カテゴリー別アーカイブ: 【☆ 家出少女があなたを買いたがっています】

☆ 家出少女はお嬢様でメイド付き

 変なメールが来ました。
「家出少女があなたを買いたがっています」

 タイトルだけで、迷惑メール確定な感じです。
 何故普通に受信されたのでしょうか。

 しかも何だかおかしいです。
 普通なら「家出少女をかくまってください」とか「お金持ちの女性があなたを買いたがっています」ではないのでしょうか。

 少し興味を覚えて本文を見てみました。
「興味をもたれた場合はドアを開けてください」

 なんでしょうかこれは。
 都市伝説的怪談の類いでしょうか。

 恐る恐るドアを開けてみました。
 いつかは開けるわけですし、ちょっと怖いけど興味もありました。

「あ、開いたわ。じゃあ、もう私たちのものになるってことね」
「お姉様、まだ対価を支払っていませんわ」
「へえ、結構可愛い子ですね。お姉様が欲しがるのも解りますわ」

 三人のお嬢様、という感じの女の子がいました。
 金髪の気の強そうな感じの少女を真ん中に、長い黒髪の少女と透き通るような銀髪の少女がいます。
 三人とも違う制服です。
 それぞれの後ろにメイドさんが控えています。
 メイドさんだと思います。メイド服らしきものを着ています。

 メイドさんの一人が僕の前に来ました。
「ドアを開けて下さったということは興味がおありになるということですね。ありがとうございます。それでは、詳しく説明させていただきます」
 そう言ってお辞儀した彼女は部屋に入ってきます。
 僕は道を空けてしまいました。

 六人の少女たちが入ってきます。
 ちょっと、というか結構狭いです。

「こちらは天堂愛華葉(あけは)様、綺羅々(きらら)様、水晶(すける)様です。私どもは麗葉(れいは)、季観香(きみか)、紗夜璃(さより)です。お嬢様たちのメイドとしてお仕えしております」
 麗葉さんというメイドさんが紹介してくれました。

「あ、高青 灯夜(たかあお ともや)です」
 僕も名乗りました。

 愛華葉さんがずいっと近づいてきました。
「灯夜(ともや)君、あなたが、欲しいの。売ってちょうだい」

「え? ……僕を買うの?」
「そう。ちゃんとお世話するし、不自由はさせないから」
「な、何のために?」
「気に入ったから。手元に置きたいから」

「愛華葉お嬢様は、あなたに一目惚れなさったのです」
 麗葉さんがそう教えてくれました。
「じゃ、じゃあ、別に買うなんていわなくても……」
「しかし現在のところ、あなたの身体だけが目当てだそうですので、相応の対価を支払ってお相手をしていただこうかと。それに少し事情もありまして」

「お姉様は自由に恋愛はできないんです。だからあなたを買って傍に居たいんです」
 水晶ちゃんがおかしなことを言い出します。

「そんなことあんまり関係なくて、灯夜の身体が欲しいだけよ。まあ、あんな家、出てきてやったけどね」
 愛華葉さんがちょっとあせっています。可愛いです。

「家出? でもそれなら、普通に恋愛してもいいんじゃ……」
 僕は愛華葉さんの家が厳しくて恋愛を禁止されているのだと思いました。

「お姉様の恋人になったら、危険です。さらわれたり、こっそり消される可能性とかあります……お姉様の持ち物なら、大丈夫です」
 綺羅々ちゃんが物騒なことを言います。
 恋愛禁止どころではなかったみたいです。

「その通りです。お嬢様に興味をもたれたままでは危険なのです。お嬢様のものになればかえって安全ですよ。お嬢様のものに手を出そうという輩はあまりいないでしょうから」
 興味をもたれると危険。もう興味はもたれているようです。
 危険を避けるためには、選択肢は「はい」か「YES」しかないみたいです。

「わ、わかりました……よくわからないけど……そうしないと危険ってことは教えてくれたし、愛華葉さん綺麗だし……あれ? 買うってことはいくらかもらえるんですか?」
「そうね、お金でもいいけど、今後のために少し節約したいから、この娘でどう?」
 お嬢様はぽんぽんと麗葉さんの肩を叩きました。
 節約したいというのが少し気になりました。
 家出してきたというのは本当なのでしょうか。

「こ、この娘って……」
「この娘、麗葉をあなたにあげる。代わりにあなたは私のもの。麗葉じゃ気に入らない?」
 僕は麗葉さんというメイドさんを改めて確認してしまいます。
 微笑んでくれました。僕より少し年上でしょうか。可愛いです。

 メイド服の上からでも身体のラインが確認できます。
 触れたくなる身体です。
「この、このメイドさんの、む、胸とかお尻とか脚とか触ったりキスしたり抱きしめたりしていいってことですか!?」
 僕は何を言っているのでしょうか。
 でも具体的に確認せずにはいられませんでした。
 後からセクハラで訴えられても困ります。

 麗葉さんが少し顔を赤らめます。
「もちろんです。私の身体でよろしければ、お好きなところをお好きなようにしてください」

 愛華葉さんが少しむっとした表情になります。
「そうよ。その代わり、私の胸とかお尻とか脚とかを触ったりキスしたり抱きしめたり、をあなたはしなくちゃいけないの。じゃあ、契約成立ね」

「ちょっと待ってください。それでいいなら私もこの娘、季観香をあげますから、私にも触ったりキスしたり触られたりキスされたりしてください」
「あ、私のメイドの紗夜璃も自由にしてくださってかまいませんから、私も灯夜さんが欲しいです」
 愛華葉さんの妹分かと思っていた綺羅々ちゃんと水晶さんも同じ条件を出してきました。
 季観香さんと紗夜璃さんももらえるみたいです。

 三人のメイドさんが僕の前に来ます。
「お伝えしたとおりお嬢様たちのものにならないのは危険ですので、お嬢様たちみんなのものになっていただきます。もちろん私ども三人のメイドは灯夜様のものになりますので、ご自由にお使いください。よろしければ私どもの判断で御奉仕させていただきます」

 愛華葉さんがメイドさんたちを押しのけて迫ってきます。
「じゃあ、早速あなたの身体を愉しませてもらうわ。オチン×ン出しなさい。早く!」
 お嬢様の迫力に僕は従ってしまいました。

 三人のお嬢様は僕を仰向けに寝かせてオチン×ンの周りに集います。
「へえ……」
「おお……」
「んちゅ……」
 愛華葉さんが根元にキスしてきました。
 綺羅々ちゃんと水晶ちゃんもそうします。

 オチン×ンがお嬢様たちの顔に挟まれます。
 鼻先やほっぺたが当たるのが気持ち良いです。

 メイドさんたちは僕の唇にキスしてきました。
「灯夜様、気持ち良くなっていただけるようにサービスさせていただきます。リクエストがあれば何でもおっしゃってくださいね」
 キスされたときに何か飲まされた気がします。

「あ、あの」
「はい?」
「……あの、アソコ、見せてくれますか?」
「オマ×コですか?」
「はい……」
「もちろんお望みのままに。失礼します」
 麗葉さんが僕の顔の上でオマ×コを開いてくれました。
 綺麗です。
 たっぷり蜜を含んでいるようです。唇に滴ってきます。
 なんだか甘いです。何か仕込んでいるのでしょうか。

 麗葉さんのオマ×コの甘さの正体を確かめるべく舌を潜り込ませます。
 香り付けされたシロップのようです。

「オマ×コ見たいなんて、結構しっかりエッチなのね。後で私たちのも見せてあげるから、その、ちゃんと見て好きになってね?」
 愛華葉さんが恥ずかしそうに宣言します。

「オマ×コお好きなようですから、お楽しみください」
 季観香さんと紗夜璃さんは僕の手をとって自分のオマ×コに押しつけます。
 気持ち良いところに触れるように誘導されているみたいです。
 なんだか拘束されて指をオナニーに使われているみたいな気がします。
 二人は僕の耳や肩にもキスしてきます。

 メイドさんたちのオマ×コを味わい、感触を愉しむと彼女たちも感じているようです。
「ああ、あっ、灯夜様、麗葉のオマ×コをご賞味していただいてありがとうございます。よろしければ、後ほどオチン×ンでも味わっていただきたいのですが……」
「ぷは、それは私たちが先よ! メイドとして少し遠慮しなさい!」
「お嬢様、もう私の御主人様は灯夜様です。灯夜様の御主人様としてお嬢様たちにもお仕えしますが、灯夜様が優先ですから」

 お嬢様たちの口淫は激しくなっています。
「ん、れろ、んっ、なかなかじゃない、んっ、いい感触よ」
「美味しいですう」
「お姉様と綺羅々の唾が、これに塗りつけられると、いつもより美味しい気がする」

「んっ……」
 誰かのお口の中に咥えられました。
 ゆっくりと奥まで飲み込まれます。

 奥に当たったところで射精してしまいました。
「んぶ、んちゅ、ごく、こく……れろ、ちゅうううう……」
 ちゅうちゅう吸われて飲まれます。

 なんだかいつもの射精と違う感じです。
 お嬢様のお口の中がすごく気持ち良いせいかと思いましたが、それだけでもないようです。
 オチン×ンがおとなしくなりません。

「必要だと思いまして、精力剤を飲んでいただいました。お嬢様たちで足りなければ、もちろん私どもを使っていただいて結構ですので、安心して何度でも射精してください」
 麗葉さんに口移しで飲まされたアレが精力剤だったみたいです。
 効き過ぎです。どのくらいしたら落ち着くのでしょうか。

「ナイスですわ。それじゃ遠慮無く飲ませてもらいましょう」
 綺羅々ちゃんの声がして、また咥えられました。

「あなたはみんなを相手にしてるんだから、待たせないように早く射精しなさい!」
 愛華葉さんに怒られます。

「早く射精できるように灯夜君を気持ち良くさせれば良いと思う」
 水晶ちゃんが太ももを撫で回してきます。

 そのまま二回、違うお口の中で射精させられました。
 お嬢様たち全員のお口の中に射精してしまったようです。

 麗葉さんのオマ×コを味わっていると、彼女もイってしまいます。
 季観香さんと紗夜璃さんも交代して、オマ×コを味わわせてくれました。
 みんな甘い蜜を入れているみたいです。少しずつフレーバーは違いました。

「交代よ。麗葉たちで練習はできたでしょう? 私のオマ×コを味わいなさい」
 愛華葉さんが脚を開きます。
 僕はそっとオマ×コにキスして舐め始めます。
 メイドさんたちの反応でどこが気持ち良いのか少し解っています。

「お嬢様には優しいんですね」
「と、当然でしょ!」
 麗葉さんにからかわれました。

「お姉様、早く交代してください」
 綺羅々ちゃんが愛華葉さんのおっぱいを揉み始めます。
 水晶ちゃんも反対側のおっぱいを担当します。

 僕はうつぶせで愛華葉さんのオマ×コを頬張っていました。
 メイドさんたちが僕の腰を持ち上げて、紗夜璃さんが僕の下に潜り込んできます。
 オチン×ンを下から咥えられました。
 思わず腰を動かして紗夜璃さんの口内の感触を確かめてしまいます。

「こら、こっちに集中しなさい!」
 愛華葉さんにまた怒られました。
 僕は舐めることに集中しようとしますが、紗夜璃さんのお口の中のオチン×ンがれろれろ舐められて、どうしても気が散ってしまいます。

 それでも射精するとき愛華葉さんもイかせられたみたいです。
 愛華葉さんはメイドさんたちより感じやすいみたいです。

 愛華葉さんの次は綺羅々ちゃん、水晶ちゃんのオマ×コもいただきます。
 お嬢様たちはみんな感じやすいみたいです。
 その間にメイドさんたちのお口に咥えられて射精します。

「もう季観香は灯夜様のものですから、綺羅々お嬢様のオマ×コではなく灯夜様のオチン×ンに口付けねばならないのですね……」
「あ、いや、無理にしなくても」
「させてくださいませ。お嬢様に舐められ、お嬢様のオマ×コに包まれるオチン×ンをお世話するのは……それはそれで萌えます」
 その言葉に僕の方が萌えます。

 何度射精しても、困ったことに? 全然萎えません。
 お嬢様たちは気持ちよさそうにぼーっとしています。

 僕は麗葉さんのオマ×コを撫でながら確認します。
「オチン×ンがまだおとなしくならないんです……入れていいですか?」
「もちろんかまいません。私は灯夜様のものですから。というか、して欲しいです……」
「ちょっと待った! 私が先!」
 愛華葉さんががばっと起き上がって僕を押し倒します。

「灯夜様のご指名は私ですけど」
「わーたーしーが最初!」
 愛華葉さんの迫力に麗葉さんはおとなしくなります。
 ちょっと怖いです。

 愛華葉さんがオチン×ンをオマ×コで飲み込んでゆきます。
 初めてのオマ×コの感触は最高でした。

「んはっ、あ、ど、どう? 気持ち良い?」
「は、はい!」
「あなたのも、なかなか良いわよ、んっ、いつでも私の相手ができるように、麗葉に薬をもらっておきなさい。綺羅々や水晶やメイドたちとやりすぎて、私の相手ができないなんてことは許さないからね」

「お姉様ー、早く代わってください」
「さっさとイかせちゃいましょう」
 綺羅々ちゃんと水晶ちゃんが愛華葉さんのおっぱいをまた責めます。
 メイドさんたちは僕の身体の弱いところを探しているみたいです。

「ふ、ふにゃああ!」
 膣内で射精してしまいました。
「はあ、ああ、んふっ、いい買い物したわ……」
 愛華葉さんはまだ萎えないオチン×ンを舐め清めてくれました。

 まだまだ萎えません。
 当然のようにお嬢様たちとメイドさんたち全員の膣内を使うことになりました。

「ああっ……」
「にゃああっ!」
「ん、もっと激しくても、あ、ソレ良いです!」

 柔らかく気持ち良い膣内、吸い込みがすごい膣内、締め付けが強い膣内、よく動く膣内、誰がどうだったのか良く覚えていません。
 少女たちは途中で何度か絶頂しても、膣内で射精するまで放してくれません。

 六人の少女に注ぎ込んでもまだ足らないみたいです。

「申し訳ありません、少し薬が効き過ぎたようです。私の責任です。私をお使いください」
 麗葉さんがオチン×ンを咥えようとします。

「ちょっと麗葉、そうしたくて多めに飲ませたでしょ」
「……はい」
「独り占めはダメよ」

 少女たちがみんなオチン×ンに顔を寄せてきます。
 代わる代わる咥えられ、僕は何度もお口の中に射精します。
 そのうちなんとかオチン×ンはおとなしくなりました。

 少女たちは僕の部屋に居座るつもりみたいです。
 それは予想していましたが、お嬢様たちに求められたら断れません。
 僕は精力剤のありがたさを知ることになります。

 メイドさんたちはトイレの中まで着いてきます。
 僕にはひとりになれる場所は無くなったみたいです。

☆ いつかあなたを好きだと叫びながら

 なんだか下半身がむずむずする感覚で目が覚めました。
 麗葉さんがオチン×ンを咥えています。
「お早うございます、灯夜様」
 季観香さんが挨拶してくれました。
「お、おはようございます」

 愛華葉さんににらまれています。
「おはようございます、愛華葉さん」
「……おはよう」

「麗葉さん、目は覚めましたから……」
「では早速、朝の御奉仕に移らせていただきます」
 麗葉さんはまたオチン×ンにキスしてしゃぶり始めました。

 愛華葉さんが横からオチン×ンに吸い付いてきました。
 麗葉さんのお口から出ている根元に吸い付き、奪い取ろうとします。
「お嬢様、これはメイドの役目ということで納得していただいたのでは?」
「オチン×ンをしゃぶって起こすのはメイドの役目だというのは納得するわ。でも、朝一番のミルクは私のものじゃなくて?」
「それでしたら私が搾ってお嬢様にお分けしますからご安心ください。メイドの仕事を奪おうなんて、はしたないですわ」

 愛華葉さんは一旦引き下がりました。
 トランクを開けてなんだかごそごそやってます。

 再び戻ってきた愛華葉さんはメイド服を着ていました。
「これで文句ないわよね? 少しだけ灯夜のメイドをするわ」
 そう言ってオチン×ンを咥え込んでゆきます。

「あら、ではお嬢様ではなくて新人メイドですね。灯夜様、新人メイドを教育してあげてください」
 麗葉さんが僕の手を愛華葉さんの頭に添えます。
「灯夜様が気持ち良い動きを教えてあげてください」
 愛華葉さんが咥えながら肯きました。
 僕はゆっくりと愛華葉さんの頭を動かし始めました。

 愛華葉さんのお口の中で射精します。
 じっくり味わいながら飲まれました。
「……灯夜様、ありがとうございました。あなたを愛するために必要なら、いつでもメイドになるから、遠慮しないで言ってね。御主人様の命令よ」

「なかなかラブラブですねえ」
「お姉様だけに教えるのは、抜け駆け」
 いつの間にか綺羅々ちゃんと水晶ちゃんもメイド姿になっています。
 二人にもお口の使い方を教えることになりました。

 お嬢様たちのお口に射精して終わりかと思っていたら、三人の本物のメイドさんたちもオチン×ンにすり寄ってきます。
 三人一緒にお世話してもらおうと思ったら、しっかり三回射精させられました。

「灯夜、灯夜自身は買わせてもらったんだからいいけど、この部屋に居させてもらうための対価は払ってなかったわね。一日一回、あなたの命令をきいてあげるわ。なんでも言いなさい」
「お姉様、灯夜さんにはもうメイドたちがいるんですよ。わざわざお姉様に命令するとしたら、メイドたちと遊ぶ邪魔をするなくらいでは?」

「それはダメよ……エッチなことをさせる命令限定にするわ」
「だからそれもメイドたちで間に合ってしまうんですってば。テクニックではかないませんし」

「……じゃ、じゃあ、毎日一回は私を教育しなさい! あなた好みの女の子にするために何か命令しなさい!」
「それは灯夜さんに支払う対価としては微妙な気がしますけど……まあそんなところですかね」

「では早速命令してみませんか? お姉様に命令できるなんてあなただけですよ」
「えーと……じゃあ、愛華葉さん……僕のことを好きだって言いながらエッチしてくれますか?」

 愛華葉さんは真っ赤になりました。
「え? ええ、そうね、命令されたら仕方ないわね、約束ですものね……好きよ、灯夜……」
「僕も好きです……いいですか?」
 愛華葉さんの下着の上からふくらみを撫でます。

「もちろんよ、私のオマ×コはあなたのためにあるんだから、あなたにしてもらうのが最高に幸せなんだもの、好きだから、愛してるから……」
 愛華葉さんは僕を押し倒して乗ってきます。

 愛華葉さんが優しく動き始めました。
「んっ……好き、大好き、あなたのためなら……」

 愛華葉さんが何か言いかけたとき、いきなり床が抜けました。
 寝ていた僕は後ろから抱えられるようにして床下に引き込まれます。
 愛華葉さんは麗葉さんが抱きとめてくれたみたいです。

 そのまま床下を運ばれます。
 凄い速さです。
 何が何だか解りません。

 明るくなりました。
 地上に出たのでしょうか。
 麗葉さんと季観香さんが見えたような気がしました。
 僕を抱えている誰かはそのまま走り抜けようとしたみたいですが、何だか止まりました。

「灯夜様、大丈夫ですか?」
 麗葉さんが助け起こしてくれました。
 季観香さんが僕を抱えていたらしい少女を捕まえたみたいです。
 黒装束の女の子はおとなしくなっています。

 部屋に戻ると、愛華葉さんたちが抱きついてきました。
「無事だった? 良かった! ごめんね、やっぱりあなたに迷惑かけちゃったみたい」
「もしかしてお姉様が好きとか言い出したからでしょうか……それにしてもタイミング良すぎですが……」
「この娘に訊いてみよう」

「灯夜様を狙ったのはやはり愛華葉様がご執心だからですか?」
 紗夜璃さんが黒装束の少女に尋ねます。
「そうだ。愛華葉様が心を許し、彼に全てをゆだねるようなら、彼を拉致することになっていた」

「愛華葉様を脅迫するためですか? 誰の命令ですか?」
「脅迫するためというのは当たっている。今の愛華葉様では彼を護りきれない。他の勢力が手を出す前に彼を保護する。愛華葉様が家に戻るなら彼も安全に警護できる。つまり、彼の安全を確保したいなら家に戻れということだ」

「なるほど、お母様の差し金ですか。でもそうしたら灯夜様をダシに愛華葉様はいいように言うことを聞くことになるわけですね。それでは他の所にさらわれるのとあまり変わりません」
「……何であのタイミングだったかというと、愛華葉様が彼を自分の主人と認めようとしたからだ。母上はそうすることの警告をしろと言われた。愛華葉様はご自分の立場を捨てきることはできない」

「灯夜、ごめん……やっぱりあなたを危険なことに巻き込んだみたい。あなたが望むなら、麗葉たちだけ残して私は戻っても良いわ。あなたが私を必要としないなら」
「愛華葉様、僕はあなたのもので、愛華葉様に捨てられない限りずっと一緒ですよ。愛華葉様が戻るなら僕も一緒に行きます」

 愛華葉さんはキスしてくれました。
「あなたを恋人と呼ぶには、全てを委ねあうには私たちはまだ弱いみたい。私を利用しようとする人たちには、私は何でもできるみたいに見えてるのにね。でも、いつかあなたと……」

「いえ、それまでに灯夜さんは綺羅々専用になりますから」
「私も灯夜をお姉様に独占させるつもりはないよ?」

「あーもう、灯夜に最初に目を付けたのは私なんだから、私のものよ!」
「恋人は灯夜さんが選ぶことですよ」
「今のところお姉様がリードしているのは認める。だからいろいろがんばる」

 綺羅々ちゃんと水晶ちゃんが抱きついてきました。
「あーもう……灯夜、さっきの続きはいつか必ずするから、待っててね?」

 愛華葉さんもキスしてきます。
 キスしながらしゃべることはできませんが、好きだと言われている気がしました。