちょっと動けません。こんなにされたら、僕じゃなかったら死んでいるでしょう。魔力は満ちてるけど、体力が尽きています。
「晴陽兎ちゃん!」
 神好香お姉ちゃんがあわてて回復魔法をかけてくれます。

「んー、ごちそうさま。またねー!」
 綺螺裸さんが消えます。つやっつやの笑顔が消えます。
 時間停止魔法、ズルい! 欲しいな。

☆ 不安な僕が安らぐ場所

 謎の性魔術師、綺螺裸さんが去って。後片付けが大変でした。
 まず、僕が回復。時間停止の中で何度も搾られたみたいで、体力が尽きていました。神好香お姉ちゃんが回復魔法をかけてくれました。動けるようになったら、僕の中にある魔力をお姉ちゃんにも分けます。

 僕が、動けないほど搾られた、異常です。普通なら、その前に搾る方の体力、精力が尽きるでしょう。
 綺螺裸さんは性魔術師で、快感を魔力にできるから、それができました。でも、僕だって性魔術師です。抵抗できたら、好きなようにはさせなかったのに。時間停止魔法、ズルいです。

 僕の体力は尽きていたけど、魔力は満ちていました。でもたぶん、その魔力すら余りで、綺螺裸さんはもっと凄い魔力を得て行ったのでしょう。
 性魔術師として、あれほどの魔力を作り出す快感を感じられなかったのはとても残念です。そして綺螺裸さんの恐ろしさも感じます。時間停止魔法を連発しても、僕を襲って得た魔力でお釣りが来るのでしょう。

 この部屋に集まっていた姫君たち、女騎士さんたち、メイドさんたち、みんな綺螺裸さんに痛いような快感を打ち込まれて動けなくなっていました。
 回復魔法では完全には癒せないみたいです。色々試した結果、僕のオチン×ンをオマ×コに入れて、膣内射精で絶頂させることでやっと解放できました。
 そうしないと完全には解放できないみたいです。綺螺裸さんはわざとそうしたのでしょう。足止めのためだけでもなく、僕という存在の特別さ、危険性を際立たせるために。

 僕に抱かれないと癒されない、動けなくなるほどの、痛みに近い快感。これは綺螺裸さんだけでなく、僕も使うことができるかもしれません。肉体操作魔法を研究してゆけばできそうな気がします。そんなことしたくないけど、自分や仲間を護るためには有効でしょう。性魔術師として興味は湧きます。

 精璃空様の寝室に戻って来ました。精璃空様と王宮の人たち、他国の姫君たち、性魔術クラスと魔法武術クラスの僕の恋人たち、みんな居ます。狭いわけでもなく、まだ余裕はあるけど、人数はさすがに多いです。

 まだ、綺螺裸さんの動けない快感にかかった女の子たちを解放しきれていません。だから僕のオチン×ンは、今も一人の姫君のオマ×コに入っています。
「あ……あん……」
 動けないはずの姫君の気持ち良さそうな声。僕のオチン×ンが送る快感が、綺螺裸さんに打ち込まれた痛い快感を溶かし、射精と共に解放できるみたいです。
 それはつまり、みんなに膣内射精しなければならないのです。いや、辛いことでもないし、望むところだけど。

 快感で僕の魔力はどんどん高まって、精力に転換できて。身体の疲れは神好香お姉ちゃんが癒やしてくれるし、僕自身も身体操作魔法で癒やすこともできます。そして、癒やすための魔力は尽きません。何というか、永久機関です。

 みんな綺麗です。そして、痛い快感から解放されるために、僕のオチン×ンが必要なのです。凄い状況。
 でも、性魔術師として少し残念です。綺螺裸さんに手玉にとられている感じ。僕のオチン×ンの活躍の場を作られたのです。

「えー、それでは、問題の性魔術師、綺螺裸さんについての対策会議ー」
 なんだか魅月貴さんが仕切っています。
「はーい」
「綺螺裸さんは時間停止魔法の使い手です。他の時間操作魔法を使える可能性もあります。性魔術クラスにとって、昨日は長すぎました。綺螺裸さんが干渉していた可能性があります」
「うんうん」

「時間操作魔法、魔力の消費も激しいと思われます。だから、綺螺裸さんは最後に晴陽兎を犯して行ったのでしょう。晴陽兎を狙う理由もそれかもしれません。エッチすれば魔力を得られると言っても、綺螺裸さんのエッチを受け止められる人はあまり居ないのかもです。男でも女でもね」

「でも、綺螺裸さんは晴陽兎が欲しい、それだけでもないみたいです。彼女は、戦争が起きなかったこと、晴陽兎が女の子たちを奴隷にもしなかったこと、それが残念そうでした。世界の混乱を望んでいるようにも見えました」

「そういう人は、たまに居ます。危険ですね。何とかしないと」
「でも、あの綺螺裸さんを捕まえたりできますか?」
「うーん、難しいかもね。魔力抑制などの禁呪が許される治安部隊が挑んだとしても、捕らえられるかどうか」

「綺螺裸さんは性魔術師として登録されていますか? それとも、やっぱり謎の人?」
「登録はありませんね。辺境の隠れ魔術師だったのでしょう。晴陽兎君という男性の性魔術師が現れたから、綺螺裸さんも街にやってきたのでしょう」

「綺螺裸さんの目的が不明だけど、良いことではなさそうなのよね。晴陽兎君に会わせない方が良さそうだけど、それも難しいわ。綺螺裸さんは何処でも行けるのよね。時間停止の中で動けるのだから」

「ちょっと待ってください」
 舞躍夏が手を挙げました。
「私の空間転移は、壁も越えられます。魔法結界が無ければ。でも、綺螺裸さんはどうなのでしょうか?」
「魔法結界があっても、時間停止してただ歩いて来る綺螺裸さんは止められない、それは解ります。でも、閉まっている扉は、開けて入るはずです。開けられない扉は越えられないかも」
「物理的な障壁を作ってしまえば、晴陽兎を護れるかも」

「ああ、そうか、綺螺裸さんは、誰にも気付かれない、邪魔されないとしても、扉は開けて入って来るのよね、たぶん。衛兵が持つ鍵を使ったりして」
「予測だから、どうなるか解らないけど。綺螺裸さんも、何か物理障壁を越える手段は持っているかも。それでも、試す価値はあるかもしれません」
「そうね、やってみましょうか」

「ちょっと待ってください、僕を綺螺裸さんに会わせないようにするんですか?」
「そうよ。危険だもの」
「そうかもしれないけど、たぶん、それじゃ止められない。みんな動けなくされて、僕が治せなかったら、どうするんですか?」

「ああ、そうか、綺螺裸さんにやられた娘は、晴陽兎君に癒やしてもらわなきゃならないのよね」
「男性の衛兵や魔法師なら?」
「うーん、でも、男性が、あの綺螺裸さんに対抗できると思う? 強力な女性の性魔術師なのよ。干からびるだけよね」

「綺螺裸さんを説得しなきゃ。彼女のこと、もっと知りたい」
「そうよね。それは、私も思うわ」
 あれ? 魅月貴さんが賛成してくれる?

「綺螺裸さん、寂しそうだった。あんなに強い性魔術師の綺螺裸さん、仲間は居ないのかな。受け止めてくれる人、居ないのかな」

「私は晴陽兎が受け止めてくれたわ。神好香や香凪羽、詩嵐武さんもそうよね。自分も相手も壊してしまうような、理不尽なことを晴陽兎にぶつけてしまったわ。でも、晴陽兎は受け止めてくれた。綺螺裸さんも、受け止められるのは晴陽兎だけかも」

「そうですよね。晴陽兎様のこと知ったら、我慢とか、難しくなります。満たされない何かをぶつけたくなります。こんな、良い子なのに、無理もしてない、いや、無理もするけど、迷いもするけど、でも、進もうとして、進む。羨ましくて、我慢できなくなりますよね」

「そうだよね、詩嵐武は言ってたよね、自分もなだめられて、僕に感謝するのだろうって。そんなの、我慢ならないって。僕を襲った時、言ってたよね」

「いつも良い結果になるとは限らない。そのはずなのに、何故かこれまで、いつも良い結果になってきた。みんなのおかげだと思う。これからも、そうしたいと思う。みんな、手伝って欲しいです」

「晴陽兎君、それはキミの強さのおかげよ。晴陽兎君の心のおかげ。身体を変えられたり、淫魔にとりつかれたり、禁呪をかけられたり、誘拐されたりしたのに、あなたは諦めなかった。そのたびに、そのことを強みに変えてきたわ」

「分離収納式のオチン×ンも、禁呪の刻印も、尻尾ディルドさんも、舞躍夏さんに負けたことや、詩嵐武さんに誘拐されたことも、あなたにとって、最初は障害だったはず。でも、みんな、あなたの力になったわ。あなたがそうしたのよ」

「ありがとうございます、絵里庵先生。それは僕だけじゃない、絵里庵先生やみんなのおかげです。でも」

「時々、不安にもなります。いや、いつも、不安はあります。上手くいくかどうか解らない、解らなかったんです。何故か上手くいったけど、これからもそうできるのか、そうなれるのかどうか、いつか失敗するんじゃないかと不安になります」

「晴陽兎、失敗を恐れながらやってきたの?」
「いや、そんなこと考えるヒマも無かった。ただ精一杯やってきた、それだけだ。ああそうだ、不安になるのは、ヒマがある時だけだね」

「綺螺裸さんも何とかしなきゃ。不安になってるヒマなんて無いな」
「そうよ。あなたはまた、酷い目に遭って、苦労するでしょうけどね。でも、進む、動こうとする、それがあなたでしょう?」

「晴陽兎、あなた、失敗の連続よ。でも、だから、成功の連続よ。成功って、失敗を乗り越えることよ。あなたはいつも、諦めず何とかしたのよ」
「うん、ありがとう魅月貴さん。でもね、これまでは、諦める前に何とかなった。いつか、僕だって諦めるような状況はあるかもしれない」
「そうかもね。その時は、私が慰めてあげるわ。一番の恋人だもの。頼ってくれて良いのよ。上級生でもあるしね」
「うん、ありがとう」

☆ 時空間解析

 何だか、僕のことより綺螺裸さんのことにみんな集中しています。解るけど。綺螺裸さんに対抗できないと、何か大変なことになりそうですから。

 綺螺裸さんの時間停止魔法に対抗する方向が問題です。王宮に残された痕跡を探り、調査研究を進めます。
 絵里庵先生が指揮をとり、性魔術クラスと王宮の魔法師さんたちが協力します。相手は性魔術師です、絵里庵先生は上級魔法学院性魔術クラスの教師ですから適任です。

「やっぱり、空間に痕跡が残ってますね。時間と空間は関係ある、予想通り」
 空間転移の使い手である舞躍夏も協力してくれます。
「そうでしょうね。本当に時間が停止したなら、空気や空間も固定されて動けないはずだものね。何かタネがあるはず」
「超高速で動いている、それが綺螺裸さんには時間停止と同じことになるという可能性は?」
「それとは違うみたい。この痕跡は、私の空間ステルスに似てます。もしかしたら、綺螺裸さんの時間停止魔法は時間ステルスなのかも」

「時間ステルス? それってどういうこと?」
「私の空間ステルスは、誰も私に触れられない、見えないけど、でも此処に居る状態。空間の裏に隠れるの。この世界にぴったり重なった異世界と言っても良いわ」
「綺螺裸さんの技が時間ステルスだとしたら、時間の裏に隠れてるのかも。高速行動と言うよりは、時間圧縮かな。自分を速くするのじゃなく、一瞬の時間の中で、十分な時間を得られる異世界に入り込んでいるのかも」
「異世界か、憐香さんが詳しそうだな。憐香さん、舞躍夏の言うこと、当たってると思いますか?」
「ええ、かなりありそうなやり方。空間の痕跡はそんな感じね。私のこと転移門も、何時間もかかるはずの移動を一瞬で済ませられるわ。その逆もできそうよね。一瞬の中で何時間も得られる、そんな空間操作もありそうね」
「空間操作なら、舞躍夏や憐香さんにもできそうだな。でも、やっぱり難しいかな」
「そうね、すぐには無理ね。研究に時間はかかりそう」

「一瞬の中で何時間も得る、それは感覚操作でもできそうね」
 魅月貴さんの指摘。魅月貴さんは肉体変化だけでなく、感覚操作も達人です。感覚同調で遠隔打撃を打ち込んだりもできます。
「感覚操作でできるなら、僕にもできるかな」
 僕も感覚操作はかなり研究しています。感覚接続、多重感覚、声を音楽にする快楽の音楽振動も感覚操作魔法が応用されています。
「そうね、できるかもね」
「研究しよう。今度は一方的に搾られたりしないようにしなきゃ」

「まあ、そうですよね。晴陽兎ちゃん様は、一方的に搾られるなんて納得できませんよね。その間の快感も、覚えていられなかったし」
「うん、神好香お姉ちゃんも手伝ってね」
「もちろん手伝いますけどね。綺螺裸さんと晴陽兎ちゃん様、止まった時間の中で二人だけの世界をお望みかもしれませんが、無理ですよ? みんな、がんばって割り込むでしょうから」
「いや、もちろん二人だけじゃなくて良いよ。でもそうか、みんな一緒に来るのか。そうだよね、僕にできるなら、みんなにもできそうだ」

「んー、あの、でも、感覚操作で時間感覚を調整しても、速く動けなきゃ意味ないのでは?」
 愛生李の疑問は当然です。
「うん、でも、それは時間ステルス中の特殊空間が調整してくれるのだろう。そんなに速く動かれたら、搾られた僕も危険だったはずだ。でも、傷や打撃の跡は無かった。あ、そうか」
「時間停止の正体、その辺りも参考になるかも。綺螺裸さんが速くなってるのじゃなくて、世界が遅くなってるのかも。それなら、感覚操作魔法で割り込める可能性もあるかも」

「そうねー、良い分析、良い推理ね」
 綺螺裸さんが誉めてくれます。あ、来た。来てた。
 綺螺裸さんがいつの間にか現れました。時間停止魔法が使える彼女なら、不思議なことでもないけど。でも不思議です、不思議の感覚があります、曲芸や手品に驚いた時のような。

「綺螺裸さん、あなたは何がしたいのですか? 僕をどうにかしたいの? 利用したい?」
「ええ、晴陽兎君を利用したいわ」
「僕を利用して、何をしたいのですか?」

「そうねえ、何ができるかな。世界征服? 贅沢の限りを尽くす? ハーレムでも造る? でも、そんなこと、すぐに飽きそうよね」
「でも、できるまでは楽しいでしょう。世界征服も、完了するまでは楽しいわよ、きっと。自分の帝国が完成しちゃったとしても、また壊して造り直すと、また楽しめるかな」

「どうかな。一度できたことなら、それほど楽しくもないかも。でも楽しめるだろうな。造り直す時、新しい何かも現れるだろう。でも」
「自分の帝国が世界を覆い尽くすなんて、ありえないのかも。必ず、その外はあるだろう。この世界にも、知られていない何処かはたくさんあるだろう。自分の帝国を造れたら、壊す必要なんて無いかも。知らない何処か、何かを探す時、役立つよ」

「そうね。普通の人間なら、一生かかってもできないかもしれないことだものね。やり直す必要なんて無いわよね」

「綺螺裸さんと僕なら、世界征服も簡単にできちゃうと思ってるの? たぶん、それなりに時間はかかると思うよ。やっぱり一生かかるかも。ああ、でも、そうか」

「昨日は長かった。色々なことができた。綺螺裸さんなら、時間をコントロールして、一生かかることを、何日かでしてしまうこともできるのかもね。そうなの?」

「晴陽兎君が協力してくれれば、たぶんできるわ。魔力が尽きないなら」
「やっぱり、時間操作魔法、魔力がたくさん必要なの?」
「ええ、そうよ。そろそろ、また補給させてもらおうかな」

☆ そして寂しい敗北へ

 時間停止。綺螺裸さんのその技は、発動を感じられないはずです。気付いた時には終わっているはずです。
 でも僕には、世界が静止したことが解りました。
 こっそり淫霧を展開し、綺螺裸さんと感覚同調できるように調整していました。この精液の霧は僕の身体の一部、そして綺螺裸さんにも触れています。感覚同調も可能です。
 綺螺裸さんが時間停止中の世界を感覚できるなら、感覚同調した僕にもできるはずです。一応、できたみたいです。世界が静まり返ったのが解りました。人が居ない美術館のような、どこか寂しい世界。

 綺螺裸さんが近付いて来て、スカートと下着を脱ぎ、僕を押し倒します。動けないふりで受け入れます。こんな美少女に犯されながら、知らぬふり。ある意味、自分を褒めたくなります。
 オチン×ンがオマ×コに包まれます。お、なかなかの名器。さすが性魔術師です。
「んあっ! 晴陽兎君のオチン×ン、この前より良い? さすが性魔術師、あんなに搾ったのに、またこんなに元気で。回復して強くなったのかな」
「それだけじゃないです」
「あんっ! あ、動けるの? 私の時間停止世界に入って来たの? どうやって……感覚同調か。さすがね」

 綺螺裸さんが甘えるように抱き付いてきます。
「ねーえ、晴陽兎君、私に協力しない? あなたがこうして魔力をくれるなら、私も晴陽兎君に協力するわ。時間をいくらでも作ってあげる」
「うーん、それ良いなあ、迷うな」
「精力も体力も、エッチしていれば尽きないのでしょう? エッチで魔力を得られる性魔術師なのだから。私の時間停止があれば、いくらでもエッチできるわよ」

「ねえ、二人だけで、この止まった世界を楽しまない? 綺麗な場所にも行けるわ。危険も無い。気になる女の子が居たら、浮気しても良いわ。やり放題よ」
「僕に、女の子が足りないと思う? 十分に足りてるよ。でも時間は足りない、それはある。でも、ダメだよ。こんな寂しい世界じゃ、楽しくない」

「綺螺裸さん、もしかして寂しかった? 魅月貴さんや神好香お姉ちゃんは寂しかったみたいだ。昔のことだけどね。性魔術クラスは、性魔術クラスなのに、男子禁制だった。だから魅月貴さんたちは、僕を女の子に偽装して入学させた」
「男の子が必要だったらしい。それは解る。性魔術研究には、必要だったみたいだ。男性の性魔術師は、まだ僕しか居ないらしい。綺螺裸さんも、男性の性魔術師が必要だった?」
 お話しながら、オチン×ンを使います。捻転させ、振動させ、微妙な表面の動きで舐め回します。
 綺螺裸さんのオマ×コはなかなか気持ち良いけど、魅月貴さんのように変化したり、絵里庵先生のように淫気パワーに満ちていたりはしません。普通なら、かなりの名器。でも、性魔術師としてはそれなりのオマ×コ。
 僕のオチン×ンは、魅月貴さんや絵里庵先生に鍛え上げられています。綺螺裸さんを快感で落とせるかも。

「あっ、あっ、晴陽兎君、んー、凄い、さすが男性の性魔術師、時間停止の中で動けるから、こんなにしてくれるのね。あっ! ああーっ!」
「動けない相手より良いでしょ? 時間を作ってくれるのは嬉しいけど、動けない相手なんて要らないよ」

「んんー、さすがね。でも、私だって、まだ負けない。私がどれだけの時間をエッチの研究に使ったと思う? 普通の人の人生の何回分かしらね。こっちも手加減してたのよ」
「あうっ!」
 何だか、凄い動き、感触。これは? 綺螺裸さんは魔力は使ってないみたいだけど。そうだ、時間停止中は他のことには魔力は使えないのかな? いや、肉体操作、肉体変化魔法を使ってる? オマ×コがオチン×ンに絡みついてくる。
 いや、魔法じゃない。鍛えた、究めた身体の動きだ。普通の武術がそうであるように、魔力は要らない、ただ長い時間をかけて究めた身体の使い方。

「凄い! 綺螺裸さん、凄い! さすがだ、オマ×コの達人だ。オチン×ンを悦ばせる方法、こんなに研究してたの?」
「ええ、そうよ。私だって性魔術師だもの。でもこんなに耐えられたのは、晴陽兎君が初めてよ。普通の男性なら、もう何度も射精して干からびてるわよ」
「そっか、相手が動けないとか、あんまり関係無かったのか。時間停止しなくても、すぐに終わっちゃうよね。でも、僕はこのくらいじゃ終わらないよ!」
「あ、あんっ!」「う、うんっ!」

 まだ射精は我慢しています。でも、もう出ちゃいそうではあります。動くと僕も気持ち良くて、だから動きは止められなくて。
 凄いオマ×コだなあ。身体操作や肉体変化の魔力を使わなくても、ここまでできるのか。凄い、惹かれます、尊敬の気持ちが湧き上がります。
 敵わないかも。あ、射精しそう!
「晴陽兎君、早くぅ、ちょうだい、いっぱい出して」
「んあ、射精したからって、終わりじゃないからね! 何度でもできるから! 負けたわけじゃないから」
「そうよ、知ってる。おねだりした私の負けよ」
「違う、僕の負けだ、また自分を騙そうとした、僕の負け。ああっ!」
「ああっ!」
 凄い射精。綺螺裸さんもイってます、でも、僕より余裕がありそう。悔しいな。でも、凄いな。

 僕はエッチで世界を支配してしまうかもしれないと思われて、監禁されたり処分されそうになったのに。その僕にエッチで勝る、凄い。
 いや、絵里庵先生だって、魅月貴さんや聖螺さん、神好香お姉ちゃん、憐香さん永晴さん、性魔術クラスの先輩たちは、エッチで僕に勝ることができるでしょう。手加減されているだけです。
 僕は、そんなに危険な存在ではないのかも。珍しいだけです。男性の性魔術師は禁じられているから。何で、禁じなきゃならなかったのかな?
 昔の性魔術師の男性のせい。彼が世界を支配しようとしたから。精璃空様はそう言っていたけど、何で……彼は失敗したはずだ、世界は、彼に支配されてはいないのだから……あれ?
 本当に、彼は失敗したのかな? 一度は世界を支配した? それとも、まだ、生きてたりする?

 気がつくと、僕はオチン×ンを出したままへたり込んでいました。周りの王宮の人たちも快楽を打ち込まれて動けないようです。

 綺螺裸さんが居ません。そして、僕の恋人たちが居ません。
 魅月貴さん、絵里庵先生、神好香お姉ちゃん、聖螺さん、憐香さん、永晴さん、香凪羽さん、愛生李、魅舐恋、愛舐ちゃん。性魔術クラスのみんなが居ません。

 異常事態。みんなとの感覚接続が切られています。
 神好香お姉ちゃんとの禁呪の感覚接続だけ残っているみたいです。いや、僕の体内にお姉ちゃんのオマ×コが残ってる。こんなの、解らなかったんだろうな。本来なら双頭ディルドのような僕のオチン×ンの、体内にある先端部分に、神好香お姉ちゃんのオマ×コが絡みついています。いつも通り。

 みんなを捜さなきゃ。たぶん、連れ去られました。まず身体を回復させて、王宮の皆さんの快感の呪縛を解いて、協力してもらわなきゃ。
 身体が熱い。絵里庵先生の淫気に触れているような、でも射精に至るモノではありません。ただ満たされない発情? 珍しいモノでもないけど、強い。何かされたのかな?

 涙がこぼれてきました。こんな時、いつも抱きしめてくれた恋人たちが居ません。

☆ 魔法軍の気配

 性魔術クラスの恋人たちが連れ去られた後、魔法通信が入りました。空中に映像が浮かびました。そこに映ったのは、綺螺裸さんではない、目隠しをした女の子でした。目隠ししていても解る、笑みを含んだ表情の美少女。
「晴陽兎君、そして精璃空姫、姫君たち、皆さん、こんにちは。私は儚螺(くらら)と言います」
 丁寧だけど、どこか笑っているような声。
「綺螺裸が失礼をしたと思います、でも、これは戦いですから。性魔術クラスの方々は、こちらで回収させていただきました」
「何で?」
「晴陽兎君に目覚めてもらうためです」

「目覚める? 何に? 新しい性感?」
 つまらない軽口。僕はいらいらしているのでしょう。仕方ないけど。
「違います。自分の立場、能力、運命に目覚めてもらうためです」
「どういうこと? はっきり言ってよ! 魅月貴さんたちを返して! 何がしたいの? どうすれば良いの? 要求は?」
「晴陽兎君、落ち着いて」
 精璃空様が抱きしめてくれます。舞躍夏、詩嵐武、メイドさんたちも。メイドさんの一人が、ビンビンに勃起している僕のオチン×ンを咥えてくれます。何かから護るかのように。
 僕は少し落ち着きます。こうした方が落ち着くのです。いつも、魅月貴さんと聖螺さんのお口の中の感触に浸っていた僕のオチン×ンだから。今、二人の舌と僕のオチン×ンの感覚接続が切れていました。
 僕にはまだ、助けてくれる人がたくさん居るのです。ただ僕に惑わされたわけでもなく、惑わされた部分もあるけど、それだけでもなく、危険な僕を助けてくれるみんなが居ます。

「晴陽兎君、私たちと、あなたの恋人たちは此処に居ます。あなたを待っています」
 映像が変わり、古い城が映りました。地図も映ります。位置情報も来ています。
「此処は古い性魔術師の城です。かつて世界を支配した城。私たちは
此処から、性魔術の威力を使って、周辺の国を支配してゆくつもりです」

「性魔術で相手を支配することは禁じられています。でも、それは、禁じなくてはならないくらい容易いことです。私たち、悪意の性魔術師が本気になれば、みんな支配することができるでしょう。簡単なことです」
「私たちはエッチで魔力も得られます。他の魔術師に供給もできます。男性の性魔術師が居なくてもね。女同士でも、性魔術師なら、エッチでいくらでも魔力が得られます。性魔術クラスの皆さんも居るし、私たちの支配は、あっという間に拡がるでしょう。みなさん、国を預かる姫たち、対策は急いだ方が良いですよ」

「それを、どうして私たちに知らせるの? 誘ってるのね?」
「はい。でも、つまり、こちらは軍を用意すると言うことです。そちらも、それなりの軍勢を用意した方が良いでしょうね」

「晴陽兎に軍勢を造らせるつもり? そんなの、必要無いわ。精璃空様も、近隣国の姫君たちも協力してくれるわ。軍勢も出してくれるでしょう。晴陽兎が軍を造る必要は無いわ」
 舞躍夏がこんなことを言うのは、昔の男性性魔術師が、世界を支配するために軍勢を造った話を思い出したからでしょう。
「そうですねえ、でも、晴陽兎君無しなら、どんな軍勢も怖くないですよ。みんな性魔術で従えられるでしょう。こちらの軍が増えるだけですよ」

「晴陽兎君なら、対抗できるかもしれませんよ。晴陽兎君に抱かれた女たちなら、私たちの性魔術の誘惑に対抗できるかも。でも、無理かな。晴陽兎君は魔法学院の初年生に過ぎませんものね」

「儚螺さん、あなたたちは、晴陽兎君が欲しいのですか?」
「はい。でも、いいえ。ただ晴陽兎君を差し出してもらってもダメですよ。軍勢を造り、支配を広げることは止めません」

「あなたたちは、何故、今、動き始めたのですか? 晴陽兎君が関係ありますよね。あなたは、晴陽兎君に目覚めて欲しいと言っていました。男性の性魔術師である晴陽兎君に、世界を支配させたいのですか?」

「そうなっても良いです。それも素敵かも。でも、世界を支配することができるような男性の性魔術師を、従えられたらもっと良いかも。まだ未熟な晴陽兎君、エッチで落とせるかも。もちろん、彼のために世界中の美女を用意します。でも、彼は私たちのしもべ。それも良いですよね」

「晴陽兎は世界を支配とか、しません! 自分のわがままで支配とか、しません! 性魔術クラスのみんなを助け出して、儚螺さん、綺螺裸さん、あなたたちは捕らえて、反省してもらって。それだけだわ。そして、晴陽兎はまた、性魔術の修行と研究に戻るだけ」

「ええ、あなたたちは、それを目指せば良いわ。でも、その過程で戦いは起こるでしょう。晴陽兎君はがんばって、性魔術と性技を磨いて、多くの女たちを従えるでしょう。私たちも楽しみにしてますよ。晴陽兎君が来てくれること。できれば、捕らえられて運ばれてくるのではなくて、全ての障害を打ち破って私たちにたどり着いて欲しいわ。この娘たちも待ってますよ」

 画像が切り替わります。そこに映ったのは裸の女の子たちです。たくさんの女性たちが、汗と愛液にまみれて絡みあっています。
 僕の恋人たちも居ます。目隠しを着けられています。儚螺さんの目隠しに似ています。
「あの目隠しは私の術です。幻覚を見せ、心を操ります。性魔術クラスの皆さんが、私たちの軍勢を造ってくれています」

 僕の恋人たちが、性魔術、快楽の技で、たくさんの女の子たちを堕としています。魅月貴さんと聖螺さんの快楽音楽が響き、憐香さんの使い魔が飛び回り、永晴さんの淫薬液が飛び散り、神好香お姉ちゃんがみんなを回復しサポートしています。香凪羽さん、愛生李、愛舐ちゃん、魅舐恋、そして絵里庵先生も、周りのたくさんの女の子をイかせまくって、おとなしくさせています。
 目隠しを着けられた性魔術師たちが、女の子を堕としまくっています。堕とされた娘に、絵里庵先生が知識転送の技を使っています。少し経てば、簡単な魔法を覚えるでしょう。初級魔術学校で最初に習うような術でも、弱いモンスターと闘うこともできます。
 そして、魔力は尽きないでしょう。性魔術師たちが供給するはずです。

「僕の恋人たちを操って、軍勢を造らせるのか。でも、何で、女の子ばかりなの?」
「だって、晴陽兎君に対抗する軍ですから。男性は危険ですよ。オチン×ンを抜かれて、女の子にされてしまうでしょう」
「違うな。僕を誘うためだね」
「そうでーす」
「いいよ、挑戦は受ける。いや、挑戦するよ。舞躍夏の言う通りだ。僕は、みんなを助け出して、儚螺さん綺螺裸さんを打ち破って、無駄な戦いもさせない」

☆ 七人の魔法師とか騎士とか性魔術師とか

 その後、色々あって、僕は辺境の城の近くに居ます。
 旅に時間はかかっていません。王宮の魔法師さんたちが転移ゲートを作ってくれました。魔力は僕が供給し、何人もの転移魔法を協調させて遠くへのゲートを開きました。

「晴陽兎様、あの城ですね」
 詩嵐武が示すのは、打ち捨てられていたはずの城です。でも、今、新しいパワーを得たような、どこか生き生きとした雰囲気の城。
「うん」
 あの城に、僕の恋人たちが捕らわれて居るはずです。

 僕と一緒に居るのは、舞躍夏と詩嵐武、王宮騎士団長の獅子桜(ししおう)さん、王宮魔法師団長の沙流蘭(しゃるら)さん、魔法学院学長の真理庵(まりあん)先生、そして以前、僕を襲ってきた黒い姫騎士、紅夜(くれや)さんです。
 みんな美人です。かなりの美人。大美人。

 僕を含めて七人。少ないです。軍勢に対抗する人数ではありません。
 でも、こちらも軍勢を用意するなら、それなりに時間もかかってしまいます。それに、性魔術、快感への耐性をつけておかないと、捕らえられた僕の恋人たち、性魔術師たちに簡単に堕とされてしまうでしょう。
 実際、近くの国の軍はもう動いたらしいです。街、村からたくさんの女性たちがさらわれたから。でも、男性の兵士は近付くだけで足腰立たなくなり、女性はやはり捕らえられてしまったらしいです。そうでしょう、絵里庵先生の淫気だけでも、男性に対しては鉄壁の防御ができるはずです。

 一緒に来てくれたみんなは精鋭です。頼もしい人たちです。
 王宮騎士団長の獅子桜さん、王宮魔法師団長の沙流蘭さんは当然の人選です。強いです。一対一なら、なかなか敵う人は居ないでしょう。
 魔法学院学長の真理庵先生は、僕の保護者も兼ねています。僕は魔法学院の学生なのです。もちろん、真理庵先生も強い魔法師です。

 黒装束の姫騎士、紅夜さんは僕に忠誠を誓いました。王宮で僕を襲った罪を償うためです。
 僕に禁呪を使った神好香お姉ちゃんが、僕に絶対服従することになったことと同じようなことです。そして、罰だからということだけではなく、僕を大事に思ってくれるみたいです。

 紅夜さんはもともと、世界のことを考えて、自分の命を捨てる覚悟で僕を退治しに来た人です。でも今、僕が居なくなったら、儚螺さんと綺螺裸さんの侵略は止められないでしょう。だから今は、僕を護ってくれます。
 そして、それだけでもありません。性魔術を楽しむようになってくれたのです。僕のファンになってくれました。

 僕は紅夜さんを抱きました。エッチしました。だって、美人ですから。快感を与えました。だって、僕は性魔術師ですから。
 でも、快感で心を壊したり、心を縛ったりはしませんでした。だって、そんな必要はありません。彼女は僕を護ってくれるのですから。

 そして、快感に強くなるようにしました。僕のオチン×ンを受け止めて、楽しめるようにしました。これは必要なのです。そうなってくれないと、僕も楽しめません。
 そのために、我慢もできるようにしました。快感に囚われず、流されず、流れに乗って楽しめるように。
 これは、誰でも簡単にできることではありません。でも、紅夜さんはできました。もしかしたら、性魔術師の適性があるのかもしれません。
 そんな紅夜さんだから、性魔術師の城に乗り込むメンバーになりました。武術、剣技は相当強い人ですから、頼りになりそうです。

 舞躍夏、詩嵐武は僕のサポートです。同い年の二人が居てくれるのは安心します。二人とも僕と同じ学生で、技も未熟ですが、これまで何度か僕の性魔術を体験し、快感への耐性も少しはできています。

 みんな、僕がエッチしまくって、快感への耐性をつけてもらいました。実際は、もっとたくさんの女性を抱きまくったのです。でも、とりあえず数日でなんとか仕上がったのはこのメンバーだと言うことです。

「晴陽兎君、乗り込む前にもう一度、みんなを抱いてくれない? あなたの精液、いっぱい貯めておいた方が良いと思うし」
 真理庵先生が言うことは正しいでしょう。僕の精液は淫霧として展開できますし、感覚接続してみんなをサポートすることもできます。
 子宮、胃腸、直腸などを僕の精液でできるだけ満たしておけば、敵の性魔術にも多少は抵抗できるかもしれません。

 精液を注いでおく、これは、女の子相手なら誰にでもできます。王宮に残ってくれているみんなにも、たっぷり注いできました。
 でも、付け焼き刃の対策でもあります。性魔術クラスのみんなは、何ヶ月もかけてエッチしまくって修行してきたのです。数日で対抗するのは無理があります。
 それでも、諦めるわけにはいきません。僕は、できることをします。ちょっと役得すぎるけど。

「亜空間を造るわね」
 舞躍夏と沙流蘭さん、真理庵先生がエッチするためのシェルター空間を造ってくれます。周囲が柔らかい光に包まれます。時間の流れも少し調整された、特別な空間です。
 時間操作は、沙流蘭さんや真理庵先生でも、綺螺裸さんほど自在にはできません。でも綺螺裸さんの術の痕跡を研究して、多少の時間圧縮は可能になりました。大量の魔力が必要ですが、それは僕が供給します。

 僕のオチン×ン、いや、オチン×ンを収納してあるオマ×コから、淫霧が広がります。空間に満ちます。
 僕のオマ×コには、いつも精液が詰まっています。淫霧として展開するためです。そのために、体内に収納してある双頭ディルドのようなオチン×ンを動かします。気持ち良いです。この快感は、僕の魔力を高めます。
 精力も回復します。精力強化の魔法に魔力が供給されます。自分に膣内射精して、少しお腹もふくらみます。

 魅月貴さんと絵里庵先生がくれた、不思議な身体。僕は本当に男性なのでしょうか? オチン×ンもオマ×コも自給自足して、快感も魔力も精力も自給自足できて。
 たぶん、昔、世界を支配しようとした男性性魔術師さんは、こんな身体では無かったでしょう。僕は彼とは違うのでしょう。
 でも、同じように恐れられ、禁じられた男性の性魔術師として問題視されます。

 僕だって一応、自分でも男性のつもりだから、ある意味それで良いのだけど。でも、どこか違和感もあります。世界を支配しなければ自分を護れないぞと脅されているような。そんなこと関係ないけど。僕は僕です。今は、恋人たちを助けに行くだけです。

「あんっ……晴陽兎君の淫霧、まだ慣れないわ。凄い美味しい、気持ち良い、身体が溶けてゆくみたい。んー、欲しいわ。お願い、いっぱい注いで。あなたのために戦えるように」
 淫霧の中で、僕もみんなの時間感覚を調整します。亜空間自体の時間流調整と合わせて、外界の十倍くらいの速さに。綺螺裸さんのように時間停止レベルの操作はまだできませんが、少しは時間を作れるはずです。

「それじゃ、誰からにしようかな。みんな、僕がいっぱい射精できるように手伝ってください」
 もうみんな、脱いだり出したりしておねだりのポーズ。舌を出したり、オマ×コを広げたり、お尻を突き出してたり。
 とりあえず近くに居た真理庵先生の唇を引き寄せると、嬉しそうにしゃぶりついてきます。先端が喉奥に達し、でも、気持ち良さそう。
「んっ、んー、んんっ!」
 喉をイかせるくらい簡単です。淫薬と快楽振動で可能です。オマ×コとも感覚接続します。淫霧を通じて、みんなのオマ×コ、喉奥にも感覚接続。
「ああっ!」「んー、んっ」

「さすがです、晴陽兎様、淫魔の王子様みたい。あなたなら、全て捧げられます。紅夜はあなたに仕えます、あなたの夢を叶えるお手伝いをします、性魔術クラスの皆さん、絶対に助けましょう!」

☆ 寂しさを越える夢

 時間圧縮した亜空間の中で、さらに時間感覚も調整し、みんなとエッチします。性魔術師の城に乗り込むために、みんなを快感に強くするためです。そして、僕の精液をたっぷり注いでおいて、精液を通して感覚接続などでサポートするため。

 つまり、僕が射精することが重要です。もちろん、そんなに難しいことではありません。僕はスケベで、みんなは美人です。性魔術師の僕は、精力も尽きません。そして、美女、美少女たちが、僕を射精させるためにがんばってくれます。凄い贅沢なのでしょう。

 でも、少し、囚われている性魔術クラスの恋人たちが懐かしくなります。僕を射精させることがとても上手な恋人たち。一緒に来てくれたみんなは性魔術師ではなく、エッチが下手と言うのは違うのだろうけど、やっぱり性魔術クラスの恋人たちの方がはるかに上手です。性魔術師と普通の女の子を比べても仕方ないけど、やっぱり思い出してしまいます。

 今、詩嵐武の膣内に射精しています。僕の本物のオリジナルオチン×ンからです。尻尾ディルドさんやキノコオチン×ンの精液も、僕の精液として性魔術に使えるけど、僕自身のオリジナルオチン×ンの精液は少し違ってきます。濃い魔力を伝えられる感覚があります。せっかく時間圧縮しているのだから、みんなにオリジナルオチン×ンから注ぎます。
 魔力の濃い精液を注ぐためだけど、何と言うか、これも役得です。僕自身のオチン×ンを求められる、使える状況。ハーレムの王様にでもなった気分。

「ん、晴陽兎様、寂しいですか? そうですよね、晴陽兎様には、詩嵐武や舞躍夏では足りませんよね。魅月貴さんや神好香さん、絵里庵先生、魅舐恋ちゃんとか、みんな早く助けなきゃ。お手伝いします、だから、今は、いっぱい注いでください、あんっ!」
「ん、確かに寂しい。当然だけどね。恋人たちをさらわれたんだもの」

「そうよね。でも、それだけでもないみたい。晴陽兎君にはエッチが必要よね。まあ、誰でも、性欲はあるわ。それを満たすために、エッチは必要なこと。でも、晴陽兎君は、普通の女の子じゃ少し足りないみたい」
 沙流蘭さんはどこか心配そうです。

「そうなのかな? そうなのかもしれないけど。確かに、何か悶々としてる。綺螺裸さんが居なくなった時から」
 そう、綺螺裸さんのオマ×コは凄かったです。僕のオチン×ンが負けました。あの快感は、今一緒に居るみんなのオマ×コでは味わえません。
 でも、それを寂しく思うのもおかしいです。快感の思い出に縛られるわけにはいきません。乗り越えなきゃ。僕も性魔術師を目指しているのですから。

「その寂しさは、性魔術師だけのモノではないぞ。技を究めようとする者なら、誰にでもある。武術も魔法も芸術も、おそらくは政治も、どこかでぶつかる寂しさだ。進もうとする者ならな」
 獅子桜さんが頭を撫でてくれます。王宮騎士団長の頼れるお姉さん。神好香お姉ちゃんとはまた違う安心感です。

「進んで、先頭に立つ者は一人になる、または、先頭に立てないなら悔しい、そういうことですか?」
「そうだ。でも、先頭は一つだけでもない。みんなそれぞれ、自分の道の先頭に立つ。自分の道は一人だし、他人の道では先頭に立てない。だから寂しい、それは仕方のないことだ」

「でも、性魔術は一人じゃ意味が無い。いや、武術も、魔法も、芸術も、政治も、一人じゃ意味が無いモノだ。だから、みんな助け合ったり、競い合ったりしてる。でも、それでも一人になるの? いや、寂しくなるの?」

「求める者だからな。仕方ない。諦めないなら、進もうとするなら、そうなる。希望の副作用、欲望の副作用さ」
「でも、どこかで諦めておけ。覚悟はしておけ。欲望をコントロールしろ。そして、諦めるな。希望を失うな」

「私たちも、いつか、晴陽兎君を満足させられるくらいの性技を得たりできるかと夢見たりもする。でも、その時には、晴陽兎君はもっと先に行っているはずだ。だからその夢は、性魔術師のみんなに任せる。助けよう」
「うん!」
 そうです、僕に、受け止めてくれる人が必要だとしても、それは騎士さんや戦闘魔法師さんじゃない。性魔術師のみんなです。

 今、その性魔術師のみんなを助けるために、騎士さんや魔法師さんの助けを借ります。相手の性魔術に対抗するために、僕もみんなをサポートします。
 そう、みんなを楽しませるのが僕です。性愛の技なら、そうです。そして、僕も楽しい、気持ち良い。
 快感の演奏家、それは僕です。此処に居るみんなは違います。一緒に歌ってくれるけど。
「はにゃっ!」「あんっ!」「んあっ!」
 みんなが声を上げます。可愛い声。
 僕の精液が、みんなの膣内で動き、振動し、流れます。渦を巻いたり、体内で一部霧になって膨れたり。

 胃や直腸に入っている分も動かしてサポートします。でも、やっぱりメインはオマ×コです。性感を感じるのは性器なのです。感覚接続や感覚操作を使って、例えば舌や喉が絶頂したとしても、それは性器の快感を模しているだけです。
 でも、お尻やお口も興奮します。それが性器と触れ合うなら。お口とお口は、少し興奮のレベルが下がります。それは普通のキスです。もちろん、僕はそれでイかせることもできますけど。

 様々な快感。オマ×コに対してだけでも、色々な刺激ができます。おっぱいとか唇、お尻、首筋など、他の部分への刺激も組み合わせれば、無限とも思えるたくさんの刺激を作れます。
 感覚接続、感覚操作も使って。例えば、舞躍夏の乳首をしゃぶる感触を、みんなのクリトリスに伝えたりもして。感覚接続も組み合わせを色々変えて、オンオフも調整して。
 それら全てでメロディーを作ります。みんなのあえぎ声もメロディーを奏でますが、それだけが目的ではありません。音ではない、快感のメロディーが目的です。

「ああっ!」「にゃん、にゃー!」
 みんなと一緒の快楽演奏、一つの曲が終わります。即興曲です。
 また次の曲もあるだろうけど、その間では休みます。当然です。色々な曲を楽しんで欲しいのです。そのために、休む時間も必要です。

「ふー、ありがとう、晴陽兎君の快楽演奏、こんなに楽しめるなんて役得ね。次の曲の前に、少し私たちからさせて。晴陽兎君にもしてあげたいのよ」
 そう言って咥えてくれる沙流蘭さんのお口は、少し上手になっていて。がんばった僕のオチン×ンを甘えさせてくれます。

☆ 僕とお姉ちゃんの中から

 その後も、何度か快楽演奏しながらみんなに注いで、僕が休む時は優しく咥えてくれたり、オマ×コで搾ってくれたりして。性魔術クラスの恋人たちの性技が懐かしくなってしまったりもしたけど、慣れないみんなががんばってくれるのも良いです。
 肉体操作の魔力を使い、がんばってくれるお口やオマ×コに動き方を教えます。感覚接続で、僕のオチン×ンが感じている快感も伝えます。みんな上手になります。

「ん、はっ、晴陽兎君、誰が気持ち良い? いや、みんなどんどん進歩してるな。誰が一番か、それもどんどん変わってるみたいだ。晴陽兎君に教えられて、練習させてもらって、上手になってる」
「晴陽兎君に愛されれば、愛させてもらえるなら、エッチは上手になる。それなら、晴陽兎君は、女を技で選ぶ必要は無いのかな。性技が未熟な女でも、すぐに上手にできるのだろうからな」

「それなら、晴陽兎君を誘惑するのは何かしら? 美形? 優しさ? 献身?」
「どれも必要です。たぶん、少しずつ、全部必要です。でも、嫉妬と反発も、晴陽兎を誘惑できます。晴陽兎は武術の強さにも惹かれます」
 沙流蘭さんの疑問に舞躍夏が答えます。何だか、舞躍夏は僕のことを良く分析します。まるで攻略しようとしているみたいに。
「晴陽兎を誘惑するなんて簡単です。女の子なら。でも、ライバルがたくさん居て、その中で選ばれようとするなら、工夫も要りますけど」

「晴陽兎を困らせるのもひとつの方法です。詩嵐武や神好香さんはそうしましたし。でも、それは危険な方法でもあります。心が痛むはずだし、晴陽兎に嫌われる可能性も、たぶんあります」
「晴陽兎に挑戦するのは良い方法です。武術でも、性技でも、勝っても負けても誘惑できます。でも、これもみんな知ってて、挑戦する権利を争うことになってますよね」

「そうよ。だから、こうして、晴陽兎に反発して挑戦するの。本気でやるなら、敵対することにもなるわ。私にはできなかったけど、儚螺さんができるようにしてくれたわ」
 憐香さんの声。ここは魔法で作った、閉じた亜空間なのに。
 でも、憐香さんなら入って来れるかも。出入り口を作れるかも。そう、ここからなら。
 その声は、僕のお腹、正確に言えばオマ×コの中から聞こえました。

「晴陽兎君、オマ×コ開いた方が良いわよ。そうしてくれないと、お腹破裂しちゃうかも」
 僕は言われた通りにします。オチン×ンを収納し、脚を開きます。僕のオマ×コから、小さな女の子が出て来ます。憐香さんの使い魔です。
「神好香のオマ×コ、晴陽兎君の膣内に入れたままね。アレは私の転移ゲートでもあるのよ」
 そうです。神好香お姉ちゃんの身体が体内のゲートを通って転移して、残ったのが僕のオチン×ンに絡みついたままのオマ×コの部分。その転移ゲートを作ってくれたのは憐香さんです。

「晴陽兎君、行くぞ! 通してくれ!」
「はい!」
 獅子桜さんが憐香さんの使い魔を捕まえました。そのまま、僕のオマ×コに突入して来ます。
 沙流蘭さんが開いたゲートを固定。他人の魔力に干渉できるのは、魔力抑制と同じく、治安維持や国防のために特別に許された人だけです。もちろん沙流蘭さんは許されています。王宮魔法師団長なのです。
 真理庵先生がゲートを拡大してくれます。肉体が広がる訳ではなく、空間の穴が広がります。
 そして、獅子桜さんが通り抜けました。ここまで、一瞬の出来事です。

「直接、目標の場所に行けるわ。みんな行くわよ」
「はい!」
 もう、みんな頼りになりすぎです。さすがです。憐香さんが作ってしまった隙を見逃しません。戦いの本職は違うんだなあ。
 僕も驚いたけど、もう考えるヒマもありません。任せます。
 詩嵐武、舞躍夏、紅夜さん、そして僕。ゲートを通り抜けます。空間に固定されたゲートは、僕のオマ×コからは離れています。真理庵先生と沙流蘭さんは僕の後です。
 薄暗い広間に出ました。床には柔らかい布が敷かれています。性魔術クラスの教室を思い出します。
 僕たちは、神好香お姉ちゃんのオマ×コから出てきました。それはそうなるのです。正確には空間の穴で、神好香お姉ちゃんに怪我や苦しさはありません。

 でも、せっかくだから、お姉ちゃんのオマ×コに触れて快楽振動を送っておきました。弱い所も良く知ってますし。
「んにゃあ、晴陽兎ちゃん、膣内から来るなんて、反則っ! んんっ……」
 でも、このくらいで神好香お姉ちゃんを落とせないことは知ってます。お姉ちゃんの快感への耐性は、性魔術クラスで一番です。

 広間には、目隠しされた憐香さん、永晴さん、神好香お姉ちゃん、香凪羽さんが居ました。魅月貴さん、聖螺さん、絵里庵先生、愛生李と愛舐ちゃんと魅舐恋は此処には居ないみたいです。
 ここに居る僕の恋人たちは四人。こちらは七人。数は優勢です。

 でも、この四人で、亜空間に居た僕たち全員をどうにかするつもりだったと言うことです。警戒はします。当然です。
 すぐに獅子桜さんたちは動くはず。いや、おかしいな、まだ動かない?

 獅子桜さんの剣が空気を斬り裂きました。その瞬間、目が覚めたような感覚。
「晴陽兎君、淫霧を展開してくれ。何か、相手の、やはり淫霧のようなモノが満ちてる」
 そうだ、永晴さんの淫薬だ。麻酔効果もあって、相手に気付かせないこともできる淫薬。僕の精液にも含まれています。
 すぐに自分とみんなのオマ×コに注いであった精液を淫霧として展開。白いもやが立ちこめます。僕の精液の霧。
 永晴さんの淫薬は、彼女の愛液です。透明で気付けない霧。そして、薬効は自在で僕の霧より強いでしょう。

☆ 淫霧対抗

 二つの淫薬の霧。それは、僕の精液と、永晴さんの愛液の霧です。僕の霧は白っぽくて、永晴さんの霧は透明で見えないくらいで。だから、境界は解ります。
 神好香お姉ちゃんが脚を閉じます。空間転移ゲートが閉じました。憐香さんが閉じました。沙流蘭さんと真理庵先生は、永晴さんの淫霧を少し吸い込んで放心していましたから、ゲートを維持できませんでした。

 獅子桜さんが永晴さんの淫霧を切り裂き退けることができたのは、そこに流れ込む空気があったからです。転移ゲートからの空気。それが使えなくなりました。
 でも、僕たちは今、僕の淫霧に包まれています。みんな、少し慣れてくれた僕の淫霧。何とか闘えるかも。

 僕は精液の霧を拡散させないようにまとめます。僕の霧はコントロールできます。僕の身体の一部、精液だから肉体操作魔法で動かせるのです。
 永晴さんの霧が押してきます。入り込もうとしてきます。僕の霧と同じく、動かせるみたいです。どうやってるのかな?

「晴陽兎君、あなたの精液の薬効も、私がかけてあげた魔法のおかげよね。淫薬の霧の闘いなら、私が勝つわよ」
 目隠しした永晴さんの身体が透けて、つるつるぷよぷよな感じになっています。まるで液体であるかのように。肉体変化魔法による液状化? そうか、そして、この永晴さんの身体は霧にも混じっているのでしょう。そして、肉体操作魔法で操作するのは僕と同じ。
「凄いな、永晴さん、その肉体変化は、魅月貴さんにしてもらったの?」
「ええ。私の淫薬魔法に良く合うわ」

「永晴だけじゃないわよ」
 香凪羽さんの姿が消えました。影だけが残っています。彼女の得意技。そして、その影は一つではありません。たくさんの女の子の形の影。香凪羽さんの技もレベルアップしてる。
 その影たちが滑るように近付いてきます。
「おおっ!」
 舞躍夏、詩嵐武、獅子桜さん、紅夜さんが見えない打撃を受け止めます。香凪羽さんはそこに居ませんが、影を作るはずの場所に居るかのように触れあえるのです。攻撃もできるでしょう。
 僕は香凪羽さんの感触を抱きしめようとします。居ない。そうです、そこに居るように感じる感触は、消すことも自在です。感覚操作の応用なのです。

「晴陽兎ちゃん、私も居るわよ」
 神好香お姉ちゃんが抱き付いてきます。僕の淫霧の中に入って来ました。そう、お姉ちゃんなら入れるでしょう。快感に強い神好香お姉ちゃんなら。

「凄いな、性魔術クラスの学生たち。晴陽兎君にサポートしてもらってなかったら、負けてたな」
 獅子桜さんが神好香お姉ちゃんの目隠しを斬り落としました。驚いたような眼が現れます。
 みんな、香凪羽さんの打撃を受けると共に、快感を打ち込まれていました。それは、みんなに注いだ精液で感覚接続している僕にも解りました。綺螺裸さんが使っていたような、動けなくなる快感。
 でも僕には、綺螺裸さんの快感を解除することもできました。渇きで縛る技を解くには、満足させれば良いのです。みんなに優しい快感を送ります。快感の音楽振動を、精液から送ってサポートしています。だから、みんな動けます。
 動けるなら、獅子桜さんや沙流蘭さんに性魔術クラスの学生たちが敵うはずはありません。本来なら。

 でも、儚螺さんの目隠しを着けられた僕の恋人たちは、魔術の技もレベルアップしているみたいです。僕たちが時間圧縮した亜空間で準備したように、綺螺裸さんの時間停止の中で修行したのかも。いや、させられたのかも。
 少し、うらやましく、悔しいです。僕だってもっと研究したいです。いくらでも時間をくれる綺螺裸さん、未知の性魔術を使えるだろう儚螺さん、二人の協力を得て研究したら、どんな所へ行けるでしょうか?
 できるかも。協力してもらえるかも。この戦いに勝てば。二人の凄い性魔術師を打ち破って、従えれば。
 いや、それは少し違います。従えることを望むのは危険な気がします。それができるかもしれないから、僕は危険と見なされて、監禁されたり襲われたりしました。

「晴陽兎君! しっかりして!」
 紅夜さんの声。
「キミの霧が押されてる! もっと出せる?」
「あ、はい!」
 いつの間にか、向こうには、聖螺さんと愛生李も居ました。憐香さんが転移門で連れて来たのでしょうか?

 愛生李が風を操り、僕の淫霧を散らしています。まずいな。散らされないように抵抗するけど、限界はあるかも。
 聖螺さんの周りに魔法植物が生えてきます。花が咲きます。咲き乱れます。そして、花粉が散ります。その花粉、そしておそらくその香りも、吸い込んだら気持ち良いけど、動けなくなったりするモノなのでしょう。永晴さんの淫霧への加勢です。

「みんな、集まって!」
 獅子桜さんが剣で風を斬り、少し防いでくれます。沙流蘭さんが冷気魔法を使い、永晴さんと聖螺さんの淫霧を凍らせてくれます。でも、対抗しきれていません。

「魔力抑制の結界が張られてるわね。禁呪を使えるのはお互い様だけど、まずいな。私が対抗してるけど、完全じゃないわ。沙流蘭さんは実力を出し切れないわね」
 真理庵先生は魔力抑制を使おうとして、相手のそれに気付き、対抗しているみたいです。本来、禁呪である魔力抑制ですが、魔法師団長の沙流蘭さんや魔法学園長の真理庵先生は使えます。事故を防ぎ、治安を護るためです。
 儚螺さんや綺螺裸さんなら、魔力抑制も使ってくるでしょう。禁じられていることを気にする人ではないみたいですから。

 性魔術クラスの学生たちは、魔力抑制の影響を受けていないように見えます。それは僕にも心当たりがあります。魔力を消失させるような術をかけられたとしても、性魔術師が止まるとは思えません。快感が魔力を生み出してくれる、それが性魔術師です。僕の尽きない精液なんか良い例です。多少の魔力抑制をされたとしても、それを上回る供給ができるでしょう。

 永晴さん、聖螺さんの二人がかりの淫霧。それを風でサポートする愛生李。今、僕の淫霧の方が少なくなっていて、みんなそこから出ません。出られません。たぶん、出たら動けなくなります。まずいな。
 何だか、悔しさが湧き上がります。やっぱり先輩たちには敵わないのでしょうか。それはある意味、仕方無いことだけど。僕の淫霧だって、永晴さんがかけてくれた淫薬魔法のおかげでもあります。永晴さんのおかげ。その永晴さんに、聖螺さんや愛生李も加わって、勝てるわけがない。
 でも、勝たなきゃ。恋人たちを取り返さないと。あの目隠しを外さないと。

☆ 淫霧決着

 永晴さんと聖螺さんの淫霧が強いです。僕の淫霧が押されています。相手の淫霧に触れたら、堕とされるかもしれません、だから互いに近付けません。触れるだけで気持ち良く、発情させ、感覚接続もできる淫霧。
 互いに、味方にも影響はしています。でも味方への効果は抑えられます。感覚接続でサポートもできます。
 押されてる、このままじゃダメだ。とりあえず増やさなきゃ。

 影になっていた香凪羽さんは向こうへ戻りました。荒い呼吸。僕の淫霧を吸い込まないように、息を止めていたのでしょう。でも、触れた分だけでも、興奮してしまっているでしょう。
 そして、それを癒やしてくれる神好香お姉ちゃんはこちらに居ます。獅子桜さんが神好香お姉ちゃんの目隠しを切り落として外してくれました。さすがの剣技。怪我はさせていません。

「神好香お姉ちゃん、手伝って。いっぱい出さなきゃ」
 お姉ちゃんは、何だか呆然としていました。状況が解らないのかもしれません。でも、説明している暇もありません。
 最初に取り戻せた、性魔術クラスの恋人。僕がたくさん射精するためなら、神好香お姉ちゃんは適任です。禁呪でつながった、特別に気持ち良い相手です。

 オマ×コに挿入。禁呪の刻印が触れあいます。
「ああっ! 晴陽兎ちゃん様!」
「んんっ!」
 禁呪オマ×コ、相変わらず気持ち良いです。何だか安心します。コレは僕のモノです。僕に絶対服従のオマ×コ。取り戻しました。
 我慢せず射精。結合部から吹き出します。さすがの神好香お姉ちゃんでも、貯めきれる量ではありません。
 僕の射精は、いつも手加減してきました。相手を壊しかねないから。でも、神好香お姉ちゃんなら、受け止めてくれるはず。信じられます。快感には一番強くて、回復魔法も得意な神好香お姉ちゃん。感覚も身体も、耐久性は一番であるはずです。

「んあっ、晴陽兎ちゃん、こんなにしてくれるのね、初めてね、こんなの、受け止められるの、私だけかも、嬉しい!」
 神好香お姉ちゃんは回復魔法を使って、肉体へのダメージを癒やしています。快感も凄いはず。でも、受け止めてくれてるみたいです。
「神好香お姉ちゃん、さすがだ! えっと、注いだ精液に、魔力を貸して! 回復魔法の魔力!」

 神好香お姉ちゃんの回復魔法を精液に貯めます。吹き出した精液で、僕の淫霧が濃くなり、広がってゆきます。
 淫霧が触れ合うのは、身体の一部が触れ合うということです。互いに快感を与えあって、相手を堕とそうとしていました。でも、僕の淫霧は神好香お姉ちゃんの回復魔法に癒されて、量も増えて。永晴さんと聖螺さんの淫霧を押し返してゆきます。

「これは、そうか、神好香さんの回復魔法、精神にも効くのだったな」
 獅子桜さんや沙流蘭さん、仲間たちにも神好香お姉ちゃんの回復の魔力が効いてきます。発情し過ぎた精神も癒やしてくれる魔法。

「神好香お姉ちゃん、ありがとう。これからもよろしくね」
「あん、もちろんです、神好香は晴陽兎ちゃん様に絶対服従で、晴陽兎ちゃんの恋人なんですから。一番じゃないけど」

 凄い、気持ち良い射精でした。やっぱり、性魔術クラスの恋人は特別です。魔力が満ちました。
 お姉ちゃんから抜いてオチン×ンを収納。代わりに現すのはキノコオチン×ンです。

 オチン×ンミサイルを発射。連射します。淫霧が便利すぎて、この技のことは忘れていました。聖螺さんにもらったキノコオチン×ンを、双頭ディルドの形で発射。精液を吹き出しながら飛んでゆきます。

 目隠しを着けられた恋人たちのお口やオマ×コに向かいます。あえてコントロールしなければ、そうなります。オチン×ンですから。

「捕らえるわ」
 聖螺さんの魔法植物が伸びて、花がキノコオチン×ンを捕らえます。花に突っ込むキノコオチン×ン。誘われるみたいです。香りのせいかな?

「ダメ、花じゃ足りない」
 捕らえられたキノコオチン×ンが大量に射精。その勢いで、再び花から発射されます。精液を噴き出す先端は逆になったけど、形は双頭ディルドだから関係ありません。
 キノコオチン×ンが射精した花は、大量の精液に被われて、もう花粉や香りを出せないみたいです。聖螺さんの花は封じたかも。淫霧もその分、薄くなるはず。

「私に集める! 捕まえるわ」
 永晴さんが脚を開き、オマ×コを指先で開きます。オチン×ンミサイルがそちらに集中。
 半透明の身体は詩嵐武の光魔法を思い出させます。詩嵐武と違うのは、液体状であることです。でも、だから、オチン×ンミサイルをいくつも受け入れて、包み込んで取り込んでしまいました。

「んあっ、しまった、晴陽兎君のオチン×ン、こんなにたくさん、ああっ!」
 大量のオチン×ンミサイルが永晴さんの体内で射精。半透明の身体に白濁が広がってゆきます。
 僕の肉体操作魔法も、永晴さんの身体に広がってゆきます。侵略します。液体状の身体だから、防げないみたいです。永晴さんの全身に僕の精液が溶け込んで、身体操作は自分の身体を操るような容易さで。

 永晴さんの淫霧は、この液体状の身体を霧状にしたものです。その淫霧にも僕の精液が混じります。つまりそれは、僕の淫霧です。僕の領域になります。

 獅子桜さんが走り、永晴さんの目隠しが斬り落とされて、香凪羽さんの目隠しも斬られて。
 憐香さんが転移門を開きます。愛生李と聖螺さんが転移門に入ろうとして、でも、沙流蘭さんが発した衝撃に跳ね飛ばされます。見えない攻撃魔法? 凄いな。

 でも、その間に、憐香さんは転移門を抜けてしまいました。憐香さんが居なくなった瞬間、転移門が消えます。転移門に入って来られるのは警戒してるみたいです。

 愛生李と聖螺さんの目隠しも外されました。この部屋での戦いは一段落したみたいです。
「ふーっ、後は憐香さんと魅舐恋、愛舐ちゃん、絵里庵先生、魅月貴さんの五人か。半分取り返したな」

「晴陽兎君、少し休もう。でも、少しだ。もう侵入したことは知られているのだからな。でも、此処で何が行われているのか、儚螺さんと綺螺裸さんの狙いは何なのか、知りたい。この娘たちは何か知ってるかな」
 目隠しを外されたみんなは、何だか呆然としています。

☆ 淫魔王の噂

「神好香お姉ちゃん、永晴さん、聖螺さん、愛生李、香凪羽さん、大丈夫? 状況、解る?」
「えっと……儚螺さんに操られてたのよね、たぶん。怖いわ。あの目隠し、見えないのよ。目隠しに気がつかなかった。周りは見えるの。でも、たぶん、幻覚が混じっているのよ」
 聖螺さんが答えてくれました。

「晴陽兎と戦いたい、そう思ったわ。儚螺さん、綺螺裸さんが正しいと思った。だって、あの目隠しを着けられると、儚螺さんが凄く素敵に見えるのよ。全てを預けたくなるくらい」
「そっか、儚螺さんの技はそういう技なのか。禁じられてる、精神を操る魔法だな」
「そうね。恐ろしい技よ」

「憐香たちを止めなきゃ! 儚螺さんたちは、淫魔王か何か、召喚しようとしてたわ。憐香たちが手伝っているはず」
「え? 淫魔王?」
「いや、違うのかもしれないけど。そんな感じのモノらしいわ。そう呼ばれてたわ」
 お尻に快感。尻尾ディルドさんが振動し、もぞもぞ動いています。この子は、憐香さんが召喚した淫魔らしいです。淫魔王と呼ばれる存在に、何か心当たりがあるのでしょうか? でも、お話はできないからなあ。

「淫魔王の召喚か。儚螺さんと綺螺裸さんの本当の目的はそれなのかな? そのために、性魔術クラスの協力が必要だったのかな?」
 獅子桜さんが納得したような、していないような感じです。
「淫魔王って何ですか?」
「解らない。淫魔と呼ばれるモンスターの王だとしても、男性なのか、女性なのか、性別を気にすることもないモンスターなのか、それも解らないな」

「淫魔王か。もしかしたらだけど、昔、世界を支配しようとした男性の性魔術師に関係があるかもね。彼の記録は不自然なほど消されているから、よく解らないけど。彼も淫魔王を召喚しようとしたりしたのかも」
 真理庵先生もちょっと考え込んでいます。

「現在、淫魔と呼ばれる存在は、とても珍しいわ。たまに辺境で、触手を備えたモンスターが発見されるくらい。伝説の中の存在としては、人をたぶらかす悪魔の一種として、美しい女夢魔や男夢魔も淫魔と呼ばれることがあるわ。でも、このタイプの夢魔たちは、この世界に住んでいるわけでもないらしいわ。わざわざ召喚するのだから、これらの人間型、夢魔タイプの淫魔かもしれないけど」

「うーん、美しい女夢魔、男夢魔なんて、正直、性魔術クラスの皆さんや晴陽兎が居るこの世界では、要りませんものね。性魔術師が造る性愛用ホムンクルスでも間に合いそう。魅舐恋ちゃんや愛舐ちゃんが自分のモノだったら、夢魔に誘惑なんてされると思えませんもの。やっぱり、触手うねうねとかのモンスタータイプじゃないのかな」
 舞躍夏の指摘は気になります。もし、美しい悪魔、夢魔としての淫魔さんが居たら、僕たち性魔術師のライバルになりそうです。

「召喚は今も進んでるはず。止めなきゃ。絵里庵先生が、さらってきた女の子たちに知識転送して、綺螺裸さんの時間圧縮の中で、初級の魔術師に訓練してました。そのたくさんの魔術師を協力させて、召喚術を行っています。魔力の供給は、主に魅舐恋ちゃんと愛舐ちゃんがしてました」
「ホムンクルスたちが? 性魔術師でもあるのか。しかし、魔術師の軍勢で攻めて来るのではなく、魔王クラスのモンスターの召喚をしているのか。見過ごせないな。禁じられた魔法の中の中でも、特にヤバいことだ」
「止めなきゃね」

「淫魔王って、どんな人なんだろう? いや、人じゃない、モンスターなのかもしれないけど、人間型だったら良いな」
「ダメよ。召喚させる前に止めないと。淫魔王の正体は解らないわ。淫魔王と言うのも違う、何か別のモノなのかもしれないけど、とにかく、ヤバいモノであることは解るわ。こんなにたくさんの魔力と魔術師が必要なのだから」

「でも、それなら、何で、僕たちを誘ったのだろう? 淫魔王の召喚に、僕たちは邪魔なはずだ。この場所を教える必要も無かったはずだ」
「何か理由はあるのかもね。晴陽兎君が必要なのかも。それとも、淫魔王の召喚も、戯れのひとつに過ぎないのかも。儚螺さんと綺螺裸さんはそんな感じの人よね」

「戯れ、そうなのかもしれない。そんなこと、放っておけないものね。それに、儚螺さんや綺螺裸さんは、邪魔されたくないなんて思わないのかも。僕たちに来て欲しい、寂しいのかもしれない」
「どうかな。そうかもしれないが。とにかく、行くしか無いな。止めなければ」

 みんな、けっこう元気です。それはそうです、傷を受けたりはしていません。
 ただ、それは、神好香お姉ちゃんの回復魔法のおかげでもあります。慣らしたとは言っても、僕の淫霧に包まれたままの闘いは、性魔術師ではない女性には負担になるでしょう。エッチしたくなる心をがんばって抑えて、淫霧の効果である満たされない快感と、僕が仲間だけに送る満たす快感に翻弄されます。
 そんな、快感に疲れた精神と身体を、神好香お姉ちゃんの回復魔法が癒やしてくれます。性感を癒す効果は、沙流蘭さんや真理庵先生の回復魔法より強いみたいです。神好香お姉ちゃんは性魔術の使い手ですから。

「神好香さんの回復魔法があって助かったわ。聖螺さん、愛生李さん、香凪羽さん、永晴さんも居る。晴陽兎君も含めて、性魔術師が六人になったわ。十二人中、半分が性魔術師。相手の性魔術にも対抗できるでしょう。大丈夫よ。でも、急ぎましょう」
「ええ」
 そうです、まだ恋人たちを全員助けていません。それに、淫魔王の召喚を止めなくちゃ。

 でも、淫魔王、どんな人なんだろう? 男性型? 女性型? それとも、怪物?
 ふと、自分の特殊な身体のことが思い出されました。僕は男性のつもりだけど、身体は女性にもなれます。それは、形状の変化だけかもしれないけど、オマ×コもしっかり気持ち良いのです。
 僕のお尻の尻尾ディルドさんが心配そうに振動します。お話はできないけど、たぶん気持ちは伝わるのです。優しく締め付けて応えます。うん、淫魔王さんのことは気になるけど、まずは恋人たちを助けなきゃ。
 淫魔王さんのことは、儚螺さんたちを止めてから、みんなで研究すれば良い。まずは、止めなきゃ。

☆ 淫魔王の魔方陣の前で

 城の中心、広い中庭に魔法陣が描かれていました。召喚の魔法陣。憐香さんが描いたのでしょうか。
 周りには、たくさんのにわか魔術師たち。召喚魔法儀式を行っています。儚螺さんと綺螺裸さんも居て。憐香さんは儚螺さんたちに護られ、召喚魔法儀式を指揮しています。魅舐恋と愛舐ちゃんが互いのオマ×コを長い舌で舐め合い、魔力を供給しています。そして、僕たちを遮るように立つ、目隠しをされた絵里庵先生と魅月貴さん。

「晴陽兎君、いらっしゃい。来てくれてありがとうね」
「儚螺さん、淫魔王の召喚を止めて、魅月貴さんたちを返して!」
「そうする理由、あると思う? 無いわ。晴陽兎君たちにも、私の目隠しを着けてしまえば、協力してもらえるわ」

「何故、そうしなかったの? 僕も連れて行かなかったの? いや、僕に何かを教えるためだって言ってたよね。自分の立場と能力、運命に気付かせるためだって言ってた」

「そうよ。まだ解らない? 晴陽兎君、あなた、そこの紅夜さんに襲われたりしたのよね。でも、今、紅夜さんはあなたを護っているわ。私たちのおかげよね」

「私たちのような、悪意の性魔術師が現れたから、晴陽兎君は活躍できるわ。大事にされるわ。晴陽兎君のような男性の性魔術師なら、私たちを止められるかもしれない、みんなそう思うでしょう。あなたに頼ってくれるわ」

「儚螺さん、綺螺裸さん、あなたたちはいくつもの禁呪を弄んでいる。多くの女性たちをさらって、精神を操っている。その召喚魔法儀式も、危険で禁じられるモノだ。許されはしない」
「でも、大人しく捕らわれるつもりはなさそうだな。行くぞ!」
 獅子桜さんが剣を抜きます。

 でも、倒れそうになり、膝をついてしまいました。獅子桜さんだけじゃない、みんなそうです。
 絵里庵先生の淫気。僕を通して、女性にも影響させています。いけない、止めなきゃ、僕にはコントロールもできるはずです。でも、強い! 淫欲の太陽が地上に降りてきたような、熱い、渇く、熱すぎて、みんな動けません。

「神好香お姉ちゃん、みんなを癒やして!」
「やってます、でも!」
 動けるくらいにはならないみたいです。かろうじて、精神と身体が壊れないくらいに抑えられてはいますけど。

 僕は淫気のコントロールを諦め、走り出します。女性に影響する淫気は僕から発しているのです。絵里庵先生の淫気は、僕を通さなければ女性に影響しません。
 仲間たちから離れて。魔法陣に近付くと、にわか魔術師たちが座り込みます。みんな女性だから、僕から発する淫気にあてられたのです。

 目隠しされた魅月貴さんが僕の前に来ました。邪魔するつもりのようです。通り抜けられないな。魅月貴さんは強いです、武術も、性魔術も。

 僕のオチン×ンミサイル発射と、魅月貴さんの感覚接続による遠隔打撃が同時でした。衝撃が強い、手加減してないな。当然だけど。
 僕のオチン×ンミサイルは、精液の霧を振り撒きながら魅月貴さんを越えて、儚螺さんへ。

 世界が静止する感覚。オチン×ンミサイルが空中で止まります。綺螺裸さんの時間停止です。精液の霧が少しだけだけど散っています。それを通して感覚接続し、止まった時間の中に潜り込みました。間に合った? いや、オチン×ンミサイルは捕まえられて止められました。
「晴陽兎君、面白い技ね」
 儚螺さんがオチン×ンミサイルを撫でます。それは先端からも射精してしまいます。凄い快感、軽く撫でられただけなのに。儚螺さんも綺螺裸さんのように、この永遠の時間の中で愛撫の技を極めて来たのかも。
 儚螺さんも今、止まった時間の中で動いています。綺螺裸さんが許可しているのでしょう。

「相変わらず、ズルいな。勝てるわけが無い。僕に目隠しを着けて、操るのも簡単だろう。何故、そうしないの?」
「そうして欲しいの?」
「いや、そうされたくはない。でも、悔しい。遊ばれてる、弄ばれてる、そんな感じが強い」

「そうね、弄んでるわ。でも、晴陽兎君、キミも良くやったわ。こんなに早くたどり着くとは思わなかったわ。嬉しいわ」
「弄んでる、それも確かだけど、仕方ないのよ。ゲームを楽しむなら、上級者は手加減しなきゃ。初心者を簡単に叩き潰してしまったら、相手が居なくなるわ。遊んでもらえなくなるわ」
「それは解るけど、酷いよ。手加減されても、勝ち目は無い」
「そうね。勝ち目はないのに、諦めるわけにはいかないものね」

 その時、憐香さんが倒れました。何も無かった空間から舞躍夏が現れ、抱きとめます。空間ステルスしたままでは、一瞬の打撃は可能でも、抱えたりできないから。
 真理庵先生も絵里庵先生の背後に空間転移しました。捕まえます。獅子桜さんと紅夜さんが綺螺裸さんに向かい、峰打ちを入れました。沙流蘭さんは時間停止を解除されないように魔力介入しています。詩嵐武が周囲の光を吸い取り、暗闇を作って儚螺さんに迫ります。

 僕と一緒に来た五人は、時間停止に介入する練習を積んできました。僕が注ぎまくった精液を通して、感覚を調整しています。術者である綺螺裸さんの感覚を模して、圧縮された時間を認識させています。
 たぶん、この一瞬が最初で最後のチャンスです。

☆ 淫魔王さん出現

「うん、がんばったね。綺螺裸の時間停止を乗り越えたわね。でも、惜しかったね」
 儚螺さんの声。そして、時間が動き出す感覚。

 憐香さん、絵里庵先生、綺螺裸さんは気絶しているようです。召喚、淫気、時間操作を使う、重要な三人は止めました。勝てるかも。みんな助けられるかも。

 でも、儚螺さんは笑っています。目隠ししていても解る笑顔。余裕があります。
 儚螺さんに向かった詩嵐武が倒れてる。気絶じゃなく、動けなくなる快感を打ち込まれているみたいです。
 そして、詩嵐武だけではありません。舞躍夏も、真理庵先生、獅子桜さん、紅夜さん、沙流蘭さんも倒れています。助け出して一緒に来た、性魔術クラスの恋人たちも倒れています。

「いつの間に?」
「時間停止じゃないわよ。私の技、解らなかったかな? 当然、教えてはあげないけど」
 目隠しをした美少女が笑っています。勝利の快感、優越感を感じているみたいです。詩嵐武も言ってたな、武術の試合に勝つと少し満たされるって。良い笑顔です、自信の微笑み。

 儚螺さんもやっぱり凄いな。でも、彼女の技はいったい何なのでしょうか?
 認識できないうちに、仲間を倒されました。時間停止ではないなら、何だろう? 認識できなかった……感覚操作? 目隠しはされてないけど。でも、儚螺さんの目隠しは、されたことに気がつかないと聖螺さんが言っていました。
 気付けない目隠し。感覚を騙す技。もしかして、止まったのは時間ではなくて、僕自身? 僕の感覚?

「晴陽兎!」
「魅月貴さん!」
 魅月貴さんの蹴り。受け止めます。一瞬、魔力が交錯します。僕の魔力と魅月貴さんの魔力が相手に流れ込み、混じり合います。それは、身体操作と身体変化の魔力です、互いの得意分野です。そして、それだけでもなく、伝わってくるものがあります。儚螺さんの技に対抗する方法。

 何かが発動し、世界が静止しそうになりました。時間停止とはまた違う感覚です。これがたぶん、儚螺さんの技、儚螺さんの世界。
 みんな動きません。まるで時間が止まったかのような世界。でも、時間は止まっていません。心臓の音が聞こえます。僕と魅月貴さんの心臓の音。

 僕は自分に感覚操作しています。身体操作と身体変化の魔力で、感覚をブーストしています。心臓の音がうるさいくらいになるはずの感覚ブーストです。でも、その音は静かで。
 僕と魅月貴さんの魔力を合わせて、初めて観ることができた世界。たぶん、周囲の人全員の、動作と感覚を一時停止する魔法です。時間に割り込むよりたぶん簡単で、でも同じような効果が得られる魔法。凄いな。ズルい。でも、対抗できました。

 儚螺さんに向けて、オチン×ンミサイルを発射。三本くらい連射します。儚螺さんは避けて。でも、避けきれなくて、巻き付かれました。捕らえた!
「あらー、ばれたか。あらら、魅月貴さんのサポートで破られたのか。凄いな、私の目隠しの支配を破ったのね」

 魅月貴さんが目隠しを外します。眼鏡をかけて、綺螺裸さんを睨みつけます。でも、どこか嬉しそうな笑顔。勝ち誇る笑み。さっきの儚螺さんのような。
「儚螺さん、あなたの見えない目隠し、感覚操作、凄いわ。でも、私は自分の中で自分を分離したの。あなたが操ってたのは、ニセモノの私よ。本当の私は、あなたたちの技を研究しながら、チャンスを待ってたわ」
 魅月貴さんが言うそれは、精神だけでもなく、肉体感覚の分離でしょう。身体変化魔法で神経系を作り直したのかもしれません。魅月貴さん、凄いな。さすがです。

「でも、どうするの? 私の魔法はまだ解けてないわよ。この魔法の中で動けるのは、晴陽兎君と魅月貴さんだけ」
「十分よ。晴陽兎のオチン×ンミサイルも避けられないあなた、武術は未熟そう。私たち二人、けっこう強いわよ?」

「んー、ピンチかな、そろそろかな。晴陽兎君も来てくれたし、がんばってくれたし。そろそろ会わせてもいいかな」
 視界が揺れ、倒れそうになりました。過敏に調整していた感覚に、魔方陣が発した光が眩しくて。あわてて感覚調整して立て直します。
 魔方陣で何か起きました。もしかして。

 召喚魔法儀式の魔法陣の中に、綺麗な女の子が居ます。ああ、出ちゃったのか。召喚されてしまったみたいです。この娘が淫魔王?
 女の子だ。人間型です。美人、美少女です。綺麗なピンクの髪。

「晴陽兎くーん!」
 僕のそばに走って来て、抱き付いてきました。
「え?」
「やっと会えたね。儚螺と綺螺裸が迷惑かけてごめんね」
「いや、あの、キミは?」
「僕は愛綺裸(あきら)。淫魔王とか言われたりしてる」
 何と言うか、王様っぼくありません。でも、それは仕方ないかもしれません。王と呼ばれるのは、たぶん、淫魔の中で一番強い、というようなことなのでしょう。

「愛綺裸ちゃん、儚螺さんたちを知ってるの? 止められる? 今、闘ってたんだけど……」
「晴陽兎! 離れなさい!」
 魅月貴さんにどつかれます。蹴られます。うーん、ある意味とても正しい反応なんだけど。魅月貴さんは僕の一番の恋人ですから。

「あー、魅月貴さん、晴陽兎君に乱暴しないで、とりあえず、ケンカは終わりにしましょう、みんな助かりますから、ね」
 助かると言われてもなあ。僕たち、闘いには勝ちそうだったんだけど。
 でも、この娘を怒らせたら、勝てたりなんかしないのかも、大変なことになるのかも。とりあえず、闘いは止めて、お話したいとは思います。解らないことが多すぎるから。でも、大丈夫なのかなあ? 獅子桜さんとか、気がついたら怒りそうだけど。

「降参しまーす、ごめんなさい、愛綺裸様が出てきたから、ここまでです」
 儚螺さんが両手を上げます。何だこれ? 勝ったのか負けたのか。
 もしかしたら、勝ち負けとかではないのでしょう。僕たちも儚螺さんたちも、互いに目的を達したみたいな結果。でも、油断はできません。儚螺さんと綺螺裸さんは、危険と戯れる人です。

 そんな儚螺さんたちが召喚した愛綺裸ちゃん。淫魔王と呼ばれる彼女、ただの美少女ではないはずです。でも、何を警戒すれば良いのでしょうか? やっぱり、エッチなこと? でも、してしまう気はするけど。
 だって、僕は性魔術師を目指しているのです。研究したいのです。儚螺さん、綺螺裸さんも凄い性魔術師ですから、エッチなことをたくさん教えて欲しいし、挑んでみたいのです。
 そして、この騒動が終わってしまったら、それはできないかもしれません。それでも、終わらせるべきです。彼女たちとのエッチは諦めるべきなのだろうけど。
 迷うなあ。

☆ 僕が淫魔王さんの代わりに?

「えっと、降参するの? えっと……みんなを、獅子桜さんたちを回復しなきゃ。神好香お姉ちゃんたちも。感覚停止は解けたか、でも、みんな動けないみたいだ」
 儚螺さんの感覚停止は解かれています。それは解ります。感覚操作で対抗する必要が無くなりました。いきなり解くのではなく、僕の感覚がびっくりしないように、優しく引いてゆきます。
 世界に音が戻ってきます。まるで時間停止が解けたかのような感覚。でも、時間ではなく、感覚を止められていたのです。気絶していた状態にも近いけど、そのことにも気付けない、恐ろしい技。

「晴陽兎君、みんなを回復させるの? 手伝おうか?」
 愛綺裸ちゃんに訊かれます。
「要らないわよ! 淫魔王と呼ばれるあなたなんか、信用できないわ」
 魅月貴さんの反応は当然でもあります。でも、今の状態をどうにかするのは大変そうだけど。みんなをこの状態から回復できるのは、僕だけだったから。

「みんな、動けない快感を打ち込まれてるのか。儚螺さんと綺螺裸さんの技だな。コレを解くには、僕がエッチするしか無かったんだけど、やっぱりそうなのかな、それしかないのかな」
「さすがに、術者の儚螺さんと綺螺裸さんには解けるんじゃないの?」
 魅月貴さんが何だか怒ってます。まあ、そうだろうなあ。僕が他の女の子とするのを止めはしないけど、勧めることもあるけど、でも怒るのです。

「私たちにも解けないわ。解けるけど、解けないわ。動けるようにはできるわ。でも、癒やすことはできないわ。渇きは止められないわ。たぶん、満たせるのは晴陽兎君だけ」
「どういう技よ? 自分で解けないの? 何のための技なの?」
「愛綺裸様に女の子を捧げるための技よ」
「じゃあ、愛綺裸さんなら解除できるのね」

「できないかもね。愛綺裸様には今、オチン×ンが無いから」
「今、無いって、昔はあったの? 晴陽兎みたいに、身体を変えたの?」
「うーん、いや、僕のオチン×ン、今もあるんだけどね。晴陽兎君のお尻の中に」
 愛綺裸ちゃんが頬を染めます。

 ああ、そうなのか。この尻尾ディルドさんは、愛綺裸ちゃんのオチン×ンなのか。淫魔王のオチン×ン。憐香さん、凄いモノを召喚してたんだなあ。
「返すわよ!」
「いや、返さなくて良いよ。晴陽兎君のお尻の中、超気持ち良いし、女の子ともたくさんできるし」
 愛綺裸ちゃんが可愛く微笑みます。うーん、でも、もともと男性なんだろうなあ。僕と同じで、オチン×ンが外れることもできる身体なのでしょう。
 でも、愛綺裸ちゃんは、自分のオチン×ンを諦めるのかな? いや、諦めてもいないな。僕の尻尾として、女の子たちとエッチしまくってるし。

 儚螺さんが綺螺裸さんを起こします。二人で僕たちの傍に来ます。
「愛綺裸様、お久しぶりです。あなた様のオチン×ン、取り返そうとはなさらないのですね」
「うん、晴陽兎君にはお世話になってるし、彼の尻尾として役にも立ってるみたいだし」
「では、やはり、あなた様の後継者は晴陽兎君なのですね」
「晴陽兎君には迷惑かけてるかな。男性の性魔術師が禁じられたのは、僕のせいだものね」
 あ、そうなのか。かつて、世界を支配しようとした男性の性魔術師。愛綺裸さんだったのか。

「晴陽兎君、私たちは、世界中の女の子をあなたに捧げることができるわ」
 確かに、儚螺さんたちならできそうです。彼女たちが使う渇く快感、癒せるのが僕だけなら。
「要らないよ。世界を支配なんて、したくない」
「そうね、そうよね。あなたはそうよね。性魔術クラスの恋人たちが十人も居て、それで十分よね」

「でもね、晴陽兎君、他の女の子たちも、私たちが渇きを打ち込んだりしなくても、あなたを求めるわ。みんながそうではないでしょう。でも、あなたを欲しいと思う、そういう娘は多く居るでしょう」
「何で……僕は、ただの性魔術師を目指す学生なのに。女の子のフリをして、スカートをはいてる、変な男なのに」
「そうね。そして、性魔術を研究して、快感を伝えるお札を作ったり、快楽の演奏会を公開したりしたわよね」

「あなたの快感のお札や、快楽の演奏、それらを知った娘は、あなたに興味を持つわ。快感を売るあなたに、抱かれることもできるかもしれない、もっと凄い快感を得られるかもしれないと思うでしょう」
「その思いは、私たちが打ち込んだ渇きと同じようなモノだわ。あなたに抱かれなければ満たされないモノよ」

「それも解る。だから癒やす、抱かなくても癒やす、満たせるようになってみせる!」
「うん、できるかもしれない。がんばってね。協力するよ」
 愛綺裸ちゃんが頭を撫でてくれました。

「晴陽兎君、儚螺と綺螺裸も渇いてる。たぶん、一番渇いてる。でも、だから抱いてあげてとは言わない。癒やしてあげて欲しい」

「癒せたら、たぶん、抱けるよ。癒やすためじゃないから、気持ち良くエッチできるよ。本当は僕のせいだけど、晴陽兎君に頼みたい。お願いだ、儚螺と綺螺裸を癒やしてあげて」
 愛綺裸ちゃん、良い娘だな。でも、少しズルいというか、弱いというか、何だろう?

「愛綺裸ちゃん、儚螺さんと綺螺裸さんのこと、僕に頼むの? キミが癒やしてあげないの?」
「晴陽兎君に頼みたい。お願いしたい。僕にはできなかったことだけど、晴陽兎君がしてきたことは知ってる。みんな癒やしてきたよね」
「魅月貴さんや神好香お姉ちゃん、詩嵐武みたいに、僕にぶつかってきたみんなのこと?」
「そう。儚螺も綺螺裸も同じだ。癒やしてあげて欲しい」
 解らなくもないけど、どこか違和感があります。この変な感じは何だろう?

 愛綺裸ちゃんは昔、失敗したのかな? 儚螺さんと綺螺裸さんを渇かせたまま、会えなくなって、癒せなくて。
 淫魔王と呼ばれる愛綺裸ちゃん、とても強い性魔術師なのだろう。でも、失敗もあったのかもしれない。昔のことなのだろうけど。だから、怖がっているのかもしれない。

 お願いされた。僕が癒やせるかもしれない? 何故、僕なんだろう。愛綺裸ちゃんにはできないのかな?
 いや、僕が居なかったら、愛綺裸ちゃん自身が癒やそうとするだろう。でも、僕が居なかったら、儚螺さん綺螺裸さんが、愛綺裸ちゃんを召喚しようともしなかったのかもしれない。僕が、儚螺さん綺螺裸さんの渇き、痛みを起こしてしまったのかもしれない。昔の愛綺裸ちゃんと同じ、男性の性魔術師を目指したから?

 愛綺裸ちゃんは何を目指して、何処に届いたのだろう? 淫魔王と呼ばれるような存在になって、この世界には居られなかったらしいけど。それは、彼が目指したモノだったのかな? 違う気もするけど。僕だったら、そんなことは目指さない。やっぱり、失敗してそうなっちゃったのかな?

「愛綺裸ちゃん、癒してあげたいとは思う。そのために、もっと、キミや儚螺さん、綺螺裸さんのことを教えて。僕はまず、一緒に来てくれたみんなを回復させる。その間に、キミたちのことを教えて」

☆ 性魔術師と淫魔の境界で

「晴陽兎君、動けないみんなを回復させるためにエッチするのよね。降伏した私も手伝うわ。動けるようにはできるわ」
 儚螺さんが指を弾くと、動けなかったみんなが声を上げます。そして、僕の周りに来て、脱いだり見せたりして。

「あ、ああっ、晴陽兎君、欲しい! オマ×コでも、お口でも良い、キミのオチン×ンが欲しい!」
「ああっ、でも、待つわ、待てるわ、晴陽兎君は一人だもの、順番は待つわ。でも、お願い、してください、いや、させてください!」

 獅子桜さん、沙流蘭さん、真理庵先生、舞躍夏、詩嵐武、紅夜さん。そして、絵里庵先生、神好香お姉ちゃん、聖螺さん、憐香さん、永晴さん、香凪羽さん、愛生李、魅舐恋、愛舐ちゃん。
 魅月貴さん以外のみんな、十五人。一度にエッチする人数としては多いでしょう、普通の男性なら。
 でも、僕には、多いとも感じない人数です。王宮でエッチした時はもっと多かったです。慣れたと言うのも何だけど、受け止める自信はあります。自信と言うか、あたりまえのことをする感じ。

 みんな、渇くような快感を打ち込まれています。それを満たし、鎮められるのは、僕のオチン×ンだけらしいです。
 僕を取り囲み、おっぱいを押し付け、身体中にキスしてきます。いつもしてきたことでもあるけど、何だかいつもと違います。みんな、満たされてない。僕のオチン×ンを求めて、我慢できなくて。

 儚螺さんが打ち込んだ渇きは特別みたいです。絵里庵先生の淫気、永晴さんの淫霧の発情力ともどこか違う、我慢できない何か。
 このまま待たせることの辛さが解ります。僕のオチン×ンで癒せるなら、そうしない理由はありません。他の方法がいずれ見つかるかもしれないとしても、今すぐできるやり方をやらないのはおかしいです。何度もエッチしてきたみんなでもありますし。
 でも、儚螺さんに弄ばれている感じもやっぱりあります。僕だって気持ち良いし、好きなことだけど。

 とりあえず詩嵐武のオマ×コに入れます。魔法武術クラスの彼女の鍛えた身体、綺麗で心地良いです。ショートカットの髪と合わせて、少年のようにも見える引き締まった身体。オマ×コもきつめだけど、とろとろに潤っていて。

 僕のオチン×ンは期待して、みんなの中で射精したがっています。これもいつものこと。
 僕を求めるたくさんの女の子たち。僕も応えます。応えることができます。萎えたりしないオチン×ン。エッチすると魔力も得られて、精力強化魔法が途切れなくて。

 これが、男性の性魔術師であるということです。自分で言うのも何だけど、ズルいかも。禁止されるのも当然かも。

「僕も、昔、男性の性魔術師だった。晴陽兎君とは少し違う、学生じゃなかったけどね」
 愛綺裸ちゃんが話し始めます。エッチする僕たちを優しい眼で見ています。熟練者が初級者を見守るような視線。

「あなたは、昔、世界を支配しようとして、魔力の尽きない魔術師の軍を造ったと言われてるわ。そうなの?」
 魅月貴さんが訊いてくれます。
「結果的にはそうなったな。軍を造ったりは、儚螺と綺螺裸がしてくれたけど、僕ももちろん、色々とがんばったよ。自分と仲間を護るために」

「でも、愛綺裸さん、あなたの時は、男性の性魔術師はまだ禁止されていなかったのよね? それでもやっぱり、反発された? 自分と仲間を護らなきゃならなかったの?」

「うん。反発もされた。求められもした。そして、僕以外の男性の性魔術師と戦ったりもした」
「そして、僕は、世界のかなりの部分を手に入れてしまったりした。あのまま続けたら、この世界を支配しただろうな」

「でも、封じられたの? この世界から追い出されたの?」
「まあ、そんな感じになったね。少し違うけど。僕が向こうへ行ったんだ。この世界の女の子たちも好きだったけど、淫魔と呼ばれるようなモノたちの世界に惹かれた」

「淫魔の世界では、みんながエッチしまくってるんだよ。世界中のみんなが性魔術師みたいな世界なんだ。闘いも、生産も、生活も、遊びも、みんなエッチなことで行うんだ。凄いよ」

「愛綺裸さん、もともと人間だったのよね? でも、淫魔の世界に行って、淫魔王になれだの?」
「淫魔王か。エッチが上手いと、王になっちゃう世界だからね」

「淫魔の世界で、エッチで一番になったの? 凄い! 愛綺裸さん、凄い! 尊敬する!」
「ありがとう。でも、晴陽兎君でも、たぶん、できるよ。まあ、目指さないかもしれないけど」
「いや、目指してる。エッチで一番になりたい。だって、僕は性魔術師だもの。まだ見習いだけど」
「目指しても良い。でも、上手さだけじゃ足りないかも。人間として目指すならね。僕は淫魔王と呼ばれるようになっちゃったけど、晴陽兎君の夢は、たぶん違う」

 そうだ、僕は淫魔になりたいわけじゃない。以前も、こんなことを考えたことがあります。あれは、聖螺さんに告白された時だったっけ。
 何本ものオチン×ンを振るい、快楽を与え貪るだけなら、淫魔と変わらない。僕が目指すモノは違うと思った。
 魅月貴さんは、男性を研究しようとして、僕を性魔術クラスに誘い込んだ。淫魔じゃなく、人間の男性の僕を求めてくれた。

 たぶん、何か違うのだろう。人間であることと、淫魔であること。同じことができても、何か違うのだろう。
 でも、魔術師なら、越えそうになることはあるのだろう。人と魔の境界。性魔術師が越えてしまったら、淫魔になるのだろう。

「愛綺裸さんが淫魔の世界に行ったのは、昔のことだよね。儚螺さんと綺螺裸さんは、どうしてたの?」
「待ってたわ。眠ってたわ。でも、愛綺裸様の気配で目覚めたわ。晴陽兎君、あなたの尻尾。愛綺裸様のオチン×ン」

「でも、それもきっかけに過ぎないわ。あなたの尻尾を取り返そうとも思わなかった。ただ、この世界に再び男性の性魔術師が現れるなら、一緒にまた、世界と戦おうと思ったわ」
「でも、晴陽兎君は戦いを避けたわ。それも悪いことでもないわ。でも、男性の性魔術師として、覚悟が足りないようにも見えた」

「だから、教えようと思ったわ。男性の性魔術師の運命を教えようと思ったわ。危険と見なされて、実際に危険で、避けられて、でも求められて、支配しなければ自分を護れないこと、教えようと思った」

「でも、晴陽兎はあなたたちが思うようにはならなかったわ。支配しなければ自分を護れないなんてことは無いわ。みんなに愛されて、護られるわ」
「どうかな。まだ解らないわよ。まだ、私たち、満たされてないもの」

☆ 解けなかった研究

「ねえ、儚螺さん、綺螺裸さん、満たされたい? 僕のオチン×ンなら、満たされるの? それとも、やっぱり、愛綺裸ちゃんのオチン×ンが必要? そのオチン×ンも、僕のお尻に入ってるんだよね。この尻尾が必要?」

「満たされたいわ。満たされたら素敵なのでしょうね。でも、晴陽兎君に満たせるか、それは解らないわ。愛綺裸様のオチン×ンで満たされるのか、それも解らないわ」
「満たされてみたい気はするけどね。でも、快感なら、いっぱい知ってるわ。どれも足りなかったわ。儚螺も私も、永遠の時間の中で性愛の技を磨いて、その技で互いに与えあっても、満足できなかったわ」

「エッチなこと、好きなの?」
「ええ、そうね。好きだわ」
「そうだよね。僕も好きだ。性魔術師だものね」
 そんなお話をしながら、僕は紅夜さんの膣内にどぴゅどぴゅ射精。ああ、気持ち良いなあ。
「ふあっ、晴陽兎君様、凄い、こんな、癒される、あんなに我慢できなかった渇きが癒される、コレは、儚螺さんの渇きのおかげ、なのか、こんなに良い、気持ち良い!」
 紅夜さんも気持ち良いみたいです。僕のオチン×ンの威力だけじゃない、あんなに渇いていたから。

「儚螺さん、綺螺裸さん、僕のオチン×ン、試してみたい? もしかしたら、満たされるかもしれないよ」
「そうね、試さない理由は無いわよね。でも、たぶん、ダメよ。満たされないわ」
「やっぱり、足りなそうに見える?」
「ええ」

「何でだろうな。儚螺さんのオマ×コが気持ち良すぎて、すぐに射精してしまったとしても、僕のオチン×ンは萎えたりはしない。何度でも射精できるよ。その精液は淫薬が混じっていて、触れるだけで気持ち良くて、美味しくて、普通の女の子なら、精液に触れるだけでイってしまうよ」
「形も立派だよね。大きさも、これでも足りなければ、もっと太く長くもできる。動きも自信あるよ。肉体操作魔法で、自在に動かせる。捻転したり、振動したり、オチン×ンの表面で舐めたりもできる。動きの組み合わせ、リズムも練習してきた。女の子の喘ぎ声が音楽になって、それを聴く人が絶頂できるくらい練習してきた」

 説明しながら、自分にできることを確認します。僕のオチン×ンは、確かに鍛えていて、凄いと言って良いオチン×ンなのでしょう。
 その凄いはずの、僕のオチン×ンで満たせない? そうなのかな? そうだ、綺螺裸さんには抱かれた。でも、満たせなかったみたいだ。あの時は時間停止の中だったけど。
 僕の恋人たち、性魔術クラスのみんなも、普通の男性では満たされなかったのだろうか? そうかもしれない。絵里庵先生なんか、淫気のせいで、男性に近付くこともできなかった。満たされるどころじゃない。

 受け止める相手が居ない、女性の性魔術師たち。男性の性魔術師が居なかったのは、こんなにおかしいことなんだな。儚螺さん、綺螺裸さんもたぶん、そのせいで渇いていたのだろう。愛綺裸ちゃんが居なくなってから。

「晴陽兎君、がんばってきたね。性魔術クラスの優等生ね。女の子を気持ち良くするオチン×ン、自信もあるわよね」
「でもね、あなたの技は、練習を始めてから、まだ一年も経ってないわ。私たちがどのくらい技を磨いてきたと思う? 綺螺裸の時間停止だけじゃないわ、生きてきた時間も長いの。身体は若いままだけどね。性魔術師なら、肉体の若返りは難しくないのよ」

「何百年に当たる時間かな、ずっと、エッチの技を磨いたわ。まだ一年も磨いてないあなたが、満たせると思う?」
「どうなのかな。自信があると言ったら、嘘になる。でも、儚螺さんたちのことは抱きたい。何百年もかけて鍛えた快楽の技を体験したい」
「そうね。でも、怖くないの? 堕とされるかもしれないわよ。壊されるかもしれないわよ。私たちは、優しく無いかもよ。精神も身体も壊されるかも」

「誰か、壊してしまったことがあるの?」
「いいえ。でも、晴陽兎君も、綺螺裸に犯された時、危ないと思わなかった? あなたの尽きないはずの精液、枯れそうにならなかった?」
「うん、危なかったかも。あの時はね。動けなくなるくらい搾られたな」

「ねえ、儚螺さん綺螺裸さん、エッチして良いの? 僕はしたい。エッチさせてくれる?」
「私たちは危険かもよ。それでも良いの?」
「良いよ。でも、優しくしてよ。僕はまだ、性魔術師を目指して一年も経ってないんだから。でも」

「今はできなくても、いつか、満たせるかもしれないよ。優しく鍛えてくれれば、いつか満たせるかも。何百年もかかるとしても、がんばるよ。がんばらない理由は無いよ。エッチするんだもの。だから、優しくして」

「晴陽兎君、あなた、恋人たちはどうするの? 私たちの愛人になるの? いや、恋人たちを捨てるつもりも無いわよね。片手間に私たちを満たそうとするつもり?」
「僕の恋人たちも、手伝ってくれると思う。性魔術クラスのみんなだもの。性魔術の研究だよ。何百年も研究してきた、凄い先輩を手伝いたい」
「何百年もの時間と言っても、圧縮時間の中だよね。でも、その長い時間の中で快楽を研究して、何故か満たされなかった。その問題、解こうよ。性魔術師として研究しなきゃならない問題だ」

「やっぱり、異性が必要なのかもしれない。それとも、心の問題なのかもしれない。快感だけじゃ足りないのかもしれない」

「色々、試そう。快感は追求したんだよね? 快感だけじゃない何かが必要なのかも。もしかしたら、優しさとか笑顔とか、そんなモノかもしれない。どうすれば笑顔になれるのか、それも研究しよう」

「晴陽兎君、優しくして欲しいの? 優しくエッチして欲しいの?」
「うん、もちろん。それは、おかしいことじゃないよね?」
「あなたは優しくしてくれるの?」
「あ、そうだね、そうしなきゃ」
「いいえ、あなたが優しくする必要なんて無いわよ。性魔術の大先輩を侮らないでよね。優しくするのは私たち、晴陽兎君は全力で挑めば良いのよ。安心して挑んで良いわよ。優しく受け止めてあげるわ」

☆ 僕のわがままを暴れさせてみること 【妖性少年の性魔術研究記~身体で覚えるエッチな魔法~ 84】

 儚螺さんと綺螺裸さんを満たす。時間停止の中で、何百年もの時間、性愛の技を磨いてきた二人を満たす。できるかな?
 できるかどうか、解りません。でも、それは、試さない理由にはなりません。不安はあるけど。

 性愛の技で満たそうとしても無理でしょう。彼女たちに比べたら、まだまだ僕は初級者でしょうから。
 でも、寂しい上級者は、挑戦者を待ってもいるはずです。優しくしてくれると言ってくれました。少し楽しみです。

 だけど、まずは、渇いているみんなを満たし、解放してからです。まだ、儚螺さんたちも愛綺裸ちゃんも待ってくれています。

 今、獅子桜さんに挿入しています。まだ絶頂ではないけど、満たされた表情。もう大丈夫なのかもしれません。でも、射精しないで抜いたら不満そうな顔になるかも。でも、射精を急ぐのももったいないです。
 ゆっくり楽しむ状況でもありません。待たせています。でも、急ぐのもおかしい気もする不思議な時間。

「晴陽兎君、儚螺さんたちの渇きは、求める者の寂しさじゃない。以前、話したよね、アレとは少し違う。飲んでも満たされない渇き、食べても満たされない飢えだ。自分の中でわがままに叫ぶモノだ。晴陽兎君も持ってるアレだ」
「うん、解る、アレは何なんだろうな。十分なはずなのに、満たされないと感じるあの渇き。足りないことなんて無いのにね」

「んっ、晴陽兎君に抱かれると、満たされるな、凄いな、私の膣内で暴れてる! いや、暴れてない、優しくしてくれてる、それも解る。もっと暴れても良いのだよ、晴陽兎君は、まだ若いのだから。許される所なら、たまには暴れても良い」
「暴れるって、苦手です。時々は暴れてしまうのかもしれないけど、そうしても満たされないことは知ってる」

「それは、暴れ方を間違えてるのさ。何にでも正しいやり方はある」
「暴れることに、正しいやり方? おかしいな。暴れるって、正しいことに我慢できなくて、間違えたくて、傷つけたくて、悪いことをしたくなる、そんなことですよね?」

「ちょっと違うな。正しいかどうかとか、解らないはずだ。暴れたいような時はね。間違えたくても、間違えることができるとは限らない。心が騒いでいて、判断もあやふやになってるだろう」
「そうです、だから、暴れたりしたくない」

「でも、暴れたりしたくないと思う時、満たされない何かが残るだろう。それは貯めすぎてはいけないモノだ。時々、正しく暴れて、発散しておいた方が良い」

「それは、解るけど、正しく暴れるって、どうすれば良いのですか?」
「壊しても良いモノを壊せば良い。叫んでも良い場所で叫べば良い。好きなだけ走れば良い、広い、ぶつからない場所でね」

「解る、たぶん解りますけど、今、獅子桜さんの膣内に入ってる、このまま走ったり壊したりはできない。叫ぶことはできるかもしれないけど、それも違うことは解る……でも、獅子桜さんは今、暴れても良いと言った、どうすれば……」
 いつの間にか、僕は優しく抱きしめられていました。オチン×ンはオマ×コに入ったままです。気持ち良い。
 そのまま、ころりと転がされ、上に乗られました。あれ? 獅子桜さん、こんなに動けたのか。そうだ、動けるようにはなってたはずだ。

「晴陽兎君、考え過ぎても、時間が過ぎるだけだぞ。さあ、暴れてごらん。私は王宮の騎士団長だ、強いんだぞ? 遠慮は要らない」
 全く動けないほどじゃないけど、かなり押さえ込まれています。以前、舞躍夏にもこんな感じに押さえ込まれたことがあります。あの時は、このまま勝負に負けました。僕が我慢できなくなって、負けました。

 身体の奥が熱くなってきます。悔しさを思い出したのかも。今、美人のお姉さんに押さえ込まれて、オチン×ンをオマ×コで貪られてる。
 それは、別に良いことなんだけど。みんな僕を求めてくれます。それも良い、好きなことです。自分が動く必要も無くて。

 でも、少し悔しいな。獅子桜さんも強い、知ってたけど。今、獅子桜さんを縛っていたのは、僕じゃなくて、儚螺さんの技でした。
 儚螺さんと同じやり方はできないし、したくないけど。この悔しさ、少しぶつけてみようかな。暴れて良いって言ってくれたし。

 僕のわがまま、少し暴れさせてみようかな。それは例えば、たくさんの女の子とエッチすることです。いつもしていて、許されていることでもあるけど、いつも手加減して、我慢していることでもあるのです。

「みんな、来て! まだ渇いてるみんなも、満たされたみんなも、来て! 僕のオチン×ンが欲しいみんな、来て!」
「はーい!」「はいはい!」「欲しいです!」
 女の子が集まって来ます。たくさんの唇、舌、おっぱい、お尻、オマ×コが、僕の身体に集まって来ます。

「ああっ! そんな、動かすな、止まらない、んんっ!」
 獅子桜さんの身体が動かされます。沙流蘭さんと紅夜さんが持ち上げて動かします。
 魅月貴さんが動かし方を教えています。跳ねる身体、激しくこすられる僕のオチン×ン。そして、激しくこすられる獅子桜さんのオマ×コ。
「いつでも交代しますけど、遠慮は要らないって言ってましたよね、しばらくがんばってください。晴陽兎君を受け止めるつもりだったのでしょう? 晴陽兎君もまだ、あなたを望んでますよ」

 押し当てられた唇やオマ×コに快楽振動を送り、絶頂させます。でも離れません。離しません。もっと欲しい。僕が欲しいから、放しません。
 離れられないような、渇きと不安を送る技ではありません。ただ、僕が欲しがっていることを伝えます。もっとして欲しいと伝えます。僕も与えるばかりじゃありません。

 ここに居る女の子たち、何人だっけ? えっと、一緒に来た六人、助けた十人、合わせて十六人の女の子たち。僕を含めて十七人の身体が絡み合います。
 多すぎる? 確かに。でも、王宮のベッドではもっと多かったりもしました。いや、あの時は一度に相手したわけでもないな。
 僕がいつでもできたけど、少し我慢していたこと。女の子の身体にまみれて、包まれて、オマ×コとかお口とか入れ放題で、自分で入れる必要も無くて。
 そして、みんな楽しそうで。僕を甘えさせてくれて、求めてくれて、楽しんで楽しませてくれて。

「うーん、晴陽兎君、凄いな、ちょっとうらやましいよ」
 愛綺裸ちゃんが儚螺さん綺螺裸さんのオマ×コを撫でています。淫魔王の愛撫、快感はどれほどのものなのでしょうか。
「早くしてくださいね、待ってますから。晴陽兎君のオチン×ンが愛綺裸様の代わりになるか、試してあげますから」

 愛綺裸ちゃんのオチン×ンは、今、彼女の股間にはありません。愛綺裸ちゃんは女の子に見えます。でも今、僕のお尻に入ってる尻尾ディルドさんが、彼のオチン×ンだったらしいです。
 愛綺裸ちゃんにコレを返せば、儚螺さん綺螺裸さんも満たされるのかな? そうなのかもしれません。でも、愛綺裸ちゃんは返せとは言わないし、僕に儚螺さんたちを満たして欲しいと言ってました。
 まだ返さなくて良いのかな。この尻尾ディルドさんには、助けられたこともあります。
 そうか、愛綺裸ちゃんに助けられたのかな。お返ししなきゃ。いつか、愛綺裸ちゃんのオマ×コも満たせるのかな?

☆ 二人の達人お姉さんに甘えること 【妖性少年の性魔術研究記~身体で覚えるエッチな魔法~ 85】

 みんなと絡み合い、まとめてエッチしました。僕のわがままだけでもない、何だか不思議な、楽しいハーレムエッチでした。
 儚螺さん綺螺裸さんに打ち込まれた渇きから解放するためですけど、それだけでもなく、僕もみんなも楽しみました。結果的には、一人ずつ相手するより早く済んだみたいです。

 さて、やっと、儚螺さんと綺螺裸さんです。ずっと渇いていたと言う、性魔術の大先輩。圧縮時間の中で、何百年もエッチの修行をしてきた二人の美女の相手をします。楽しみだけど、不安もあります。

「晴陽兎君、儚螺も綺螺裸も準備できてるよ」
 愛綺裸ちゃんが二人のオマ×コを指先で開いています。とろとろのオマ×コ。淫魔王の愛綺裸ちゃんが準備してくれたオマ×コです。
「うん、ありがとう、愛綺裸ちゃん。僕の尻尾ディルドさんは、キミのオチン×ンなんだってね。この尻尾ディルドさんには、危ないところを助けられたこともある。ありがとう。だから、僕もがんばるよ。儚螺さん綺螺裸さんを満たしたい」

 僕は二人にキスします。唇が触れた瞬間、射精したかと思いました。オチン×ンではなく、唇が。凄いな。
「んー、凄い! 綺螺裸さん、以前も手加減してくれてたんだね。凄いよ、コレ、感覚操作魔法?」
「少し違うわ。魔法じゃなく、気脈のコントロールよ。武術の技に近いわ」
「ああ、そうか、ということは、魔力を封じられても使えるのか」
「晴陽兎君、あなたも武術なら、私たちより強そうなのに。気脈の調整もできるでしょ? 性愛の技への応用は難しくないわよ」

「うん、ただ真似するだけなら、すぐにでもできるだろうな。でも、ぜんぜん違うよ、練り上げてきた時間が違う。武術と同じだ、技は同じでも、達人と初級者は違う。教えてくれて、ありがとうございます」
 もう一度キス。んー、気持ち良い! 唇や舌が射精しているような快感。

 三人でキス。二人の唇と舌に、気脈調整を真似して挑んでみます。舌から唇から、パワーを流し込んだり吸い取ったりします。
 これまでも、似たようなことはしてきました。でも、これまでは常に、肉体操作や感覚接続の魔法の助けを借りていました。
 今、魔力は使っていません。凄いな、魔力を使わなくても、ここまでできるんだ。

「ぷはっ! 凄い、気持ち良い! でも、コレも手加減されてるんだろうな。儚螺さん、綺螺裸さん、僕はどうですか? やっぱり、弱すぎる? エッチを楽しむ相手にはならない?」
「うーん、弱くは無いのでしょうね。でも、晴陽兎君、そんなに感じて大丈夫? あなた、快感に耐えようとしないのね。自信あるの?」

「あれ? 気持ち良くする技、楽しむために、我慢する必要があるの? いや、もちろん我慢もします。でも……あ、そうか、されるがまま流されたら壊れてしまうような、そんな凄い快感をくれるの?」

「いいえ。手加減するわ。優しくしてあげると約束したもの。ただ、今のキスの快感でも、驚いて身構えたりしないのね。頼もしいわ」
「だって、優しくしてくれるのでしょう? 安心して任せます。性魔術の大先輩だもの」
「じゃあ、いらっしゃい。あなたのオチン×ンで、私たちのオマ×コを味わって。性器の結合、性愛の基本で本質よ」
「晴陽兎君、何百年分の修行で練り上げたオマ×コ、味わえるのよ。しっかり楽しんでね」

 二人のオマ×コ、どちらに先に入れるか、少し迷いました。
 儚螺さんからにします。綺螺裸さんには犯されたことがあるけど、儚螺さんのオマ×コは初めてですから。目隠しした美女のオマ×コに挿入。
 先端が触れた瞬間、引き込まれました。我慢なんてできません。奥まで入れたいと考える間もなく、突入していました。

 オチン×ンが包まれて、舐められて、暖かくて、吸われて……それらの刺激のレベルが凄い、そして、ハーモニーも凄い!
「んおっ! おーっ!」
 声が抑えられません。動かされます。激しくもないけど、的確な動き。オマ×コも動いてくれて、そして、僕も動きます。動いてしまいます。
 どう動けば良いか解る、いや、快感に任せているだけで、身体が勝手に動きます。荒ぶる激情ではなく、練り上げた技に導かれます。こんな風に動くと、こんなに気持ち良いのか。優しく教えてくれています。

「んふ、どう? 私のオマ×コ」
「凄い! さすが! 儚螺さんはどうですか? 僕のオチン×ン!」
「んー、ちょっと足りないかな。私に余裕があって、手加減してるの、解るでしょ?」
「悔しい! 僕のオチン×ンは、みんなに大人気なのに! でも、コレ、こんなに凄いオマ×コ、凄い技だ、儚螺さん、凄い!」

「そろそろ私もー」
「あ、うん」
 綺螺裸さんのオマ×コに移ります。移ることができました。そのくらい手加減されているのです。
 綺螺裸さんのオマ×コ、ちょっと久しぶりです。このオマ×コも、やっぱり凄い。以前、危ないくらい搾られた時より気持ち良いかも。楽しい、良い快感です。あの時と違って時間停止の中でもなく、そして、僕がちゃんと受け止められるように手加減してくれています。

「凄いな、魔法を使ってないのに、こんなに凄い! 優しくされてる、それが解る。でも、たぶん、だから良い。受け止めきれない激しさなんて、ただの送る方のわがままだ。相手に合わせなきゃだものね。さすがだ」

「ねえ、晴陽兎君、どっちのオマ×コで射精したい?」
「両方。あと、お口も試したい」
「欲張りねえ。最初はどこで射精したい?」
「選ばせてくれるの?」
「ええ、晴陽兎君、それなりにがんばってるわ。まだ未熟だとしても、さすが性魔術師。普通の男性ならとっくに終わってるわ。ご褒美に、選ばせてあげる」

「そうだなー、先にイってくれた方で射精したいかな」
「私たちも絶頂させたいの? あなたのオチン×ン、確かに気持ち良いけど、我慢できるわ。絶頂なんて、演技みたいなモノよ? それでも良いの?」
「うん。でも、演技でもない、ちゃんと気持ち良いのでしょ? 我慢を止めるだけだよね」

「我慢を止めるだけじゃないわ。快感への耐性を下げて、感じ易くして絶頂するのよ。晴陽兎君、ほら」
 僕はその時、綺螺裸さんの膣内に入って、儚螺さんのオマ×コを指先で愛撫していました。その二人のオマ×コが、同時に絶頂しました。オチン×ンと指先に伝わってくる絶頂の感触。女の子のコレは、僕は良く知っています。
「んんっ、イったわ、ん、久しぶり、男性のオチン×ンでイくの、やっぱり良いわね」
「私もイったよ、でも、同時だった? どっちで射精するか、決められないかな?」

「うん、同時だったね。可愛かった。性魔術の大先輩も、僕のオチン×ンでイってくれるんだね。良かった」
「あなたが望んだから応えたのよ、あなたにイかされたんじゃないわ」
「うん、解る。もっとイけますか? オマ×コだけじゃない、唇も、舌も、喉も、乳首も、乳房も、いや、身体中、絶頂できる? 性魔術師ならできそうだけど」

「できるわ。触れられただけで絶頂することもできるわ」
「観られただけで絶頂することもできるわ」
「じゃあ、考えただけでイけたりもする?  僕のオチン×ン、どぴゅどぴゅ射精させること考えたら、イける? どこが良い? お口の中? オマ×コの奥? 手のひらの中? 全身に浴びせて欲しい?」
「んんっ! イケる、イけたわ。あなたのオチン×ンのこと考えるだけでイけるわ。性魔術師だもの」

「でも、こんなのも、普通よ。絶頂の快感なんて、普通のことよ。晴陽兎君が魔力と技を使えば、イかせまくるなんて簡単よね。でも、普通の快感よ。こんな普通の快感で、私たちを満たせるつもり?」
「解らない。でも、気持ち良さそうだ」
「だって、あなたがおねだりしたのよ、イってくれる相手に射精したいって」

「うん、そうだ。ねえ、やっぱり、射精させたい? 自分の身体で、自分の技で射精させたい?」
「もちろんよ。性魔術師だもの」
「そうだよね。でも、性魔術師じゃなくても、競うならそう思うだろう。競わせてごめんね。でも、気持ち良いんだ。女の子が僕の射精を欲しがってくれるの、気持ち良い」
「んー、それも普通のことよね」
「普通じゃダメ?」
「ダメじゃないわね。もう、仕方ないなあ。最初の射精は二人で分けてあげるわ。決められないのね」
 僕が迷っていたこと、バレてしまったみたいです。

 二人のオマ×コが重なり、僕のオチン×ンが挟まれて、こねられて。儚螺さんの膣内に入ったり、綺螺裸さんの膣内に入ったり、僕がしているわけでもないのに入れ替わって。
 何だか、くるくると移り変わって、どっちに入っているのか解らなくなります。いや、両方に入っているような気分。僕のオチン×ンは一本なのに。増やすこともできるけど、今は一本のはずなのに。

 そして射精。やっぱり、二人の膣内に同時に射精しているかのようで。
 つまりそれは、数百年分の時間で鍛えた達人オマ×コの二つ分で。数秒でしか無いはずの射精の快感の中に、数百年の二倍が詰まっていて。

☆ 乾いた砂漠で探すモノ 【妖性少年の性魔術研究記~身体で覚えるエッチな魔法~ 86】

 射精が止まりません。これは時間停止? いや、いつの間にか周りの光景が違ってる? 異世界に迷い込んだような感覚。

「晴陽兎君、私たちの渇き、見せてあげるわ」
 儚螺さんと綺螺裸さんに抱きしめられています。でも、他のみんなは見えません。たぶん、夢のような幻の世界。

 砂漠です。広い砂漠。太陽と地平線。乾いた砂漠。
「広いな。こんな広い場所で渇いてたの?」
「そうよ。イメージとしてはこんな気分だったわ。遠くまで見えて、でも、何も無い、ついて来る人も居ないのよ」

「そっか、狭い部屋なら、まだ知らない世界に期待もできる。でも、広い世界に出ても、何も無かったのか。快感を極めて、知らない快感なんて無いと思えるくらい極めて、でも、そこは砂漠だったのか」

「ええ。まだ、進むこともできるわ。でも、どこまで行っても、たぶん砂漠よ。見える範囲だけじゃない、地平線の向こうも砂漠だったわ」

「でも、これはイメージの世界だよね。だから、誰も居なかった。閉じこもっていたの? いや、違うな。他の人はここには来られなかったのか。がんばって究めた、儚螺さん綺螺裸さんだけに見える世界なんだね。だから、長い間、閉じこもっていたの?」

「そうよ。でも、寂しかった私たちを、あなたが呼んだのよ。愛綺裸様のオチン×ンがこの世界に現れて、あなたがお尻に入れて手懐けて。私たちも愛綺裸様の気配に気付いたわ。晴陽兎君のことも知って、見守って来たわ」
「晴陽兎君は、男性の性魔術師なのに、女の子のふりをして、周りに認められてゆく。そのことに嫉妬もしたわ」

「愛綺裸ちゃんは、やっぱり、昔、男性の性魔術師として迫害されたりしたの?」
「そうね、そう言っても良いわね。でもね、晴陽兎君、昔、男性の性魔術師は愛綺裸様だけじゃなかったわ。互いに戦ったりもしたわ」
「戦うために、性魔術で軍勢を造ったりもしたわ。恐れられて、避けられて当然よ」

「ああ、そうか、性魔術師以外の人たちと戦ってたわけでもないのか。性魔術師同士の闘いに、普通の人を巻き込んでしまったのか」
「そうよ。でも、そんな戦いも、愛綺裸様が勝って終わったわ。愛綺裸様は更に性魔術の研究を深めて、淫魔の世界に旅立ったわ」
「こちらの世界では、男性の性魔術師は禁じられたわ。そして、私たちはこの辺境の城で、ただ性愛の技の研究を続けたわ」

「何で、愛綺裸ちゃんと一緒に行かなかったの?」
「行けなかったのよ。私たちは淫魔になれなかったのよ」
「そうか、そうなのか。この砂漠に来られなかったみんなみたいに、愛綺裸ちゃんに着いては行けなかったんだね」

「でも、諦めなかったのかな。ずっと研究してたんだよね。でも、淫魔の世界って何? 儚螺さん綺螺裸さんがなれなかった、淫魔って何?」
「淫魔はもともと、夢に棲む魔物だったのよ。今もそう。だから、淫魔の世界も、夢の世界」
「夢魔の一種か。でも、何で愛綺裸ちゃんはその世界を目指したの?」

「晴陽兎君、解らないかな?」
 愛綺裸ちゃんが現れました。僕の頭を撫でてくれます。うわ、気持ち良い。性的快感です。さすが淫魔王。
「いや、晴陽兎君には解らないかな。晴陽兎君は、この世界を諦めたりしないものね。でも」
「この砂漠、この砂漠のような世界から抜けようと思う、その気持ちは解るかな。僕は昔、あの時、この砂漠を感じたんだ。この世界には何も無いと感じた」

「僕は最強の性魔術師だった。どんな美女も快感も望むがままだった。自分が楽しむだけじゃない、楽しませることができた。世界中の美女を自分のモノにして、性愛の快感を極めることができた」
「でも、その先は見えなかった。僕は一番エッチが上手で、僕より上手い娘は居なかった」

「一番になっても、更に進むことはできた。でも、どんどん離れるだけだったんだ。当然だよね。僕は止まらなかったから、みんなを引き離すだけだった。離れるばかりだった」
「待ってあげれば良かったのに」
「その通りだ。でも、淫魔の世界に行けてしまったんだよ。もっと凄い、エッチが上手な女の子が居るかもしれない世界に行けることが解って、我慢もできなかった」

「それは解るよ。できるならしてしまう、それは解る。試したくなっちゃうよね。絵里庵先生も言ってた。狂気を持たない魔術師、好奇心を持たない魔術師は、本当の魔術師じゃないって」
「愛綺裸ちゃん、この世界も僕も、まだキミには足りないのだろうな。儚螺さん綺螺裸さんにも足りないのだろう」
「でも、僕だって進む。少しずつかもしれないけど、進むよ。淫魔の世界へじゃなくて、淫魔王になれるくらいの性魔術師の大先輩、その技を目指すよ」

「不思議だな。そこには何も無いと知ってるのに。晴陽兎君を止めたくならない」
「何も無いはずは無いよね。あったでしょ? 僕にはあったよ。魅月貴さんや神好香お姉ちゃんが教えてくれた、性魔術師の世界には、みんなの笑顔があったよ」

「そうなんだよね。満たす快感、僕や儚螺や綺螺裸にもできるはずだ。簡単なことだ。でも、何で、違ってしまったのだろうな」
「凄すぎたのかな。愛綺裸ちゃんはたぶん、天才と呼ばれるような、凄い魔術師だったのだろう。男性の性魔術師だったからじゃなくて、天才だったから恐れられたのかも」

「恐れられたから? だから、満たせなかったのかな?」
「みんなが怖くなかった? 自分を恐れるみんなが怖くなかった? みんな、快感で堕として、従えられるだろうけど、そうしなければ安心できないくらい、みんなが怖くなかった?」
「そうだ、怖かったな。みんなも自分も怖かった。この光景を知らないみんなと、分かり合えるなんて思えなかったよ。諦めてしまった」

「晴陽兎君は何か違うのよね。晴陽兎君は何度も、満たされない何かを抱えた女の子に襲われたことがあるわよね。そのたびに、襲ってきた女の子をなだめて、好かれて、恋人のようにしてきたわよね」
「そうしようとする、それは解らなくもないわ。良いことよね。でも、何で、それができたの? 晴陽兎君は怖くなかった? 諦めたくならなかった?」

「そうなんだよね。僕も不思議だ。でも、もしかしたら、僕はとっくに諦めてたから、できたのかもしれない」

「僕はたぶん、たくさん諦めてきた。性魔術クラスに入って、魔法武術クラスには入れなかった。女の子のふりをして、男の子の制服を着られなかった。オチン×ンが外れる身体になれて、普通の身体では居られなかった」

「でも、何だか、ひとつひとつ諦めた感覚は無いんだ。ただ、選んだだけだ。両方は得られないモノを選んだだけ、得られなかったモノを惜しいとも思わなかった。得たモノを扱うだけでも精一杯で、楽しかった」

「女の子は欲しい。女の子の笑顔が欲しい。優しくして欲しい。優しくしたい。助けられるなら、助けたい。自分のわがままに困っているなら、なだめたい。それが僕のわがままなんだ。笑顔が欲しい」

「そうか、だから、晴陽兎君は、支配してしまうことを避けるんだな。ぜいたくだな。支配してしまえば、笑顔になれと命じるのは簡単だろうに。その笑顔とは違う笑顔が欲しいのか」
「ただの笑顔が欲しいわけじゃないのね。何と言うのかな、明るい笑顔? 解放の笑顔? ほっとする笑顔よね」
「少し、この砂漠の広さ、明るさにも似てるかな。でも、違うわね。この砂漠だったら、オアシスを見つけた時、そんな笑顔になれるかな」

☆ ハーレムなオアシスと淫魔王の誘惑 【妖性少年の性魔術研究記~身体で覚えるエッチな魔法~ 87】

「ねえ、地平線の向こうにも何も無かったって言ってたよね。それは確かめたのだろう。この広い砂漠で目指すなら、そこしか無いと思うよね」
「でも、空の彼方は? 星は? 確かめた? 何かあるかもしれないよ」

「星には届かないわ。歩いて行けないわ。でも、そうね、だから目指さないのはおかしいわね。私たちは魔法使い、空を飛ぶこともできるかもしれないのにね」
 空には星。幻の砂漠は夜になっています。

「でも、やっぱり何も無いと感じるかもしれないよ。僕は違う世界、淫魔の世界にも行った。何も無かったわけじゃない、それなりに素晴らしい世界だった。でも、そこで終わるわけじゃないんだ。どこまで行っても、渇きは続く」

「渇きを癒やすのは水だよ。人が生きてる所なら、何処にでもあるだろう」
「ああ、そうなんだよな。何で、遠くに求めたんだろうな」
「見失ったのかな。見えなくなったのだろう。それとも、その水には、触れてはいけないと思ってしまったのかな」

「渇きを癒やす水は、近くにあるだろう。遠くを目指すなら、持って行くだろう。必要なのは水筒かな。それとも、どこでも水を得る方法かな。水なら、地下から湧くか、山から流れて来るかな」

「晴陽兎君、キミは何故、そんなことが解るんだろう? いや、あたりまえのことばかりだな、解らない方がおかしい」
「僕もたまにあるよ。いや、よくあるかな。渇いて、水が見えなくなったりする」
「そうだね、知ってる。キミのお尻の中で感じてたよ。ほら、見えてきたよ、水が湧いてる場所」

 夜の砂漠で、灯りが見えてきました。樹が見えます。湖? オアシスかな? 誰かキャンプしてる。
「やっと来たわね。待ってたわよ」
 魅月貴さんがランプを持ち上げて迎えてくれました。
「お風呂の準備、できてますよー」
 神好香お姉ちゃんも、性魔術クラスのみんなも、一緒に来た精鋭部隊のみんなも居ます。
 みんな、薄衣をまとっています。もう水浴は済んでいるみたいです。

「ここは、儚螺さんの幻覚の世界だと思ってたけど、みんなも来たの?」
「幻覚だけど、現実でもあるわ。幻覚の中では、それが現実。夢に引き込む技よ。淫魔の、夢魔の基本の技」
「いや、でも、現実の僕は、儚螺さん綺螺裸さんとエッチしてて、射精し続けてたような気がするのだけど……」
「戻ったらそうなのかもね。でも、気にする必要も無いわよ。時間が経ってしまうわけでも無いわ。でも、晴陽兎君の恋人たちを除け者にする気にはなれなかったの」

「えっと、儚螺さん、綺螺裸さん、何とかなったの? 満たされた? 渇き、苦しさ、何とかなった?」
「さあね。でも、気にするのは晴陽兎君だけよ。私たちは降参してて、もう戦いもしないわ。さらってきた女の子たちも解放するし、償いも、できるならするわ。私たちの渇きなんて、どうでも良くない?」

「むー、良くない! それが僕のわがままだって言ったよね。楽しく笑えるようになった?」
「確かめてみれば?」
 儚螺さん綺螺裸さんの笑顔。どこかイジワルな笑顔。たぶん、僕が求めてた笑顔。
 でも、満たされたと言ってはくれないでしょう。僕のわがままに付き合う必要も無いでしょうから。
 うーん、これで良いのかな? いや、まだできること、やるべきことはある気もします。でも、峠は越えたような。

 何だか、嬉しいような、満たされないような変な気分。満たすことができたかどうか、教えてもくれません。
「愛綺裸ちゃん、キミはどう? 少しでも、満たせた? それとも、まだ、渇いてる?」

「渇いてるさ。僕はまだ、晴陽兎君とエッチしてないしね」
「いや、ずーっとしてますよね。愛綺裸様のオチン×ン、晴陽兎君のお尻に入ったままですよね」
「うん、だから、代わりにココを埋めて欲しいんだけどな」
 オマ×コを見せつけてきます。淫魔王のオマ×コ。綺麗だけど、普通にも見えるけど。性愛の快感を求めるなら、たぶんこれ以上のオマ×コは無いのでしょう。少なくとも、今は。

「あのさ、愛綺裸ちゃん、男性だったんだよね? 僕と同じような身体で、オチン×ンが外れることができるけど、男性だったんたよね? 今も男性のつもり? 僕はそうだけど」
「男性とはしたくないかな。女の子と思って良いよ。と言うか、オチン×ンの無い僕の身体は女の子なんだけど」
「オチン×ン、諦めるの?」
「どうしようかなー、迷うな。男性の性魔術師は晴陽兎君に任せて、僕は女の子になろうかな。そうすれば、晴陽兎君の愛人にもなれそうだよね」

「愛綺裸ちゃん、淫魔の世界では、男性か女性、どっちだったの? 何で、キミのオチン×ンだけ、こっちの世界に戻っていたの?」
「向こうでは、基本的には男性だったよ。でも、淫魔王になった僕は、こっちに戻ろうとしていた。憐香ちゃんの召還術の力も借りて、でも、戻れたのはオチン×ンだけだったな」

「ああ、あの時、僕にも会ったね。あの淫魔さんが愛綺裸ちゃんのオチン×ンだったのか。僕に倒されたのも、演技?」
「演技でもないよ、武術の闘いなら晴陽兎君が勝つさ。晴陽兎君に拾ってもらって、キミのお尻に入って。そして、結果的に、僕自身がこっちの世界に戻ることも手伝ってもらえたね」
「じゃあ、こっちに戻るためにこんな事件を起こしだの?」

「いや、もっと早く僕自身を召喚してくれるように働きかけることもできただろうけど、見守っていた」
「儚螺と綺螺裸は我慢できなくなって、晴陽兎君や性魔術クラスの皆さんに迷惑かけてしまったね。でも、僕はこっちに戻れて、晴陽兎君に会えて、渇きを癒やす方法も思い出せた。ありがとう」

「そんな晴陽兎君には、やっぱり、お礼したいと思う。それに、惹かれてる。晴陽兎君を誘惑するなら、やっぱり女の子にならないとね」
 愛綺裸ちゃんの笑顔。綺麗で、可愛くて、凄くエッチです。何だろう、明るい笑顔なのに。
 その唇にキスしたり、オチン×ンを押し当てたりしても許してくれそうだな。何でもしてくれそう、何をしても許してくれそうです。と言うか、誘われてます。

 淫魔王に好かれて、誘惑されて、我慢できる人なんて居るのでしょうか?
 僕だって、我慢できなかったでしょう。恋人たちが居なかったら。

「愛綺裸さん、晴陽兎の愛人になりたいなら、私たちの許可も必要なんだけど」
 魅月貴さんが僕を抱きしめます。うん、正しい対応だな。僕はまだ未熟な、性魔術クラスの初年生なのですから。淫魔王の誘惑から護ってくれます。
 僕を性魔術クラスに誘った先輩で、一番の恋人。魅月貴さんに護られて、僕も彼女に抱き着きます。

☆ 星空の快楽舞踏 【妖性少年の性魔術研究記~身体で覚えるエッチな魔法~ 88】

 魅月貴さんに抱かれています。抱いています。儚螺さん綺螺裸さんも魅月貴さんに譲って、他のみんなも集まって来るけど、魅月貴さんを邪魔しません。
 ある意味、正しい対応です。魅月貴さんは僕の一番の恋人ですから。

「うーん、晴陽兎君、淫魔王の僕が誘っても来てくれないのか。いや、晴陽兎君だけなら来てくれただろうな。魅月貴さん、僕は仲間に入れてくれないの?」
 愛綺裸ちゃんはどこか面白そうな表情です。凄い、淫気とも違う何かが引っ張ります。淫魔王の愛綺裸ちゃんは、凄く僕を惹きつけます。

 それはたぶん、表情とかしぐさとか、声とか、普通の人でも使えるモノです。誘惑のしぐさ、声、表情、誰でも使うモノ。でも、愛綺裸ちゃんのそれはたぶん世界一です。うーん、僕も良く我慢できてるなあ。魅月貴さんにしがみつく腕に力が入ります。

 愛綺裸ちゃんの視線が僕の視線と絡み合います。伝わって来る何か、性衝動? いや、伝わって来るわけじゃない、性衝動は僕の中から引き出されたモノです。
 そうか、伝えるだけ、押し込むだけが技じゃない。引き出す技もあります。
 凄いな、うん、欲しい! こんな綺麗でエロい女の子、欲しくならないわけがありません。

「凄いわね、これなら、淫気なんか必要無いわね。でも愛綺裸さん、あなたも魔法が使えるのでしょう? 手加減してくれてるから、まだ使っていないのでしょうけど、晴陽兎君を誘うなら、性魔術で魅せるのは効果的よ。晴陽兎君は性魔術研究者だからね」
 絵里庵先生のアドバイスは、僕を誘う方法。でも、その絵里庵先生も僕を護る輪に加わっています。それでもアドバイスしてしまうのは、たぶん、性魔術クラス教師としての習慣です。

「そうか、性魔術を魅せる、そうだね、僕は性魔術師と思われてるのか。そうだ、辞めた覚えは無い。淫魔王と呼ばれても、僕はまだ性魔術師なのか」
 愛綺裸ちゃんの驚いたような表情。自分がそうであることを忘れていたのかもしれません。まあ、良くあることです。

「何を魅せようかな。色々、できる。でもそうだな、晴陽兎君がやってたのは、快楽音楽の演奏会だったね。それに合わせてみようか」
 愛綺裸ちゃんが立ち上がり、跳ねました。空中で止まります。空中に立ったまま一礼。
 いつの間にか、白いドレスを纏っています。ミニスカートから伸びる脚も白いタイツに被われて、夜空に映えます。星空をバックに踊り始めました。

 魔法を魅せてくれる? 空中で踊れるのは確かに魔法だけど。それだけなら、僕にもできます。舞躍夏や魅月貴さんにもできるでしょう。
 もちろんそこには、極めた技があります。その舞を観るだけで快感を感じて、絶頂に導けるのでしょう。
 でも、それは、僕の快楽音楽も同じです。少し残念なような気分。それは失礼かもしれないけど、大魔法を期待してしまったのです。でも、まだなのかも。これから現れるのかも。

「晴陽兎君、星を目指すのも良いと言ってたね。星が好きなのかな」
「星空が好きだ。星だけじゃないよ」
「そうだね」
 愛綺裸ちゃんが星を撫でます。淫魔王が星を撫でます。当然、そのように見えるだけ、届いてはいないはずです。
 届いているなら、あれは星じゃない。でも、綺麗だ。あの光、星だと思うでしょう。
 いや、本当に、星には届かないのかな? 魔法なら届く? 魔王と呼ばれるような魔術師の魔法なら、星に届く?

 星空が震えます。うん、気持ちよさそうだ。ああ、僕も欲しいな。星空を震わせるあの指先、あの唇、欲しいな。
 星が動いて、並んで、星座? いや、光が並んで形を作っただけだ。でも、それを人は星座とも呼びます。
 あれは、女の子? いや、僕? 女の子にも見えるけど、オチン×ンがある。

 星空に現れた僕は、愛綺裸ちゃんに撫でられて。僕も快感に震えます。伝わって来る感覚。感覚接続された? 愛綺裸ちゃんは触れなくても感覚接続できるのかな。
 星空に現れたオチン×ンに、愛綺裸ちゃんのキス。星に唇が触れたように見えて。僕のオチン×ンも震えます。

「一種の感覚接続でもあるけど、少し違う。想いを伝えてる。肖像画や人形を通して魔力を伝える技に近い」
「愛綺裸さんの晴陽兎への想いを、空に映してるの?」
「そう。そして、その想いは晴陽兎君本人にも伝わる」

 星空に映る僕は、かなりはっきりして来ました。もう星の連なりではなく、映像です。
 空に浮かぶ僕が、踊る愛綺裸ちゃんに誘われます。恥ずかしげな表情。うーん、僕だけど、少し違うな。僕は恥じないはずです。性魔術師がエッチするのは当然のことですから。
 いや、まだ、エッチじゃないな。ダンスを誘われているのです。それはエッチなことになるだろうけど。

 星空に愛綺裸ちゃんと僕が踊り始めます。それを観ている僕は魅月貴さんに挿入します。魅月貴さんのオマ×コも応えてくれるけど、その眼はしっかり空を観ています。

「あっあっ、ん、」「ん、ちゅ、んー」
 音を、声を響かせます。演奏を始めます。魅月貴さんが僕を、僕が魅月貴さんを鳴らします。
 聖螺さんが髪の毛のピアノを用意。僕も淫霧を展開、周りのみんなにも感覚接続。みんなの声、身体も響かせます。

 星空に踊る愛綺裸ちゃんは、その演奏に合わせてくれます。
 星空に現れた僕の幻も踊ります。快楽舞踏、こうやるのか。解る、教えてくれてる。
 観るだけで快感、発情してしまいます。それは、ある意味あたりまえのことです。綺麗でエロい女の子のダンスを観たら発情してしまいます。

 でも、この愛綺裸ちゃんの舞いはそれだけじゃない。感触が伝わって来ます。愛綺裸ちゃんに触れられる感触。
 その感触はたぶん幻、錯覚。でも、感じます。柔らかくすべすべした肌が触れる感触。愛綺裸ちゃんの動きを身体が感じます。

 観るだけで、見せるだけで、感触を現す。淫魔王と呼ばれるほどの性魔術師には、多くの技の中の一つに過ぎないのかもしれません。でも、凄いな。
 そしてその感触が奏でる快感のリズム、ハーモニ