☆ こんにちは、男の子

 燐さんという、その人の噂は聞いていました。
 最高級の性奴隷を売っているらしい。
 そこで売られている少年少女はただの美形ではなく、特別な身体に育てられた性技のエキスパートだそうだ。

 自己紹介がまだでした。
 私は、情賀 愛流多(じょうが あるた)といいます。

 私は女の子だけど、女の子が好き。
 お嬢様な友人たちと、エッチな関係も持ちながら楽しく遊んでいました。
 でも、だんだん疎遠になる友人が多くなってきました。

 同じ趣味だった愛紗美さんは、幼馴染みの男の子を見つけてしまって夢中みたいです。

 冬夜君はちょっと可愛いと思うけど、男の子でしょう?
 愛人らしいメイドさんたちのガードも固いしね。
 それに本人と私の立場を考えると、関係したら大変なことになるっぽいです。

 愛菜さん紅夜さん嬢華さんの仲良し三人組はなんだか一人の男の子に取られたみたいです。
 少なくとも嬢華さんは女の子好きだったのに。
 ……くやしいなあ。
 晶一郎君という男の子とエッチする権利を買わないかと誘われたけどお断りしました。
 女の子だったら考えたかも。

 愛華葉さん綺羅々さん水晶さんの三人組も男の子を求めて家出したらしい。
 そんなに男の子って良いのかなあ。

 愛華さんや美姫さんは性奴隷を買ってからあまり相手にしてくれない。

 それでも久しぶりに愛華さんが来てくれました。
 思い切り近づいて、というかちょっと押し倒し気味に誘ってみる。

「もうエッチさせてくれないの?……奴隷の男の子に義理立てすることなんて無いよね?」
「うん、そうなんだけど……精露としてきたばっかりだから今は……」
 なんだかとても嫉妬している自分に気付いた。
 愛華さんを押し倒して、オマ×コに吸い付いた。

「んっ……」
 舌先に感じる感触に驚いた。美味しい。
 舌が絶頂する、という表現は誇張だと思っていたけど、こんな感じだろう。
 染みこんでくる何かに魂を愛撫されているようだ。

 精露君という愛人の精液だとすぐに解った。
 流石に自慢するだけのことはある。

 精露君の精液を舐めながら奇妙な敗北感を感じた。
 愛華さんと精露君の関係が本物だと直感した。

 愛華さんを愛しても精露君には勝てないだろう。
 みんな夢中になれる相手を見つけたのだ、と気付いた。

 だから私も、燐さんのところで女の子を買おうと思った。
 夢中になれたらいいなと思っていた。

 燐さんに連絡を取ると、どんな娘が好みか訊かれた。
 私は実際に何人か見せてもらうことにした。

 そんな訳で、燐さんのところにお邪魔している。
 山中の大きな建物が少年少女がいるところだった。

「いらっしゃいませ、愛流多様。早速お選びになりますか?」
「ええ、よろしくお願いしますわ」
「女の子がお好みでしたよね? ご案内しますわ」

 本当に可愛い、綺麗な娘たちがたくさん居た。
 遠くから女の子たちの様子を見せられた。
「近づくだけで気持ち良くさせたり、その気にさせる娘もいますから、公平を期すためにここから何人か選んでください」

 確かにこの距離でも何か惹かれるものがある。
 この惹かれる感じは何なのだろうと思って振り返ると、近くに一人、こちらを見ている子がいた。

「あら、この子も可愛いけど、一人だけ近くにいるのは抜け駆けかな? 私のモノになりたいとか?」
 不安そうな顔を見て、思わず微笑みかけてしまった。
 頬を染めて視線を外すのが可愛い。

 燐さんが驚いたようにこちらを見ていることに気付いた。
「……何か?」

「その子が見えるのですか?」
「ええ……見えてはいけないの?」
 燐さんのところでは仙道や魔術も取り入れているらしいことは聞いていた。
 幽霊とか、見えてはいけない何かなのだろうか。

 燐さんは少し真面目な顔になって変なことを訊いてきた。
「愛流多様、女の子と愛し合われるとき、ディルドなどを用いられることはありますか?」
「……はい、使ったりすることもありますけど……」
「それでは、最高級のディルドを使ってみるおつもりはありませんか?」

「それは、少し興味もひかれますけど、今回は女の子を買いに来たので……」
「その子を可愛いとおっしゃいましたね、近くに置いてもかまわないと思われますか?」
「ええ、もちろん良いですけど、たくさん買うつもりは無いし、まだこの子に決めたわけではないのですけど……」

「お願いがあります、この子の御主人様になっていただけないでしょうか。私はここにいる子たちに良い御主人様を見つけてあげたいと思っています。あなたなら、どの子が買われても幸せにしてくれると思ってご依頼を受けました。でも、この子の御主人様になっていただけるのはあなただけみたいです。この子を見つけたのはあなたが初めてです。あなた以外の人にはたぶん見えません」
 この子がどういう存在なのか気になるが、少し独占欲と優越感を刺激された。

「もしかしてこの子、幽霊とか霊体とかそんな感じなんですか?」
「少し違います。愛流多様が見ているのはこの子のイメージで、愛流多様の心がこの子、宝露(ほろ)の心とつながったいうことです。心が触れあっていて、宝露の心のイメージが見えているのです」
 この子は宝露と言うらしい。

 ふと、宝露が股間の辺りを隠していることに気がついた。
 もっと早く気付くべきだったが、宝露は女の子の服装ではない。
 可愛いので勘違いしていたのかもしれない。

「宝露さんって男の子?」
「そうです。ただ、その宝露の姿は心に映ったイメージに過ぎませんが」

「心の中だけにしか居ないってこと?」
「いえ、彼の本体はちゃんと居ます。ただ、あまり人前に出られる身体ではないのです」
 私は宝露が動けない身体なのかと思った。
 その想像はある程度正しかった。

「宝露さんは結構良い感じだけど、でも女の子の方が……」
「そうですよね、でも、宝露はとても特別なので、もしかしたら愛流多様のお役に立てるかもしれません。宝露に会っていただけませんか?」

 私は誘われるまま長い通路を抜け、閉ざされた部屋に入った。
 かなり厳重に封印された感じの部屋だった。
 食事などはどうしているのだろうか。

 暗い部屋に明かりが点いた。
 水槽のようなケースがあるのがわかる。

 その水槽の中にいるのは、双頭ディルドのような肉棒だった。
 何も知らされていなかったら、エッチな形の知らない生き物だと思っただろう。

「……これが、宝露さん?」
「そうです」
 初めて宝露が話した。
 私の心に見えているイメージだという少年は、しっかり私を見て話した。

「僕はこれ以上ないほど、男の子です。僕の身体は男の子としての部分しか無いんです。愛流多様に好かれる要素は何もありません……でも、こうして心が触れあえる愛流多様にお仕えしたいです。見ての通り、ディルドとして使っていただけます。僕を使えば、他の女の子を愛するときも少しお役に立てると思います……でも、もちろん、愛流多様が選ぶことです。女の子がお好きな愛流多様には、僕の姿を見られたらダメかなとも思ってます。でも、お見せしない訳には行きません。僕はかなり奇妙な存在ですから」

 宝露という少年が、自分の姿を見せることにどれほどの勇気が必要なのかは解らない。
 平気な心の持ち主もいるかもしれない。
 でもこの少年は勇気を振り絞っているな、と感じた。

 水槽の中の肉棒をじっくり観察してみる。
 イメージの中の少年が頬を染めた。

 ディルドとしては良くできているというか、本物なんだからディルドというのは違うだろう。
 心に見えている可愛い少年のそれだと思うと、あまり嫌悪は感じない。

「……あの、試してもいい?」
「!!……勿論です、女の子を呼びましょう」
 燐さんが準備してくれた。嬉しそうだ。

 宝露のことは、他の少年少女にもあまり知られたくないようだ。
 女の子が一人だけ呼ばれた。
 儚螺(くらら)ちゃんというそうだ。この娘も可愛い。

 ベッドが用意され、儚螺ちゃんが脱がせてくれた。
 宝露が水槽から取り出された。

 双頭ディルドにしか見えない少年を恐る恐る触ってみた。
 少年のイメージが震える。

 少年の反応が楽しくなってきて、ふにふにと揉んだり撫でたりしてみた。
 心に映る少年が悶える。
 彼が見えない、心がつながらない人には紹介できないのだろう。
 こうして悶える少年の姿が見えないなら、彼を愛せないだろう。

 おっぱいで包むように抱きしめ、キスしてみた。
 先っぽからにじみ出す液体は美味だった。
 燐さんの所の性奴隷少年として、しっかり育てられているようだ。

 初めて味わう性奴隷の少年のお汁は美味しくて、しばらくちゅっちゅと吸ってしまった。
 これほど咥えやすい少年は他にいないだろう。

「……愛流多様、どうぞ味わってください……」
 宝露が私を呼んだ瞬間、もっと美味しいミルクが迸った。
 愛華さんのお気に入りの精露君にも負けてないのでは、と思わせる美味だ。

 舌だけではなく、お口全体が絶頂した。
 飲み込むのが少し怖い。
 お腹まで気持ち良くなってしまうだろう。
 でも吐き出すなんてとんでもない。
 コレは私のために宝露が注いでくれたのだ。

 少し飲み込むと、やっぱり喉からお腹に絶頂に近い快感が落ちてゆく。
 気がつくと、イメージの中の宝露がスカートをはいていた。
 女の子の服装になっている。
 私のためみたいだ。

 イメージの中で私は女装した宝露のオチン×ンを美味しそうにしゃぶっている。
 宝露も気持ち良さそうだ。

「それじゃあ宝露君を使って儚螺ちゃんの相手を試させてもらおうかしら。宝露君、よろしくね」
 私は宝露をオマ×コにあてがい、ゆっくり挿入した。
 一回射精したのだけど、ぜんぜん萎えない。

 ディルドを入れたことはある。
 人肌に近いものも使ったことがある。

 宝露は違う感じだった。
 温かく、吸い付いてきて、なんだかひくひく動く。
 先端が入ると、自然に潜り込んできた。

 潜り込まれるのは予想してなかった。
 カタツムリが這うように膣壁に吸い付いて移動しているみたいだ。
 かなり凄い感覚。

 私はそれだけで絶頂したみたいだが、宝露は奥まで達してもまだうごめいていて、快楽から休ませてくれない。
 宝露の動きは、それ以上行けないのに、もっと奥まで入ろうとしているようだ。

 儚螺ちゃんを正常位で押し倒した。
 宝露は半分くらい私のオマ×コから突き出ている。
 長さや大きさや形は変えられるみたいだ。
 双頭ディルドは形に合わせて体位を変えなければならないのだが、宝露は自分が調整してくれるようだ。

 儚螺ちゃんのオマ×コに突き入れると、オチン×ンで女の子を犯す感覚が伝わってきた。
 というより、私は今、半分男の子になっているみたいだ。

 宝露は私のオチン×ンの役目をしっかり果たしてくれている。
 それでも深く突き入れると、オマ×コを合わせる快感もちゃんとあって、ああ女の子でなくなってはいないのだな、と確認できた。

 イメージの中の宝露は気持ち良さそうに儚螺ちゃんを犯している。
 私を犯しているのではない。
 私のオチン×ンの役目をしているので、そうなるのは解る。

 なんだかちょっと胸が苦しくて、そう感じた自分に戸惑ってしまう。
 この少年に嫉妬するってどういうことなのだろう。
 私の膣内にちゃんと居るのに。
 私も女の子を犯すのは気持ち良いのに。
 ああ、そうか、宝露は私の膣内にも入っているのに、イメージの少年は儚螺ちゃんを犯しているように見えるからだ。

 しっかり膣内に吸い付いてきて固定されたオチン×ンは、女の子の膣内の感触だと思われるものを確実に伝えてくれる。
 激しく腰を使ってしまったのは、嫉妬したような感覚を忘れるためだったのかもしれない。

 その感覚が、射精感がこみ上げるという感覚なんだな、と気付いたのはかなり後のことだ。
 何かが高まって行き、私と宝露は射精した。
 儚螺ちゃんの膣内と、私の膣内と両方に注いでいるようだ。
 ちゃんと私の膣内にも射精してくれたことがうれしかった。

 儚螺ちゃんから離れると、ちゃんと私の膣内にくっついてきた。
 宝露が儚螺ちゃんのオマ×コから抜かれるとき、コレは私のオチン×ンなんだな、と感じた。

「宝露さんをもらいたいのだけど、予算は足りますか?」
「もちろんです。宝露を買っていただけるなら、サービスで女の子を一人お付けしますわ。儚螺はどうでしょうか?」

 宝露のことを知っている娘は手元に置きたい気がした。
 これも嫉妬かもしれない。
「それでは二人ともいただきますわ」

 私はオマ×コから宝露を抜かなかった。
 宝露は小さくなって、オマ×コに潜り込んで収まってしまった。
 下着は女性用のもので大丈夫みたいだ。

 イメージの中の宝露は女装した姿になった。
 オチン×ンを出さなければ女の子に見える。

 私にだけ見えるらしい少年が寄り添って着いてくる。
 この子が私の膣内に居てくれていると思うと、なんだか不思議な感覚だった。
 私は浮かれているのだろうか。

 儚螺ちゃんが顔を拭いてくれた。
 鼻血が出ていたみたいだ。

 燐さんはとても上機嫌で送り出してくれた。
 周囲にはとりあえず、儚螺ちゃんだけを買ったということにしておくよう忠告された。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。