☆ 一人で行くこと

 洞窟に向かうのは一人です。こんな風に一人になるのは初めてかもしれません。目覚めた時も陽魅華が居てくれました。

 ダークエルフさんたちは途中まで案内しようと言ってくれましたが、クレナさんが止めました。誰に案内してもらうかで喧嘩になりそうだったので、みんな納得しました。僕は少し残念だったけど。

 地図は魔法がかかっているらしく、変化しながら目指す方向に導いてくれます。途中で警告らしい縄を越えました。危険な場所に入ったようです。

 それでも洞窟までは何もなくたどり着けました。クレナさんにもらった水晶珠が光り始めました。暗くなると光る照明器具だそうです。

 僕は一人になって、不安も感じますが、それ以上にエッチな気分が高まって悶々としています。主に視線から発する性衝動が溜まってしまっています。女の子を見ないとこんなにつらいとは思いませんでした。

 陽魅華が誰かにオマ×コを舐められていることを感じます。陽魅華の快感はいつももっと漠然と伝わってくるのですが、今はなんだか良く解ります。絶頂に達する直前に刺激が止まりました。

 陽魅華も悶々としていることが解ります。少し冷めてくると、また愛撫が始まりました。

 なんとなく解りました。陽魅華は拘束されているのでしょう。何度も絶頂の寸前で止められ、そのことが僕にも伝わって、僕が発する性衝動に混じったみたいです。

 ダークエルフさんたちを落ち着かなくしてしまったのはそのせいでしょう。なんとかしないと陽魅華もおかしくなってしまうでしょう。

 この洞窟にある花をクレナさんに持って行けば、僕は陽魅華を助けられるくらいになれるらしいです。悶々とする気持ちを振り払うように足を早めます。

 洞窟の奥に灯りが見えてきました。扉があります。魔物が居ると聞いていましたが、文明的な生活をしているようです。それとも、魔物とは別の誰かでしょうか。

 他に道は無いようです。扉を叩いてみました。返事はありません。そっと開いてみました。鍵はかかっていないようです。

 ちょっと迷ったけど、挨拶して入ることにしました。灯りがついているし、僕は隠れることは下手でしょう。
「失礼します! こんにちはー!」
「はーい」
 女の子の声がしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。