☆ その穴を満たすのは僕

 魔王城に戻って来ました。
「あの娘の気配、あるわね。探し易い娘だわ」
 まだ晴都姫さんのパワー吸収が続いているようです。魔力が吸われます。博士たちは大丈夫でしょうか? 心配です。

 ひとつ、気になることがあります。博士が僕を逃がしたことです。
 僕が大丈夫であることが分からなくて、緊急避難だったなら良いのですが。何か、晴都姫さんに近付いてはいけない理由があったとしたら、心配です。

 でも、急ぎます。迷っている時ではありません。晴都姫さんの気配は良く解ります。凶暴なパワー吸収を止められない彼女は、隠れるのには向きません。

 晴都姫さんは一人だけでテラスに居ました。
「晴都姫さん! 博士やみんなはどうしました?」
「魔王様の部屋に避難させたわ。あそこは独立空間なのね」
 そうでした。僕の私室は、僕が許可しなければ誰も入れません。でも、博士たちなら入れるでしょう。部屋が判断してくれます。
 そして、あそこは独立空間です。晴都姫さんのパワー吸収も避けられるでしょう。遠く離れれば効かないものなら、避けられるはずです。

「晴都姫さん、みんなを助けてくれてありがとう」
「そんなこと、言わないでください。私が来なければ良かったんですから」
「いや、来てくれてありがとう。祥華さんも寂しかったみたい。晴都姫さんに会えなくて」
 晴都姫さんが少し微笑んでくれました。

「晴都姫さん、僕の魔力を吸ってください。吸い尽くせないはずだ。晴都姫さんのパワー吸収を、僕の魔力で満たして、他の人の生命力までは吸収させないようにしたい」

「ありがとう、魔王様。でも、私は、そこまでしてもらうような存在じゃないです。祥華ちゃん、また、私を壊して。いつかまた復元しちゃうかもしれないけど、しばらくは誰にも迷惑かけずに済むと思う。昔、壊してくれてありがとう」

「晴都姫、バカっ、お礼なんて言わないでよ! 私、嫌だった、辛かったんだから! 私に期待しないで! あなた、酷いわよ、私を苦しくさせて……でも、あなたも苦しい、それは解るから」
「魔王が止められるか、試して、お願い。止められなかったら、また、私があなたを壊すから」

「魔王、晴都姫さんはあなたのお城に来た侵略者よ。でも、可愛い女の子。あなたのやり方は?」
 リリーさんが背中を押してくれました。
「あっ、そうだ。お願いなんか要らなかった。部下はみんな敵わなかったけど、まだ、僕はやられてない。迎え撃たなきゃ」
 晴都姫さんを抱きしめます。

 晴都姫さんは避けようとしました。でも、捕まえました。僕だってそれなりに動けます。怒っている時の祥華さんを落ち着かせるために捕まえるより簡単でした。
 自分で言うのも何だけど、女の子を捕まえるのは結構得意だったみたいです。祥華さんを落ち着かせるために捕まえていましたから。
 望まない娘にしたことはあまりないけど。あ、それはそうだ。祥華さんが本気で怒りますから。晴都姫さんも本気で嫌がってはいません。

「魔王様、危ないです、私にそんなに近付いたら、あ、あんっ!」
 晴都姫さんのパワー吸収が僕の魔力をぎゅんぎゅん吸い取っています。遠く離れれば効かなかった能力、近付けば強まります。でも、だから、僕が一番近くに居れば。その吸収量を、僕の魔力量が超えられたら。周りには、他の人には効かなくなるかも。

 ん、何だか、気持ち良いです。無限にできる射精を、我慢しなくて良い感じ。僕は我慢していた訳でもないです、みんなに注ぎまくっていました。でも、こんなに魔力出せるんだなあ。
 そんなことを考えながら、てきぱきと晴都姫さんを押し倒し、挿入します。無駄の無い、流れるような動き。祥華さんを押し倒すことに比べたら、簡単すぎます。
「んあっ! あっ、ああっ!」
 初めてみたいです。そうだろうなあ。晴都姫さんを押し倒せる存在なんて居なかったでしょう。優しくしなきゃ。

「んにゃっ!」
 思わず僕も変な声が出てしまいました。
 晴都姫さんのオマ×コ、凄いです。
「晴都姫さん、凄い! 気持ち良い! さすがの吸引力! でも、僕はどんな女の子でも満たしてみせる!」
 とりあえず射精。早すぎるけど、気にしません。僕は何回でもできます。魔力と同じで、精液も涸れたりしないのです。だから、たくさんの部下に魔力を与えることもできます。

「あ、ああんっ! 魔王様、そんな、あんっ!」
 ぬるぬるになって動き易くなって。晴都姫さんも初めてだけど感じてきたみたいです。
 これは僕の能力と言えるものです。魔力をたっぷり含んだ精液に触れるだけで気持ち良いらしいです。女の子にふりかけるだけで虜にできるかもしれません。そんなこと、緊急時以外は許されないだろうけど。僕の魔力は組織のみんなのモノだから。

 晴都姫さんを抱きしめてキスして。そのまま腰を動かして。
「んっ、んっ、んんっ!」
「ん、感じてきた? 感じてるよね。僕の魔力にそんなに浸って、我慢できないでしょ? 僕に抱かれて気持ち良いよね?」

「んあっ、魔王様、こんなに、こんなに吸ってるのに、あなたのパワー、まだまだ出てくる……あ、精液、あなたの精液に含まれた魔力、それがまだ吸い尽くせない、あんっ!」

「お-、さすが。弱まってきたわね、晴都姫さんのパワー吸収」
「そうなの? 僕にはわからないけど、僕以外への影響は弱まってる?」
 僕が感じる吸引力は変わらないどころか、強まってるようです。

「んんっ、魔王様、我慢、できなくなるっ! 私、これでも、抑えてたのにっ! 抑えて、がんばって抑えて、それでもあんなだったのに、抑えられなく、なっちゃう!」
「あ、そうか、そうだ、晴都姫さんもがんばってたんだよね。あの凄いパワー吸収でも、抑えてたのか。じゃあ、溜まってただろうな。楽しみだ。こんなバキュームオマ×コ、初めてだ。もっと凄くなるなら、そうして、お願い。僕はそれに耐えて、晴都姫さんを満たして、虜にする。僕の部下にする。愛人にする。そして、祥華さんを倒して、祥華さんも虜にして、世界征服する」

「魔王様、何で、そんな、自信あるんですか? あなた、私に吸い尽くされないと思ってる。私に恩を売って、従えられると思ってる。祥華ちゃんにも恩を売って、懐柔できると思ってる。何で、そんな、できると思えるの?」

「僕ができるのは、これだから。晴都姫さんもできると思ってるんでしょ? 僕を吸い尽くす自信があるから、そんなこと言うんでしょ? 僕は、祥華さんの本気のパンチも受け止めたことがある。晴都姫さんは壊されたんだよね。僕の方が強いかも」
 射精はもう止まりません。晴都姫さんの大きくもない身体を満たすには十分でしょう。だんだん満ちてきていることが解ります。精液を形作る魔力が吸われて、でも無くなる前に補給されて。

「んあっ、魔王様、もう、容赦しません! 祥華ちゃんをあなたの毒牙にさらす訳にはいきません! 私が受け止めます! あなたの魔力、搾り尽くして、世界を護る! ああんっ! あ、あっ、あっ……」
 おお、まだ吸います。凄い。
 晴都姫さんが我慢を止めたみたいです。彼女も感じ始めました。
 墜ちたな。もう、僕のモノになるでしょう。

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