☆ 花を摘むのを迷うこと

 そっとドアを開いてみました。誰か居ることが解って、かえってちょっと怖いです。
 女の子が来ると無条件に襲われる、とクレナさんは言っていました。男性は大丈夫なのでしょうか。来たことがないだけじゃないのでしょうか。

 花の香りがしました。僕が採りに来た花でしょうか?

「あら、珍しいお客様ですねー。男の子?」
 部屋の中には、じょうろを持った女の子が居ました。エルフではないようですが、人間かどうかも解りません。どこかクレナさんや、僕を造り変えたエルフのカルアさんを思い出させます。

 奥にまたドアがありました。この部屋には、様々な鉢植えの花が咲き乱れています。
「僕は燐夜と言います。この洞窟にある花が欲しいのだけど……」
 これらの鉢植えの花が、目的の花なのでしょうか? クレナさんは、目的の花については詳しく教えてくれませんでした。僕もすぐ解ると思い込んでいました。

「あらあら、魔術の材料か何かかな? 男性に取りに来させるのは、まあ正しいですが、できるでしょうか?」
 女の子は楽しそうに笑っていましたが、ちょっと顔が赤くなっています。僕は溜まっていた性衝動が彼女に集中しすぎないように、できるだけ視線を逸らしました。でも、ちょっと見ただけでかなり注ぎ込んでしまったのが解ります。

「この洞窟の花って、この鉢植えだけですか?」
「あら、それも知らないの? いいわ、ついてきて」
 誘われるまま奥のドアを抜けます。

 しばらくまた洞窟が続き、少し広い場所に出ました。天井も高いですが、やはり洞窟の中のようです。

「新しい仲間? あれ? 違うの?」
「あ、もしかして男の子?」
「変な眼……変な気を持ってる……」

 何人もの女の子の声がしました。そこに居たのは確かに、何人もの女の子でした。洞窟の中に咲いている女の子たちでした。
 咲いていると言うのはおかしな言い方ですが、大きな茎や枝に支えられ、花びらに半ば包まれている彼女たちはそう言ってよい気がします。

 この少女花が目的の花でしょう。

「あなたが女の子だったら、花にしてあげられるのだけど、男の子は解らないわ。この娘たちを摘みとるつもり?」

「摘み採ったら、死んじゃうの?」
「枯れるわね。いつかは。でも、上手く口説けば、摘み取らせてくれる娘も居るかもね」
「ここに居れば枯れないの?」
「そんなことないわ。あなただって、いつか死ぬでしょう? そんなことを気にするなら、花を摘みに来るのが間違ってるわ」

 花少女たちは大きな花びらの中で、脚を抱えるようにして微笑んでいます。綺麗です。こんな風に花びらを纏うには、こうなるしかないでしょう。

 惹かれます。香りのせいでしょうか。その花びらに包まれて、彼女たちを抱きしめたいです。

「あなたに見られると、変な感じ……欲しくなるわ。ねえ、抱いてくれたら、一緒に行っても良いよ」
「観てくれてありがとう。誰にも観られなくても咲くのだけど……嬉しいよ」
「来て。私たちからそっちに行けないのは解るでしょ?」

「好きにして良いわよ」
 じょうろを持った少女が、僕に水をかけました。服を脱ぐのがもどかしいです。裸になりました。

「男の子だ。立派ね」
 白い花の中の、長い白い髪の少女に近づきました。抱えていた脚を開いて待っていてくれました。女の子自身の花弁に口付けすると、甘く爽やかな蜜の味がしました。蜜蜂になった気分です。

 大きな花びらは柔らかく瑞々しく、僕たちを支えてくれます。唇へのキスも甘いです。口付けしながらオマ×コを探り、挿入します。

 クレナさんのお酒ともまた違う、爽やかな美味しい唾液を吸いまくってしまいました。蝶になった気分です。

 膣内に射精しました。僕の精液は感覚を持ち、動かすことができます。花少女の膣内を探索してしまいました。吸いまくる僕から、甘い彼女の唇が逃げます。
「あ、あなた、視線だけじゃないわ、精液を動かせるの? あ、あっ、そんな、入り口から奥まで絡みついて動いてる…… 自分が女の子だって思い出しちゃった。もう、逃がさないわよ」

 花びらが閉じ、僕は包み込まれました。彼女から離れず、また腰を動かします。漏れ出てくる精液が彼女のお腹を上ってゆきます。可愛い乳首に絡みつき、お口に入り込みます。

「あ、ああん、もっと欲しい……お口の中に欲しい」
 お口に入れる前に、もう一度膣内射精しました。その後、お口の中で何度か射精しました。精液が、舐めとろうとする舌と追いかけっこします。飲み込まれた分もしばらくお腹の中で動き、彼女をほぐしてゆきます。クレナさんたちとした練習の成果です。

「キミを摘み採りに来たんだけど、魔術の材料にするらしい……僕は、恋人を森のエルフから助けるために、こういうことを練習した……キミを持って行けば、もっと凄くなれるらしい……」

「あん、あ、良いわよ、摘み採らせてあげる、あなたのためなら、良いわ」
「僕がよくないんだ、ごめん。キミが好きになった。優しい女の子はみんな好きだ」

「恋人が居るのに、そんなこと……バカにしないで、捨てられても良いの。あなた、恋人以外は、従えて、利用して、要らなくなったら捨てなさい、あん……あなたには、それでも抱かれたくなるわ」
「そうだね、ごめん。でも」
 彼女を抱きながら、迷っていました。森のエルフに対抗するには、その非情さが必要でしょう。今も、ダークエルフさんたちを利用してしまっています。

 この花少女は、僕のために枯れてしまったり、材料にされてしまったりするかもしれないのです。森のエルフたちなら迷わずそうしそうです。僕への扱いはそうでした。

 そうなるしかないのでしょうか。

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