☆ 恋人たちを頼ること

 みんなに恋人になってとお願いして、みんな恋人になってくれて。

 明路空さん、舞月姫さん、明路空さんが保護してくれていた女の子たちも、そのまま館に居ることになった。僕の恋人として。

 他の、搾りに来てくれていたお客様たち、派遣されるメイドさんたちにも、恋人になってくれるようにお願いしようと思った。

 でも、恋人たち、主にお嬢様たちに相談することにした。お客様がいなくなったら、困る気がするから。

「詞露のミルクは売り物じゃなくなるの? 恋人になれば、無料で飲ませてもらえるってこと?」
 オマ×コから僕のミルクを滴らせている、緋映様に訊かれる。

 お嬢様たちに膣内射精して、メイドさんたちに舐め咥えてもらいながら話している。たくさんの恋人に応えるには休んでもいられないし、僕はこの方が落ち着く。

「いや、売る分も出す、いや、搾ってもらうつもりだけど、それは、ミルクだけが必要な人に」

「僕に会うために来てくれてたのなら、恋人になって欲しい。僕は、恋人の分は飲みきれないくらい出せるみたいだから、大丈夫だと思う。ただ、僕とたくさんの恋人のためには、お金も必要だと思う。お客様がみんな恋人になってくれたら、お金に困るかも。どうしたら良いのかな? 考えてるけど……」

「そうね、みんな恋人になっちゃうわよね。でも、詞露、あなたのお金で助けてた女の子たち、あの娘たちみたいに、あなたが困ってたら、みんなお金をくれるわ。でも、それも嫌でしょうね」

「うん、だって、今は、助けてもらわなくても大丈夫なんだし。もしかして、変えない方が良いのかな?」

「もう遅いわ。明路空さんたちを恋人にしちゃったでしょう? お金の無い娘にも、お金持ちのお客様にも、恋人になって欲しいのでしょう?」

「うん、そうだ、どうしたら良いんだろう……」

 紅華様の表情が笑っている。というか、みんな笑いをこらえているような感じだ。何だろう? 僕はおかしなことをしてるのだろうか?

 紅華様が僕のソックスを脱がせ、足に頬摺りしてくれる。
「詞露、あなた、お金を使ったこと無いでしょ? この館にはお店も無いし、必要なモノは手に入るわ。何で、お金が必要なの?」
「え?」
 言われて気がついた。何で僕はこんなにお金を気にするのだろう?

「あ……でも、お客様たちは僕のミルクを買ってくれて、お金を払ってくれて、それで僕はここに居られて……そうですよね?」

 緋映様に反対の足も捕まえられた。
「そうよ。そうね、詞露、あなたのミルクの収益、使い方、詳しく説明しなくちゃね。この館の維持費、あなたとみんなの生活費、それだけなら、もう十分よ。お金を稼がなくても大丈夫。貯めてあると思って」
 そうだ、お金は貯めておくこともできる。それは知ってる。僕の貯金もある。でも、お嬢様たちの言う貯金は、何のためだったのだろう?

「でも、あの、助けるために使ってた分とか、僕がみんなと、何処かに行くためのお金とか、たぶん、そこまでは、足りませんよね? それに、恋人が増えたら……」

 美赤様が後ろから抱きついてきて、耳を噛まれた。
「そうねえ、詞露、あなた、恋人は自分が養わなきゃいけないって思ってるわね? だから、これまで、遙愛さんだけだったのかな。遙愛さんを養ってたつもり?」

 遙愛は僕のミルクしか栄養として飲めない身体だ。でも、僕のミルク搾りを手伝ってくれて、一番上手で、お給料ももらっていた。

 遙愛は、もし僕の恋人じゃかったら、自分のお金で僕のミルクを買うだろう。

「遙愛、ごめん、遙愛は僕のモノだって思ってた。いや、遙愛が一番自由なのに、僕から離れることもできるのに、それが怖くて、縛り付けたかった。ごめん」

 遙愛は僕の手を捕まえて抱きしめる。
「詞露、私の身体は詞露のミルクが必要で、詞露の身体は私じゃなくても大丈夫。あなたがそう思うのは当然よ。でも、そうね、だから、私の方が自由ね。迷う必要無いもの」
 いつものように笑っている。遙愛はいつも笑顔だ。笑いをこらえる必要はない。

「たくさんの恋人たち、詞露には必要よ。大変よね。私は詞露一人を支えれば、それで良かった。でも、詞露、あなたみたいな、か弱い恋人を支えるのも大変なのよ? 遙愛はこれまで、詞露を支えてあげられたわよね?」

「そうだった。ありがとう」
 僕はみんなに支えられていた。心も身体も。みんなで支えてくれている。今も。

「みんな、僕より強くて、僕の方が助けてもらってたのに、調子に乗ってた。ごめんなさい」

「でも、何処かへ行きたい。手紙をくれる娘たち、助けてた娘たちも、これからも助けたい。みんなとも一緒に居たい。お客様たちにも、恋人になってほしい。そのために、どうしたら良いでしょうか?」

 僕はお利口じゃないのに、何を迷っていたのだろう。お利口じゃないから、仕方ないのだろうけど。
 恋人たちは、僕より頼りになる。それに、自分だけのことでもない。

「欲張りね。でも、恋人のお願い、聞いちゃった。どうする?」
「もちろん、叶えるわ。私たちにできることなら」
「そうね、詞露、あなたの恋人たちの力、教えてあげるわ。少しだけ」
 お嬢様たちが頼もしい。それはそうだ。僕に全てをくれた恋人たちだ。

 遙愛も楽しそうだ。僕を幸せにするのは、遙愛自身のためでもあるだろう。僕の心が解る遙愛だから。
「一人じゃできないことも、できちゃうわね。詞露のたくさんの恋人たち、みんなが協力したら、どんなことができると思う?」

「想像もつかない……でも、僕のさっきのお願いくらいは、叶えてくれそうな気がする。あのお願い、叶ったら、どれだけ感謝して、お礼すれば良いんだろう?」

「それを考えるのは、詞露の恋人としてのプライドに任せるわ。恋人たちをがっかりさせないようにがんばってね」

「大変かも……でも、楽しみだな。みんなにどんなお返しができるか、みんながそのとき、どれだけ喜んでくれるのか。がんばろうっと」

「詞露さん、それは、あの、あまり期待させられても困ります。怖いくらいです。詞露さんが、本気で女の子を喜ばせようなんて、そんな、ああ、もう、想像もつきません!」
 沙良羽さんが困っているような……いや、違う、喜んでるみたいだけど。

「詞露さんのせいで、私たちは、何でもできるようになっちゃうかもしれません。詞露さんがくれるご褒美、想像するだけで……もう、こうしてはいられません! お嬢様方、急ぎましょう!」

 沙良羽さんが慌てて……いや、慌ててはいない。この館のメイド長の彼女は、とても手際良く動ける。

 何かが溢れてきたのだろうか?
 それは出さないと辛いモノだ。我慢させてしまっていたのかもしれない。出せるようになったのだろう。良かった。

「えっと、射精したい、咥えてくれる?」
 三人のメイドさんにお願いする。僕はこうやって舌と唇で愛されているだけじゃ射精できない。もっと包まれないと。
 僕を射精させないように愛するなんて、これまで無かった。もう、ミルクのためだけじゃないのだ。
 でも、やっぱり射精もしたい。でも、前より苦しくない。僕もこんなに我慢できた。

 三人のメイドさんには、しっかり三回の射精で応えた。

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